ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
さて、本日6月9日は我等がスピリチュアル姐さん、東條 希さんの生誕祭でございます。
本日は希さんの生誕祭をお祝いし予てより予定しておりましたのんたん生誕祭特別編をお送りいたします。
時間軸は現在の本編よりも少しだけ先、地区予選第二開戦のお話になります。
そこから作中では過去に遡り、希さんが小学生の頃のお話になります。
それでは 2017 東條希生誕祭特別編「Early Days ~もしもから、きっと~ ①」 はじまります。
前期ガンプライブ秋葉原地区予選第二回戦。
この日、ウチら音ノ木坂学院ガンプラバトル部 チーム“μ's”は、今大会始まって以来の大ピンチを迎えていたんよ。
『さぁ!前期ガンプライブ!秋葉原地区予選第二回戦!音ノ木坂学院ガンプラバトル部!チーム“μ's”と!アキバ・インターナショナル・ハイスクール!ガンプラバトル部!チーム“jewel(ジュエル)”とのバトルも!泣いても笑っても残すところあとは1試合!雌雄を決する最終第5バトルだけだぁぁぁぁぁ!!!さぁ!さぁ!さぁ!解説のMr.ガンプラ!今までのバトルを振り替えってナニか一言お願いします!』
『そうだね…うん。正直に言えば予想外の事態だね。元世界王者、“始まりの精霊使い(オリジン・エレメンタラー)”鳴神 青空君、“戦乙女(いくさおとめ)”絢瀬 絵里君、“無冠の女王(ノー・クラウン)”矢澤 にこ君。今回のバトルはそんな世界レベルに達している彼等三人のスクールファイターを有するチーム“μ's”が圧勝すると思っていたんだけど…。』
『あー、確かに1戦目、2戦目は圧倒的な力の差を見せ付ける形での勝利でしたけど、続く3戦目、4戦目は自滅に次ぐ自滅の酷い内容でしたからねー…。』
『いやはや…地雷原をバスターライフルで凪ぎ払って無理矢理に突破しようとするなんて、そんな無茶苦茶な方法は僕は初めて観たよ…。』
『あれは…まぁドン引きでしたねー。さぁ!気を取り直して!そんな最終第5バトル!選出されたのはシングルバトル!勝敗を左右する運命のバトルフィールドは………………』
改めまして、おはようさん♪こんにちは♪こんばんわ♪
ウチの名前は東條 希♪
国立音ノ木坂学院の3年生♪
これでも一応は生徒会の副会長もやってるんよ?
チャームポイントはなんと言っても!このおっきなオッパイ♪
サイズはなんとビックリ!90cmもあるんよ♪
ウチは“μ's”で1番の巨乳さんやねん♪
なぁなぁ♪そこのキミ♪
ウチの自慢のオッパイ♪ちょい触ってみぃ~へん?
指でつんつん♪イタズラしてみぃ~へん?
谷間に顔を埋めて、ふがふがしてもえぇ~んよ?
もちろんパイの谷間に青筋浮かんでビキビキになっとるやんちゃなお肉の棒さんはさんで、わしわし♪ズリズリ♪気持ち良く♪なんてこともできるんよ♪
谷間からこんにちわした亀さんのさきっちょ♪ウチがぺろぺろしてあげよか?
気持ちえぇ~よぉ♪
気持ちよすぎてすぐにぴゅっぴゅっってしたくなるんよ♪
もちろん♪ウチのオッパイで気持ちよくぴゅっぴゅっしたら♪次はおまたの間でえっちなヨダレ垂れ流しにして物欲しそ~にしとる下のお口で、キミのお○ん○ん♪ペロリと食べちゃうでぇ~♪
うふふ♪だいじょ~ぶ♪
どーてーさんでも安心してや♪
ウチがちゃ~んとリードして、いっぱい♪いっぱい♪気持ちよくしてアゲル♪
な~んて♪冗談♪
ウチはそんなん誰でもペロリと食べちゃうよ~なビッチちゃんやないんよ?
こう見えて、ウチって身持ちは固いんよ♪
そらっち一筋♪
うふふ♪ウチな?えっちな動画観るんはキライやないから、実戦経験は残念やけど知識だけは豊富なんよ♪
そんなちょいえっちなウチの好きな食べ物は焼肉♪
嫌いな食べ物はキャラメル♪
得意料理はおうどんさん♪
特技は占い♪
知っとる?ウチの占いはちょいスゴいんよ?
