Fate/Asura's Wrath 悪鬼羅刹と行く第五次聖杯戦争 作:放仮ごdz
あ、今回は三人称sideです。楽しんでいただけると幸いです。
クロナがバーサーカーの元に向かっている頃・・・衛宮邸。その玄関前に、二つの影が立っていた。キャスターと慎二である。
「全員、留守の様だな」
「そうみたいだな。糞っ、チャンスだと思ったのに!」
「浅はかな策だ。情報もまるでないであろうが」
ちょうど昨夜、全回復したキャスター。しかし直後に否天による砲撃を泊まっていたホテルに受け、慎二が気絶。その間に偵察に出ていたキャスターの情報でクロナと凛がサーヴァントを失ったと知った慎二は今までのお返しができると画策、サーヴァントがいないため動けないであろうクロナから襲撃しようと衛宮邸に押し入ったのだ。
しかし、クロナに無視され続けその性格をよく知らない慎二は見誤っていた。サーヴァントを失おうが止まらない事を。キャスターは薄々感づいていたため気は乗らず、取り敢えずと着いて来たがこの結果。目の前で悔しがることしかせず打開策を練ろうとしない仮のマスターを、見限ろうかとキャスターが思い始めたその時、
「どこにいるかと捜してみれば、こんなところでどうしたんだ?間桐慎二」
イリヤに伝えたいことを伝えて離脱した『M』がその場に現れた。新都からこの距離を短時間でどうやって移動して来たかは企業秘密である。
『M』の声に顔を向けた慎二はその人物が己に偽臣の書を与えた張本人だと気付くと一転、偉そうな態度を取って近付く。
「よう、『M』。こっちこそ捜したんだぜ?このキャスターをくれたお礼にその残ったもう一画の令呪もいただこうってな!」
「いきなりご挨拶だな?まあいい、考えて置いてやるよ。もうキャスターは保険でしかない」
「お前が我が魔力供給減でなければここで叩っ斬っているところだ。命拾いしたな?」
「それはありがとうございますよ、皇帝サマ」
睨み合う『M』とキャスター。一触即発の空気も読まない命知らずは不機嫌そうな声を『M』に投げかけた。
「それで?どうしたんだよ。僕はこれから言峰黒名をやる気なんだけど?」
「あー…それもいいが、消して欲しいサーヴァントが居てな?」
「なに?」
「まあ見れば分かる。魔術師であろうとしたお前なら、あの危険性は分かるはずだ。あんなもの、あの素人に手綱を持たせる訳にはいかないからな」
あ、今言峰黒名に手を出さない方がいいぞと付け加える『M』の笑みにますます不機嫌になる慎二。彼は、他人より下に見られることが嫌いなプライドの塊だ。このプライドの欠片も無くただただ利用し利用されるだけの『M』と名乗る男とは、根本的に相容れない。それでも会話しているのは、彼が自分にサーヴァントを与えてくれた故だ。
「つまり何か?お前じゃ手の打ちようがないから、強力なサーヴァントを持つ僕に始末して欲しいと?」
「ああそうだ、そろそろ回復しているだろうと思ってな。・・・衛宮士郎のサーヴァントだ、お前もあんな男が魔術回路を持っているのは許せないだろうし、この間のリベンジもしたいだろ?」
「・・・僕の目的は遠坂と言峰黒名、桜だけだったんだけどそれは確かにな。いいぜ、乗ってやるよ。じゃあ早速行くぞ、キャスター」
「待て。ったく、感情に任せて考えなしに突っ込むのは叔父にそっくりだなお前」
早速キャスターの戦車に乗って立ち去ろうとする慎二に呆れて溜め息を吐く『M』。慎二は彼が第四次聖杯戦争を知っていることや、それに参加した「桜のために無駄に命を散らした哀れな叔父」の話を聞いているので立ち止まり、振り返って怒りを顔に表して睨みつけた。哀れな叔父と一緒にされるのは嫌なのだ。
「なんだよ、やれと言ったのはお前じゃないか」
「気が逸るのは分かるが、まずは様子見が鉄則だ。お前の叔父はただ突っ走って聖杯戦争に敗れたのは知っているだろう。俺の言う座標に行け、もちろん姿は隠せよ?見られたら下手したら即死するぞ」
「・・・ちっ、分かったよ。・・・お前はどうするんだよ?」
「ちょっと、会わなきゃいけない協力者がいるんでな。後は任せるぜ、優秀なマスターさんよ」
そう言い、気配を完全に遮断して去って行く『M』を見送り、慎二は自身のサーヴァントに向き直る。
「・・・一応聞くけど、お前はどう思う?」
「相手は私の固有結界を打ち破ったあのアーチャーだ。油断してまたやられでもしたら、今度はお前を守る余裕はないだろうな」
「・・・しょうがない。あんな冴えないヒゲ親父の言う事を聞くのは癪だけど、まずは様子を見るか」
「ふん、無難な策だ。行くぞ」
そう言い、偽臣の書を手にキャスターにしがみつく慎二。キャスターはそれを確認すると跳躍、夜の深山町の空に躍り出た。
それは、凛による爆発が起きるより数分前。気絶したバゼットを連れて行こうとするアサシンを阻んだセイバーが、元の姿に戻り高笑いを上げるアサシンの前に倒れ伏していた。
「アハハハハハハハッ!貴方の情報がないってのは大きな嘘!やっぱりだ!「エポナ」だもんね!アインツベルン城に潜り込んだ際にオカリナを吹いていたもんね!…知ってるわよ、私。聖杯戦争初日の夜に貴方がバーサーカーと戦ったあの夜に、聖剣を見たあの時から調べていた!
