ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

続虚無中のQooオレンジでございます。
人はどうして産まれどうして死ぬのでしょうか。


今回からは海未さんsideのお話となります。
絵里さんの過去を知った海未さんは…。
そんな今回はグダグダMAXでお送りいたします。









それでは 第8話B「過去と今と、そして未来と」そのろく① 始まります。
























第8話B「過去と今と、そして未来と」そのろく①

“あの”穂乃果の妹なのに無駄に強敵だった雪穂&ガンダムホワイトラビットを園田の剣技の奥義(初伝ですよ♪)を使ってどうにかぶった斬りバトルを見事に勝利で終えた私を待っていたのは、何故か眠そうにしている穂乃果を相手に自分の過去の話を語り出していた生徒会長でした。

 

しかも何故かドヤ顔気味で。

 

はい。

 

これは所謂アレですね、アレ。

 

もう!イミワカンナイ!ってヤツですね。

 

真姫的に言っても言わなくてもこのイミワカンナイ状況に私が取った行動は、取り敢えずは気配を消してドヤ顔(何故か)で自分語りをしていやがるお偉い生徒会長サマの真後ろに陣取って、お偉い生徒会長サマの過去の話を黙って聞く…といったモノでした。

 

生徒会長の過去を探る為に亜里沙達とバトルした意味がこれっぽっちもありませんよね!とか思わなくもありませんが、折角生徒会長自身で色々と語ってくれているなら聞いておかなければ損ですよね♪

 

と、言う訳で、私は気配を消して生徒会長の真後ろにこっそりと潜みながら生徒会長の過去の話を聞きまくりました。

 

ちなみに他の面々…真姫と花陽と雪穂と亜里沙と悠莉はと言うと、園田の技を修めた私と非常に忌々しい事ながらほぼ互角に渡り合える無駄リアルファイトスキルを持つ生徒会長に気配を察知されると厄介なので、少し離れたテーブルでお茶をしながら真姫に渡された小型通信機(やはり無駄に高性能)越しにこのお話を聞いて貰っています。

 

何故(今日は何故が多いですね)真姫が無駄に高性能な小型通信機を持っていたかといいますと、本人曰く盗聴して相手の弱味を握ったり他にもあれやこれやと兎に角色々と使えるからコレ1つ持ってると意外と便利なのよね。だ、そうです。

 

盗聴して相手の弱味を握ったり他にもあれやこれや兎に角色々と使えるから便利なのよね♪の部分にμ'sのツッコミマイスターである園田さんちの海未ちゃん(自分で自分をちゃん付けで呼ぶのは照れちゃいますね♪)的には深くふかーく鋭く激しくツッコミを入れたい気分でしたが、何だか迂闊にそこに踏み込んでしまったら命とか他にもそれこそあれやこれやと色々なモノが危うい気がしたので空気を読んで華麗にスルーしておく事にしました。

 

これはきっと園田 海未史上最高レベルの英断ですね。とか後にプロジ○クトX的な番組で言われたりしそうですね。

 

さて、四方山(よもやま)話はここら辺にしておいて…そろそろ肝心の生徒会長の嬉し恥ずかし過去語り♪について触れてあげましょうか。

 

あんまりに触れたくは無いのですけど。

 

そんなあんまり触れたく無い生徒会長の嬉し恥ずかし過去話なのですが…ガンプラアカデミーがどーとかジュニアチャンピオンがどーとか言ってましたが、まぁ要約すると生徒会長が青空に対してキツく当たるのはただの言い掛かりでした。

 

何と言いますか………アホですね。と、一言で片付けてしまいたくなりますね。

 

片付けてしまいたくなりますが…生徒会長の拗らせ具合は存外にアホの一言で片付けてしまうには根深いモノなのかもしれません。

 

さて……この困った生徒会長サマは一体全体どーしてあげましょうか?