百発百中♪ニュータイプも真っ青な的中率♪
あなたの未来も占ってあげよ~か?
え?占いはいらない?自己紹介もいらない?
早くお話を進めろ?
もう!いけずやなぁ~!本編やとウチの出番なんてまだほとんどないんやから、ちょっと位は自己紹介させてくれてもえ~んやないの?
え?別の世界線の“μ's”の東條 希は有名やから、今さら自己紹介の必要はない?
あ~…まぁ確かに別の世界線でスクールアイドルやっとる方のウチは、結構知っとる人も多いんよね?
ん~?なら自己紹介は必要ないんかなぁ…?
でも一応は…ウチのこと、もっと知りたい人がおったら、Wiki○ediaで軽~く検索してみてな?
では♪では♪お話を進めよっか♪
「げっ?!よりにもよって海中戦!しかも“深海フィールド”かよ!」
前期ガンプライブ秋葉原地区予選第二回戦。
ウチら“μ's”は第1バトル、第2バトルで順調に勝ちを納め、あと1勝すれば次の第三回戦へと進めるハズやったんよ…。
そんなウチら“μ's”の第二回戦。
先ずは第1バトル。
選出されたバトル形式は予め登録していた3機編成のユニットの内からどれか一つが出撃する、3対3のユニットバトル。
ランダム選出で選ばれたのはそらっち、えりち、にこっちの3人で構成されたチーム“μ's”でも最強戦力を集めたユニット“Lilac(ライラック)”。
もちろん通常形式のバトルでそらっち達3人が負けるはずもなく、第1バトルは接敵して数十秒でおしまいやったん。
続く第2バトルで選出されたバトル形式は2対2のタッグバトル。
出撃メンバーとしてランダム抽選でウチら“μ's”から選ばれたスクールファイターは、最近赤丸急上昇中の噂の新人スクールファイターな真姫ちゃんと、世界初の電子精霊4体同時契約してるって話題になっとる花陽ちゃん。
そんな1年生スクールファイター二人で出撃した第2バトル。
前衛系の真姫ちゃんと後衛系の花陽ちゃんの二人の相性はそんなんわるないし、敵さんもお世辞にも強いとは言えん相手やったから、二人で上手に連携して、真姫ちゃんが追い込んで最後は花陽ちゃんのレールカノンでぶち抜いてあっさりと敵機を撃墜♪
第2バトルも無事に勝利を掴んだんよ。
そう。この第2バトルまでは何の問題も無かったん。
ウチらならあと1勝なんて、ぶっちゃけ楽勝やと思っていたんよ…。
でも…問題はここからやった…。
第3バトル。選出されたバトル形式は1対1のシングルバトル。
チーム“μ's”からランダム抽選で選ばれたのは1年生スクールファイターの凛ちゃん。
凛ちゃんは経験は浅いけど、決して弱いファイターやないんよ?
スクールファイター全体では今のところは中の下か上の下って感じの強さかな?
ただ、今回は選ばれたバトルフィールドとの相性が悪すぎやったんよ。
第3バトルで選出されたバトルフィールドは要塞内部。
しかもめっちゃ入り組んでて、まるで迷路のような要塞やったん。
凛ちゃんの機体は高速戦闘に特化した機体…そんな機体を操る凛ちゃんは、いつものバトルのように開始直後にブースト全開で駆け出して、そのままスピードの出しすぎで最初のカーブを曲がりきれなくて壁に全力で激突して大破してもうたんよ…。
凛ちゃんの“ぎにゃぁぁぁぁ!!!”って叫び声が響いた直後、会場全体が一瞬しーんとなったなぁ…。
第3バトルはそんなおバカな凛ちゃんの自滅で幕を閉じたんよ。
そんでもってお次の第4バトル。
選出されたバトル形式はまたまた3対3のユニットバトル。
第4バトル以降はランダム抽選での出撃やのうて、出撃するメンバー(ユニットバトルのバトルは登録ユニット)は任意に決められるんよ。
だから、ウチら“μ's”が選んだ出撃ユニットは穂乃果ちゃん、ことりちゃん、海未ちゃんの二年生♀トリオ。
