Fate/Asura's Wrath 悪鬼羅刹と行く第五次聖杯戦争 作:放仮ごdz
アーチャー、ライダー、アサシン、そしてバーサーカーの四つ巴の対決。主人公の魔術も発動です。
ちょっとぐだぐだですが、楽しんでいただけると幸いです。
私が佇むのは、召喚してからの一悶着の後バーサーカーに送ってもらった新都のそれなりに高いビルの屋上。ここからなら、狙える。
「
この10年間、繰り返し続けてきた工程。魔術回路を起動し、必要な回路に繋げる。私の全身に赤いラインの様な光が走り、私の手に握られた白いマフラーの形状を変質させ、さらに硬化。今回は身の丈はある巨大な純白の弓を形作り、同時に強化の魔術で視覚をサーヴァントの「鷹の目」と同等とも言える域まで底上げし、深山町のある方面を見詰めた。そこは、大事な弟分にして後輩の住む武家屋敷。
自身の起源とやらは知らないが、この身は「改造」に適している。私が唯一使える「強化」系統の一段階上に位置する魔術「変化」のさらに何段階も上を行った魔術。ただ、物体を構成面から改造し根本から変質させる。それが私だけが使える特殊な魔術、魔術師を討つべく編み出した「改造魔術」だ。
「―――――
弓を構える。引き絞るのは、袖口に入れて置いた柄のみの刺突剣「黒鍵」三本。刀身を出し、着弾と同時に爆発する様に改造。その時を待つ。
「…こっちの準備は出来た。何時でもいいよ、バーサーカー。…士郎と桜以外、サーヴァント三騎を潰せ」
念話で指示を送る。…士郎と桜が聖杯戦争に巻き込まれたのならここで脱落させて我が冬木教会で早々に保護しよう。これは、私の戦いだ。あの二人を巻き込む訳には、行かない。…ライダーとはこの数日、同じ釜の飯を食べた仲だから躊躇もあるけど情はかけるな。聖杯を破壊するために、この身を道具としろ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
激突。アーチャーの拳と、アサシンの大剣がぶつかり、互いの怪力により弾かれ、再度対峙。アーチャーは翼を広げて空中に飛翔して滑空と同時に拳を叩き込んで避けられると再び飛翔。さらに滑空攻撃を仕掛けてアサシンを翻弄する。
アサシンは三度目の滑空攻撃を回避すると同時に後手に何かを構えるとその姿を、金と黒を基調とした豪勢なドレスを身に纏った、とても戦闘できそうには見えない金髪碧眼の14歳ぐらいの少女の姿に変えると、その手に拷問道具である鎖分銅を構えて振り回し遠心力を掛けると投射。アーチャーの脚に見事巻き付かせるとにんまりと笑う。
「捕まえたのじゃ…ふんっ!」
「っ!?」
アーチャーは翼を羽ばたかせ逃れようともがくが、アサシンは全力を持って引き摺り下ろし、勢いのままに土蔵の扉に叩き付けた。
「さあ、跪きなさい!」
「・・・」
今度はメイスを手に襲い掛かるアサシンを、アーチャーは無言でメイスを掴んで受け止め、翼を羽ばたかせて衝撃波を起こして吹き飛ばした。軽い少女の身はポーンと跳ね上げられ衛宮邸の屋根に激突。転がり落ちたアサシンはボロボロのドレスを翻し、悔しげに唇を震わせた。
「魔力を使わずにこの力じゃと…!?なめるな!」
そう叫ぶと同時にアサシンはその姿をフードの少女に戻し、懐から取り出した爆弾を投射。部屋一つなら簡単に黒焦げに出来る火力のそれであわよくばアーチャーごとマスターを爆殺しようと試みるが、無表情のアーチャーの平手打ちで弾かれてしまい明後日の方向の夜空で爆発。思わず悔しさから顔を歪ませた。
「…何その堅さ、ふざけてるわね。どこの英雄なのよアンタ」
「回答するのは不必要だと判断します」
「あ、そう。ならこの勝負、次に預けるわ。そこにいるアンタのマスターは未だに訳分からないって顔をしてるし、そこに
