ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
500円ガチャのCYaRon!の水着フィギュアが思っていた以上に良い出来でニヨニヨしているQooオレンジでございます。
千歌ちゃんは手に入れたので次は曜ちゃんかルビィちゃんが出てくれれば…。
さて、今回のお話は覗きがバレてしまい大変な事になってしまった花陽ちゃんのその後のお話になります。
それでは 第6話「米と猫とツンデレと」そのじゅうろく 始まります。
真っ暗で冷たくて…そう……身体中がまるで泥の沼に浸かっているような感覚…。
そんなイヤな感覚に浸かっている中で、少しずつ下へと沈んでいることに気付いた花陽は、必死に手を伸ばして助けを求めます。
暖かい光が僅かに視える頭上に向かって、必死に伸ばしたその手は…ナニも掴めず、ダレも掴んではくれませんでした。
そして花陽の身体はゆっくりと…ゆっくりと…ほの暗い泥の底へと沈んで行って…………。
「おぉ!はなよよ!しんでしまうとはなさけない。」
ふと気が付くと、花陽の目の前には何故か王さまのコスプレをして玉座にふんぞり返った穂乃果先輩がいました!
「へっ?あれ?!ここってどこですか?!しかも穂乃果先輩?王さまのコスプレなんかしてナニやってるんですか?」
付けヒゲまで付けてこの穂乃果先輩(アホ)はマジでナニやってるんでしょうか?
花陽の通常仕様の脳ミソさんでは穂乃果先輩(アホ)のヤることに理解が追い付きませんよ!
「もう!ちょっと!花陽ちゃん!穂乃果ってよばないでよね!」
穂乃果ってよばないで!って……それじゃなんて呼べばいいんですか?
鳴神先輩みたいに“アホ乃果”って呼べばいいのかな?
それともただ“アホ”って呼べばいいんですか?
「今の穂乃果は穂乃果じゃないの!王さまなの!ちゃんとお話し聞いてよね!ごほん!えーって…あ、あった!これを読めばいいんだね!」
穂乃果は穂乃果じゃないの!って言われても、穂乃果先輩はどこからどう見てもいつもの穂乃果先輩(アホ)な穂乃果先輩ですよね?
この穂乃果先輩(アホ)は一体ナニを言っているんでしょうか?
あっ。王さまコスプレの真っ赤なビロードのマントの中からナニかを取り出しましたよ?
あれは…ノートの切れ端ですか?
ノートの切れ端をどうするのかな?
「はなよが次のレベルになるにはあとお米が6,350粒必要じゃ。」
あっ。なるほど!あのノートの切れ端ってカンペですか!
穂乃果先輩(アホ)な穂乃果先輩じゃセリフなんてまともに覚えられませんからねー。
ああやってカンペを用意してもらったんですねー。
あー。つぎのレベルアップまではお米を6,350粒食べればいいんですね。
諸説ありますがお茶碗一杯でお米は約3,500粒くらいなんで、6,350粒ならお茶碗二杯食べれば余裕でレベルアップですね!
レベルアップってド○クエですか!って突っ込みたいですけど、なんだか今回は黙って先に進まないともう二度と花陽はおうちに帰れないような気がするのは気のせいでしょうか?
まぁドラ○エ風なお話なら、魔王とかそこら辺のラスボスを倒せば終わるはずですね。
しかもお米を食べてレベルが上がるなんて楽勝すぎで逆に困っちゃいますね?
真っ白艶々の美味しいご飯をお腹一杯食べまくって、すぐにでもレベルMAXですよ!
花陽!MAX大変身です!
「お米をたった6,350粒食べればいいんですか?そんなのオコメスキー(真)のスキルを持っている花陽にとっては余裕のよっちゃんですよ!ばっちこいです!どんとこいです!今日のおかずは真っ白艶々の美味しいご飯ですよ!」
「あ、ちなみにお米はどーぐやさんとかお店じゃ売ってないからね?やどやさんでもおこめのごはんはでないからね?この世界の主食は基本的にみーんなパンなんだよ!うん!今日もパンがうまい!」
えぇ?!お米!買えないんですか?!
しかも主食がパン?!
