ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

427 / 481
皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

久し振りにガンスタにガンプラを投稿したQooオレンジでございます。
そのうち活動報告の方でも紹介させていただきたいなぁ…と思っております。








今回で本編13話は終了となります。









それでは 第13話「空飛ぶイタズラ猫妖精」そのきゅう 始まります。














第13話「空飛ぶイタズラ猫妖精」そのきゅう

あれやこれやあったけど、無事に“サイコガンダムMk-Ⅱ”を必殺“エクスプロージョン・インパクト”で爆殺してステージクリアになったあと、凛はガンプラバトルシミュレーターにセットしてあるGPベースを外して、ドアをプシューって感じで開けて筐体の外へと出たの。

 

なんだか体感的にかなり久しぶりに外に出た気がするのは気のせいかな?

 

具体的にはリアル時間で7~8週間ぶりくらいに。

 

それはとりま置いといて…凛がガンプラバトルシミュレーターの筐体の外へと出ると、ソコには凛よりも先に筐体の外へと出て来ていたソラ君がいたにゃ。

 

ソラ君はガンプラバトルシミュレーターの筐体からよいしょっとて感じに出て来た凛に気付くと…

 

「おう。お疲れさん。ラストもナイス爆裂だったな。」

 

って声を掛けて来たんだ。

 

ナイス爆裂ってドコの素晴らしい世界のアークウィザードなのかな?

 

よくわかんないけど。

 

それでね?凛は声を掛けて来たソラ君に対して…

 

「にゃ!お疲れだにゃ!」

 

って元気に返事を返して、右手を上げて近付いて行ったんだ。

 

ソラ君は凛が右手を上げて近付いて来るコトに一瞬“???”って感じになったんだけど、すぐに凛がナニをしたいのか気付いたみたいで、凛とおんなじ様に右手を高く上げてこっちに歩み寄って来てくれたんだ。

 

そしてお互いさらに歩み寄って…

 

「ハイターッチ!」

 

「おう。」

 

パチン!って高く上げた右手の手のひら同士を合わせてハイタッチ♪

 

ソラ君、チンピラ成分マシマシで絶対にハイタッチなんてしてくれないかな?って思ってたけど、凛の意図に気付いてハイタッチしてくれるなんて意外にノリがいいんだね。

 

そう言えばよくボケるとノリツッコミとかしてくれるから、別にノリが悪いってワケではないのかも?

 

えっ?ノリがいいとノリツッコミしてくれるのは別に関係ない?

 

そんなの凛的には知らんがな!だにゃ。

 

「で?どうだったよ?新しいガンプラ…“Gケット・シー”ってヤツの乗り心地は?」

 

ハイタッチを終えて右手を下げたソラ君は、そこら辺に置いてあるイスをたぐり寄せてソレによっこらしょって座ると、“Gケット・シー”の乗り心地はどうだった?って聞いて来たにゃ。

 

「にゃ。そんなのゴキゲンだったに決まってるにゃ♪」

 

“ベニャッガイ”の時とは違って“Gケット・シー”はまるで身体にハネが生えた様に軽やかに空を飛べたんだ。

 

そりゃ“ベニャッガイ”でも背中に取り付けるバックパック(ストライカーパック?)を取り替えれば空を飛べるコトは出来たけど、軽やかに飛べたか?って言われるとちょっとどころじゃなくビミョーだったんだよね。

 

まぁ防御力マシマシでその分だけ装甲が重い“ベニャッガイ”で軽やかに空を飛ぶって方がコンセプト的には違ってるんだけど。

 

「“ラケーテンブースター”だったか?あの背中のロケットモドキ?」

 

「にゃ。“ラケーテンブースター”であってるにゃ。それがどーしたの?」

 

「ん。その“ラケーテンブースター”を使った時のスピードはヤバかったなって思ってよ。」

 

「そりゃもーぶっ飛びでアゲアゲでモチがロンだにゃ。」

 

「なんだよそりゃ…まぁいいさ。で、その“ラケーテンブースター”を使った時はスピードだけなら絵里さんの“トールギス・ヴァルキュリア”を越えてるんじゃねぇーのか?」

 

「にゃにゃ?そーなの?凛、絵里ちゃんと戦ったコトないから、絵里ちゃんのガンプラがどのくらい速いかとか実はわかんないんだよね。」

 

凛ってそう言えば放課後の練習とかで“μ's”のみんなと戦ったりする時、絵里ちゃんや希ちゃんとかのベテラン組とはまだ戦ったコトないんだよね。

 

にこちゃんとはよく戦ってる気がするけど。

 

えっ?にこちゃんもベテラン組じゃないのか?

