ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
古戦場真っ最中なQooオレンジでございます。
ただでさえボーダー上がる闇有利なのにそこにさらにVが参戦して来たので余計にボーダー爆上がりしていて辛いです。
しかも本戦中3日は平日ですし…。
今回も閑話となります。
それでは 閑話「穂乃果と凛の○○○②」 始まります。
「はい♪それでは今から私達で美味しい美味しい餃子を作って行きましょう♪」
「はーい。」
「はーい。だにゃ。」
と、言うワケで、今回は私と穂乃果と凛の三人で夜ご飯の為に餃子を作って行こうと思います♪
えっ?何ですか?今回は穂乃果と凛が穂乃果主導で四苦八苦しながらもおまんじゅうを作る回だと思ってた。ですか?
そうですねー。
私もそうだと思ってました。
ですが、それだけだと何と言いますか…こう…パンチが弱いと言いますか…味が薄いと言いますか…灰汁が足りないと言いますか…。
イマイチしっくりくる表現がありませんね…。
まぁとにもかくにも、紆余曲折的な理由で急遽、ほのりんおまんじゅう調理回ではなくうみほのりん餃子作成回に変更となりました♪
いえ、本当に本当にほんとーーーーーに、前回の最後の辺りまではほのりんおまんじゅう回になる予定だったのですよ?
凛がおまんじゅうに生魚を入れたりとそんな感じで。
ですがそもそもの話、それではこの私、園田 海未が一人称で語っている意味が無いではありませんか!
なので本日は何としても餃子を作ります!
作りますったら作ります!
どうして餃子なのか?と言うと…
「私の得意料理が餃子(とチャーハン)だからです!」
「うん。海未ちゃんがいきなりナニを言ってるのか穂乃果、よくわかんないよ。」
「凛もこれっぽっちもイミワカンナイだにゃ。」
「説明すると若干メタいお話になるので二人は私がナニを言っていたのか理解しなくても全くもって問題ありませんよ♪」
と、言うワケなので皆さんにはそこら辺のコト、ご理解とご協力をどうかお願いいたしますね♪
くれぐれももよろしくお願いいたしますね♪
よろしくお願いしてくれない悪い子には……夜な夜なお仕置きに言っちゃいますよ♪
「はい♪それではサクッ♪っと餃子を作って行きましょう♪」
「はーい。」
「はーい。だにゃ。」
「では餃子を作るにあたって、まず何をするのか…二人にはわかりますか?」
「餃子を作るのにまずナニをするのか?うーん…なんだろ?ねぇ?凛ちゃんわかる?」
「設定的に穂乃果ちゃんの脳ミソに毛が生えた程度の知能指数しか持ってねぇー凛に聞かれてもわかるワケねぇーに決まってるにゃ。って言いたいけど、それを言っちまったら今回は確実に話が進まねぇーにゃ。だから真面目に答えとくにゃ。」
「おぉ!なんか凛ちゃんすごい!」
「えっへんだにゃ。」
今回はボケが二人(穂乃果と凛)でツッコミが一人(私♪)なのでグダグダ気味になって先に進まないかも?と、思っていましたが、どうやら凛の方は今回はちょっと真面目に餃子作りに協力してくれる様ですね。
えっ?ボケが二人ではなくボケは三人なのではないか?ですか?
はて?ボケ三人とは誰と誰と誰の事なのでしょうか?
私にはさっぱりです。
まさかまさかそのボケ三人の中にこの私、園田 海未が入れられている…だなんて言いませんよね?
そんな事を言う悪い子には…うっふふふふふ♪
「ねぇ凛ちゃん?それで餃子を作るのにまずナニをするの?」
「にゃ。そんなの餃子の中身を作るに決まってるにゃ。」
「餃子の中身?」
「中身にゃ。」
「ねぇねぇ?餃子の中身ってなーに?」
「中身は中身にゃ。ほら、ひき肉とかにゃんかよくわかんない緑色の野菜っぽいヤツが入ってるヤツだにゃ。」
「ふーん、そーなんだ。穂乃果は緑色のお野菜とかよくわかんないや。」
「よくわかんないってセリフは基本的に前回の本編から凛のセリフにゃんだけど…まぁいいやだにゃ。そんなワケで答えはズバリ!餃子の中身を作る!だにゃ!!!どやっ!」
穂乃果と凛はなんだかんだと話し合って(?)私の問いに対する答えを出した様ですね。
その答えは“餃子の中身を作る”。
二人の出したこの答えは果たして正解なのでしょうか?