「ちょっ、誰が邪魔者よ!」
『実際かなり邪魔者だよ僕ら』
一応襲ってきた時に返り討ちできる様に構えていたのに邪魔者扱いされたライダーは憤慨しエルメスが補足するがアサシンは素知らぬ顔。アーチャーに至っては無表情を崩さない。
「それにアンタも三騎士の端くれなら万全の準備を整えてから戦う方が好ましいじゃない?この場合、私の方が好ましいんだけどねキャハハハッ」
「…断ります。お見受けするところ貴女のクラスはアサシン、放置しているとマスターの身に危険が及ぶことは確実。…今、ここで仕留めます」
「ちっ!少しは話に乗ってくれてもいいじゃない、生粋のサーヴァントね。つまらないわ」
「どうとでも。逃がしません。マスター、宝具の使用許可を。仕留めます」
「ちょっと待て!」
無表情のままアサシンを警戒し士郎に指示を仰いだアーチャーだったが、当の士郎が自分の前に出た事で無表情の顔を小さく驚きに歪めた。
「マスター、危険なので下がってください」
「自分から前に出るとか殺されたいの?お望み通りアンタを人質にしてこの人形殺した後に殺してあげるわよ?」
「ふざけんな、殺される気はないぞ俺は。それよりもだ。サーヴァントって何だ、聖杯戦争って何だ。何でアーチャー達の様な女の子が戦っているんだ」
「あ、もしかしてサーヴァント女子だけだと思ってる?安心しなさい、私が戦っていた槍男は正真正銘男だから。はい質問には答えたわ、聖杯戦争も知らない素人はそのまま永遠にお寝んねしてなさい」
「させるとでも…?」
「…ちっ」
「…先輩、下がってください。詳しい説明は後でしますので」
士郎の前にアーチャーが、桜の前にライダーが立ちはだかり、アサシンはナイフを二本手に獰猛に笑う。ライダーからしたらアーチャーと共闘すればいい話なのだが、アーチャーがライダー相手も警戒している為それができない。アーチャーはこの場にいる二人のサーヴァントどちらも敵だと判断し少しでも動けばそちらから排除する気満々だ。アサシンは片方を相手にするともう片方に攻撃される可能性があるため攻撃に移ろうとしない。
三竦みとなり下手に動けない状況となった、その時。
「ウオォオオオオオオオオオオオォォォォオオオオオオオォォォラァアアアアアアアアアァァァァアアアアアアアアアアアッ!」
「「「!?」」」
「何だ!?」
『桜、上だ!』
「!? 先輩!」
突如響き渡り近付いて行く雄叫びに、警戒し構えるサーヴァント三人に対し、狼狽える士郎をエルメスの言葉で異変の元に気付き押し倒す形で守る桜。サーヴァント三人の中央に降り立ったのは、修羅の如き顔、逆立った白髪、狂気を感じさせる瞳が無く輝く両眼、岩の様な筋肉を持つサーヴァント。三人は直感した、バーサーカーだと。
「…ミスラァアアアアアアアッ!」
両手に赤い光・・・怒のマントラを集束させ、それを地面に叩き付ける事で炎の衝撃波を放つバーサーカー。アーチャーは迷うことなく桜ごと士郎を翼で覆って背中で受け止め、ライダーとアサシンは一跳躍で範囲から退避。そのままあまりに分が悪いと判断したのか離脱を始めようとするアサシン。しかし、バーサーカーはそれを見逃さず、一跳躍でアサシンの頭部を掴むとグルグル回し、天に投げ付けると自身も跳躍、落下して来たアサシンを掴み急降下して地面に叩き込んだ。
「あ…が…っ!?」
「ウオォオオアァアアアッ!」
骨が折れた音と共に、クレーターの中で倒れたアサシンはあまりのダメージに動けなくなり、咆哮を上げたバーサーカーは次の標的をアーチャーに向け、襲いかかった。
「ドゥルガァアアアアッ!」
「マスター、下がって!」