宿屋さんに泊まっても出される食事はパンだけ…あ、あははははは……。
花陽がお米がないことでショックを受けているのに、この穂乃果先輩(アホ)の王さまは“うん!今日もパンがうまい!”とか言いながらラ○チパ○クを貪ってやがりますよ…。
どうしてくれましょうか?この穂乃果先輩(アホ)の王さまは…。
穂乃果先輩(アホ)の王さまから穂乃果先輩(アホ)の裸の王さまに無理矢理クラスチェンジさせてヤりましょうか?
穂乃果先輩(アホ)の裸の王さまになったら、毎度お馴染みの荒縄で縛り上げて首から“新鮮なほのまんです!ご自由にお使いください!※ほのまんだけではなくマタノトビラ(後)や口ほのまんもご自由にお使いください!反応が鈍くなったら付属の蝋燭もご自由にどうぞ!”ってメッセージボードをぶら下げさせて、公園の公衆トイレに放置してあげましょうか?
穂乃果先輩は穂乃果先輩(アホ)でも見た目はアイドルにスカウトされて全国制覇を狙えるレベルで美少女なんで、みーんな喜んで公衆おトイレな穂乃果先輩を使ってくれますよ…。
穂乃果先輩が“もうやめて!穂乃果のほのまんがこわれちゃう!ダメ!生はダメ!妊娠しちゃったらほのまんがミルク味になっちゃうよぉぉぉぉぉ!らめぇぇぇぇ!”って言っても許しませんよ?
ぐふふ♪穂乃果先輩のココロはどれくらいまで壊れないでもっているしょうか?
穂乃果先輩が何日で…いえ、何時間で壊れてしまうかを対象に、賭けでもしましょうか?
ぐふ♪ぐふふ♪ぐふふふふふふふふふ……………。
「あれ?なんだろ?急に寒くなってきたよ?穂乃果のおまたがとってもピンチなような?うーん?気のせいかな?」
穂乃果先輩。
ソレ…気のせいではありませんよ。
パンが主食の国の穂乃果先輩(アホ)な王さまなんて、花陽が粛清してヤりますよ。
お米が無い国なんて、存在していも仕方ないですからね。
「……なんだか花陽ちゃんに早くお米の入手方法を教えないと穂乃果のおまたとかアチコチが知らない男の人たちにぐちゃぐちゃにされちゃって大変なことになるような気がしてきたよ…。あのね?花陽ちゃん!お話は最後までちゃーんと聞いてね!大丈夫!この世界にもお米はちゃーんとあるよ!だから安心して!」
「あ♪お米♪ちゃーんとあるんですね♪ふぅー。危なかったです!あと少しで闇墜ちしてダークライス花陽になって国家転覆を狙ってしまうところでしたよ!この国を落としたらここを足掛かりにして世界を征服して、このパンが主食とかぬかしやがる世界に稲作を普及させて主食をお米にしなきゃって思ったいました!」
「あ、あはは…(あぶなっ!もうちょっとで新しい“まおー”が生まれるところだったよ!) あのね?花陽ちゃん!お米を手に入れるには町の外にでてモンスターをたおさなきゃダメななんだよ!例えばスライムを1ぴきたおすと、もれなくお米が1,000粒もらえるからね!ほかにもつよーいモンスターをたおすとお米がいっぱいもらえるからがんばってね!花陽ちゃん!」
スライム1ぴきでお米1,000粒ですか…。
それじゃ花陽がつぎのレベルアップまでに必要な6,350粒のお米を手に入れるためには!スライムを7ひきたおさきゃダメなんですね…。
うぅ~…スライムなんて花陽に倒せるのかなぁ…。
でもスライムを倒さなきゃお米が手に入らないし…。
お米が食べれない食生活なんて花陽には耐えれません…。
これは…ヤるしかありませんね!
お米のために…スライムを大虐殺です!
