ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

日課のウォーキング中に変な人(宗教の勧誘?)に話し掛けられたQooオレンジでございます。
田舎なのにあんなのが出没するとは思いませんでした。













今回もグダグダな閑話となります。










それでは 閑話「ことりの1日⑨」 始まります。

















閑話「ことりの1日⑨」

ことりの“ウイングガンダム・リトルバード”ご自慢のごんぶとビームと、凛ちゃんの“Gケット・シー”必殺の“ハロハンマー”との大激突。

 

結果から言うとぶっちゃけ引き分けでした。

 

バスターライフルのごんぶとビームは“ハロハンマー”に遮られ、“ハロハンマー”はごんぶとビームに勢いを殺されて…って感じですぅ。

 

残念無念ですぅ。

 

[[ぎにゃぁ!おのぉーれぇーだにゃ!!!]]

 

「それはこっちのセリフですぅ!」

 

お互いが必殺を目指して放ったごんぶとビームと“ハロハンマー”の一撃は上記の通りに引き分けとなりました。

 

その結果を受けてことりと凛ちゃんは互いに怨み節を叫びながら、それぞれの機体を操作して交差しました。

 

ってか凛ちゃん、おのぉーれぇー!ってドコのギム・ギンガナム?

 

そしてギム・ギンガナムってスマホで打ち込んだら義務銀河南無って変換されてちょっとびっくりしたことりでした♪

 

閑話休題♪

 

バスターライフルを撃ち終えたことりは凛ちゃんの“Gケット・シー”と交差した直後、“ウイングガンダム・リトルバード”のバーニアを左右それぞれ反対方向へと噴射させて機体を勢いよくぐるり♪と回転させます。

 

機体を回転させ終えると、メインモニターの向こう側でもちょうど凛ちゃんの“Gケット・シー”がことりと同じように機体を勢いよくぐるり♪と回転させ方向転換し終えているところでした。

 

ことりの“ウイングガンダム・リトルバー”と凛ちゃんの“Gケット・シー”が相対する距離はまだ近接戦闘の距離です。

 

この距離ならバスターライフルを放り投げて、左腕のウイングシールドからビームサーベルを引き抜いて格闘戦を仕掛けた方が良いかな?ってことりがほんのちょっとだけ考えている間に、凛ちゃんの“Gケット・シー”が先に行動を起こしやがりました。

 

[[“ラケーテンブースター”!点火だにゃ!!!]]

 

凛ちゃんは“Gケット・シー”の背中に取り付けられている大きなロケットブースターから再び火を盛大に噴射させて、機体を一気に加速させてことりの“ウイングガンダム・リトルバード”へ向かって突っ込んで来やがったんです。

 

大きなロケットブースターに推しだせれる形で一気にトップスピードまで持っていった凛ちゃんの“Gケット・シー”は、それはもうマジか!?ってくらいあっという間にことりとの間合いを詰めて来ちゃいました。

 

ガンプラバトルで間合いを詰めたらど~するか?と言うと?

 

[[ぶっつぶれやがれだにゃ!!!!!]]

 

と~ぜん、近接戦闘をおっ始めるコトになるワケですぅ。

 

そんな間合いを一気に詰めて来た凛ちゃんの“Gケット・シー”は、手にした“ハロハンマー”をことりの“ウイングガンダム・リトルバード”へ向けて全力全開!って感じで叩き付けて来やがりました!

 

バスターライフルのショートチャージVer.で反撃!とも思いましたが、ショートチャージVer.とは言えそれはそれ。

 

ど~しても若干のチャージタイムは必要ですぅ。

 

だからバスターライフル(ショートチャージVer.)の弱ぶっぱ~♪での迎撃はもうタイミング的にちょっと間に合いません。

 

なら某チュチュパイセンみたいに手持ちの銃器…ことりの場合はバスターライフルですね♪の銃身を鈍器のように使って、こちらへと振り下ろされる“ハロハンマー”を受け止めましょ~か?

 

まぁそんなコトをしちゃったらと~ぜんバスターライフルが“ハロハンマー”にグシャ♪って潰されて確実にオシャカになっちゃうから却下ですぅ。

 

だったらおとなしく回避を…とも思いましたが、ロケットブースターによって急加速した凛ちゃんの“Gケット・シー”はもうホントすぐ目の前まで来ちゃっています。

 

この間合いで今から下手に回避行動を取ったとしても絶対に間に合いません。

 

瞬間的に超加速する“soar”を使えばワンチャン間に合うかも?とも考えましたが、ことりが使える“soar”は基本的には機体が向いている方向ににしか移動できないんですよね~。

 

今から“soar”を使うと、機体の向いている方向…つまりは凛ちゃんの“Gケット・シー”の方向へと超加速しちゃうから、2機ともスゴいスピードを出した状態でごっつんこ♪しちゃいますよね。