 

取り敢えずは…

 

「今まで意地悪してごめんなさい。と、青空に謝ったらどうですか?」

 

園田さんちの海未ちゃん的にはまずは素直になる所から始めればいいのかなぁーと思う訳なのですよ。

 

あと…

 

「んにゃ…」

 

生徒会長の話が難しかった様で、いつの間にかぐっすりと眠ってしまっている某老舗の和菓子屋さんの看板娘(アホな方)を起こしておきましょうか。

 

ですが…

 

「にゃむー…( 穂乃果ー )むにゃ…(ちょっと穂乃果ー? ) おしりにおもちははいんないよー… ( 何でお尻にお餅?ってかホノカ達まだ処女なのになんで夢の中でお尻にお餅とかマニアックを通り越して真姫ちゃん的イミワカンナイな変なプレイしてるの?とかツッコミたいけど、とりあえずそろそろ起きたら?ほらー!おきろー! ) んにょー…おきるー?(そ、起きるの♪生徒会長のどーしよもーない話しはもう終わったし、なんか海未ちゃん達も来たよ?) にゃむー?うみちゃー?」

 

見ているこちらも思わず一緒になって眠っちゃいたくなりそうな位にとても気持ち良さそうに眠っていますね…って!

 

「穂乃果!誰がうみちゃー?ですか!誰が!ってかうみちゃーって何ですか!そもそも生徒会長が割りと真面目に嬉し恥ずかし過去語りを始めたのは穂乃果がどさくさに紛れて聞いたからでしょうに!それなのに話の真っ最中に貴女はよくもまぁすやすやと涎を垂れ流しながら寝れますね!ほら!生徒会長もそこのアホと書いて穂乃果と読む!その逆もまた然り!なアホにナニか言っておやりなさい!」

 

「えーっとね?あのね、園田さん?“割りと”真面目な話って言っちゃってるけど、えりーちか的には“割りと”じゃなくて“かなり”真面目な話のつも…「うーん……うみちゃー…ごはんまだー…。」…り…ねぇ、高坂さん?なんでご飯なの?お夕飯にはまだちょっと早いわよ?あと人のセリフにセリフを被せないでほしーなーってえりーちか的には思うんだけど…。」

 

「はい!生徒会長さん貴重なご意見ありがとうございました!言っておやりなさいとか唆(そそのか)しておいてこんな事を言うのはひっじょーーーに申し訳無いですが、ソレにナニを言っても無駄ですよ!とわかってはいてもやっぱり言いたくなりますよね!言いたくなりますよね!大事な事なのでもう一度言いますがやっぱり言いたくなりますよね!と、言う訳で私も言ってやりましょう!穂乃果!何で私にごはんまだーって聞くんですか!ご飯が欲しいのならば花陽にお願いしなさい!花陽に!あの米キチ娘に言えばすぐに白米が出てきますから!」

 

「あれ???園田さん?突っ込むとこそこなの?うみちゃーってトコはもーいいの?うみちゃーよ?うみちゃー?そのうちうを省略されてみちゃーとかになっちゃうわよ?みちゃーよ?みちゃー?なんか道でう○こ踏んじゃった時の効果音っぽいわよ?」

 

「はひ!お米ならいつでもどこでもどんなときでも!すぐにじゃじゃじゃじゃーん!ですよ!と、ゆーわけでねぼすけさんな穂乃果先輩には炊きたてホカホカの白米を強制的にプレゼントです!見てください!このツヤを!お米の一粒一粒まで輝きまくってますよ!お釜のー♪なかでー♪輝いてー♪ですよ!あ♪もちろんガンダム大好きなみなさんは元ネタわかりますよね♪えっ?わかない?ほらー、アレですよ、アレ。嵐の中で輝いて倍返しだー♪的なア♪レ♪実は輝き撃ちなんて無かった…アレは幻だった…ぶっちゃけ目の錯覚だった…08小隊OPの衝撃の真実に世界が震えちゃいましたよね!それにしても……あぁ…は♪く♪ま♪い♪なんて魅惑的で蠱惑的でそれでいて尚且つ情熱的な響きなんでしょーか!このお米があればわが花陽軍はあと二時間は余裕で戦えちゃいますよ!そして二時間後にはお家に帰ってお夕飯ですよ!真っ白ホカホカのご飯におかずも真っ白ホカホカのご飯!お味噌汁の代わりにやっぱり真っ白ホカホカのご飯!あ♪お客さまー♪お飲み物にご一緒に真っ白ホカホカのご飯もいかがですかー♪はひ!お飲み物にご一緒に真っ白ホカホカのご飯もください!真っ白ホカホカのご飯!マジでありがとうごじゃいましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