ではでは注目の正解発表と参りましょう♪
まぁ“餃子の中身を作る”は不正解なのですが。
と、言うワケで正解は…
「餃子を作る為にまずナニをするか…正解は“手を洗う”でした♪」
です♪
「にゃんでやねん!」
「にゃんでやねんと言われましても…料理をする為にはまず手を綺麗に洗い清潔にするのは当たり前の事なのですが…?」
「それはわかるにゃ!手をキレイにするのは料理の基本だにゃ!手をキレイにしなきゃダメなのはわかるけどにゃんか理不尽だにゃ!」
「凛なのに理不尽なんて難しい単語をよくしってましたね♪偉いですねー♪」
「ねぇねぇ?海未ちゃん?りふじん?ってなーに?」
「穂乃果ちゃんはそれくらい自分で調べやがれだにゃ!今の世の中ちょいとグ○ればすぐに出てくるにゃ!」
「ぐぐる?」
「そっからかにゃ!?」
凛も今回はボケにツッコミにと色々と大変ですね。
「3人しか登場人物がいない時にボケが2人もいたらおいおいとボケに回れねぇーだけにゃ!凛は基本ボケなのに好き好んでわざわざツッコミに回りたくねぇーにゃ!」
「地の文に対して返答はダメですよ?メタいので。」
「メタいとか言う前にまずはソコの自称ツッコミなリアルアマゾネスブシドーはボケ2人ってトコにツッコミ入れやがれだにゃ!」
「えっ?だってボケ2人って穂乃果と凛ですよね?」
「ちげぇーにゃ!今回は穂乃果ちゃんと海未ちゃんだにゃ!」
凛は一体ナニを言ってるのでしょうね?
私には全くもって理解出来ません。
「そんな事よりも二人ともちゃんと手を洗ったのですか?どうせ二人ともお手洗いに行ってもこっそりと自慰行為をして濡れ濡れになっても手を洗わないでバイキンまみれなのですから確りと洗って下さいね。」
「ねぇねぇ凛ちゃん。おてあらい?とかじーこーい?ってなーに?」
「お手洗いってのはトイレのコトだにゃ!じーこーいはオナ…って言わせんな!だにゃ!それと!流石に凛だってトイレに行ったら手くらい洗ってるにゃ!!!」
「あら?そうでしたか。それは失礼しました。」
「コイツ!絶対に微塵も失礼したとか思ってたねぇーにゃ!」
失礼な。
流石にちょっとくらいは思ってますよ?