 

にゃ。

 

にこちゃんはにこちゃんでベテランとかそんなの関係ねぇーただのにこちゃんだからにこちゃんはにこちゃんなんだにゃ。

 

「そう言えばお前っていつも穂乃果や真姫の初心者組とヤってるかにこちゃんとヤってるかだったもんな。」

 

「そのとーりだにゃ!えっへん!」

 

「なんでソコで無い胸張って偉そうになんだよ…。」

 

「おっぱいちっぱいなのは希少価値ってにこちゃん言ってたよ!えっへん!」

 

「おうよ。ちっぱいが希少価値でアレにはアレの良さがあるってのには異論はねぇ。おっぱいもちっぱいもむしゃぶりつけばみんなエロいからな。」

 

「セクハラ発言乙だにゃ。」

 

「お前が振って来たんだろーが。」

 

「気のせいにゃ。」

 

「確実に気のせいじゃねぇーだろーが…。」

 

にゃ。

 

自分からおっぱいネタを振っておいてむしゃぶりつけばみんな善きかな善きかななんて言われたら流石の凛でも恥ずかしいにゃ。

 

だってソラ君、おっぱいもちっぱいもどっちでも良いってコトは凛のちっぱいなおっぱいでも良いってコトだもんね?

 

もしかして…だけど、凛のおっぱいにもむしゃぶりつきたい…とか思ってくれるのかな?

 

にゃにゃ!?もしも凛のちっぱいなおっぱいをペロペロしたい!だなんて言われたりしたら…ど、どーしよっ!?

 

お、おとなしく凛のちっぱいなおっぱいをペロペロさせてあげたら良いのかな!?

 

はっ!そー言えばソラ君ってにこちゃんと“昨夜はお楽しみでしたね♪”的なコトをしちゃってるんだよね!?

 

にこちゃんって凛よりもおっぱいがちっぱいなんだよね!?

 

だったらにこちゃんよりもちっぱいがちょっとだけだけどおっぱいな凛のおっぱいでもむしろ全然オッケー的な!?

 

もしかしてペロペロされちゃうの!?

 

凛のちっぱいなおっぱいペロペロされちゃうのかな!?

 

「まぁいいさ。とりま今度、絵里さんの“トールギス・ヴァルキュリア”とスピード勝負でもしてみればいいんじゃねぇーの?ガンプライブ!だと地区予選から徒競走みてぇーなスピード勝負のバトルって言っていいのかわかんねぇ形式のバトルもあったハズだからな。“Gケット・シー”なら“トールギス・ヴァルキュリア”と少なくとも直線勝負でならかなりイイ線…んにゃ、下手すりゃ勝っちまうんじゃねぇのか?」

 

「にゃにゃ!?おっぱいペロペロしてくれても凛的にはぜんぜんオッケーだにゃ!」

 

「………は?」

 

「………え?」

 

「……………………………………。」

「……………………………………。」

 

あれ?凛、なんかヤっちまったかにゃ…?

 

とりま…

 

「何にも聞かなかったコトにしてくれたら凛的にはとってもとってもラッキーマン的に助かるにゃ。」

 

「ちっぱいなおっぱいをペロペロがどーとか?」

 

「ナニも聞かなかったコトにしてくれたら凛的にはとってもとってもラッキーマン的に助かるにゃ。」

 

「ちっぱいなおっぱい…「ナニも聞かなかったコトにしてくれたら凛的にはとってもとってもラッキーマン的に助かるにゃ。」………………とってもとってもラッキーマンって何だ「ナニも聞かなかったコトにしてくれたら凛的にはとってもとってもラッキーマン的に助かるにゃ。」……………………………………おうよ。」

 

お返事するまでにちょーーーっと間があったのが気になるけど…とりま気を取り直して。

 

「えーっと、その、あのね?ソラ君的には凛と“Gケット・シー”はどーだった?」

 

“ラケーテンブースター”を使ってる時の“Gケット・シー”のスピードがスゴかった!ってお話は聞いたけど、他にはどーだったのか気になるにゃ。

 

ちっぱいなおっぱいをペロペロしたいかどーかも気になるけど。

 

「まぁ初めてのガンプラちょいカスタムにしたら結構良い方なんじゃねぇーの?1番目立つあのなんとも言えねぇデザインな“ハロハンマー”と、頭イカれたヤツが作った感満載の“ラケーテンブースター”込みのバックパックを花陽のヤツが作ったってコトを置いとけば、な。」

 

「うにゃ~。そりゃ凛だって自分で全部作れたらよかったんだけど、凛が自分で全部作ったりしたら絶対に残念性能になっちゃってみんなの足を引っ張りまくりになっちゃうもん…。」

 

「今までマトモにガンプラ作ったコトねぇーなら仕方ねぇーよ。でもそれがわかってるなら今度ガンプラ作る時は花陽の手を借りねぇーで、自分だけで丁寧に作って今の“Gケット・シー”よりも高性能な機体になる様に頑張るんだな。」

 

「うん…。」

 

「テメェで言っといて何だがそう凹むなっての。凛が花陽の手を借りてまでみんなの足を引っ張りたくなかったって気持ちも十二分にわかるつもりだからよ。」

 

「ほんと?だってソラ君ってガンプラ作るのも上手だし操縦だってスゴいよ?凛みたいなミジンコの気持ちなんてわかんないんじゃないの?」

 

「いや、ミジンコってお前なぁ…。」

 