穂乃果ちゃんの考えなしの突撃がちょい怖いんやけど、ベテランファイターのことりちゃんと凄腕スナイパーの海未ちゃんがいればなんとかなるやろ♪って思っとんたやけど…。
ウチらの前にまたまた難儀なバトルフィールドが立ちはだかったんよ。
第4バトルで選出されたバトルフィールドはちょい特殊なフィールド
全域飛行禁止の“高重力フィールド”。
おまけに今回は見渡す限りの地雷原。
このバトルフィールド…飛行が出来ない以上は地雷原を歩いて進んでいかなあかん。
幸いにも海未ちゃんの機体は狙撃用の高感度センサーを積んどるから、地雷原で設置されている地雷を見付けて避けながら進むんは問題なかったんよ。
地雷を避けながらゆっくり進んで、敵機を海未ちゃんとことりちゃんの射程内に捉えたら遠距離から一気に決める。
それだけで終わりのハズやった。
そんな勝ち筋の見えとる第4バトルのバトル開始直後。
まずはアホの化身の穂乃果ちゃんがやらかしおったん。
凛ちゃんとおんなじように開幕の全力フルブースト。
そして真っ直ぐに地雷原に突撃して………ドカン♪
穂乃果ちゃんが開幕フルブーストで突撃するんは今に始まったことやないけど、まさか地雷原にまで突撃していくとは誰も予想できんかったわ~。
バトル開始前にはちゃんとそらっちとえりちが地雷原の説明してあげてたハズやったんけど、穂乃果ちゃんの脳ミソさんの容量じゃ理解できへんかったんやなぁ…。
地雷原に突っ込んで大爆発した穂乃果ちゃんはもちろん撃墜判定で退場。
まぁ穂乃果ちゃんが退場しても海未ちゃんとことりちゃんが残っとるから、このバトルは十分にイケるとおもったんやけど、ウチらの予想外の事態はこれだけでは終わらんかった。
突撃アホ娘な穂乃果ちゃんの次にやらかしたんは、ベテランファイターのハズのことりちゃん…。
ことりちゃんはしばらくは海未ちゃんの先導で地雷原を慎重に進んでいたんやけど、ナニを考えたんか急に進路上の地雷原に向けて大型バスターライフルをぶっぱなし出したんよ。
ことりちゃんの愛機“ウィングガンダム・リトルバード”ご自慢の大型バスターライフルのごんぶとビームで凪ぎ払われた地雷原はもちろん大爆発。
更には誘爆に次ぐ誘爆で辺り一面の地雷が一斉に爆発してもうて、ことりちゃんと海未ちゃんを巻き込んでの派手な爆発祭りに…。
そんな大爆発に巻き込まれて防御特化でもない二人の機体が生き残れる訳もなく…。
爆発が収まったあとには海未ちゃんの機体もことりちゃんの機体も、跡形もなく吹き飛んでいたんよ。
結果的には第4バトルも第3バトルに続いて自滅で負け…。
“μ's”が誇る二大アホ娘と狂った鳥娘が盛大にポカした結果、残り1勝で終わるハズやった地区予選第二回戦は最終第5バトルへともつれ込むことになったんよ。
そんな秋葉原地区予選二回戦の勝敗を決する最終第5バトルのバトルフィールドとして選ばれたんは、さっきそらっちが言ったように海中戦…しかも“深海フィールド”。
深海フィールドやと高機動型のように装甲の薄い機体やったら、水圧に耐えきれんで圧壊してしまうこともあるんよ…。
あとは水中やとビーム兵器の威力も大幅に減衰してしまうし…。
そらっちが言ったとおり、ちょい厄介なことになったなぁ…。
ま♪ウチの“ハーミット”は全環境完全対応型の汎用機やから、深海でも砂漠でもな~んも問題あらへんのやけどね。
「深海フィールド…ね。また随分と厄介なフィールドが選出されちゃったわね…。ねぇ?誰が出る?最終バトルの第5戦だから、連戦ペナルティはないから誰が出てもいいけど……。」
みんなのまとめ役なえりちがアゴに手を当てて少しだけ考え込んだあと、ウチらに“誰が出る”と尋ねてきとる。
確実に勝ちたいんなら、そらっちかえりちかにこっちの内の誰かが出ればええんやけど…。
「そうね……でもとりあえずは……!ことりとアホ乃果と凛は出さないわよ!絶対に!このアホ共は出せばまたやらかすわよ!夢の終わりが自滅だなんて!私は認めないからんだかね!」
