ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
明日でガンプライブ!の投稿を始めてから丸6年になるQooオレンジでございます。
6年たってまだ作中で5月前半だなんて…どうしてこうなった…。
とにもかくにも7年目も完結目指してがんばルビィでございます。
皆様、どうか引き続きよろしくお願いいたします。
今回も閑話になります。
それでは 閑話「ドキッ☆彡水着だらけの南の島殺人事件または名探偵ハナヨの事件簿⑭」 始まります。
花道!オンステージ!と言うコトでいよいよ“ハシュマル”戦も大詰めです!
そんなワケで花陽と魔女さんは作戦会議で話し合った通り、そら君の花道を作るために“ハシュマル”の周囲に展開している“プルーマ”へと攻撃を仕掛けるコトにしました。
「のーちゃん!サブアームのシールドを機体の前面に!」
<りょーかーい。>
花陽と契約している電子精霊のうちの1体である防御担当の“のーちゃん”は、花陽のお願いに応えてバックパックに取り付けてあるシールドを持たせたサブアームを操作して、ジム・カーバンクルの機体前面に構えてくれます。
そして…
「さーちゃん!照準を!」
<うぃー。たーげっと、ろっくおーん。>
攻撃担当の電子精霊“さーちゃん”が眼前に展開している“プルーマ”へと照準を付けてくれました。
まぁこの状況…“プルーマ”が所狭しと蠢いている状況だと、いちいち照準を付けなくても撃てば当たるんですけどね。
そんなメタいコトを考えながらも…
「墜ちて…ください!!!」
花陽は両手にそれぞれ持たせてある2丁のビームマシンガンの引き金をポチりと引きます。
引き金を引くと同時に、ジム・カーバンクルの両手にそれぞれ構えたビームマシンガンから無数のビーム弾が吐き出されて行きました。
2丁のビームマシンガンから吐き出されたビーム弾は眼前に展開している“プルーマ”たちへと次々に襲い掛かり、その装甲を突き破り片っ端から撃墜して行きます。
たまーに2丁のビームマシンガンから吐き出され続けている嵐の様なビーム弾の連射を逃れて、花陽のジム・カーバンクルまでたどり着いちゃう“プルーマ”もいたりしますが…
「のーちゃん!」
<あいよー。>
そんな“プルーマ”にはのーちゃんが操作するサブアームに取り付けたシールドが襲い掛かって行きます。
シールドが襲い掛かるってナニ?って思ったソコのアナタのために一応は説明しちゃいますと、近付いて来た“プルーマ”に対してのーちゃんが容赦なくサブアームのシールドを叩きつけて“グシャ!”っとヤっちゃうってコトなんです♪
いわゆるシールドバッシュってヤツですね!シールドバッシュ!
アレ?ちょっと違いますか?
ソレはソレでともかく、凛ちゃんが使っている防御自慢のベニャッガイ(花陽印!)の表面素材と同じ超硬質プラスチックで作られているジム・カーバンクルのシールドは、ビームマシンガンの弾幕を抜けて近付いて来た“プルーマ”たちを“グシャ!”っと叩き潰して行きます!
撃てば当たる2丁のビームマシンガン。
近付いて来たらシールドバッシュで“グシャ!”。
もうコレは花陽無双って言っても過言ではない状況ですね!とかナメたコト思ったのが不味かったのか…
<せっきんけーほー。みぎとひだりー、あとうえとしたからもいっぱいくるよー。>
索敵その他諸々を担当してくれている電子精霊“うーちゃん”がヤバいぜ!的な報告をして来ちゃいました!
その言葉にハッとして周囲を見渡すと、うーちゃんの言う様に左右、そして上下から“プルーマ”の群れがジム・カーバンクル目掛けて押し寄せて来ていました!
このまま取り付かれたらガリガリされちゃってちょっとヤバいかもですよ!?
このダレカタスケテェェェェェェェェ!!!な花陽の絶体絶命な状況!
だがしかし!
[[あらぁ♪あらぁ♪]]
今回のバトルでももちろん花陽は1人じゃありません!
[[ハナヨさぁんわぁヤらせぇわぁしぃませぇんわぁ♪]]
花陽のジム・カーバンクルに左右と上下から押し寄せて来た大量の“プルーマ”に対して、ジム・カーバンクルの後方から魔女さんのハイ・モック(魔女さん機)が攻撃を加えます!
魔女さんのハイ・モック(魔女さん機)は右手に持った大型ビームマシンガンで、花陽へと襲い掛かって来た“プルーマ”を次々と撃ち落としてくれます!
その射撃は怖いくらいに正確無比で花陽のジム・カーバンクルへと襲い掛かって来ていた“プルーマ”はその数をドンドン減らして行きました!
