ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
昨日UFO(多分)を見たQooオレンジでございます。
いや、あれは絶対に…!
今回も本編13話となります。
それでは 第13話「空飛ぶイタズラ猫妖精」そのさん 始まります。
前回、凛が片っぱしからぶっ飛ばしてやるにゃー!宣言をしてからちょっとだけ時間が経ったにゃ。
凛は宣言通りに“ハロハンマー”を振り回して上空に居る平べったい飛行機?みたいなヤツに乗った“ジム”っぽいモビルスーツ…ソラくんが“ネモ”って言ってたヤツを相手に大立ち回りをしていたにゃ。
この“ジム”っぽいにゃんか弱そうな“ネモ”ってモビルスーツは、ソラくんが言ってたようにビームライフルとビームサーベル、あとはバルカンくらいしか武装がないみたいで、ぶっちゃけその見た目通りに弱々だにゃ。
いっぱいぶっ放して来やがるビームライフルのビームを掻い潜って接近して“ハロハンマー”でぶっ叩く!
この“ネモ”って言う“ジム”っぽいモビルスーツはそれだけで簡単に撃墜出来ちゃうんだよね。
凛的にはあんまり“ハイ・モック”を相手にしてるのと変わんないにゃ。
うにゃ。
まだ“ハイ・モック”の方がヘンテコな武装を持ち出して来る時があるからマシかも?って感じかな?
そんな感じに凛が上空の“ネモ”って言う“ジム”っぽいモビルスーツを“ハロハンマー”でぶっ叩いている一方で、地上の“ザク”っぽいモビルスーツ…確か“ハイザック”とかってヤツの相手をしているソラくんはというと…
[[オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ!!!死ねっ!死ねっ!死に腐れぇ!このクソ虫共がぁぁぁぁ!!!!!]]
って感じで、“それは主人公のセリフとしてはどーなのかにゃ?”って思わず思っちゃうようなコトを言いながら、地上に居る“ハイザック”に向けて右手に持った大型ビームマシンガンをぶっ放していたにゃ。
ソラくんの“ザク・リヴァイブ”の持つ大型ビームマシンガンからまるで雨のように降り注ぐビーム弾は、次々に何故か緑色と紺色の2種類居る“ハイザック”をスクラップに変えて行っていたんだ。
地上にいっぱい居やがる“ハイザック”も、一応はジャングルの上空を低空飛行しているソラくんの“ザク・リヴァイブ”へと手にしたビームライフルで攻撃しているけど、その攻撃はちっとも当たってねぇーにゃ。
うにゃ。
ソラくんは“げきせんち”とかよくわかんないけどたぶんやベーにゃ!的なコトを言ってたけど、この様子じゃらくしょーっぽいにゃ。
また1機“ネモ”を粉砕しながら凛はそんなのコトを思ったにゃ。
けど…
[[うにゃ?にゃんだアレ?だにゃ?UFO?]]
“ネモ”を粉砕しまくって快進撃を続ける凛の“Gケット・シー”の前に、なんかUFOっぽい円盤みたいなヤツが飛んで向かって来やがったにゃ。
色は黄色っぽいオレンジ?で、円盤の下の方におっきなビームライフルっぽいのが付いてるにゃ。
そのUFOっぽいオレンジ円盤がいっぱい空を飛んでこっちに向かって来やがってるにゃ。
“ネモ”もまだまだいっぱい居やがるのにぞーえんかにゃ?
そうこうしているといっぱい居やがる円盤型の謎の飛行物体が散開して、凛の“Gケット・シー”を取り囲むような感じに展開して行ったにゃ。
そして…
「うにゃ!?撃って来たにゃ!?」
散開した円盤型の謎の飛行物体たちは、円盤の下に取り付けてあるおっきなビームライフルで凛の“Gケット・シー”に攻撃して来やがったにゃ!
慌てて“Gケット・シー”のスラスターを操作してビームを回避しまくった凛なんだけど、今度は円盤ヤローの攻撃に紛れる形で平べったい飛行機?に乗った“ネモ”たちがビームサーベルを抜いてこっちに突っ込んで来やがっていたにゃ!
しかも円盤ヤローとおんなじで、凛の“Gケット・シー”を取り囲むような感じで!
にゃにゃ!?
コイツはちぃーーーっとヤベーかも?だにゃ!
ビームサーベルを抜いた“ネモ”にぐりるりと取り囲まれてしまったにゃ!
円盤ヤローの攻撃は援護攻撃ってヤツだったんだにゃ!
少しずつ距離をつめて来やがる“ネモ”。
そしてその“ネモ”を援護するように凛の“Gケット・シー”の逃げ道をふさぐ形でビームライフルをぶっ放す円盤ヤロー。
にゃにゃ!?
これって割りとピンチなんじゃねぇーのかにゃ?
だってほら?
今まで使っていた“ベニャッガイ”なら、例え取り囲まれてふるぼっこにされても自慢の装甲があるからへっちゃらだったけど、新しく乗り換えた“Gケット・シー”は装甲ソコまで厚くねぇーにゃ!