うわぁ…にこっちは荒ぶっとるなぁ。
まぁにこっちとしてはおバカな自滅でせっかくの勝ち星を逃したアホ娘2人と鳥娘には、第三回戦進出がかかっとる大事なバトルを任せたくはないんやろなぁ。
「えぇ~!ことりがでた~い♪さっきのバトルで地雷原ちまちま進んでスッゴいフラストレ~ション溜まっちゃたんだもん♪ことりがでて、み~んなまとめてバスターライフルぶっぱ~で消し飛ばしちゃうんだから♪ここはことりちゃんとリトルバードにおまかせですぅ♪」
「にこちゃん!穂乃果のお名前はアホ乃果じゃないよ!穂乃果だよ!あと海のなかでも穂乃果なららくしょーだもん!バーンってとつげきしてドーンってやっつけちゃうんだから!うん!ここは穂乃果がいくよ!」
対するクレイジー・リトルバードことりちゃんとアホの化身の穂乃果ちゃんは、最終第5バトルには自分が出撃するって言っとるけど…ウチとしては堪忍して欲しいわぁ。
そう思っとるんはウチだけやのうて、そらっちやえりち、海未ちゃんに真姫ちゃんも呆れ顔&半目で穂乃果ちゃんとことりちゃんを見とる。
花陽ちゃんも呆れ顔こそしとらんけど、苦笑いで困った顔やね。
ウチらは別にいじわるで穂乃果ちゃんとことりちゃんには任せられへんって思っとるん訳やないんよ?
相手チームのスクールファイターのレベルを見る限りは、おバカなことをせぇへんで普通に戦えばことりちゃんなら余裕で、もちろん穂乃果ちゃんも多少は苦戦したとしても最終的には負けることはない思う。
せやけど今回のバトルで選出されたバトルフィールド…深海フィールドと二人の相性はハッキリ言ってよくはないんよ。
ことりちゃんのウィングガンダム・リトルバードのメイン武装は大出力ビームをぶっ放す大型バスターライフル。
水中でビームの威力が減衰しても、ことりちゃんのリトルバードのドン引きビームなら敵機を撃墜するんは問題はないんやけど、機体本体が水中戦に対応しとらん機体やから、動きがめっちゃ制限されてしまうん。
大事なこの1戦を任せるにはちょい不安やねん。
穂乃果ちゃんもストライカーパックを非ビーム系の武装を装備しとる“シュバリエストライカー”に換装すれば、水中戦も可能やけど、確か穂乃果ちゃんには水中戦の経験が無かったハズやねん。
初めての水中戦の穂乃果ちゃんに、勝敗を左右する大事な最終第5バトルを任せるんはちょい怖いわぁ…。
「凛は調子にのって自滅したから反省中だにゃ…。おんなじ自滅仲間の穂乃果ちゃんやことりちゃんみたいに自信満々で出たい!なんてとってもじゃにゃいけどいえねぇーにゃ…。」
一方の凛ちゃんはすみっこにちょこんと正座で座って、ちゃ~んと反省中やね。
そんな凛ちゃんはただ反省して正座しとるだけやないんよ?
真姫ちゃんが反省を促すためにって、えりちが常に持ち歩いとる毎度お馴染みな荒縄で凛ちゃんを亀さん縛りでデコレーションして、おまけに正座しとるお膝の上にもえりちが持っとった石(えりちがなんで拷問用の石なんて持ち歩いとるかはうちに聞かんでな?えりちのカバンは音ノ木坂七不思議の一つやさかい…。)を乗せて。
これは“石抱”ちゅ~日本古来の拷問やね♪
拷問ちゅ~っても、正座の脚の下には三角のギザギザがついとる十露盤(そろばん)板は敷いとらんし、お膝の上の石もまだ軽いヤツやから、身体的にはそこまでダメージは入っとらんハズやねん。
見た目の恥ずかしさと、足が痺れてきたらそらっちと真姫ちゃんがしびれびれをツンツンするのさえ我慢すれば、そこまで酷いお仕置きやないんよ。
真姫ちゃんが本気を出してお仕置きの拷問をし始めたら、怪しい薬やらえっちなことに使うために改造した分娩台やら、色々とヤバいモン持ち出して来るからなぁ…。
それに比べれば遥かにマシやねん。
せやから凛ちゃん。もうちょい我慢したってな?