けど…今は味方だから魔女さんのその正確無比な射撃が頼もしいですけど、魔女さんは本来は花陽たちによくちょっかいを仕掛けて来て敵対している人です。
次に魔女さんに会う時はこの正確無比な射撃が花陽たちに襲い掛かって来るかも…と考えるとホントに怖いですね。
あ♪そうそう♪魔女さんが使っている大型ビームマシンガンですが、これはそら君のザク・リヴァイブが使っていたヤツなんですよ!
花陽たちが“ハシュマル”に再カチコミを仕掛ける直前に、魔女さんがそら君に“貸してくださいな♪”って言ってひと悶着あったりなかったりして貸して貰ったモノなんですよ!
ほら?魔女さんのハイ・モック(魔女さん機)に残ってる射撃武装が残念性能なモックライフルだけだったので、“ハシュマル”に突撃する予定のそら君のザク・リヴァイブはもう大型ビームマシンガンは使わないだろうからってコトで貸して貰ったんです!
そら君のザク・リヴァイブの大型ビームマシンガンはカートリッジ方式のヤツなので、他の機体でも普通に使いまわし出来ちゃうタイプなんですよねー。
宇宙世紀系の初期のビームライフルやシード系のビームライフルみたいに機体自体からエネルギーを供給して使用するタイプだと、手のひらの接続端子が違う場合があって他の機体が使えなかったり…なんてコトもあったりなかったりしてちょっと不便なんですよねー。
まぁエネルギー供給式のモノはアレはアレで敵機に奪われた時に接続端子が違って相手が使えないってコトもあるので、その点はヨシッ!なんですけど。
でも花陽的にはやっぱり手持ちの武装はカートリッジ式の方が使いやすくて好きですけどねー。
そんなワケでひと悶着ありながらも無事にそら君から大型ビームマシンガンを貸して貰った魔女さんは、その貸して貰った大型ビームマシンガンで次々に“プルーマ”を撃ち落として行ってくれています!
このままイケイケドンドン!で“プルーマ”を片付けちゃえば…と思ったその矢先に、前方からまた大量の“プルーマ”が押し寄せて来ちゃいました。
花陽たちが一時的に戦術的撤退をしてから、“ハシュマル”は取り付いていた資源衛生っぽい隕石を掘って掘って掘りまくってせっせと子機の“プルーマ”を増産しまくっまんでしょーねー。
迷惑この上ないです!
そんな感じで増産されまくった“プルーマ”が蠢きながら迫り来る様子はまさに台所の天敵な決戦兵器Gのゴ○ブリそのモノです!
キモいです!ぎゃーすです!うぞぞぞ!です!
[[ハナヨさぁん♪前からまぁたぁいっぱい来ちゃいまぁしたぁのでぇ、ちょっとぉ薙ぎ払ってくださぁいませぇんかぁ?]]
花陽がまたまた押し寄せて来ちゃった大量の“プルーマ”のその様子に台所の天敵の黒いヤツ“G”を連想している一方、魔女さんはいたって冷静に“薙ぎ払ってくださいませんか?”と花陽に言ってきました。
魔女さん…一応は中の人(?)は女の子なんですよね?
それなのに漆黒のGっぽいナニかがところ狭しと蠢きながら迫り来るこの光景を見ても平然としているとか地味にスゴいです。
っと、そんなコトを呑気に考えているヒマはありませんね!
「はひ!了解でっす!」
花陽は戦闘再開してからずっと繋がりっぱなしの通信で魔女さんに対して短く了承のお返事を返すと、すぐさまサブコンソールをポチポチと操作してバックパックのビームキャノンの用意を始めます!
「さーちゃん!ビームキャノンのエネルギーチャージを!」
<うぃー。ちゃーじかいしー。>
ジム・カーバンクルのバックパックの右側に取り付けてあるビームキャノンは花陽印の魔改造兵器系よりは威力は落ちちゃいますが、それでも通常兵器の区分としては文句無しなくらいには高出力のビームを放てる花陽自慢の逸品です。
まぁ高出力ビームを放てはするんですが、代わりにちょっとだけエネルギーチャージの時間が必要なんですけどねー。
このバックパックのビームキャノンもカートリッジ式に改造してチャージ無しで撃てる様にした方がいいんでしょーかね?
カートリッジ方式にするとしたらウェイトを計算して全体のバランスを取り直さないとダメですね。
むむっ…バランスの再調整とかぶっちゃけ地味に面倒な作業になりそうな…。
そーこーしているうちに…
<ちゃーじかんりょー。>
バックパックのビームキャノンのエネルギーチャージが完了したっぽいです!
それじゃ早速…
「ぶっ放しちゃいますよ!!!」
<うぃー。>
花陽のジム・カーバンクルの前には敵しかいません!