だから今までのノリで囲まれてふるぼっこなんてされた日には簡単に撃墜されてしまうにゃ!
初出撃で即撃墜なんてカッコ悪過ぎだにゃ!
“Gケット・シー”を作るの手伝ってくれたかよちんにももーしわけがたたねぇーにゃ!
にゃんとしてもこのピンチを切り抜けねぇーとダメだにゃ!
とか考えてるうちに、“Gケット・シー”を取り囲むように迫って来ていた“ネモ”たちはさらにその距離を縮めていやがったにゃ!
マジでヤベーにゃ!
まるで円陣を組むかのように凛の“Gケット・シー”を取り囲み、その距離をジリジリと縮めて来やがる“ネモ”たち。
その手に持ったビームサーベルのビーム刃の光が今日はイヤに目に付くにゃ。
そしてとうとう…
「っ!来やがったにゃ!!!」
“ネモ”たちが一斉に加速を始めて、凛の“Gケット・シー”へと突撃して来やがったにゃ!
ぐぬぬっ!
こうも周りを取り囲まれちゃった状態だとせっかくの“ハロハンマー”も振り回せねぇーにゃ!
かよちんが“ハロハンマー”は“ながえ武器”だから相手との距離には注意してね♪って言ってくれてたのに…。
何回かはビームサーベルで切られるのを覚悟して突っ込んで逃げるかにゃ?
それとも………。
絶体絶命の大ピンチ。
凛がどーするべきなのか迷っていると…。
[[オイッ!アホネコ!!!その場でバカデケぇハンマーをブン回しながら横に回転しろ!!!!!]]
ソラくんから通信が入って来たにゃ。
“ハロハンマー”をブン回しながら横に回転?
えーっと…こう、かな?
凛はソラくんの言葉に従って、“ハロハンマー”をハンマーなげの選出みたいに振り回しながらぐるぐると機体を回転させたにゃ。
“ハロハンマー”をブン回しながらぐるぐるぐるぐると回る“Gケット・シー”。
すると…。
「おおっ!!!」
“ハロハンマー”は凛の“Gケット・シー”を取り囲むように迫って来ていた“ネモ”をまとめて薙ぎ払って粉砕しちゃったにゃ。
しかもそれだけじゃなく…。
「ウッハ!だにゃ!ビームまで弾いちゃってるにゃ!!!」
ぐるぐるしまくってまるで竜巻みたいになった“ハロハンマー”は、円盤ヤローのビーム攻撃まで弾いちゃったにゃ。
うにゃ?
これ、もしかして無敵じゃね?
そう思った凛は…
「ニャッハァァァァァーーー!!!汚物は粉砕だにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
無敵竜巻状態のまま周囲の敵を蹂躙しまくったにゃ!
そうして、あっという間に周囲の敵機をぜーーーんぶ粉砕っ!
凛の飛んでる周囲のお空は見事にキレイになったにゃ♪
うむ。
これぞ名付けてトルネードアタックだにゃ!
コイツは無敵過ぎるにゃ!と、思ったんだけど…このぐるぐるアタックには致命的な欠点があったにゃ。
それは…
「め、目が回ったにゃ……。」
ぐるぐるぐるぐるしまくるから目が回っちゃうにゃ…。
うぇっぷ…気持ち悪い…ゲロりてーにゃ…。
無敵モードの代償はデカかったにゃ…。
凛がぐるぐるしまくったせいで目が回ってふらふらと飛んでいると、ソコに地上の敵機を片付けたっぽいソラくんの“ザク・リヴァイブ”が近付いて来たにゃ。
[[おいおい…お前、ふらふら飛んでるけど大丈夫かよ?]]
「だいじょーぶじゃねーにゃ…すげーゲロりたいかもだにゃ…。」
[[ちょっ!アホネコ!!!おまっ!ゲロんなよ!絶対にゲロんなよ!!!お前がそこでゲロったらソレ片付けるのは確実に俺になるだろーが!!!]]
「喜べへんたい。じょしこーせーのゲロは一部界隈ではご褒美になるにゃ…。」
[[そりゃそれなりに変態だって自覚はあるがそれでも俺にゃゲロられて喜ぶ特殊性癖なんざこれっぽっちもねぇーっての!!!]]
「うぇっぷ…もーだめかも…」
[[待てっ!落ち着け!飲み込め!全部飲み込め!!!気合いだ!気合いだ入れて飲み込め!!!]]
「あ"………」
[[あ"!?おい待て!あ"ってなんだ!?あ"って!?おまっ!まさか…!?]]
「…………………戻ってたにゃ。」
危なかったにゃ。
ラブライブ!の二次創作史上初(?)のゲロインになるトコだったにゃ。
[[戻ってた…って………オイ…大丈夫……なのか?]]
「うにゃ。たぶんだいじょーぶっぽいにゃ。」
ご心配をおかけしたにゃ。
[[凛、マジで大丈夫なんだな?無理そうなら1回バトル中断するぞ?]]
