番外編みたいなものなので気にしないでどうぞ。
ヘル・マーガトロイドに萌えるスレ
「このスレは最近○○町に出没していると言われるかつてのヨーロッパを脅かした魔王ヘル・マーガトロイドについて萌えるスレです。
リアルでもストーカーにならない程度に監視するならばおkですが、断じて手を出したり、危害を加えたりすることを禁止とします。スレの皆様ちゃんと節度を守って過ごしましょう。」
「一乙」
「え?なにここ?」
「あうあうー^p^」
「ヘルたんかわいいよヘルたん」
「誰?」
「かわいいなあああかわいいいなああああああおぅええええええええ(ヘルについての概要が貼ってあるURL)」
「きめぇよ氏ね
……大体の概要は分かった
で、何でこいつを今更監視しているんだ?」
「最近出没情報が入ってるんだってば」
「はぇ~ 画像キボーヌ」
「ほれ(ヘルの昔に描かれたであろう似顔絵の絵画)」
「は?(落胆)全然かわいくないやん!どうしてくれんのこれ」
「か~ら~の~(いつ撮られたか分からないヘルの無邪気な笑顔)」
「は?(喜々)すっげぇ可愛くなってる、はっきりわかんだね」
「申し訳ないがここでいんゆめネタを出すのはNG」
「詳細キボーヌ!!!」
「(ヘルについての詳細を延々と語っている。具体的に言うと、ヘルの住んでいる家の情報など)」
「は?(再落胆)こいつ彼氏いるの?」
「…いや、彼氏いるかどうかは定かではないけど、でも住んでいる家には男がいた」
「再落胆すき」
「砂肝」
「は?(嫉妬)絶対そいつ彼氏だろうが」
「いや、監視してみた限りだとそうは見えないんだよなぁ」
「監視してんの?きっも一回死んどけ」
「別に俺は気にしてないから。お前らが悪いと思ったならそれでいいよ」
「何そうやって自分だけなにも気にしてない気取り?くっさ」
「くっさでしか批判できんのかこの猿ゥ!」
「そうやって自分の事棚に上げて相手のこと馬鹿にするんだ。うっわサイテー」
「くっさ以外で批判している+1145141919810」
「ちょっとホモが多すぎやしませんかね・・・」
「荒れてんなあここ」
「話し戻そうず」
「だからまず、ヘルたんが可愛いって話だろうが」
「だったらなんでヘルについての詳細把握してるやつがいるんだよ」
「ストーカーでしょ。そいつはちゃんと>>1読んだのか?」
「便所の落書きで育った人間にルールなんて通用するわけないだろ!いい加減にしろ!」
「そんなぁ無慈悲」
「>>1さん元気出して。ヘルたんの笑顔見てすっきりしよ?」
「はあ何この天使」
「たった今新情報仕入れてきたったった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ストーカーかお前。これ以上は毎秒やめろ」
「(ヘルが住んでいる家の男は彼氏などではないことを告げた)」
「ファッ!? 彼氏や無いの?」
「まあこれで考えられる可能性は、ヘルが住んでいる家に元々住んでいた人物、即ち大家ってことになるのかねぇ」
「何だ大家か、安心して妄想できる」
「なあさっきからヘルたんストーカーしてイキってるやつは何者なんだよ」
「TDNキチガイ。だけど皆嫌がりながらも結果的にそいつの情報信じちゃってるんだよなぁ…ツンデレかな?」
「俺は少なくとも気持ちわりいとしか思わねえが、他の奴らは別に気にしてねえんだろうな。逮捕されても知らんぞ」
「このスレを開いた時点でお前もグルだから安心して」
「Cookieを消去すれば安心!」
「クッキー☆?」
「うるせぇ氏ね」
「本当に死んだらどうする?」
「何とも思わねえよカス」
「このスレ話題が良く逸れかけるから定期的にヘルたんかわいいよヘルたんを流そう(提案)」
「ヘルたんかわいいよヘルたん」
「ヘルたんかわいいよヘルたん」
「ヘルたんかわいいよヘルたん」
「ヘルたんかわいいよヘルたん」
「ヘルたんかわいいよヘルたん」
「間隔が短すぎる。というかくさい」
「いいじゃないここが楽しければ!」
「ヘル・マーガトロイドの住所特定完了いたしましたw」
「そマ? 証拠見せろ証拠」
「ほれ (フウマの家の画像)」
「この家に住んでいるのか? あのヘルちゃんが?」
「胡散くせえなコイツ。もっと豪邸に住んでると思ってたな」
「ひょっとして使役している人間の家なのでは?」
「あ、そっかぁ。じゃけんお邪魔しに行きましょうね」
「クッソ、どう見ても近所じゃないのが残念だな」
「住所の番号キボーヌ」
「(それはまだ)ないです。」
「あ、ない。」
「まあいいや。じゃあ午後3時集合な。使役している人間、その時間帯に居ないみたいだし」
「思ったんだけどさ、使役している人間要らなくね?」
「は?何言ってんだこいつ」
「使役している人間てさ、邪魔者でしかねえよなあ」
「言いたいことは分かるがそれが何だってんだ?」
「殺さない?」
「はい通報」
「通報しますた」
「24官僚でございますw逮捕されろ」
「なんだ通報したのかお前ら。まあいいよ画像見るからに住所近そうだし、警察に逮捕される前に人間殺してやるから見とけよ見とけよ~」
「ガチのやべーやつじゃん」
「俺もちょっと間近で見たいからそこ行ってみよ」
「は?こいつら怖いよ。ライダー助けて!!」
「>>1読めって>>1」
「危害は加えないでください」
「だからルールは通用しないとあれほど」
「喜べよお前ら。目の上のたんこぶである人間を殺すと同時にヘルも監禁しとけば幾らでもレイプできるんだぞ」
「お前公の目でそんなこと言って精神状態平気なのか?」
「よく見たらコイツIDがさっきからイキってたやつじゃねえか………こんな人間いるんやな」
「生きてちゃダメな存在ってやつだな」
「なんかアクセスしてるIDに変な奴がいるんだけど」
「どんな?」
「なんかあれだな、通報されたスレによく出没するIDだって聞いたような…」
「え?」
「どうも、ネット警察です。書き込まれたIDなどから発信源を特定し、ただ今殺害予告をした人たちの逮捕に尽力しております。犯人はもうすぐ特定され、逮捕されます。尚、このスレにはこれ以上レスは書き込めません。」
最後のレスの文字通り、ここからレスは途絶えている。
ちなみに、作者である私は5chのことについてはネットスラングしか知らず、適当なスレを見て大体の雰囲気を知ったような顔で書いた話なので、実際とノリが違うなどの突っ込みは勘弁してください。