「いきなりお米に感謝のシャウトでえりーちかビックリしちゃった♪てへ♪って小泉さん?!今どこからお米出したの?!なんか鞄の中から無造作に炊きたてホカホカのお米が出てきたよーに見えたけどきっとえりーちか色々と疲れてるのよね?あとご飯のおかずにご飯はどーかと思うわよ?それからご飯は飲み物じゃないとえりーちか的にはそー思うんだけど?ご飯は飲み物とか言っちゃったらただでさえ最近の子供たちはご飯を噛む回数が少なくなってるのにそれが一気にゼロになっちゃうじゃない!」

 

「鞄の中から見るからに炊き立てのお米が出てくることについて私はツッコミを入れた方がいいのかしら?とか思っちゃうけど、花陽だからツッコミ入れてもきっとムダよね。」

 

「待って!!!諦めないで!お願いだから諦めないで西木野さん!ツッコミましょ!えりーちかと一緒にツッコミましょーよ!うみちゃーがボケ側に回ってしまって今回は西木野さんが諦めたら試合終了しちゃうわ!西木野さん!アナタはわかってるの?!ここでアナタが諦めたらボケの天下が始まっちゃうわよ?!ボケによりボケの為のボケのボケがボケーっと始まっちゃうわよ?!ラブライブ!でもガンプライブ!でもなくボケライブ!が始まっちゃうわよ?!ダメよね?!それは絶対にダメなヤツよね?!だから諦めないで!お願いぷりーずぎぶみー諦めないで!!!えりーちかと一緒に最後までボケと戦いましょ!ほら!某鉄○団の団長さんも言ってるでしょ!止まるんじゃねーぞって!ここで止まったら火星はボケが蔓延するヤバい星になっちゃうわってなんでそこで火星が出てくるのよ!!!はっ?!ま、まさか!えりーちかにもボケが感染しちゃったの?!めでぃーーーっく!めでぃーーーっく!!!お客さまの中にボケを治せるお医者様はいませんかーーーーー!!!!!って!ボケを治せるお医者様ってナニよ!!!!!」

 

「あっははー♪おねーちゃんったらバカみたーい♪ねぇねぇ♪ゆきほー♪ユーリー♪おバカなおねーちゃんはほっといて喉乾いたからナニか飲もーよ♪おねーちゃんの鞄の中に落ちてたお財布拾ったから亜里沙が何でも奢ちゃうよー♪」

 

「あのね亜里沙?おねーちゃんはおバカじゃないからね?!これっぽっちもおバカじゃないからね?!おバカってゆーのはそこで人に過去話させておきながら爆睡してるアホの金字塔とかそのアホの金字塔な幼馴染みの頬を楽しそうにツンツンしてるツッコミの皮を被ったボケ担当のリアルブシドーとか米キチとかツッコミを諦めたツッコミのセレブ姫とかのことだからね!あの娘たちに比べたらただのドMなおねーちゃんは決しておバカ枠じゃないんだからね!あとおねーちゃんの鞄の中に落ちてたお財布拾ったってそれは拾ったって言わないとおねーちゃんそー思うんだけど?ちょっと前に新しい蝋燭買ったからおねーちゃん微妙に今月は金欠気味なのよ?雪穂ちゃんと悠莉ちゃんにジュース買って上げるのは別にいーけどお願いだから買うなら1人200円までにしてちょーだい!!!」

 

「亜里沙♪わたくしはこのお紅茶とケーキのセットにしておきますわ♪あ♪お紅茶はお砂糖もミルクもいりませんわ♪あとお義兄様へのお土産用にこちらのイチゴのショートケーキとお抹茶のケーキを包んでいただけませんか?保冷剤もお願いしますね♪この時期(あ♪まだ作中では4月ですわ♪)はまだ肌寒いのですが、お義兄様にお持ち帰りいたしますお土産のケーキが万が一にでも溶けてしまったりしてはいけませんので保冷剤は必須ですわ♪」

 

「悠莉ちゃん?飲み物は200円までって言ったわよね?紅茶とケーキのセットで600円よ?400円の予算オーバーよ?あとおにーさんにお土産とかおねーちゃん的にはおりこうさんね♪って誉めてあげたいけどそのお土産買うお金はえりーちかのお財布から出されちゃうのよ?もうちょっと遠慮とか遠慮とか遠慮するモノじゃないかなーってえりーちか的には思うんだけど?ねぇ?気のせい?気のせいかしら?ソレってえりーちかの気のせいかしら?」