「えぇい!穂乃果もことりもうっさいわよ!アンタ達二人は少しは反省中の凛を見習いなさい!大体!アンタ達が出たらどうせまた自滅するんでしょ!って言うか!穂乃果と凛はともかく!ことり!アンタはアホじゃないんだから少しは考えて行動しなさい!なんで地雷原にバスターライフルぶっぱなすのよ!あり得ないでしょ!」
「あぁ!にこちゃんひどい!穂乃果のことまたアホって言った!穂乃果はアホじゃないもん!ちょっとお勉強が苦手なだけだもん!」
「世間一般ではお勉強が苦手なヤツをアホって呼ぶにゃ。にぁ…凛もアホじゃにゃいにゃ…っていいたいけど、調子ぶっこいてスピード出しすぎて曲がりきれなくて自滅した凛には、今回はアホじゃにゃいって胸をはって言えにゃいにゃ…。」
穂乃果ちゃんがアホと違うんやったら、この世は恐ろしいことになるなぁ。
凛ちゃんはちゃんとアホって自覚しとるようやね。
良かったね、凛ちゃん。
穂乃果ちゃんみたいにアホやないって言っとったら、凛ちゃんの後ろで笑顔で両手に怪しいお薬持って立っとる真姫ちゃんの実験台になっとたよ。
「ちゃんと考えてるよ~♪でも考えても結局はめんど~になってくるから、み~んなまとめて消し飛ばしちゃえ~ってなるの♪そっちのほ~が早いもんね♪やんやん♪ことりちゃんのおちゃめさん♪ね♪ソラ君♪こんなことりもかわいいでしょ♪ところでぇ…このあとソラ君っておひまかな?おひまだったら、ことりと一緒にらぶほてるに…」
考えとっても途中で考えるん止めて、結局はぶっ放す訳やね。
うん。ことりちゃんはやっぱりことりちゃんやね。
おまけにさらっとそらっちをラブホに誘っとるし。
ことりちゃんはがっつき過ぎるからそらっちに逃げられるんよ?
もっと恥じらいながら二人きりの時に誘えばえぇんよ。
基本的にそらっちはエロやから、それで堕ちるハズやよ?
「ぐぅぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁ!!!淫乱鳥娘ぇぇぇぇぇ!!!ふざけたことばっかり抜かしてると!頭のトサカ引っこ抜いて唐揚げにするわよぉぉぉぉぉ!!!」
「むっ!ことりはいんらんじゃありません!ちょ~っとえっちなだけです!それにことりを唐揚げにする?にこちゃんが?じょうと~です!やれるもんならやってみやがれ!ですぅ!返り討ちにしてにこちゃんのにこごりにしてヤりますぅ!」
「誰がにこの煮こごりだぁぁぁぁ!!!」
にこっちとことりちゃん…ホンマに仲えぇなぁ。
「表に出ろ!!!淫乱鳥娘!」
「表に出やがれ♪にこっぱち♪ですぅ!」
「にことことりって相変わらず仲がいいわね。」
「これって仲が良いって言っていいのか?とりあえずは絵里さん、その二人はほっとけ。で?結局は最終バトルは誰が出るんだ?俺の“リヴァイブ”なら深海でも戦えなくはねぇーけど…。」
「そこまで相性は良い訳ではありませんよね。私も青空と同じですね。バトルフィールドは海中…しかも深海…。ビーム兵器が主体の私の“アルテミス”ではやはり相性が良くありません…。」
「私も今回はパス。私の機体って一応は実弾や実体剣も装備してるから、海中で戦えないこともないけど、水の中って動きづらいから正直あまり得意じゃないのよね。装甲も薄いから下手すると圧壊しちゃうかもしれないし。」
「花陽のジム・カーバンクルなら装備と環境設定を変更すれば行けますよ?でも…チームの勝敗のかかった最終バトルでのシングルバトルは…万が一の事故死が怖いですぅぅぅぅ!!!花陽は出たくありましぇぇぇぇん!!!」
そらっち、海未ちゃん、真姫ちゃん、花陽ちゃんはあんまり出たくはないみたいやね。
にこっちはことりちゃんとじゃれあっとるし。
