ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ウォーキングしながら怖い話を聴くのが日課なQooオレンジでございます。
今回もグダグダな閑話となります。
それでは 閑話「ことりの1日⑥」 始まります。
ことりが超高速の“soar”と超火力のバスターライフルを掛け合わせて悪魔合体させた某ニンジン嫌いのウ○キ少尉のアレをまるパクりした新必殺技“零距離バスターライフル”でSD“フルアーマーガンダム”をぶち抜いたすぐあと、まるでタイミングを見計らったかのようににこっぱちの“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”がことりのところへとやって来ました。
そしてことりの“ウイングガンダム・リトルバード”の隣へと来ると、すぐににこっぱちから通信が入ってきました。
[[アンタ、アレだけぎゃーぎゃー言ってた割にはアッサリと墜としたじゃない。]]
「そんなのと~ぜんですぅ。なんと言ってもことりちゃんはサイキョーですから♪」
[[はいはい。言ってなさいっての。]]
「ハイは1回とかソラ君にあれだけ言ってときながら自分でハイハイって言うのは草生えるですぅ。」
[[返事としてのハイじゃないから別にいいのよ。]]
「イミフですぅ。」
まぁ実はぶっちゃけど~でもいいんですけどね。
取りあえずことりは話題を変えるコトにしました。
数多ある話題の中からことりがチョイスした話題は…
「そう言えばにこっぱちの方は大丈夫だったんですか?」
にこっぱちが相手をしていたハズのことりが倒したSD“フルアーマーガンダム”のお仲間さんたちのコトでした。
確かにこっぱちが相手をしていたのは素組っぽい“ギラ・ドーガ”と“量産型ガンキャノン”と“ギャン”と“ストライクダガー”だっハズですぅ。
ってかか~な~り今さらだけど、“ストライクダガー”はプ○バンでの限定商品じゃなくて普通に一般販売でよかった気がするのはことりだけでしょうか?
だって“ストライクダガー”ですよ?
ちゃんとSEEDのアニメ本編にも登場していたMSですよ?
同じSEEDの連合系量産機の“ウィンダム”や“ダガーL”とかは普通に一般販売されてるんですよ?
それなのになんで“ストライクダガー”はプ○バン限定商品なんですか?
ことり、ちょ~~~~~~~っと納得がいかんとですぅ。
今からでも遅くはないのでぜひぜひ一般販売を!ですぅ。
それはさておき。
今はにこっぱちが相手をしていた“4機の素組っぽい野良ファイターさんたちのコトですぅ。
[[ここににこにーサマが居るってコトで察しなさいってのよ。]]
にこっぱちがややドヤ顔で言い放った言葉から、ことりは4機の素組っぽい機体さんたちがど~なったのか察しちゃいました。
「あー…まぁと~ぜんですよねぇ~。」
おぱ~いも頭の中身も身長も品性もあれもこれも何もかもが残念無念なくらいに徹底的に足りないにこっぱちだけど、こ~見えても一応はバトルロイヤル界隈では比較的有名な“無冠の女王(ノー・クラウン)”って2つ名持ちの凄腕ファイターさんなんですよね~。
まったくもって忌々しい。
[[“ヤサカニノマガタマ”でフルボッコにしてはいおしまいって感じだったかしら?]]
“ヤサカニノマガタマ”って言うのはにこっぱちの“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”に装備されているビット(SEED系だから厳密にはドラグーンですぅ♪)兵器…いわゆる“オールレンジ兵装”ってヤツですね。
「素組っぽい人たち相手にオールレンジ兵装使ってふるぼっことかベテランにあるまじき所業じゃね?とか思うのはことりの気のせいでしょうか?」
[[ガンプラバトルの厳しさを教えてあげるのもベテランの責務ってヤツよ♪]]
「ア、ハイ。ですぅ。」
ベテランの責務とかぶっちゃけことり的には興味ねぇ~ですぅ。
そんな割りとど~でもいい話をしながら、チラリとサブモニターを見てみると、バトルロイヤルの制限時間はまだまだ十分にあるっぽいのが確認できました。
これだけ時間があれば、もう2・3戦くらいはイケそうですね。
「とりま、まだ時間はあるっぽいから次の獲物を探しに行っときますか?ですぅ。」
1人でバトルロイヤルに参加しているなら、即決即断で次の獲物を探しに行ってもいいんだけど、今回はにこっぱちが僚機として登録されちゃっていますぅ。
だからことりは最低限のマナーとしてにこっぱちにこれからど~する?って聞いてあげました。
[[時間あるなら次に行く!そんなのとーぜんでしょ!]]
と、にこっぱちからはそんな答えが返って来ました。
にこっぱちも割りと好戦的ですぅ。
[[ほら!ことり!次に行くわよ!次に!]]