スライムさん…ごめんなさい。
花陽の大盛りご飯のために犠牲になってくださいね♪
「はい!がんばります!スライムを狩りまくって毎日…いえ!毎食!大盛りご飯ですよ!」
「うん!ファイトだよ!花陽ちゃん!それじゃお話を先に進めるね?えーっと…あ、ここからだね!ごほん! まおーことりをたおす…」
「オイコラ!この穂乃果先輩(アホ)の王さま!魔王ことりってなんだ!魔王ことりって!あんな真っ黒リトルバードを花陽がひとりで倒せるワケないじゃないですか!性的に散々弄ばれてコロっとされてバラして血抜きされて花陽の炊き込みご飯にされて美味しくいただきますぅ♪されちゃいますよ!」
「もう!だからお話は最後まで聞いてよね!花陽ちゃんひとりでまおーことりちゃんをたおしてなんて言わないよ!ちゃーんと仲間もよーいしてるからだいじょーぶ!」
「仲間、ですか?」
「うん!仲間だよ!花陽ちゃんはひとりじゃないんだよ!それじゃお話の続きを話すから、今度はちゃーんと最後まで聞いてね!えーっと…ごほん!ごほん!ん、んー!あー、あー!まいくてすと!まいくてすと!よし!いくよ!はなよよ!まずはじょーか町の“のんたんの酒場”で仲間を……ゴメン!花陽ちゃん!ちょっとまっててね!もしもし!そら君!コレなんて読むのー?のんたんの酒場のあとに書いてるヤツ!え?つのる?へぇー!これって募る(つのる)って読むんだね!うん!ありがと!そら君!それじゃまたね!…あっ!花陽ちゃん!お待たせしちゃってゴメンね!それじゃもう一回最初から…ごほん!まおーことりをたおすには仲間が必要じゃ。まずはじょーか町の“のんたんの酒場”で仲間をつのるがよい!」
「“のんたんの酒場”?」
酒場で仲間を募集って…それってル○ーダの酒場?
ルイ○ダの酒場で仲間を募集ってシステムがあるなら、このお話のベースはド○クエ3なのかな?
他のド○クエにもルイーダの酒場はあるけど、ドラ○エ3以外だと9を除いたら仲間の募集はできないよね?
それに9には序盤に王さまはいないし。
「はい!花陽ちゃん!300円!これで仲間の人のぶんもそーびを買ってあげてね!」
「前々から思っていましたけど、王さまってマジでケチですね!300円ポッキリでナニを買えって言うんですか!300円でまともな装備が買えるわけないじゃないですか!」
「さぁ!ゆけ!はなよよ!仲間たちとともにみごとまおーことりをたおすのじゃ!」
「オイコラ!ちゃんと聞け!穂乃果先輩(アホ)の王さま!!!もっとお金をよこせー!!!」
こうして、グダクダなうちに花陽の魔王ことり討伐の旅が始まりました。
ところで…ものすごーく今さらですけど、ここはどこですか?
花陽はどうして魔王になってることり先輩の討伐に逝かなきゃダメなんでしょうか?
………でも……逝かなきゃダメな気がするんですよね…。
じゃなきゃ…花陽はまたあの真っ暗で冷たい泥の沼の底に沈んでしまうような…。
「は~い♪ようこそ~♪美味しいお酒と美味しい肴のお店♪“のんたんの酒場”へいらっしゃ~い♪お一人様やね~♪」
穂乃果先輩(アホ)の王さまな穂乃果先輩の勧めで、仲間を募集するために城下町の“のんたんの酒場”の扉を開けた花陽を出迎えたのは、おっきなオッパイをたゆんたゆんと震わせたキレイなお姉さんでした。
…あれ?この人って…よく見るとうちの学校の生徒会の副会長さんですよね?
この前の先輩達チーム“μ's”の初めての公式戦の打ち上げのときに、生徒会長の絢瀬先輩と一緒に何故かいましたよね?
お名前は…確か“東條 希(とうじょう のぞみ)”さん。でしたでしょうか?
その副会長さんな東條先輩が、どうしてこんなところで酒場なんてやってるんでしょうか?
東條先輩ってオッパイおっきいですけど、未成年ですよね?
酒場を営業してお酒なんて売ってもいいのかなぁ?
「そこら辺はなんも問題ないんよ♪だってここは○○○○○やからね~♪細かいことは気にしない♪気にしない♪楽しくいかな♪ね♪」
「あれ?なんで花陽が思ってることわかったんですか?」
「“ここ”はそういうとこやねん。」
「はぁ…?そういうとこ?ですか?」
「そ♪そういうとこやねん♪」
よくわかりませんが…まぁいいのかな?