拳がぶつかり、アーチャーは弾かれるも何とか堪え、翼を開くと音速で突進。バーサーカーの腹部に体当たりを繰り出すとそのまま天高く飛翔し急ブレーキ。空に跳び出したバーサーカーにさらに高速の体当たりを叩き込むも、バーサーカーは空中で体勢を整えると、怒のマントラを大量に放出し、それはエーテルとなってバーサーカーの背中に集束。四つの腕を新たに顕現させる。
”
「ウオォオオオオオオッ!」
「…!?」
「ミスラァアアアアッ!」
アーチャーの体当たりを通常の二腕で受け止め、羽ばたかそうとした翼をさらに二椀が押さえ込み、アーチャーは零距離で両手を突き出すもそれも残りの二腕で簡単に受け止められ、捻じられる。アーチャーが最も得意な空中で完全に押さえ込まれ、そして落ちた。
「がはっ!?」
バーサーカーは落下途中でアーチャーを叩き落とし、高速で叩き落とされたため体勢を整える事が出来ず無残に地面に叩き付るとその傍に着地。右側の三本腕を振り翳し、一度に三発アーチャーの顔面に叩きつけようとした瞬間、バーサーカーの顔が爆発を起こす。
「…?」
無傷だったバーサーカーが顔を向けると、そこにはRPG…ロケットランチャーを構えたライダーがいた。よく見るとポーチの止め金具が猫になってるので変身したらしい。バーサーカーから逃れたアーチャーが士郎の傍に駆け寄るのを確認すると直ぐにロケットランチャーをポーチに戻したライダーは、今度はM134ミニガン・・・6本の銃身を持つ電動式ガトリングガンを構えて掃射する。
「うっわー・・・あの爆発諸に喰らって無傷とか…バーサーカーって何時もこんなんなのかな?」
『サモエド仮面とは雲泥の差だけどね。来るよ!』
「ドゥルガァアアアアアアッ!」
弾丸の嵐を諸に受けながらも微動だにせず、バーサーカーは軽く跳躍し、急降下して拳を叩き込むもライダーは掃射を止めて熱された砲身をバットの如く用いて殴りつけた。しかし常人では触れられない程熱された砲身を受け止めて押し返すバーサーカーに体勢を崩し、そこに強烈な蹴りを浴びて「ぐえっ」と生々しい短い悲鳴を上げて蹴り飛ばされ、桜の元に転がる。
「ライダー!」
「さ、桜・・・ごめん、アレはガチで強い。とりあえず…正義の少女がピンチよ、来るなら来なさい変態侍!」
「ピンチだな!正義の少女がピンチの時!今、一人の騎士がm以下略!」
と同時に、天高くからサモエド仮面がエーテルの光と共に現れてバーサーカーの脳天に日本刀を振り降ろすも、それを真剣白刃取りされてしまいその能天気な表情を歪めた。
「お、おお・・・やるね、狂戦士く・・・ん・・・!?」
「モウッ!クタバレェエエエッ!」
邪魔だと言わんばかりに連続で六つの拳が叩き込まれ、ボコボコに顔と胴体のみ集中して殴られ最後に投げ飛ばされたサモエド仮面は涙をマスクの下から流してライダーの元に駆け寄り、傍に居た桜に抱き着いてぐずり出す。
「もうやだー!おうちかえるー!」
「きゃっ!?ら、ライダー!?」
「桜に何してんのこの役立たず!アンタの言う少女のピンチなんだからもう少し根性見せなさい!」
『言っても無駄だよライダー。何かティーの時と同じぐらい恐がってるし、バーサーカー相手には役に立たないねこりゃ』
「ああもう、いいから行きなさい!こんの変態侍!」
「この人でなし!悪魔!」
「何とでも言いなさい」
「ぺちゃんこライダー!」
「おk、死ね」
失言に気付いたサモエド仮面は慌てて口を押さえるも冷めた笑顔のライダーに思いっきり蹴り飛ばされ、バーサーカーに激突。アーチャーに向かっていた所を不意打ちされたのでよろめくバーサーカーに、サモエド仮面ごとライダーはM134ミニガンで弾丸の嵐を容赦なく浴びせる。
さらに噴煙で何も見えなくなったところにデグチャレフPTRD1941・・・俗に言う対戦車ライフルを取り出して連射。寸分たがわず直撃した様で、鈍い音が聞こえたと共にサモエド仮面だったエーテルが夜空に消えた。