と、言うコトは射線とかそーゆー面倒なコトは考えずにただぶっ放せばイイだけです!
そう!ドコかの毎度毎度射線とか一切合切気にしないで味方が居ようが敵が居ようがお構い無しにとりまぶっぱーしまくって周囲を恐怖のズンドコ節に叩き落として悦に浸って恍惚としている某狂鳥先輩のように撃てばよかろう!なのですよ!!!
「ひゃっはーーー!!!花陽の邪魔するGは皆殺しですよぉぉぉぉぉぉー!!!汚物は消毒ですぅぅぅぅ!!!!!」
セリフの最後の方に某狂鳥先輩が乗り移った様な感じになりながらもノリノリで特に狙いも付けずにぶっ放したビームキャノンですが、放たれたその閃光は蠢きひしめき合いながらも迫って来ている大量の“プルーマ”の群れを文字通りに貫通して進んで行きました。
花陽はその状態からジム・カーバンクルのスラスターを操作して機体を左側へと回転させます。
そうすると回転する機体に合わせてぶっぱーしている状態のビームも左側へと“プルーマ”を薙ぎ払う様に動いて行きます。
アレですね、アレ。
ウイングガンダム・ゼロのローリングバスターライフルと同じ原理ですね!
そんなローリングバスターライフルと同じ原理で薙ぎ払われた正面から左側の“プルーマ”たちは壊滅状況です!
[[ハナヨさぁん♪ナイスですぅわぁ♪それぇでぇわぁ右側わぁワタクシがぁ♪ぶっ殺してぇ差し上げぇますぅわぁ♪うっふふふふふ…あっははははははは!!!!!!]]
ビームキャノンで大量の“プルーマ”たちを薙ぎ払って一仕事終えた花陽に代わって、今度は魔女さんが高笑いをあげながら残った右側の“プルーマ”へと襲い掛かって行きました。
右手にはそら君から借りた大型ビームマシンガン。
左手には自前のモックアックス。
変則二刀流ですね!
最近(2022年現在)は地味に流行りですよね!二刀流!
お米の生産地としても有名な鬼が岩にごめんなさいの印として手形を着けた事から名付けられたと言う伝承が伝わる某県出身のメジャーリーガーさんの影響でしょうね!
花陽的にはその某メジャーリーガーさんの出身の某県が2~3年前から売り出した新品種のお米の方が気になりますけど!
具体的には“黄金○風”とか某ジョジョみたいな名前のヤツとか“銀河○雫”とかそこら辺のヤツです!
いやー!今年の新米も実に楽しみですね!!!
早く新米シーズンにならないかなぁ…♪
花陽が秋の新米シーズンに胸踊らせている最中、魔女さんは花陽が新米食べたいとか考えているコトを露とも知らずに“プルーマ”を相手に大暴れしていました。
[[クソザコナメクジ以下のぉ分際がぁ♪このぉワタクシにぃ直接ぅブチ殺してぇ貰えるぅコトを感謝しぃながらぁおくたばりぃなさぁいなぁ♪うっふふふふふ♪♪♪]]
ブチ殺して貰えるコトを感謝しながらおクタバリなさいな♪とか、頭がちょっとアレなセリフですよねー。
でも魔女さんはそんな頭がアレな感じのセリフを言いながらも、その動きはとても頭がアレな感じには見えない凄まじい戦いっぷりを演じていました。
魔女さんは自機であるハイ・モック(魔女さん機)のスラスターを全力で噴射させて一気に機体を加速させると、そのまま“プルーマ”の群れへと突っ込んで行ったんです!
そして機体を回転させて…イメージしやすく言うとエクシアの回転切りや少し前まで絶賛放映中だったラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の2期のOPで朝香 果林さんが手を広げてくるっ♪っと回っていた様な感じに機体を回転させて、その回転を利用して左手に持ったモックアックスを手近な“プルーマ”に対して叩き付けたんです!
もちろんまだまだ魔女さんの猛攻とも言うべき攻撃は続きます!
魔女さんは回転してモックアックスを手近な“プルーマ”に対して叩き付けた後もくるくると機体を回転させ続けて大型ビームマシンガンを乱射して全周囲の“プルーマ”へとビーム弾を撃ちまくります!
魔女さん!なんだか急に曲芸染みた戦い方になってきましたね!
さらにさらに魔女さんは…えっ?そろそろ今回は終わり?
ちょっ!だってまだ魔女さん大暴れの途中ですよ!
はひ?文字数が規定を越えた?
いや、知りませんよ!そんな作者側の都合なんて!
早く魔女さん大暴れの続きを……
つづく?
いや!今回これでホントに終わるんかい!ですよ!!!
ぐぬぬぬっ!と、とりま皆さん!
また来週~!
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。