とにかく早く先に進んで魔王のことり先輩を倒さないと、花陽は大変なことになっちゃうような気がしますのて、ここは無理にでも納得しておきましょう。
「むふふ♪それでえぇ~んよ♪花陽ちゃんはおりこうさんやね♪さてさて♪それじゃ花陽ちゃんのお仲間になってくれる子達を紹介してあげるやん♪お~い♪出番やで~♪ちょいこっち来てやぁ~♪」
花陽の仲間になってくれる人達…どんな人達なんでしょうか…。
怖い人達だったらどうしよう…。
そんなことを思っていると、花陽のお耳には聞きなれた大親友の声と最近なんだかんだで一緒に行動することが当たり前になってきてるツンデレお姫様(お嬢様ってレベルじゃないですよねー。)の声と、憧れの先輩の声が聞こえてきました。
「にゃーん♪」
「なんで私が…。」
「仕方ねぇだろ。穂乃果が王様でことりさんが魔王になったら、残りは俺達しか残ってなかったんだから。今回は海未さんが元凶だから海未さんは出れねぇし。」
お店の奥からやって来たのは、やっぱり凛ちゃんと西木野さんと鳴神先輩の3人でした!
凛ちゃん達3人が花陽の仲間になってくれる人達なんですね!
よかったぁぁぁ!!!
知らない怖い人達じゃなくて!
でも海未先輩が元凶ってなんでしょ………あ、あれ?なんで身体が震えてくるんですか?
だ、だめです!海未先輩のことを考えちゃダメです!
どうしてかわかりませんが海未先輩のことを考えちゃ…と、とりあえずはお話を先に進めましょう!
そうしましょう!
それがいいです!
「凛ちゃん!西木野さん!それに鳴神先輩!」
頼もしい仲間がいれば、これからの旅も安心ですね!
「にゃ~ん♪遊び人の凛がかよちんの仲間になるにゃ~♪」
はい?凛ちゃん?!遊び人なんすか?!
いや、まぁ…一人くらい仲間に遊び人がいても、この意味のわからないお話がド○クエ3をベースにしたお話なら、将来的には遊び人は賢者に転職できるはずなので問題は……
「遊び人の真姫よ。ヨロシク。」
えっ?に、西木野さん?!遊び人?!西木野さんも?!
いやいやいやいや!西木野さんなら初期から賢者とかでもいいんじゃないですか?!
「ナルカミ ソラ。同じく遊び人だ。ま、適当にヨロシク。」
………おいまて!お前ら!なんで揃いも揃ってみんな遊び人なんですか!
突っ込みますよ!突っ込みますからね!答えは聞いてませんからね!
ねぇ!凛ちゃん!
凛ちゃんなら遊び人よりも武闘家とかの方が似合ってるよね!
西木野さんも!
西木野さんは遊び人ってキャラじゃありませんよね!
この際です!初期から賢者なんて高望みはしませんけど!普通に魔法使いでいいじゃないですか!
鳴神先輩も鳴神先輩です!
いつも穂乃果先輩のことをアホ乃果とか言ってますけど!鳴神先輩も実は結構アホなんですか?
前二人が遊び人でボケたからって、鳴神先輩まで遊び人でボケなくてもいいじゃないですか!
「チェンジで!」
お米がかかっているモンスターとの戦闘で、ろくなことをしない遊び人を3人も引き連れて旅ができますか!
チェンジですよ!チェンジ!
もう1度言いますが!モンスターとの戦闘はお米がかかっているんです!
大親友の凛ちゃんだろうと!最近仲の良い西木野さんだろうと!憧れの鳴神先輩だろうと!
妥協はしませんよ!
「遊び人以外をもってこーい!」
結局、あのあと何百人もの遊び人を紹介されて心が折れそうになってた花陽でしたが、諦めかけたときに奇跡は起きました!
なんと!それまで頑なに遊び人だけを紹介してきたあのデカ乳副会長さんがついに!魔法使いと戦士と僧侶の女の子3人組を紹介してくれたんです!
ホントは戦士よりも武闘家の方が良かったんですけど、チェンジしてまた遊び人紹介地獄に戻るのもイヤだったので、花陽は紹介された魔法使い&戦士&僧侶の3人組の女の子を仲間にすることにしました!
どんな子達だったかと言いますと………
「クックックッ…この堕天使ヨハネの放つ紅蓮の炎に焼かれて、現世と別れを告げるがいいわ!きゃー!ねぇ!花陽!ルビィ!ずら丸!ワタシって今、最高にカッコよくない!流石はワタシよね!」
まずは真っ黒いゴスロリ服ででバッチリ決めた魔法使いの女の子!
自称 堕天使ヨハネの善子ちゃん!
患ってますねー。
見事に患ってますねー。
中二病を。
まぁアホネコ遊び人よりは戦力には…なりますよね?