「ら、ライダー…あの人、消えたみたいだけど…」
「別にいいでしょあんな奴。それより、士郎とアーチャーは?」
「…無事みたい。でもあのフードのサーヴァントは…」
「逃げたか。やっぱアサシンなのかな?…っと、それよりも今はバーサーカーか」
至近距離で爆音が響いて方向感覚が覚束なくなっているのかよろめく士郎と、傷だらけで尚、守ろうと静かに佇んでいるアーチャーを確認するとライダーはデグチャレフを構えてバーサーカーに向き直る。噴煙が晴れたそこでは少々弾の痕があるバーサーカーが立っていたが…それはすぐに再生された。
「…こりゃ宝具使わんと勝てないわね。エルメス、どうしよう」
『アーチャーが手伝ってくれるならともかく彼女、僕らを敵と認識しているからね。あのフードのサーヴァントは逃げたし、せめて他にサーヴァントが乱入してバーサーカーがそちらに気を取られれば・・・って来たよライダー!』
「分かってるっつーの!桜!士郎に言ってアーチャーを説得して!その間は私達が!エルメス!」
「分かった!ライダーも気を付けて、エルメスさんも!」
『了解!でもライダー、倒さないでよね!痛いんだから!』
「分かってるわよ!」
桜が士郎の元に駆け寄り、ライダーはエルメス・・・何の変哲も無いキーホルダーを取るとポイッと目の前に投げる。すると緑色の革と黄色い金属でできた小さなストラップはどういう原理か、サスペンションが長く赤いボディに鮮やかな紫の燃料タンクが特徴の大型二輪車…オフロードバイクに変身。ライダーはそれに乗りこんでアクセルを握り、バーサーカーに突進を仕掛ける。
「ドゥルガァアアアアアッ!」
「なめんじゃ…ないわよ!」
バーサーカーは接触する寸前に右の三本腕を振り抜くも、ライダーはそれを察知したかのように後輪を浮かせて前輪駆動。そのままクルリと回ってバーサーカーの攻撃を受け流し、回るついでに車体で背中に体当たりをかましてポーチから62式機関銃を取り出し、バイクに跨ったまま近距離から振り返ったバーサーカーの顔面に掃射。効きはしないが目を狙ったため怯んだところに
「迎撃します」
「ガアッ・・・!?」
超音速の鋼の如き堅さの拳がバーサーカーの横っ腹に炸裂。不意打ちな上に、並大抵のサーヴァントなら一撃で倒されていただろう強力な一撃が直撃し、バーサーカーはゴムボールの様に吹っ飛んだ。そして、バーサーカーが居た場所に拳を振り抜いた体勢で立っていたのは、アーチャーだった。
「…私達は味方、でいいのよね?」
『桜の説得が間に合ったみたいだね』
「…はい。マスターの指示ですので。早急に同盟を結びました。もし、マスターを攻撃しようものなら・・・分かっていますね?」
「大丈夫だってば…」
キュイッと言う音と共に目を紅く光らせるアーチャーに、エルメスに跨ったままライダーは苦笑する。
「あとマスターの家なので出来るだけ壊さない様にお願いします」
「今更感しか残んないわねそれ。まあいいわ、援護するから前衛任せた。彼奴・・・まだ、やれてない」
「ミスラァアアアアッ!」
『お願いだから僕を壊さないでね、ライダー!』
ライダーの声に応える様に咆哮を上げ、姿を現すバーサーカー。しかしライダーは気付いていた、腕力ではアーチャーとバーサーカーはほぼ同等。しかし同等なだけに、殴り合いになればガタイのいいあちらが有利。そして何より、援護と言っても効くのが今のところ対戦車ライフルのみだ。これではジリ貧、宝具を使おうにも当たらないだろうし撃ったら変身が解けるしで勝てる気がしない。