「ハイハイですぅ。」
[[ハイは1回!]]
「は~い、ですぅ。」
やれやれ…ですぅ。
SD“フルアーマーガンダム”を無事に撃退してにこっぱちと合流してからちょ~っとだけグダって次の獲物を探しに旅立ったことりとにこっぱちは、2人並んで周囲を警戒しながらバトルフィールドを突き進んでいました。
あれからハイ・モックさんの集団を見付けては襲い掛かって全滅させたり、素組っぽい単機のソロファイターさんを見付けてはやっぱり襲い掛かってぬっ○したりと、ことりとにこっぱちは存分にバトルロイヤルを満喫していました♪
まぁバトルロイヤルを満喫って言っても、にこっぱちは強い相手がいないから不満っぽいみたいですけど。
ことり的にはむしろ強い相手がいない方がえぇ~やん♪って思っちゃいますぅ。
えっ?2話くらい前に少しは強い相手と戦ってレベルアップしないとアカンって言ってなかったか?ですか?
ちゅん。
それはそれ。
これはこれ。
ですぅ♪
でもそんなお気楽にことり珍道中的な旅(?)もど~やら終わりっぽいですぅ。
ど~してか?と言うと…
「ちゅん!?なんかスゴいスピードでナニか突っ込んで来てますよ!?」
索敵を続けていた“ウイングガンダム・リトルバード”の広域レーダーに、こちらへと向かってスゴいスピードで突っ込んで来るナニかが映し出されたんです。
[[こっちでも確認したわ。これだけのスピードならもしかしたらMSじゃなくて大型のミサイルかもしれないわね…。]]
「ちゅん。ただの大型ミサイルなら楽チンなんですけどね~。」
この広域レーダーに表示されている反応がただの大型ミサイルならちょちょい♪撃ち落とせばそれで万事解決ですから。
けどきっとお話の流れ的にはそ~は問屋が卸さない♪ってヤツだと思いますぅ。
案の定…
[[見えたっ!って!ちょっと!?あのデカい槍持った“トールギス”って絵里のヤツじゃない!?]]
「その隣のハロを2つくっ付けたハンマー持ってる黄色い“Gバウンサー”はど~見ても凛ちゃんっぽいですぅ。」
ことりとにこっぱちの方へとスゴいスピードで向かって来ていたのは大型のミサイルなんかじゃなくてどこかで見たコトがある機体たちでした。
大型ランス&大型シールドを携えた絵里ちゃんの“トールギス・ヴァルキュリア”。
ハロを2つくっ付けたような独特な形状のハンマーを持った凛ちゃんの“Gケット・シー”。
ことりたちと同じくチーム“μ's”に所属する2人がそれぞれの乗機と共に現れやがったのです。
ど~やら絵里ちゃんと凛ちゃんの2人は、ことりとにこっぱちと同じバトルロイヤルに参加してやがったみたいですぅ。
[[凛のおバカはさておき、あのロシアンキツネの相手をするのは地味にめんどいわねぇ…。]]
「ですですですぅ。ガチムチの防御特化過ぎてマトモにダメージ入らねぇ~ですからね~。」
絵里ちゃんの“トールギス・ヴァルキュリア”は何せことりの“ウイングガンダム・リトルバード”のバスターライフルのごんぶとビームが直撃しても、装甲表面がちょっと焦げただけ♪とか思わずアホかっ!って突っ込みたくなる程度には非常識な装甲をしてやがりますからね~。
[[まぁあの謎合金製のガチムチ装甲も、流石にフルチャージしてからさらにブーストさせた“クサナギノツルギ”を直撃させればイケるとは思うんだけどね。でも…]]
「アホみたいに硬いクセに速くて当てるのに一苦労しちゃいますよね~。」
絵里ちゃんの“トールギス・ヴァルキュリア”はただ硬いだけじゃなく、かなりのスピード自慢さんでもあるんです。
だから攻撃を直撃させるのも一苦労なんですよ。
「ど~しますか?適応にあしらってからトンズラしちゃいますか?」
アッサリと負けるつもりはないけど、逆にアッサリと勝てるワケでもない。
そんな絵里ちゃんのガチムチ防御特化な“トールギス・ヴァルキュリア”。
えっ?凛ちゃんの“Gケット・シー”は?ですか?
まぁ凛ちゃんは穂乃果ちゃんと同等の脳ミソしか搭載してないから、ぶっちゃけスキだらけでど~とでもお料理しちゃえます♪
たぶん。
[[適当にあしらってトンズラ、ねぇ…うん。ソレはソレでアリね。]]
「ちゅん♪アリですよね♪」
[[アリね。しかもアリよりのアリね。]]
「ですですぅ♪」
あんな倒すのにムダに時間の掛かるガチムチ防御特化さんの相手をするのはことり的にはアカンと思うんですよね♪
だから戦略的撤退をにこっぱちに進言したら、ど~やらにこっぱちもことりの意見に賛成っぽいですぅ。
ならこのままトンズラしちゃいましょ♪とかにこっぱちに言おうと思ったその時…
[[けど…!!!]]