「善子ちゃん!「善子じゃなくてヨハネ!ヨハネよ!」なんでもいいから早く魔法使ってスライムさんやっつけてよ~!ピギャ?!な、なんでスライムさんはさっきからルビィばっかり狙ってくるの~?!花丸ちゃ~ん!たすけて~!!!」
お次はピンク色のビキニアーマー(それって防具の意味あるんですか?)を装備した戦士の女の子のルビィちゃん。
この子は…なんだか小動物ですね。
スライムさんみたいにピギャ?!って鳴くんですけど、スライムさんから転生したとかじゃないですよね?
あとルビィちゃんは何故かモンスターさん達から集中的に狙われてるんですけど…どうしてなんでしょうか?
やっぱり小動物だからかな?
まぁツンデレ遊び人よりは戦力に…なるかなぁ…。
「ルビィちゃん、マルは今ちょっと忙しいから善子ちゃん「ヨハネだって言ってるでしょ!」か花陽ちゃんに頼むずら。ほーら…この駄スライム♪もっとピギャピギャってルビィちゃんみたいに鳴くずら♪HPがなくて元気がないずらか?それなら“ホ○ミ”ずら♪これでHPは全快ずら♪あれ?なんで鳴かないずら?うーん?せっかく回復させてもすぐにまた鳴かなくなっちゃうずらね?どうしてなんだろう?」
最後は…何故かボンテージを身に付けて手にはムチを持った僧侶の花丸ちゃんです。
この子はさっきから戦闘に参加しないでスライムさんを捕まえて死なないように回復魔法を使ってムチでシバき倒す…を繰り返しています。
ここまで来たら突っ込んでもいいのかな?
これって絶対に突っ込み待ちですよね?
それ以外ありまんよね?
ありえませんよね?
では…花丸ちゃん。なんで僧侶がボンテージなんですか?
魔法使いがゴスロリ。
これは最近ではアリです!
女戦士が実用性皆無のビキニアーマー。
これはもう古典ですね!もちろんアリですね!
僧侶がボンテージ着てムチでシバき倒す?
それは僧侶じゃなくて女王様ですよね?!
あきらかにSMクラブとかにいる女王様ですよね?!
しかもなんでピンチの仲間に回復魔法を使わないで、捕まえてシバいて鳴き声を楽しんでるスライムさんに回復魔法使ってるんですか?!
このままじゃルビィちゃんがスライムさんの群れにリンチにされて死んじゃいますよ?
「職業だけで仲間にしましたけど…このメンバーもやっぱりハズレだったのかなぁ…。」
でも…遊び人3人で旅をするよりは…少しはマシ…かな?
「つ、ついに!ついに!ここまで来ましたよ!魔王ことり先輩のお城!“ちゅんちゅんキャッスル”の最深部!ことりの間に!」
な、長かったです!
ちゅんちゅんキャッスルの最深部までたどり着くまでがとにかく長かったです!
具体的には1話辺り10,000字程度のお話で30話くらいらイケそうな長さの旅でしたよ!
花陽達がどんな旅をしてきたのか気になる人もいるかもなので、一応はダイジェストでさらっとお送りしますね!
では花陽達の達の記録をご覧ください!