言峰黒名は気付いていた、初戦にバーサーカーを打ち込んだのは間違いだったと。意外と士郎と桜のサーヴァント…アーチャーとライダーが強敵だった。超音速で空を飛び鉄拳を叩き込んでくるアーチャー。次から次へとDランク相当の宝具と化した現代銃器を取り出し止まない弾幕を繰り出してくるライダー。この二人が手を組めば大抵のサーヴァントには勝てるだろう、現にフードのサーヴァントも押されていた。
さっきまでならアーチャーがライダーを敵認定していたので、もし桜を攻撃しようものならこちらで狙撃して守ろうと思ったが、今現在明確に手を組んだ事でついにバーサーカーが辛い一撃を浴びた。このままだと、少々不味い。まだアインツベルンにも遠坂にも時計塔から派遣された魔術師にも当たってないのにここで消費する訳にはいかない。
「…作戦変更するか」
あの二人を守るだけなら手段はいくらでもある。そう考え、そして衛宮邸に見覚えのある赤い悪魔が急いでいるのを確認し、クロナは黒鍵を引き絞り狙いをバーサーカーに向ける。
「…バーサーカー。狂化を解いて、でもそのまま暴れて。凛とそのサーヴァントが来訪するからそのタイミングに私の矢を受けて私の所まで撤退して。バーサーカーのマスターだってことを隠してあの二人に近付く」
『…いいのか?』
届く念話。バーサーカーの言葉にぶっきらぼうな優しさを感じながら、クロナは告げる。
「大丈夫。…結果的に裏切る事にはなるけど、・・・それでも私はあの二人は守るって決めてるから。もちろん、私自身もちゃんと守る。…凛が来る、行くよバーサーカー」
『本気でやれ、俺はどうなっても構わん』
「…分かった、じゃあ遠慮なく」
引き絞る三本の黒鍵。剣身に赤い光が灯り、視界の中でバーサーカーが唸りを上げて突進しようとした同時に突入して来たランサーの槍をバーサーカーが受け止めて投げ飛ばし、追撃で跳躍からの拳を叩きつけようとしたその瞬間。
「…爆ぜろ」
音速を突き破って黒鍵三本が射出され、それは寸分違わずバーサーカーの左側三本腕に一本ずつ突き刺さり、爆発と共にバーサーカーの左腕は全て捥げた。これでどう見ても痛手だ、本当はそんな事無いのだが、士郎達を助けた何者か、という印象は刻みつけられた。あとどうでもいいが、遠坂凛からも誰かが助太刀してくれたと言う事実を与えたから騙しやすくなっただろう。
「ここから始まる、私の聖杯戦争が」
何時の間にか戻ってきたバーサーカーを背後に控え、クロナは視界に何やら会話している士郎・桜・凛を見据えながら弓から戻したマフラーを首に巻き直し、微笑んだ。それは自虐か、魔術師に仇なす事が出来ると言う高揚感からか…少なくとも、少女の笑みでは無かった。
悲報:バーサーカー(アスラ)の腕、やっぱり捥げる。
主人公の「改造魔術」いかがだったでしょうか。魔術が嫌い過ぎて強化だけを鍛えまくった結果の産物。ライダーのDランク宝具の爆発も効かなかったバーサーカーの腕を三本ももげさせるぐらいには強力です。ちなみに魔術発動の際のルビは仮面ライダー555だったりします。
どうでもいいですがアーチャーの口調が難しい。何か違う感が凄い。でも宝具使えば強い子なんです、本当に。
ライダーにぺちゃんこは禁句です。本当に禁句です。サモエド仮面は苦手な者相手だとへたれます。
アサシンさんは士郎だけは必ず殺すと決めた迷惑な子。マスターの命令さえなければ本気で戦えてた。
バーサーカーは正直大人気なかったかなーと。六天金剛は本気ですからね、六連真剣白刃取りとかできるしアーチャーを完全に押さえ込むし怖いわこの人。多分やろうと思えば弾丸を歯で受け止めたりとかできそう。どこのエネイブルだろうか。
次回は主人公、士郎陣営に合流。説明回になるかと思います。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。