深海フィールドと機体の相性で言えば、ウチの“ハーミット”が1番…。
ならここはウチの出番やね♪
「はぁ…仕方ないわね。私の“ヴァルキュリア”なら機体も武装も深海での戦闘に支障はないから、今回は私が…」
「ちょ~っと待ったぁ♪えりち♪ここはウチとウチの“ハーミット”の出番やねん!」
「希…?そうね…確かに希の“ハーミット”ならバトルフィールドが深海でも問題ないわね。それに希の“ハーミット”には例の“アレ”もあるし。」
「だな。それに希さんならアホ二匹やプッツン鳥娘みたいに自滅の心配もないし。間違いないだろ。」
「同感。少なくても穂乃果やことりに任せるよりは適任だわ。」
「はい。真姫の言う通りです。希なら任せて安心ですね!希…私達の命運を貴女に託しますね!」
「希ちゃん!がんばってください!」
「なんでもいいから早く出撃して勝ってきて欲しいにゃ…。亀甲縛りのままで放置はいい加減に恥ずかしいにゃ…。」
「亀甲縛りで放置だなんてご褒美じゃない?私が代わってあげましょうか?」
「代わったらお仕置きになんねぇーだろ!とにかく!頼むぞ!希さん!」
「りょ~かい!ぜ~んぶ、ウチに任せときぃ♪」
さぁ~って♪ほんなら気合い入れて行ってみよかぁ♪
「あの…お初にお目に掛かります。わたくし、アキバ・インターナショナル・ハイスクール、ガンプラバトル部、チーム“jewel(ジュエル)”所属の黒澤 真珠と申します。」
出撃登録を終えて、ガンプラバトルシミュレーターのコクピットへ乗り込もうとしとったうちに話し掛けてきたんは、黒髪の姫カットのめっちゃ美少女さんやった。
これは中々やねぇ…海未ちゃんに負けず劣らずの和風美少女さんや♪
えりち的に言えば、赤い荒縄が似合いそうな和風美少女さんやね♪
「おおっと♪これはご丁寧な挨拶ありがとな♪ウチは音ノ木坂学院ガンプラバトル部、チーム“μ's”の東條 希♪お互い悔いの残らないバトルをしよな♪」
「はい!よろしくお願いいたします!」
うふふ♪この子、たぶん1年生やね?
うちら“μ's”の1年生トリオと違って、めっちゃ初々しいわぁ♪
それにしてもこの子の名字…“黒澤”ねぇ…。
秋葉原のインターナショナルスクールに通っとって、名字が黒澤…。
もしかしてこの子…
『ゴルゥラァァァァァァ!!!ドム子ォォォォ!!!ワレェェェェェェ!ワシの真珠ちゃんに一発でも当ててみやがれぇぇぇぇ!テメェの家に採れたて新鮮なフジツボ送りつけんぞぉぉぉ!浜の珍味じゃぁぁぁ!!!塩ゆでにして喰いやがれぇぇぇぇぇぇ!!!』
『おやっさん!!!止めてくだせぇぇぇぇぇぇ!!!ドム子の嬢ちゃんと真珠お嬢様のご迷惑になりやす!!!』
『マサァァァァア!止めんなぁぁぁぁぁぁ!!!ボケェェェェ!ゴルゥラァァァァァァ!!!ドム子ォォォォ!!!聞いとんのかぁぁぁぁ!!!元気そうで安心したぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!』
「お、お父様?!」
あぁ…やっぱり。
うちのことを“ドム子”なんて呼ぶんは、あの海辺の街で“サンダーソニア”を倒すために一緒に戦ったみんなだけやもんね。
この子…真珠ちゃんはやっぱり黒澤のおっちゃんの娘さんやったんね。
「お~い♪おっちゃ~ん♪マサさ~ん♪おっひさ~♪元気しとったか~♪」
「え?え?東條さん?!お父様とマサさんのお知り合いなのですか?!」
真珠ちゃんは中身も外見も厳ついおっちゃんに似とらんなぁ♪
純真やねぇ♪
純真ちゅ~ことは……からかいがいがあるっちゅ~ことやね♪
むふふ♪真珠ちゃんと一緒に久し振りにおっちゃんにもイタズラしとこ~かな?