第一章「勇者はなよと魔法のキ○タマ」
「さっさと魔法のキ○タマを出すずら♪」
「は、花丸ちゃん?ルビィは人のおうちの扉を蹴破るのはダメかな?っておもうんだけど…?」
「別にいいんじゃない?扉を蹴破るくらいは?だってワタシの家じゃないし。」
「いやいやいやいや!これって強盗ですからね!強盗!普通は盗賊の鍵を使ってお邪魔するんですかね?!あれ?盗賊の鍵を使っても結局は押し入ってることにはかわりないような?」
第二章「大盗賊えりーちか♪」
「あははははは♪このドM!もっと汚い声でチカァチカァ泣き叫ぶずらぁぁぁ!!!」
「チカァァァァァァ!!!鳴きますぅ!鳴きますからぁぁ!!!もっとぉぉぉ!もっとえりーちかにお仕置きくださぁぁぁぁい!」
「ルビィには何にも見えない…ルビィには何にも見えない…ルビィには花丸ちゃんが金髪の綺麗なお姉さんを縛ってお仕置きっていいながらムチでぴしっぴしっ♪ってして、真っ赤なろうそくをぽたぽたしてるのなんて見えない…見えない…見えない…。」
「クックックッ…この盗賊…結構ガッツリお宝をため込んでいたわね!ほら!花陽!袋出しなさい!袋!根こそぎ貰っていくわよ!」
「花陽にはもうどっちが盗賊かわからなくなってきました…。」
第三章「ピラミッド!危機一髪!」
「なんで1歩歩く度にモンスターがわいてくんよぉぉぉぉぉ!!!ベ○ラマ!ベ○ラマ!ベ○ラマァァァ!!!って!魔法が使えないし!」
※ピラミッド地下では魔法が使えません。
「ピギャァァァァ!!!ミイラ男さん達はなんでルビィのこと脱がそうとするんですかぁぁぁぁ?!あっ!それ!ルビィのおパンツ!取っちゃらめぇぇぇぇぇ!!!」
「はぁ…装備が槍じゃテンション上がらないずら。やっぱりムチが欲しいずら…。」
「武闘家がいないのになんで黄金の爪を取りに来たんですか?!魔法の鍵を手に入れた段階でピラミッドに用はありませんよね!誰も使えないのに黄金の爪なんていりませんよね?!いらないですよね!だから早く捨ててくださぁぁぁぁい!」
第四章「明日への船出 ~大後悔時代~」
「あばばばばばぱばばばばば…」
「しびれくらげにしびれびれにされて巻き付かれてるルビィちゃん…かわいいずらぁ…。」
「なんで釣れるのが片っ端からしびれくらげだけなのよ!マグロは?クジラは?大王イカは?!」
「はーい!みんなー!ご飯が炊けましたよー!」
第五章「ことりを倒すために大きなとりを復活させろ!」
「ついに!伝説のド○ゴンボールが揃ったわよ!これでなんでも願いが叶うのね!」
「ドラゴ○ボールじゃなくてとりさんのオーブだよ!善子ちゃん!「善子じゃなくてヨハネ!」ピギィ?!」
「出でよシ○ンロン♪マルのお願いを叶えて欲しいずらぁ♪マルのお願いは…世界征服ずらぁ♪」
「まさかの二人目の魔王爆誕?!」
第六章「突入!ちゅんちゅんキャッスル!」
「ピギャァァァァ?!おっきな石像さんが追っかけてくるよぉぉぉぉぉぉ!!!なんで石像なのにおまたが少しずつおっきくなってきてるのぉぉぉぉぉぉ!!!」
「人型でチ○コ付いてても石じゃつまんないずら。」
「右手にメ○ゾーマ…左手にマヒ○ド…そして…融合!あ、消えちゃったわ…。もう!また失敗じゃないの!もう1回よ!もう1回!絶対にメ○ローアを完成させてやるんだから!今度こそ!右手にメラゾーマ!あれ?出ないわよ?MP切れかしら?」
「お願いだからそろそろまともに戦ってくださぁぁぁぁぁい!!!」
花陽も一緒に改めてダイジェストを見ましたけど…よくここまで来れましたね…。
「ル、ルビィのライフはもう限りなく0だよぉ……。」
「問題ないずら♪はい♪ルビィちゃん♪薬草ずら♪いっぱいお食べ♪」
「ずら丸…アンタ一応は僧侶なんだからベ○マ使ってあげなさいよ。」
「ぅぅ~…ルビィ…薬草は苦くて好きじゃないよぉ~…。はむはむ…でもなんでみんなルビィばっかり狙ってくるのかなぁ…。」
「それはきっとルビィちゃんが可愛いからずら♪思わずお持ち帰りして鎖で繋いで飼いたいくらいに♪」
あ、花丸ちゃん!その意見には全面的に花陽も賛成ですよ!
ルビィちゃんって鎖で繋いでおうちで飼うにはちょうどイイ感じに小動物なんですよね!