 

互いにスゴいスピードが出た状態でごっつんこ♪しちゃったら、そりゃも~2機ともハデにクラッシュしてぐしゃ♪ってなっちゃいますぅ。

 

と、そんな感じにコンマ(絶対に反対から読んじゃダメですよ♪)数秒のうちにあれこれとどうしようか考えを巡らせているうちに、凛ちゃんの“Gケット・シー”はもう目の前までやって来て“ハロハンマー”を振りかぶっていました。

 

その光景を見ながらことりは自分の優柔不断さを呪っちゃいました。

 

コンマ(逆から読んじゃ…えっ?もうこのネタは飽きたから言わなくてもイイですか?)数秒のうちとは言え、あれこれと対策を考えているうちにスゴいスピードで一気にこちらとの距離を詰められちゃったことりが選べるよ~な選択肢は、もうぶっちゃけ防御くらいしかなく残っていなかったんです。

 

凛ちゃんたちと戦う前に戦ったSDの“フルアーマーガンダム”との戦闘での迂闊な行動のせいで、耐久値が半分を切っちゃっているシールドを使っての防御って言うのはと~~~~っても不安ですぅ。

 

けれど………

 

「耐久値半分でも気合いを入れれば何とかなるハズですぅ!!!」

 

こうなったらヤるしかねぇ~ですぅ!

 

そんなこんなでグダグダと考えているうちに防御するしか選択肢がなくなったことりは、“ウイングガンダム・リトルバード”の左腕のシールドを機体の前面に構えて“ハロハンマー”を受け止めるコトにしました。

 

ロケットブースターで加速したスピードがたっぷりと乗った“ハロハンマー”の一撃が、ことりの“ウイングガンダム・リトルバード”の構えたシールドへと迫ります。

 

ことりはメインモニターいっぱいに広がる黄緑色の球体を見ながらぐっと歯を食い縛って来るべき衝撃に備えました。

 

そして…

 

[[銀河の果てまで吹っ飛べやがれだにゃ!!!“エクスプロージョン・インパクト”!!!!!]]

 

“ウイングガンダム・リトルバード”が構えたシールドと、スピードに乗った“Gケット・シー”の“ハロハンマー”が激突します!

 

激突の瞬間、メインモニターいっぱいに広がった“ハロハンマー”が大爆発しやがりました!

 

「ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!?」

 

ちょ!ば、爆発!?

 

なんでハンマーがいきなり爆発するんですか!?

 

インパクトの瞬間に爆発した“ハロハンマー”の一撃によって粉々に砕けたシールドの欠片が視界から遠ざかって行きます…とかなんかそれっぽいコトを言ってますけど、ぶっちゃけ“ハロハンマー”でぶっ叩かれた衝撃と爆発の衝撃のW衝撃で吹っ飛ばされてるだけだったりしてますぅ。

 

ってかそ~じゃなく!

 

まずはそれよりも吹っ飛ばされてやっべーいコトになってるこの状態を何とかしなきゃですぅ!

 

「バーニアとスラスターを使って…!」

 

ことりはあちこちのバーニアと背中のスラスターを噴射しまくって吹っ飛ばされてやっべーいコトになってる機体をど~にか安定させようとがんばルビィします。

 

ことりの必死の努力のかいもあって、吹っ飛ばされてやっべーいコトになっていたことりの“ウイングガンダム・リトルバード”の体勢をど~にかこ~にか立て直すコトに成功しました♪

 

うっしゃ♪おら~♪こっから大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのことりちゃんの大♪反♪撃♪が始まりますぅ♪って言おうと思ったんですが…

 

[[もーいっこオマケのぉぉぉぉぉ!ギガぁぁぁぁ!インパクトォォォォォォ!!!だにゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!]]

 

凛ちゃんの“Gケット・シー”が“ハロハンマー”を振りかぶって猛スピードで再び突撃して来やがったんですぅ!

 

「ほげっ!?」

 

ことり、思わず変な声が出ちゃいました♪

 

いや~ん♪恥ずかしいですぅ♪

 

って!んなアホなぶりっこしてる場合じゃねぇ~ですぅ!

 

再びことりの“ウイングガンダム・リトルバード”の目前まで迫る“Gケット・シー”の“ハロハンマー”。

 

よく見るとさっき爆発したっぽい方の“ハロ”のおめめがバッテンになってますね~。

 

爆発したらおめめがバッテンになるとか何てムダなギミックなんでしょ~か。

 

って!だ~か~ら~!さっきも言ったよ~な気がするけどそんなアホなコトを言ってる場合じゃねぇ~んですぅ!

 

迫り来る“ハロハンマー”。

 

シールドはさっきの攻撃で粉々に砕けちゃったからもう防御するコトは出来ません。

 

だから…!

