ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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サブタイトルの割には長い文章ですが、ご覧ください。
そして一番最後に出て来るキャラクターですが、エピローグ後の重大発表で。


エピローグ

ネクサスから光を受け取ったゼロはシャイニングウルトラマンゼロとして復活し、ガタノゾーアに快進撃を行なう。

しかし、ゼロはガタノゾーアをようやく追い詰めたものの、ガタノゾーアの再生能力によって、ゼロは苦戦される。

プリキュアの妖精達はミラクルライトの力でゼロとプリキュア達に力を与える。

これによってプリキュア達はスーパープリキュアに覚醒し、ゼロも窮地から脱する。

ゼロはプリキュア達と共にガタノゾーアに止めを刺すべく、力を振り絞って強力な技を繰り出した。

ガタノゾーアも負けじと迎撃するが、ゼロとプリキュア達の合体攻撃により、消滅され、ルルイエに覆われていた闇の瘴気も消えていった。

その後、ウルトラマン達とプリキュア達はスーパーGUTSと共にトランプ共和国に帰還する。

1日過ぎて、トランプ共和国で起きたユグドラシルの侵攻阻止も含めて、ルルイエでの戦いの勝利を祝い、トランプ共和国でパーティを振る舞うことになった。

このパーティはメイジャーランドやブルースカイ王国、そしてホープキングダムからの王族も参加している。

ジョナサンとアンジュの主催でトランプ共和国とルルイエで活躍したウルトラマン達やプリキュア達を紹介する等、色々やっている。

今はトランプ共和国の料理を食している。

このパーティではるかとカナタ、めぐみと誠司が仲良くやっている光景や、メフィストの親バカぶりにアコが怒鳴ってメフィストが落ち込んだりする光景やのぞみやラブ、響が豪快に料理を食べ続けている所をりん達が飽きられる光景も見られている。

 

真理奈「マヤとひめとゆうこといおなは兎も角、まりあまでパーティに参加してたなんてね。」

 

真理奈はまのんと一緒にひめ、ゆうこ、いおな、まりあ、マヤと語り合っている。

 

まりあ「ウフフ。ウチの妹が大活躍してたんだもの。これくらい当然よ。それにひめちゃんから、マヤちゃんと一緒に海外出張に行こうって誘われてね。一緒に行くことにしたの。」

真理奈「そうなの?マヤ。」

 

真理奈はまりあの話を聞いてマヤに振り向き、質問する。

 

マヤ「えぇ。そのつもりだったから。マコト達も一緒に行くって言ってたし。」

まのん「じゃあ、私も行きます!」

真理奈「はぁ!?」

 

真理奈はまのんの言葉に驚く。

 

まのん「真琴さんと一緒にツアーだなんて滅多にない事だし、アイドルを目指す私としてはいい経験になるかも!」

真理奈「いやいや、あんたね!夏休みの宿題はどうすんのよ!?」

まのん「ほのかさんに教えてもらったおかげで全部仕上がりました!」

真理奈「もう終わらせたの!?」

 

真理奈はまのんがほのかのおかげで夏休みの宿題を終わらせたことを聞いて驚く。

 

いおな「そういえば、まのん。イビロンの方はどうするの?」

まのん「一緒に過ごすことにしました。海外出張の方も一緒に連れて行くつもりです。」

真理奈「ついでに言うけどね、あいつはもうイビロンじゃないのよ。もう名前も決めてるし。」

 

いおなは真理奈とまのんにイビロンから元に戻ったカーバンクルについて聞くと、真理奈の家で過ごすことになり、プリキュアの海外出張にも一緒に行くことにした。

そして、真理奈の口からそのカーバンクルの名前を変えた事を告げる。

 

真理奈「リュイルって名前。この言葉の意味はフランス語で光る、又は輝くって意味があるの。」

ひめ「くるるの名前の違いの差ありすぎない?」

いおな「くるるの場合、単純にカーバンクルのくるをるが付けただけだったし・・・」

真理奈「うっさいわ!」

 

ひめといおなにくるるの名前の事を指摘され、真理奈は怒る。

 

 

 

 

 

その頃、シンはなぎさとほのか、咲と舞、つぼみとえりか、みゆきとあゆみ、真琴とライラとアリア、みらいとリコと語り合っていた。

 

えりか「いや~、ゼロが石になっちゃった時はヒヤヒヤしたっしゅ・・・」

咲「ホントなり~・・・」

シン「心配かけたな。クリシスがいなかったら諦めてたぜ。」

ほのか「でもよかった。こうして話せる機会ができて。」

舞「はい。」

 

咲達はルルイエの時の事を話していた。

 

なぎさ「あの邪神のようにものすっごく大きな怪獣と戦ったニセ天使を思い出すよ。」

 

なぎさはエックスを含めたウルトラ10勇士とプリキュア達と一緒にゾグとカイザードビシと戦った時の事を思い出す。

 

みらい「みんながいなかったらここにはいなかったかもね。」

リコ「・・・えぇ・・・」

あゆみ「どうしたの?」

リコ「えぇ。ゼロ達はこうして一緒に戦えるのは嬉しい事だけど、時空の歪みがなくなったらお別れになるって考えると、つい・・・」

みゆき「あ・・・」

 