少し強く脅すだけですぐに言いなりになってくれそうですし…。
「ルビィのHPも回復したみたいだし…そろそろ魔王を倒してこのヨハネが新たなる魔王として君臨してヤるわ!」
「れっつご~ずら~♪」
「ぅぅ~…お口の中が苦いよぉ…。」
「それが○ーメンの味ずら♪」
「○ーメンの味って…。確かに苦いって聞くけど薬草は○ーメン味じゃないと思うよ?」
「いらっしゃ~い♪ゆ~しゃはなよちゃん♪まお~のことりがちゅんちゅんしちゃいますよぉ♪」
魔王城…じゃなくてちゅんちゅんキャッスルの最深部に鎮座したいた無駄に大きな扉を開けた花陽達一行の視線の先には…ふわふわな玉座に座った魔王ことり先輩がお茶をしていました。
お茶受けはマカロンみたいですね。
美味しそうですね。マカロン。
涙目で怯えるルビィちゃんに興奮してチ○コをおっきくさせた動く石像に散々追い回されて、ちゅんちゅんキャッスルの中を走り回ったので、少しお腹がすいてきましたね。
「さ♪みんな♪こっちにきてことりと一緒にお茶にしよう♪マカロンもいっぱい作ったんだよ♪食べていってね♪」
「マカロン?ねぇ?マカロンってナニかな?」
「さぁ?なんずらかね?マカだから強壮薬かナニかなのかな?それとも西木野製薬で新しく売り出す媚薬の名前ずらか?」
「アンタ達!マカロンも知らないの?!遅れてるわね!いい!マカロンって言うのはね!」
「マカロンはお菓子ですよ?美味しいお菓子だからご相伴になりましょう!」
「えっ?お菓子?(あ、危なかった…知ったかして髪に付けるアクセとか言っちゃうとこだったわ…。マカロンのマカは魔界のマカよ!とか言って…。)」
「うふふ♪さ♪まお~ことりのお茶会を楽しんでいってね♪それとことりね?みんなに相談もあるの。」
ことり先輩の相談…それは世界の半分をあげるので仲間にならないか?と言うモノでした…。
そのお誘いに花陽達は…花陽達の回答は…。
「さぁ♪ことりと一緒に♪この世界をおもしろおかしくちゅんちゅんしちゃお♪」
善子ちゃん「ヨハネよ!ヨハネ!善子じゃないんだからね!」の選択は…。
「えっ?半分?!貰えるの!ちょっと!お得じゃない!メチャクチャお得じゃない!300円しか寄越さないケチな王さまなんかよりもよっぽど太っ腹よね!そんなの答えは決まってるわよ!」
花丸ちゃんの選択…それは…。
「マルが世界の半分を…それは…うふふふふふふふふふふ…とーっても…ステキずら♪。マルの国でマルに少しでも逆らうヤツには楽しい楽しいお仕置きずらぁ♪ヤりたい放題してヤるずらぁ♪」
ルビィちゃんの選択…それは…。
「は、半分?世界の半分あれば…前から欲しかったあれも買えるし、微妙だから買おうかどうしようか迷っていたあれも買える…。ピギィ…。」
そして花陽の選択は……。
「世界の半分を手に入れれば…パンが主食のこの世界に稲作を強制してお米を主食に…。」
ゆくゆくは残り半分の世界でも稲作を…。
「「「「はい。魔王ことり様!そのお誘い!喜んでお受けします!」」」」
「ちゅんちゅん♪交渉成立だね♪それじゃみ~んなで♪楽しく世界を征服しちゃお♪ちゅんちゅん♪」
こうして私達の旅は終わりを告げました。
人類を裏切った私達4人は、魔王ことり先輩直属の最強戦力…四天王と呼ばれるようになりました。
勇者と言う魔王討伐の急先鋒を失った人類は、ことり先輩の降伏勧告にあっさりと従い、世界(の半分)は魔王ことり先輩のモノに…。
色んなことがあったけど、私達は今…とっても幸せです!
あのよクエスト3 ~そして天国へ…~
完
「って!はなよクエストじゃないんですか?!あのよクエストってなんですか!あのよクエストって!これってはなよクエストじゃなかったんですか!はっ?!ここはどこですか?!」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました
ドラクエ発売に合わせた訳ではないのですが、ドラクエネタが新作発売と同じタイミングになってしまいました。
年末位にはドラクエ買いたいなぁ…。
次回はあのよクエストⅢを無事に攻略して現世へと舞い戻った花陽ちゃんが蘇生した直後からのお話になります。
本編更新はいつも通り月曜日のお昼頃に、にこちゃん生誕祭特別編は金曜日のお昼頃に予定しております。
また、8月3日の穂乃果ちゃんの生誕祭に間に合えば、当日に穂乃果ちゃん生誕祭特別編を更新いたします。
現在完成度25%…ま、間に合わないかもしれません…。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。