 

「あー…絵里さん。なんかホントいつもいつもすいません…。ありさー。私は水でいいわ。」

 

「雪穂ちゃん!味方はもーアナタだけよ!って!水がお値段びっくり2000円?!何で水が2000円?!あ。なんかちっちゃーーーーーく書いてるわ。ナニナニ…富士の樹海の最奥の青木ヶ原ダンジョンの最深部から採取した貴重なお水です?へー。そーなんだー。えりーちかびっくりー…って!青木ヶ原ダンジョンってナニ?!何でダンジョン?!ダンジョンってゲーム?ゲームなの?パーティー組んで潜るの?!迷宮的なヤツに潜るの?!日本には冒険者とか探索者とかそんな職業が実はあったの?!しかもダンジョンの最深部で採れるのがなんでお水だけなの?!そのお水も2000円って微妙なお値段じゃない?!お水にしてはお値段高いけどダンジョンの最深部から採取された貴重なお水なら2000円って案外安くない?!ってかえりーちかは一体なんの話をしてたんだっけ?!えりーちかの過去のお話よね?!それがなんでいつの間にか青木ヶ原ダンジョンの最深部で採れる貴重なお水の話になっちゃってるの?!園田さんとかツッコミ役よね?!西木野さんもツッコミ役よね?!2人はツッコミ♪よね!ツッコミブラックとツッコミホワイトなのよね?!デュアルなオールなうぇーーーい♪って変身して悪のボケ軍団にツッコミを入れまくるのがお仕事よね?!なら早くツッコミ入れてちょーーだい!ほら!はーやーくー!ツッコミして!お仕事して!はりーあっぷよ!はりーあっぷ!」

 

ふぅ…穂乃果のほっぺたはぷにぷにで気持ちいいですね♪

 

私が穂乃果のほっぺたを堪能している間に生徒会長がナニやら必死に叫びまくっていた様ですが、あのポンコツ生徒会長は一体ナニを叫んでいたのやら。

 

きっと叫びたいお年頃なのでしょうね。

 

それでは久し振りに存分にグダグダしましたので、そろそろお話を先に進めましょうか。

 

「そんな訳なので取り敢えず生徒会長は青空に今までの経緯を素直にゲロってから謝って下さいね♪」

 

これで第8話は一件落着ですね♪

 

と、思ったのですが…

 

「えっ?!ちょ?!無視?!色々とまるっと無視しちゃうの?!あとソラに全部素直に謝るのはイヤよ!だって恥ずかしいだもん!だからいーやーだー!!!えりーちか!謝んないんだから!!!」

 

生徒会長はこの期に及んで必死の抵抗を見せやがりました。

 

いーやーだー、と。

 

そんな駄々をコネだした生徒会長をナニか面倒な生き物を見る様な眼差しで見つめながら、テーブルに肩肘をついて髪の毛をくるくると弄んでいた真姫が…

 

「もう面倒だからガンプラバトルで決めたら?そこの自称生徒会長サン対私たち全員でバトルして、そこの自称生徒会長サンが負けたらソラ先輩に素直にごめんなさいするでいんじゃないの?」

 

と、提案して来ました。

 

ふむ。

 

ガンプラバトルで決める…ですか。

 

私が真姫のその提案について思案していると…

 

「あ♪それいーかも♪」

 

意外な事に駄々をコネていた生徒会長が真姫の提案に賛成して来ました。

 

と、言う事は…

 

「さぁ!みんな!えりーちかと楽しい楽しいガンプラバトルを始めるわよ!」

 

どうやら生徒会長とガンプラバトルを行わなければいけない様ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

なんだかここまで徹底してのグダグダは久し振りですね。




次回は海未さん率いるもうみまきぱな+穂乃果ちゃんwith妹トリオ対絵里さんのバトル回…の前のブリーフィングになる予定でございます。
7人で囲んでふるぼっこする気マンマンの海未さんは驚愕の事実にたどり着きます…。

引き続きものすごーく虚無っておりますので、途中で挫けてお休みをいただくかもしれません。
しばらくはご容赦くださいませ…。






それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

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