普通にガンプラ組み立てるだけで大騒ぎしちゃう凛はかよちんやソラ君に比べたらミジンコ以下確定だよ。

 

“Gケット・シー”作ってる時だって何回かよちんにこの世の終わり的な絶叫をさせちゃったか…。

 

うん。

 

やっぱり…

 

「ミジンコだもん…」

 

「ったく…。」

 

せっかくの“Gケット・シー”のういじん?の初勝利だったけど、“Gケット・シー”の肝心な部分は全部かよちんに作って貰ったお陰で勝てたって思うとテンション凹みまくりになっちゃった。

 

凹み中な凛を見かねたのか…

 

「おう、アホネコ。ネコミミの付いたガンプラの頭。欲しくねぇーか?」

 

ソラ君が唐突にそんなコトを言って来たの。

 

ネコミミの付いたガンプラの頭?

 

「そんなのあるの?」

 

“Gケット・シー”のベースになった“Gバウンサー”。

 

その頭に付いてるのはネコミミじゃなくてイヌミミだってコトは、凛だってちゃんとわかってたんだ。

 

ただイヌミミをネコミミにする方法がわかんないし、ネコミミのあるガンプラなんてあるのかどーかもわかんなかったから、凛は“Gケット・シー”の頭のアレはイヌミミじゃなくてネコミミって言い張ってただけ。

 

「あるぞ。ネコミミ付きの頭。」

 

「あるんだ…。」

 

「おうよ。」

 

ネコミミ付きのガンプラの頭。

 

そんなモノがあるんだ…って初めて知った凛だけど、どーしてソラ君は急にそんなコトを言い出したんだろ?

 

「今夜にでもバ○ダイのサイトでパーツ注文しといてやる。2週間くらいで届くハズだから、合宿から帰ったら一緒に作ろうぜ。凛の“Gケット・シー”のネコミミ付きの頭をよ。だからまぁ…なんだ。元気出せよ。」

 

「にゃ…。」

 

にゃんか凹む原因になったのはソラ君だった気もするけど…

 

「ラーメン!」

 

「あ?」

 

「ラーメンもおごってくれないとキ○タマ咬み千切るにゃ!」

 

「えっ?ナニソレ。怖い。」

 

特別に許してやるにゃ!

 

「あとネコミミ付きの頭!ソレもちゃーんと準備してね!じゃないとホントにキ○タマ咬み千切るからね!」

 

「へいへい。キ○タマ咬み千切られたくねぇーからせーぜぇーしっかりと準備させて貰いますよ。」

 

「うむ!よろしい!だにゃ!」

 

こんな感じで凛の“Gケット・シー”の初めてのガンプラバトルは終わったんだ。

 

反省しなきゃダメなトコもいっぱいあったけど、凛的にはきゅーだいてん?かなって♪

 

ソラ君ともちょっと仲良くなれたよーな気もするし♪

 

「もっともっと!凛は“Gケット・シー”をちゃんと使えるよーになんないと!だにゃ!」

 

「おう、頑張れ。」

 

「にゃ!」

 

今回のバトルじゃ使わなかったけど、“Gケット・シー”にはまだ飛びっきりの必殺兵器がまだあるにゃ!

 

大爆発ばっちこーい!な“エクスプロージョン・インパクト”よりもさらに大爆発しちゃう“Gケット・シー”最大最強の必殺兵器!

 

使えば基本的にそのバトル中ではもう2度と飛べなくなっちゃうけど…その代償を差し引いても超強力な大爆発必殺兵器だにゃ!

 

「次もその次もそのまた次も!大爆発待ったなしだよ!」

 

「そう言やぁ凛って“ベニャッガイ”の時から大爆発しまくりだよなぁ…。精神コマンドに確実に自爆があるよな、お前。」

 

「にゃ!自爆持ちのバーニィをデンドロビウムに乗せて自爆させるのはお決まりだにゃ!」

 

「いや、自分からネタ振っておいてアレだけど、だからなんでお前はそんな古いネタ知ってんだよ…?」

 

「かよちんが教えてくれたにゃ!」

 

「…あぁ。なんか無駄に納得。」

 

かよちんってホント何でもしってるよね!

 

かよちんは知ってるコトしから知らないよーって言ってるけど。

 

それはそれとして。

 

そんなワケでメタいお話しになっちゃうけど“Gケット・シー”には本来なら今回のバトルで“サイコガンダムMk-Ⅱ”を倒したあとに出てくる“サイコガンダムMk-Ⅲ”を相手に使う予定だった超必殺技があったんだけど、そこまでやっちゃうとバトルがかなり長くなっちゃうって理由で使われなかった超必殺技の出番はまた今度だにゃ!

 

気になっちゃう?

 

気になっちゃう感じかな?

 

ムフー♪なら特別にちょっとだけヒントを上げちゃうよ♪

 

ヒントはズバリ!

 

「ぐれーとぉ!ぶぅーすたぁぁぁぁぁ!!!だにゃ!」

 

てなワケでこれからも凛と“Gケット・シー”の大活躍にこーご期待だよ!

 

それじゃまったねー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。