ちょっとくらいは。
「そんな事よりも二人とも早く手を持って下さい。お手洗いに行っても手を洗わない二人の為に今回は特別に薬用石鹸ミ○ーズを用意してあげたのですよ。二人とも“μ's”ならミ○ーズで確りと手を洗いましょうね♪」
薬用石鹸は無敵ですよ♪
「だからトイレに行ったあとくらいは手を洗ってるって言ってるにゃ!」
「凛ちゃーん。早く手洗おうよー。」
「そうですよ?穂乃果を見習って凛も早く手を洗ってしまって下さい♪」
「にゃんか今回は理不尽極まりねぇーにゃ!!!」
とか言いながらも、凛は穂乃果と共に私が今回の為に特別に用意した薬用石鹸ミ○ーズを泡立てて手をゴシゴシと洗い始めました。
あ。
凛はちゃんと事前に私が用意してあった爪ブラシを使って爪の中まで綺麗に洗っていますね♪
えらい♪えらい♪
ですが凛に比べて穂乃果は…
「海未ちゃーん。手、洗ったよー。」
せっかく私が今回の為に特別に用意した薬用石鹸ミ○ーズを少しだけ泡立ててサクッ♪っと手を洗ってはい♪おしまい♪です。
調理をする者としてその手の洗い方はとてもではありませんが許容出来ません。
「穂乃果。貴女は凛を見習ってもう少しちゃんと手を洗って下さい。」
「えー!穂乃果!ちゃんと洗ったよー!」
「洗ってねぇーにゃ。いいかにゃ?料理する時は爪の中まで洗わねぇーとダメにゃ。爪の中にバイキンが入ってたりしたら大変なコトになりやがるにゃ。」
「でも凛ちゃん。その爪の中?までちゃんと洗って料理しても凛ちゃんの手料理食べた人はみーーーんなお腹壊しちゃうんでしょ?」
「…………ひんぬーとメシマズ設定は希少価値だにゃ。」
「きしょーかち?」
「にゃんでもいいからはよもう1回手を洗うにゃ。この爪ブラシ使えば爪の中もバッチリだにゃ。」
「はーい。」
可哀想ではありますが凛の手料理を食べて確定でお腹壊してしまうのは公式と言う名の絶対神が定めた凛の運命なので仕方ありません。
そんなこんなで穂乃果も凛の指導の下、私が今回の為に特別に用意した薬用石鹸ミ○ーズ(そろそろこの表現はしつこいですね…いえ、あと二~三回位はまだイケますか?)を使って確りと手を洗ってくれた様です。
「海未ちゃん!穂乃果!今度はちゃんと洗えたよ!」
「はい♪穂乃果はとても偉いですねー♪良くできました♪」
「海未ちゃんの穂乃果ちゃんへの対応が幼稚園児の幼女に対する保母さん的なソレで草生えるにゃ。」
穂乃果の知能指数は幼稚園児と道程なので凛の発言はあながち間違ってはいませんね。
「そんな事よりも餃子作りの次の作業に行きましょう♪」
「次もナニもまだ手を洗っただけだにゃ。」
「手洗いはとてもとても大切ですよ?手洗いの重要性について閑話丸々一話分を使って懇切丁寧にこれでもかと言う位に説明しましょうか?」
「遠慮しとくにゃ。ってかわかったからはよ次に進むにゃ。」
やれやれ…凛は我が儘さんですね。
まぁその少し我が儘な所も凛のチャームポイントなのですが。
「では次の作業に取り掛かりましょう。確りと手を洗ったら次は各々得意とする得物 「にゃ?得物?(にゃんか雲行きが怪しさMAXだにゃ…) 」 …素人さん達には得物と言うよりも武器と言った方がわかりやすいですね。では改めて各々武器を手に取り 「うぉい!ちょい待てぇぇぇぇー!だにゃ!!!」 いきなり大声を出してどうしたのですか?」
「どうしたのですか?じゃねぇーだにゃ!なんで手を洗ったら次は得意とする武器を持たなきゃいけねぇーんだにゃ!ってか武器なんて持つなら手を洗う必要なんかこれっぽっちも無かったじゃねぇーかにゃ!!!」
私が手を洗ったら各々得意とする武器を手に取って…と言った途端、凛が何故か荒ぶり始めちゃいました。
急にどうしたのでしょうか?