 

「こ~するんですぅ!ちょいやさっ♪ですぅ!!!」

 

右足の足裏に設置されているスラスターを全力で噴射して、その勢いを使って右足を振り上げます!

 

[[うにゃ!?]]

 

勢いよく振り上げられた右足は、今まさにことりの“ウイングガンダム・リトルバード”をグシャ♪っとしよ~としていた“ハロハンマー”をナイスタイミング♪で蹴り上げました♪

 

[[マジかにゃ!?]]

 

「マジなんですぅ♪」

 

そんな短いやり取りをしつつも、ことりは右足で“ハロハンマー”を蹴り上げた状態からそのまま“ウイングガンダム・リトルバード”を縦にぐるん♪と回転させます♪

 

機体がぐるん♪と1回転とすると、目の前にはことりの“ウイングガンダム・リトルバード”に“ハロハンマー”を蹴り上げられて、まるでばんざ~い♪してるような体勢になっちゃってる凛ちゃんの“Gケット・シー”がこんにちはですぅ♪

 

ことり、こ~見えてもちょっとくらいは格闘戦だって出来ちゃえるんですよ♪

 

ど~ですか?スゴいでしょ♪

 

えっへん♪

 

さてさて♪ばんざ~い♪している凛ちゃんの“Gケット・シー”をど~してやりましょ~か?

 

とりま…

 

「そのがら空きのドテッパラにとりゃ!ですぅ♪」

 

ばんざ~い♪してお腹まる見えな“Gケット・シー”のドテッパラにちゅん♪ちゅん♪キックですぅ♪♪♪

 

ことりはえいや♪っと“Gケット・シー”のドテッパラを踏みつけるよ~な感じでキックをお見舞いしてあげました♪

 

俗に言うケンカキックってヤツですね♪

 

ソラ君もよく使ってる必殺技ですぅ♪

 

※違います。

 

ドテッパラにちゅん♪ちゅん♪キックを喰らった凛ちゃんはと言うと…?

 

[[ぎにゃっすっ!?]]

 

とか謎の悲鳴をあげながら蹴り飛ばされて行きました。

 

真面目に“ぎにゃっすっ!?”って凛ちゃんのあの鳴き声はなんなんでしょ~か?

 

っと♪そんなコトを呑気に考えているヒマはなっしんぐ~♪ですぅ。

 

せっかく蹴り飛ばしたんですかられっつら追撃ですよ♪追撃♪

 

ちょっと距離が離れちゃったから、やっぱりここはアレの出番ですよね♪

 

ア♪レ♪

 

そう♪バスターライフル先輩の出番ですぅ♪

 

てなワケで♪

 

「バスターライフル♪れっつらぶっぱ~♪ですぅ……あれ?」

 

“ウイングガンダム・リトルバード”の右手に持たせていたバスターライフルを、ケンカキックで蹴り飛ばした“Gケット・シー”へとぶっぱ~♪しようと構えた………つもり立ったんですが…。

 

「ちゅん!?なんでバスターライフルが無いんですか!?」

 

“ウイングガンダム・リトルバード”の右手に握らせていたハズのバスターライフルがなかったんです!?

 

なんで!?

 

ど~して!?

 

さっきまではちゃ~んとバスターライフルを右手に持っていたハズなのに!?

 

それなのになんで無いんですか!?

 

オカシイデスヨカテジナサン!

 

ちゅんちゅん♪ちゅんちゅん♪と某スペシャルな少年のセリフもソロリと織り交ぜながら混乱しまくりな頭でことりが精一杯に考えた結論は…さっき凛ちゃんに爆発する“ハロハンマー”で吹き飛ばされた時に手放しちゃった♪ってモノでした。

 

なんで手放しちゃったかな~って思ったそこのアナタ!

 

むぅ!むぅ!むぅ!

 

だ、だってしょ~がないじゃないですか!

 

アレだけド派手な爆発で吹き飛ばされたんですよ!

 

そりゃバスターライフルのひとつやふたつくらい思わずって感じで手放しちゃいますよ!

 

そ~こ~しているうちに、蹴り飛ばした凛ちゃんの“Gケット・シー”がプシュ♪プシュ♪とバーニアを噴射させて体勢を立て直そうとしていました。

 

追撃を仕掛けるにはもうあまり時間は残されていません。

 

こ~なったら“soar”を使って一気に距離を詰めてビームサーベルでブスっ♪っと刺しちゃいましょ~…とも思ったんだけど、肝心のビームサーベルがさっきの爆発する“ハロハンマー”を防いだ時にぶっ壊れちゃったシールドの中に入っていたから今はもう手元にはありません。

 

バスターライフルもビームサーベルも行方不明。

 

マシンキャノンは射程的にちょっと微妙。

 

あれ?これってもしかしなくてもこの微妙に離れた距離だとことりには攻撃手段が無い感じじゃねぇ~ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

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