「そ♪お知り合いやねん♪ウチはな?何を隠そうおっちゃんの7年来の愛人さん(もちろんおちゃめな冗談やん♪)やねん♪」
「えっ………………?」
「あ♪い♪じ♪ん♪さん♪♪♪なぁ真珠ちゃん♪ちょい見てみぃ?ちっさいころからめちゃくちゃにオッパイわしわしされたからやろ~なぁ…。ホラ♪ウチのオッパイ♪こんなにおっきくなってしもうたんよ?」
『ちょっと待てぇぇぇぇぇ!!!ナニ言っとんじゃぁぁぁぁドム子ォォォォ!!!誰が誰の愛人じゃぁぁぁぁ!!!テメェのパイを揉んだのは坊主だろーがぁぁぁぁぁぁ!!!真珠ちゃぁぁぁぁぁん!パパはママ一筋だからね!浮気なんてしてないからね!お願いだから信じてくれぇぇぇぇぇぇ!!!』
「あはは♪おっちゃん慌てとる慌てとる♪このノリ懐かしいなぁ♪」
「…オッパイわしわし…7年来の愛人…東條さんは現在は高校三年生…年齢は恐らくは18歳…7年前ならば11歳……11歳は小学生……小学生のオッパイをわしわし………お父様の……お父様の………ロリペドフィィィィィィンンンンンンン!!!」
『パパは潔白だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
「ごめんな~♪真珠ちゃん♪愛人ちゅ~んはウチのおちゃめな冗談やから、おっちゃんのことは許してあげてや?」
[[もう!希さんの冗談は笑えません!わたくし、本当にお父様がロリペド野郎だったのかと思ってしまいましたわ!]]
「あはは♪ごめん♪ごめん♪堪忍や~♪」
[[もう…。あ…出撃の時間…。]]
「ん?お♪ホンマや♪さぁ~って♪ほんなら真珠ちゃん♪ちょい希さんと遊んであげてな?楽しいバトルにしよな♪」
[[はい!楽しいバトルにいたしましょう!でも…負けませんわ!]]
「むふふ♪ウチやって負けへんよ♪」
[[それでは希さん!戦場でお会いいたしましょう。]]
「機体の管制システムを水中戦仕様に設定して……うん♪これでおっけ~♪」
サブコンソールをポチポチ操作して、機体の管制システムを水中戦仕様に設定し直したウチは、ふとあの頃のことを思い返す。
7年前のあの頃…。
ウチの転校人生の中でも1番楽しかった海辺の街での想い出。
[[波の谷間に命の花を!見事に咲かせてみせましょう!黒澤 真珠!安全!確認!“フィッシャーマン・ロディ”!これより操業を開始いたしますわ!]]
「希パワーちゅ~にゅ~完了♪アナタのノゾミカナエテあげる♪東條 希♪“ドム・ハーミット”♪いっちょいってみよか♪」
さぁ~て♪
楽しいガンプラバトルの始まりや♪
これは海辺の街の小さな恋のお話。
「ねぇ?今日はなんの本読んでるの?」
「………表紙はそちら側なんです。見てわかりませんか?日本の食べれる雑草・食べたらヤバい毒草大事典です。」
「それって面白いの?」
「逆に聞きますが、貴女はこんな本が面白いと思いますか?」
「思わない。」
「なら面白くはないのでしょうね。でも…面白くはありませんがとてもためにはなります。この本の知識があれば冬場以外なら食糧に困ることはありませんので。」
「雑草…食べるの?へんな子。」
「自分がおかしいのは十分に自覚していますよ。」
「やっぱり、へんな子だ。」
「はぁ…ならもう放っておいてください。」
「むぅ…。ヤダ。なんか負けた気がするもん。」
「はぁ…めんどくさ。」
ウチの始まりの物語…。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
作中で登場した黒澤のおっちゃんと、希さんの対戦相手の黒澤 真珠さん。
彼等は某沼津の網元一家の人達になっております。
特に真珠さんは、将来的にはサンシャイン編での黒澤姉妹の母親になる予定でございます。
黒澤姉妹の母親の一文でお分かりかとは存じますが、続編「ガンプライブ!サンシャイン!!」は、現在のガンプライブよりもずっと先の時間軸での物語を予定しております。
※相変わらずの見切り発車の為、変更になるかもしれませんが…。
サンシャイン編の連載はまだまだ先ではございますが、連載を開始いたしましたら、何卒よろしくお願いいたします。
次回の希さん生誕祭特別編は海辺の街に転校してきたロリのんたんが、ある少年や沢山のオッサン達と出会い、特殊ルールのバトルロイヤル“大海戦ミッション”へと出撃いたします。
特別編の更新予定は来週の木曜日か金曜日を予定しております。
また、本編の更新はいつも通りに月曜日のお昼に更新予定でございます。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
最後になりましたが、Happy Birthday!のんたん!