「手を洗い云々はさて置き、武器を持つのは食材…主にお肉の確保の為に今からジャングルに狩り行く為ですが?あ♪凛は素手の方が得意ですか?」
「凛は素手の方が得意ですか?じゃねぇーにゃ!なんで餃子を作るためだけに狩りに行かなきゃいけねぇーんだにゃ!しかもそんな“ひと狩り行こうぜ!”的な軽いノリで!餃子作るだけなら普通に市販のひき肉使えばいいだけじゃねぇーかにゃ!!!」
「凛?貴女は市販こひき肉と言いますが、この西木野家所有の南の島には食材を販売している店舗等は一切有りませんよ?あるのは空と海と山とジャングルだけです。」
ちなみに日々の食材は夜中にこっそりと西木野グループのスタッフさん達が補充してくれている様ですよ。
気配を消して食材補充をしてくれている様ですが私にはバレバレです♪
「食材買えるトコねぇーからって普通の女子高生は得意武器とかねーし当たり前のように狩りになんか行かねぇーにゃ!ってかさっき凛が冷蔵庫の中を見たら普通に豚か鳥か牛かはわかんねぇーけどひき肉入ってたにゃ!ソレ使いやがれだにゃ!」
「ですが折角ならば新鮮なお肉を使った方が…。」
「お肉はちょい熟成させたモノの方がうめーにゃ!!!」
むむっ。
凛の癖にお肉は熟成させた方が美味しいだなんて、随分と常識的な事を言いますね。
とてもそこら辺でネズミを捕まえて食してる(※食してません)野良猫的な感性を持つ凛の発言とは思えません。
はっ!も、もしかして…!
「実は目の前に居るこの凛は凛の皮を被った偽者…!」
「にゃんか凛の皮をかぶったとか怖いコト言い出したにゃ!?」
「皮を剥いで中身を確認すれば本物の凛かどうか簡単に判明しますね♪と、言うワケなのでちょっとその皮…剥がさせていただきますね♪」
「剥ぐな!生きてる人間の皮なんて剥ぐな!だにゃ!!!」
「問題ありません。ちょっとだけ痛い思いをするだけです♪」
「その痛いのがイヤなんだにゃ!ってか皮剥がれたらちょっと痛い程度で済むワケねぇーにゃ!!!普通に死ねるにゃ!!!」
「むぅ。凛は我が儘ですね。」
「生死がかかってるならいくらでもワガママ言ってやるにゃ!!!」
普段は野良猫程度の知性しか持っていない筈の凛が、今回は随分と賢いので実は偽者では?と思い、その真偽を確かめる為に凛の皮を剥ごうと迫ると、物凄い勢いで抵抗されてしまいました。
ここまで皮を剥がれるのを嫌がるだなんて…やはり今回の凛は凛の皮を被った偽者で間違いありません。
餃子を作る前にこの妙に賢い凛の偽者をサクッ♪っと……
「ねぇー!なんでもいいけど早くぎょーざ作ろうよー!」
滅ぼして、と思ったのですが、そこで待った(?)が掛かりました。
私と凛(偽者?)のやり取りに、これっぽっちもお話が先に進まないのですっかりと飽きてしまった穂乃果が私達の会話に割って入って来たのです。
「あと凛ちゃんがニセモノ?でもホンノモ?でも見た目は凛ちゃんなんだからどっちでもだいじょーぶ!」
そこは大丈夫ではない気がするのですが?
「まぁ良いでしょう。確かに穂乃果の言う通りです。凛が偽者でも本物でも大した問題はありませんね。」
「ソコは問題ありまくりだにゃ…。」
「では改めて餃子作りの第二行程へと行きましょう♪」
「普通に無視されたにゃ。」
「手を確りと洗ったら各々得意とする得物を 「だからもうソレはやらんでいいにゃ!!!普通に普通の冷蔵庫の中のひき肉使いやがれにゃ!!!」 むぅ。仕方ありませんね。」
この西木野家所有の南の島のジャングルには野生の豚(っぽいナニか)が生息しているらしいので、それを使って美味しい餃子を作ろうと思ったのですが…。
「それでは…あっ。」
「今度はなんだにゃ…。」
「いえ、ただ文字数が目標を超えてしまったので続きは次回♪になってしまっただけですよ♪」
「次回♪じゃねぇーにゃ!結局は手を洗ってグダグダしただけじゃねぇーかにゃ!!!」
「仕方ありませんよ。それが今回の運命なのですから。」
「運命なのですからじゃねぇーにゃ!」
「それでは皆さん♪また次回、お会いしましょう♪もちろん私達の餃子作りはまだまだ続きますよ♪」
「もう続かなくていいにゃ…。」
いえいえ♪ちゃーんと、続きますよ♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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