にこっぱちのヤローがトンデモね~コトを言い出しやがりました。
[[あのロシアンキツネに尻尾向けて逃げるってのは大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにーサマ的にはふざけんな!って感じよ!!!]]
ナニを思ったのかにこっぱちのヤローはガチムチ防御特化で戦うとガチンコめんどい絵里ちゃんの“トールギス・ヴァルキュリア”と戦うとかアホなコトを宣言しやがったんです。
「ちゅん!?マジにやるんですか!?」
[[マジよ!マジ!ロシアンキツネ相手に背中を見せるのはにこにーサマの恥よ!!!]]
「何ですか!?その背中を見せるのは武士の恥的なヘンテコなモットーは!?」
[[そのまんまの意味よ!]]
「イミワカンナイですぅ!」
これだからにこっぱちは…!
[[別にアンタに絵里のヤツと戦えって言ってるワケじゃないんだからいいでしょ!]]
「にこっぱちが絵里ちゃんとやり合えば必然的に絵里ちゃんと一緒に居る凛ちゃんの相手をことりがするコトになるじゃないですか!」
[[凛相手ならまだアンタの方が機体性能的にも技量的にも有利でしょ!]]
「まだってなんですか!まだって!そりゃ凛ちゃんに負ける気はないですけど凛ちゃんはナニするかわかんないから凛ちゃんの相手をするのはことり的には地味にイヤなんですよ!」
だって凛ちゃん、へ~きで味方を巻き込んで嬉々として自爆しやがるよ~な危ないヤツなんですよ!?
そんな危ないヤツとタイマンとかちょっとのーさんきゅーですぅ!
[[アンタだって味方を巻き込んでんのに嬉々としてバスターライフルぶっ放すでしょーが!]]
「ちゅん!地の文に突っ込むの禁止ですぅ!」
[[地の文相手に突っ込み入れるのなんてこの“ガンプライブ!”じゃ今さらでしょ!]]
「それでもですぅ!」
ってかなんでことりはにこっぱち相手にこんな必死になって突っ込み入まくってるんですか!?
ことりは“ガンプライブ!”じゃボケに分類されるキャラじゃないんですか!?
[[っ!ことり!前!]]
「まえ?まえって…前?」
にこっぱちとグダグダと毎度お馴染みのやり取りをしていると、急ににこっぱちが慌てたように“まえ”って言って来ました。
にこっぱちが言ってる“まえ”って多分“前”ってコトだと名推理したことりが、その言葉に従って前を向くと…
「ちゅん!?」
ガチムチ防御特化なロシアンキツネと自爆狂いのアホネコがもうすぐそこまで迫って来ちゃっていました。
[[チッ!グダグダ言ってるヒマはもう無いわ!ヤるわよ!ことり!!!]]
「あ~もう!しゃ~ね~ですぅ!こ~なったらぬっこぬこのぼっこぼこにしてやんよ♪ですぅ!!!」
ここまで接近されたらもう逃げるコトはムリですぅ。
ならヤるしかね~ですぅ!
と、言うワケで…
[[先制攻撃!行くわよ!!!]]
「りょ~かいですぅ!!!」
まずは先手を!ですぅ!
ことりはにこっぱちの言葉に短く返事を返しながら“ウイングガンダム・リトルバード”ご自慢のバスターライフルの銃口を、こちらへと爆走して来やがっている絵里ちゃんの“トールギス・ヴァルキュリア”と凛ちゃんの“Gケット・シー”へと向けます。
[[“ヤサカニノマガタマ”!1番から3番まで射出!]]
間髪いれずににこっぱちの“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”から3つの球状のビットが射出され、バスターライフルの射線上にするりと移動すると…
[[ブーステッドシフト!増幅フィールド!展開!!!]]
三角形に配置された球状のビットの内側に黄色い膜が展開されました。
展開された黄色い膜…それはビームとかのエネルギー系統の攻撃を増幅させる効果を持つ特殊フィールド。
[[ことり!!!]]
つまりはど~ゆ~コトか、と言うと…
「バスターライフル!ぶっぱ~ですぅ!!!!!」
ただでさえ超火力のバスターライフルのごんぶとビームが増幅フィールドで強化されて、ごんぶとビームが超ごんぶとビームになるってコトですぅ♪♪♪
さぁ!この超ごんぶとビームでぬっこぬこにしてやんよ♪ですですですぅ♪♪♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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