ほのか達はリコの言葉で少し落ち込む。

 

シン「そう落ち込むな、リコ。お前の言う通り、時空の歪みが消えたら俺達は俺達の使命を果たす。でもな、もしこの世界にプリキュア達でも倒せなくなった時、必ずお前らの所に行く。大切なものを守るためにもな。俺とお前らは心で繋がっている。そうだろ?」

 

ほのか達はシンの言葉に赤面する。

 

アリア「あらあら、6人共赤くなって♡」

ライラ「マコトとほのか様達がシン様が蘇って嬉しがってるのも納得しますね。」

真琴「そ、それは関係ないでしょ!?(////)」

アリア「ウフフ。顔を赤くしながら怒っても説得力ありませんよ?」

ライラ「素直に認めるのも恋の道です♡」

 

真琴はアリアとライラにからかわれて怒り、追いかける。

実はほのか達もあゆみを除く友達にからかわれ、真琴と同じように追い掛け回していった。

 

シン「?あゆみ、あいつらどうしたんだ?」

あゆみ「あ、いえ・・・(シンさん、本当に鈍感だね・・・)」

エンエン(見て分かることなのに・・・)

グレル(あんなセリフ言っといて、罪な奴だぜ・・・)

 

あゆみ達はシンの様子を見て苦笑いする。

ほのか達がパーティ会場から出ていった後、クリシスがシン達の所に来た。

 

クリシス「楽しんでるね~。」

あゆみ「クリシスさん。」

シン「クリシス。あの時はありがとな。」

 

シンはクリシスに自信を蘇らせたことで礼を言う。

 

クリシス「なんの、なんの。持つべきものはウルトラマン・・・と言いたいトコだけど、今の私変身できないんだったっけ?」

あゆみ「クリシスさん・・・」

クリシス「気にしない、気にしない。ウルトラマンもプリキュアも皆は助け合いだから。ウルトラマンに変身できなくてもできることはいくらでもあるもん。」

シン「へへっ、ポジティブだな。」

クリシス「うん!」

 

クリシスは笑顔で答える。

その時、クリシスが頭痛を起こし、頭を抱える。

 

シン「クリシス!」

あゆみ「大丈夫ですか!?」

 

シンとあゆみはクリシスを支える。

 

クリシス「えへへ・・・大丈夫だよ。今まで起きた時より軽いから。」

あゆみ「でも、あまり無理しない方が・・・」

クリシス「そだね。じゃ、夜風に当たってスッキリしてこうかな。」

 

クリシスはパーティ会場を後にして、去って行った。

シンはそんなクリシスを見届けた後、不安な表情を浮かべる。

 

シン(あの石はどこに消えたんだ・・・?それに今まで起きた時空の歪み・・・この世界では一体何が起ころうとしている・・・?)

 

シンは今まで怪獣を出現させた時空の歪みと、ガタノゾーアとの戦いの後、どこかへ消えていったストーンフリューゲルについて考えていた。

ウルトラマン達とプリキュア達は気付かなかった。

この世界に今でも不穏な空気が漂っていることを・・・

そして、この世界に新たな来訪者が訪れていることを・・・

 

 

 

 

 

 

同時刻、バラージ王国の外れにある森に小さな時空の捻じれが現れ、その捻じれからバトン状の杖を持ったツインテールの女の子と民族衣装を纏った金髪の少年が落下してきた。

 

ツインテールの少女「ふぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」

民族衣装の少年「お、落ちてるぅ!?」

ツインテールの少女「れ、レイジングハート!浮遊制御!ユーノ君の分も!」

バトン状の杖〈AllLight。〉

 

ツインテールの少女はバトン状の杖に命令し、一緒にいる民族衣装の少年と共にピンクの光を纏って浮遊し、落下を阻止する。

 

ツインテールの少女「あ、危なかった~・・・」

民族衣装の少年「びっくりした・・・」

 

2人は落下することがなくなっただけで安心する。

 

ツインテールの少女「何でこんな所にいるんだろう?確か、管理世界のデントで発掘調査をしたはずだよね?」

民族衣装の少年「うん。鉱山の奥まで行ってみたら見たことない神殿が見つけたと思ったら、急に空間が歪んで、気付いたらここに・・・」

 

2人の少年少女はバラージ王国に現れるまでの経緯を整理する。

その時、ツインテールの少女は民族衣装の少年を見て驚く。

 

ツインテールの少女「・・・って、ユーノ君!?なんで小っちゃくなってるの!?」

民族衣装の少年「え?ん?えぇぇっ!?」

 

民族衣装の少年はツインテールの少女に言われて、自身の手を見るなり、体のあちこちを見渡すとビックリ仰天する。

 

民族衣装の少年「なんで子供の姿に!?・・・ってなのは!?君まで!?」

ツインテールの少女「へ?え?ふぇ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!??」

 

ツインテールの少女は民族衣装の少年に言われて、同じように見渡すと、少年より大きな声で木霊しながら驚く。

この2人は何者なのか、そしてこの2人がなぜプリキュアの世界に現れたのか、それは新たな物語で・・・




次はこの小説の最後の投稿です。

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