「にゃ、大丈夫。凛に二言はねーにゃ。」
[[二言ってドコの武士だよ。]]
「にゃ?ぶしってかつおぶし?」
トンコツ系のスープの方が好きだけど、かつおぶしとかの魚介系のスープも好きだにゃ。
[[ったく…ま、その調子なら大丈夫そうだな。ってかさっき凛が相手してたヤツら…アレ、“アッシマー”だろ?なんで“ジャブローの嵐”に“アッシマー”が居やがるんだよ…。]]
「にゃ?あっしまー?」
[[ほれ、黄色っぽいオレンジ色の円盤みたいなヤツが居たろ?]]
黄色っぽいオレンジ色の円盤…?
「あー、あの円盤ヤローかにゃ?」
[[おう。ソイツだ、ソイツ。]]
「にゃ。それでその円盤ヤロー…“あっしまー”?がどーしたの?」
[[ん。“アッシマー”って本来ならこの辺りじゃ出て来るヤツじゃねぇーんだよ。]]
「この辺り?」
[[このステージって言った方がわかりやすいか?]]
「凛たちが居るこのジャブローってとこ?」
[[おうよ。で、詳しく説明するとかくかくしかじかってなワケだ。]]
ソラくんの説明だと、あの円盤ヤローの“アッシマー”ってモビルスーツ(あれモビルスーツだったんだ…)は、凛たちが挑戦している“ジャブローの嵐”には出て来ないんだって。
出て来るのはもうちょっとあとみたい。
うん。
説明してくれたけどぶっちゃけ凛にはよくわかんないや。
[[まぁモビルスーツの開発・作製過程を考えると原作のこの時期には“アッシマー”やあとは“ギャプラン”辺りももう完成はしてたんだろうけどな。]]
うん。
やっぱりよくわかんないや。
「ふーん。」
[[お前…絶対にわかってねぇだろ?まぁいいさ。取り敢えずはさっきまで蹂躙していた“ハイザック”やら“ネモ”やらよりも高性能な機体だから一応は気を付けろって話だよ。変型もするしな。]]
「りょーかいだにゃ!」
[[返事だけは1人前だよなぁ…っと。おい、凛。上見ろ、上。]]
「上?」
いっぱい居た敵機を全部やっつけ終わって、ひと息入れながら“アッシマー”って言う円盤ヤローなモビルスーツのお話をしていると、ソラくんが急に“上を見ろ”って言って来たにゃ。
凛はその言葉に従って“Gケット・シー”の頭を上を向けてみると…。
「……にゃんか隕石?っぽいのがいっぱい降って来やがってるにゃ。」
見上げた青空…ソコには赤く輝きながら地上へ向けて降って来る大量のナニかが見えたにゃ。
[[凛が言った隕石っぽいのが一杯ってヤツは全部バリュート付けて大気圏に突入して来やがったモビルスーツだよ。つまりはアレ、全部敵だな。]]
「ほへー…アレが全部敵なんだー……にゃ!?アレ!全部!?」
[[おうよ。“エゥーゴ”の主力部隊と追撃して来た“ティターンズ”の部隊だな。オマケに…ほれ。下からもまた湧いて来やがったぞ。]]
ソラくんは今度は“ザク・リヴァイブ”の右手に持ってる大型ビームマシンガンを下の方に…ジャングルの方へとクイクイっと向けながらそんなのコトを言い始めたにゃ。
その様子に釣られるようにジャングルの方を見てみると…
「にゃ!?」
“ザク”っぽい見た目の緑色と紺色の2種類のヤツが居る“ハイザック”と、その他にもにゃんか色々なモビルスーツがワラワラと出て来ていたんだ。
[[“ハイザック”に“量産型ガンキャノン”。“ジムⅡ”に“ジム改”にその他諸々ってか。お?モビルスーツだけじゃなく戦闘機系の航空戦力も上がって来やがったな。]]
これって…
「ヤバくねぇーかにゃ?」
凛たちはたったの2機。
対する相手はとにかくいっぱい。
数が違い過ぎるよ!
さっきまで戦っていたモビルスーツ部隊もそれなりにいっぱいだったけど、今度のはそれ以上にいっぱいだよ!
「あの数はガチでヤベーにゃ!なんか作戦とかねぇーのかにゃ!?」
[[あ?作戦?あー、うん。ま、死ぬ気で頑張れ。]]
「それ絶対に作戦じゃねぇーにゃ!?」
[[グダグダ言ってねぇで行くぞ!フォローはしてやる!お前は目に付いたヤツを片っ端からぶっ壊せ!!!]]
「うぅ…こーなったらやってやるにゃ!!!女はドキョーだにゃ!!!」
[[いや。女は愛嬌だろ?]]
「こんな状態でアイキョーなんてあっても意味ねぇーにゃ!」
[[そりゃそうだ。]]
「うにゃーーーー!!!死なばもろともだにゃーーーーー!!!!!」
いざ!トッカン!だにゃん♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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