ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ 作:JINISH
ゼロとティガはネクサスの元に着地する。
ネクサスは頭を押さえ、苦しみながら光に包まれ、消えていった。
よってネクサスはクリシスの姿に戻る。
クリシスは気を失っている。
ハッピー達はポップの変化の術による鳥の姿でようやくゼロとティガに追いつき、クリシスの元に駆け寄る。
ブロッサム「大丈夫ですか!?」
マリン「この人がシンさんが言ってたクリシスさん?」
ブロッサムはクリシスを抱き上げ、声をかけるが、気を失ったまま。
ゼロ「来るぞ!」
シラリーは両腕からレーザー光線を放つ。
ティガはウルトラシールドでシラリーのレーザー光線を防ぐ。
ティガはシラリーにハンドスラッシュを繰り出す。
その時、コダラーが乱入し、ハンドスラッシュを受け止め、そのまま跳ね返した。
ティガはコダラーの反撃にダメージを受ける。
ゼロはコダラーにパンチやキックを繰り出すが、コダラーは怯まなかった。
シラリーは両腕からレーザー光線を放つ。
シラリーのレーザー光線はゼロの背中に命中する。
コダラーはゼロにパンチを繰り出す。
ゼロは怯んで後退る。
ゼロ「チッ!めんどくせぇ野郎だぜ!」
ティガは立ち上がり、シラリーにゼぺリオン光線を繰り出そうとする。
ゼロ「待て!」
ゼロはティガを止める。
ゼロ「シラリーは核エネルギーを持ってる!無暗に光線技を使ったらここら一帯はお釈迦だぞ!」
ティガ「核を!?」
ティガはシラリーの体内に核エネルギーを持っていることを知り、ゼぺリオン光線を放つのをやめる。
サンシャイン「核だって!?」
ハッピー「え?どういうこと?」
ビューティ「核物質はミサイルや爆弾等に使われ、その威力は広島市や長崎市の多くの人達を犠牲にする程の爆発をするのです!」
ハッピー「えぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」
ビューティはハッピーに核兵器の威力を説明する。
ティガ「くっ!こいつを倒した後、鈍間のカメを一気に倒そうと思ったけど、核物質を持ってたなんて!」
ティガはシラリーを見てそう言う。
シラリーは口から火炎放射を放つ。
ゼロとティガはシラリーの火炎放射を躱す。
コダラーはシラリーの火炎放射を躱したティガを襲う。
ティガはすり抜け様にコダラーの攻撃を躱し、コダラーに蹴りを浴びせる。
さらにティガはコダラーにパンチを繰り出すが、コダラーに受け止められ、投げ飛ばされる。
シラリーはゼロに火炎放射を放つ。
サンシャイン「サンフラワー・イージス!」
サンシャインはサンフラワー・イージスでシラリーの火炎放射を防ぐ。
ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」
ビューティはシラリーにプリキュア・ビューティブリザードを放つ。
シラリーは凍り付かれたが、即座に破った。
ゼロ「この野郎!」
ゼロはゼロツインソードを構え、シラリーに斬りかかる。
しかし、シラリーは口でゼロツインソードを受け止める。
さらにシラリーは両腕からレーザー光線を放ち、ゼロを吹き飛ばす。
コダラーは立ち上がろうとするティガを蹴り飛ばす。
マリン「サニー!マーチ!同時攻撃行くよ!」
サニー「よっしゃ!」
マーチ「直球勝負だ!」
マリン「プリキュア・ブルーフォルテウェイブ!」
サニー「プリキュア・サニーファイヤー!」
マーチ「プリキュア・マーチシュート!」
マリンはプリキュア・ブルーフォルテウェイブ、サニーはプリキュア・サニーファイヤー、マーチはプリキュア・マーチシュートを放つ。
コダラーは3人の技を受け止め、3つの技を1つにし、そのまま跳ね返した。
ムーンライト「ムーンライト・リフレクション!」
ムーンライトはムーンライト・リフレクションを跳ね返した技を跳ね返した。
コダラーはムーンライトに跳ね返された技をまた跳ね返す。
ロゼッタ「プリキュア・ロゼッタリフレクション!」
その時、ムーンライトの前にロゼッタが現れ、コダラーに跳ね返された技を防御する。
ムーンライト「ロゼッタ!」
ロゼッタ「遅くなりました!」
ロゼッタはそのまま跳ね返す。
コダラーはロゼッタに跳ね返された技を受け止める。
コダラーは少し後退ったが、そのまま跳ね返す。
ルミナス「はぁっ!」
ルミナスはバリアを張り、コダラーが跳ね返した技を防ぐ。
今のルミナスはハーティエル・ブローチェを装備されており、防御力が向上している。
ルミナスはコダラーが跳ね返した技を即座に跳ね返した。
コダラーは跳ね返された技を受け止めきれず、ダメージを負う。
ティガはシラリーの首にキックを繰り出す。
シラリーはティガの攻撃に怯み、口に咥えていたゼロツインソードを放す。
ゼロツインソードはゼロスラッガーに戻り、ゼロの頭に戻る。
シラリーは火炎放射を放つ。
ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!」
ハッピーはプリキュア・ハッピーシャワーで火炎放射を相殺する。
ブロッサム「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ!」
ブロッサムはプリキュア・フローラルパワー・フォルティシモでシラリーに体当たりする。
マリン「ってなんであたしがいなくても使えるの!?」
マリンはブロッサムがマリンとのペアなしでプリキュア・フローラルパワー・フォルティシモを使用したことに驚く。
ブロッサムはシラリーの両腕、両足、両翼、最後に頭部に激突した。
シラリーはフラフラになる。
コダラーはシラリーの元へ駆け寄ろうとする。
ゼロ「おっと!お前の相手は俺だぜ!」
ゼロはストロングコロナゼロにタイプチェンジする。
ゼロ「真理奈!シラリーはお前に任せるぜ!」
ティガ「私が?」
ゼロ「あぁ!ダイナからティガの事聞いた。ティガの紫の姿は冷凍光線が使える。そいつで奴を凍らせとけ。」
ティガ「ウルトラマンってホントなんでもありね・・・わかった。」
コダラーはゼロに任せ、ティガはシラリーを相手にする。
ティガはマルチタイプからスカイタイプにタイプチェンジし、シラリーにティガフリーザーを放つ。
シラリーは刻々と氷漬けにされる。
ティガはシラリーを持ち上げ、空へと飛びあがる。
ゼロ「へっ!これでてめぇを地獄に送ってやれるぜ!」
ゼロはコダラーのパンチを躱し、背中から捕らえる。
ゼロ「ウルトラハリケーン!」
ゼロはウルトラハリケーンでコダラーを天高く投げ飛ばし、さらに磔にさせる。
ゼロ「ガルネイトバスター!」
ゼロはガルネイトバスターを放つ。
コダラーはガルネイトバスターを受け止め、そのまま跳ね返す。
ゼロ「それを待ってたぜ!」
ゼロは飛び上がり、足に炎を纏わせ、キックを繰り出す。
跳ね返されたガルネイトバスターを炎を纏った足に蓄積し、コダラーにキックを浴びせる。
コダラーはゼロのキックに耐えられず、爆散される。
ゼロは地上に着地する。
ゼロ「決まったぜ!」
ゼロは爆散されたコダラーに指を指す。
一方、ティガは核物質を体内に蓄えているシラリーを宇宙に持ち込む。
ティガ「ここなら爆発しても問題ないわね。」
ティガはシラリーを投げ飛ばす。
そして、ティガはランバルト光弾を放ち、シラリーに命中する。
シラリーは氷ごと爆散する。
ティガはシラリーの最期を見届けることなく、地球に戻る。
そして、ティガが地球に戻った後、ゼロ達は変身を解き、気を失ったクリシスをベンチに移動させた。
しばらく経った後、クリシスが目を覚ます。
クリシス「あ、みんな・・・」
真理奈「気が付いたみたいね。」
クリシス「あの怪獣達はどうなったの?」
つぼみ「大丈夫です。シンさんと真理奈さんが倒してくれましたよ。」
真理奈「真理奈でいいって。同い年でしょうが。」
つぼみはクリシスにシラリーとコダラーはゼロとティガが倒したことを伝えた。
クリシス「初めましての子達もいるね。私がシンが話したクリシスだよ。」
クリシスはまだ会っていなかったプリキュア達に自己紹介する。
クリシス「ありがとう、あの時は助けてあげたのに、今度は助けられたね。」
みゆき「当然だよ。クリシスさんにはいつも助けられたんだもん。」
ラブ「そうそう!あたし達は当たり前のことをしただけだよ!」
クリシス「うふふ、当たり前・・・か・・・」
クリシスは笑みを浮かべるが、先程の頭痛が残っていたのか頭を押さえる。
クリシス「うぅ・・・まだ頭が痛いな・・・」
クリシスはポケットから錠剤が入っていた銀紙を取り出す。
そして、銀紙に入っている錠剤を1錠取り出し、口に放り込む。
れいか「それは?」
クリシス「ただの頭痛薬だよ。私、時々頭が痛くなる時があるんだ。ウルトラマンに変身して戦ってる最中でも頭痛が起きててね。」
シン「さっきみたいにか?」
シンは先程ネクサスがシラリーに光線技放とうとした時、頭を押さえて苦しみ出す光景を思い出す。
クリシス「うん。ずっと前から同じことを繰り返してたよ。」
なぎさ「ずっと前からって病院に診てもらわなくて大丈夫なの!?」
クリシス「うん。もう頭痛が治まったから。じゃあ私、そろそろ行くね!シンも真理奈もみんなもまたね!」
クリシスはシン達に別れを告げる。
くるみ「なんなの、あの人?」
ほのか「なんだか変わった人ね・・・」
シン(クリシス・・・頭痛に耐えながら怪獣と戦うなんて・・・何か理由があるのか?)
シンはクリシスの背中を見て、そう呟く。
しばらく経った後、横浜コスモワールドに来園してきた客達が怪獣達がウルトラマンとプリキュアの活躍によって倒されたことを知り、被害が起きている所もなく遊びに再開することが出来た為、再び横浜コスモワールドで楽しんだ。
シン達も横浜コスモワールドで様々なアトラクションに行って楽しんだ。