そして昨夜、あの馬を駆る姿を見て確信した!馬を駆るリンクは他に「光の勇者」がいるけど彼はオカリナを吹かない、なら「時の勇者」しかいない!」
「なんで、オカリナの事まで…」
「別に?簡単に入れたアインツベルン城で、この間貴方が初戦で傷付いたイリヤスフィールを落ち着かせるために吹いていたのを見ただけよ?貴方もメイド達も気付いていなかったけど」
「なんだと…くそっ」
自分の様な小娘が勇者を追い詰めていると言う事実が愉しいのか高らかに嗤うアサシン。アサシンと言う存在に対する失態に、悔し気に唸るセイバー。
アサシンの撤退を阻んだセイバーの戦いは、一つの要因によりあっさりと決着した。
ちょくちょく紫髪の傭兵と切り替えていたアサシンの姿は、緑髪を短く切り揃え、緑色の服と靴を纏ったややジト目な青い瞳が特徴の女の子。それは、セイバー…時の勇者リンクの幼馴染にして、森の賢者となったコキリ族の少女『サリア』…もう二度と失いたくない、少女の物だ。
「だったらちょうどいい姿は、絵本にもゲームにも伝記にも乗る程の、貴方にとっての始まりの少女!ステンドグラスにまでなった七賢者の一人に決まっていますよね!
アハハハハハッ、どうよイフ、賭けは私が勝ったわよ。オカリナの件は伝えてないから貴方が光の勇者だって思うのはしょうがないけど!アハ、アハッ、アハハハハハハハッ!」
「この…アサシン、お前だけは許さないからな…!」
「ナに?ナニ?このバゼットのサーヴァントの赤い人もそうだけど、アンタ達英雄様は負けていたら言い返すしかできないの?…傑作過ぎない?アハハハ…!」
狂った様に嗤い続けるアサシンに、今度こそ力尽きるセイバー。それほどまでに、サリアと言う少女は彼の冒険として知られる「ゼルダの伝説」の名に関したゼルダと言う姫よりも特別な存在だった。
彼が「七賢者」から力を借りて魔王を倒し救った未来の世界では、コキリの森に帰っても二度と会えない。寂しげに自分の事を兄貴だと慕う友人の姿だけ。過去の世界では森の賢者にならず失われなく済んだ。それだけが、どれほど嬉しかったか。
…無理だ、彼女の姿を使う限り、俺は奴には勝てない。イリヤに任せろとか言っていた数分前の自分を殴りたい。セイバーの中にそんな思いが木霊する。…子供の姿では勝てなかった骸骨剣士。大人になって簡単に勝利できた程度の難関と異なり、明確な壁を阻む術を彼は知らない。英霊は霊体だ。死んだその時から成長する事は、例外を除いてありえない。
「ハハハ…ッ、と。さて、衛宮士郎に言われて訳も分からないくらいに煮えたぎった頭も笑って解消された事だし、搖動のために出したせいでもあるけど屍兵も何か負け始めているし、回収する意も込めてさっさと帰りますかね…っと!?」
と、バゼットを抱えたアサシンが帰るために跳躍しようとした、その瞬間。バゼットごと狙う様に、放たれた鉄拳があった。
「がはっ!?」
咄嗟にバゼットをこれ以上壊させないために空に放り投げ、その拳を真面に受けたアサシンは吐血。耐久Eの彼女に耐え切れる筈もないその一撃を受け、大きく血の放物線を描きながら宙を舞い、サモエド仮面のせいで生じた瓦礫の山に、咄嗟に赤い鎧の大男の姿になって背中から叩き付けられなおその衝撃に苦悶し、元の姿に戻って相手を見やる。そこには、傷を癒したアーチャーの姿がいた。
「うわっ…魔術を使っていないとはいえ起源弾の狙撃にも耐えるとか…どうやったらくたばるの貴方?」
「マスターの命令…貴方を、倒す」
「それでマスターを放っておいて追って来たのか。あの二人のサーヴァントは揃って面倒ね。衛宮切嗣を用意してやったのに無様に倒れてくれないし」
拳を構えて悠然と歩いて迫る天使に、アサシンは後手にワイングラスを構え笑みを作りながら後ずさる。
「…やっぱり喋れないのは問題かー。でも声帯は魔術詠唱にしか使えないし…これは対策が必要ね。イフと話し合わなくちゃ。ということで逃がしてくれない?」
「逃がす、とでも?」
「思わないわ。来なさい!」
瞬間、士郎達や桜達と相対していた屍兵が全員、アサシンの背後から津波の様に押し寄せアーチャーに迫る。アーチャーは咄嗟の事に振るえなかった拳を抑えられ、さらに全身を羽交い絞めにされ身動きが取れず、四方八方から拳、瓦礫の破片、標識等で一方的に殴られて行く。それでも耐え、自身を睨みつけるアーチャーにアサシンは嗤った。
「さすがに堅いわね、エンジェロイドさん」
「…!?」
「もちろん、衛宮邸にも忍び込んでいたのよ?普通に忍び込んだり、葛木に化けた私にホイホイついて来て魔術で記憶を改竄したタイガー・・・だっけ?の姿に化けたりね」
既に死んでいた葛木が、今日まで凛たちに気付かれずにいた理由がこれだ。冬木に召喚されて一週間で、柳洞寺に居候していた葛木を調べ上げて殺害後にアサシン自らが化ける事により疑わせず、魔術でイフを葛木と誤認させて住まわせて拠点にしたり、学園に教師として通う事でマスターだと思われる遠坂凛や間桐慎二・桜両名を監視して来た。
殺さなかった理由はイフの指示だが…それでも、彼女の情報収集力は規格外の一言にある。成り済ますのではく、同一人物になる。おかげで、藤村大河と言う士郎達と近しい存在に化ける事で、直前まで気配遮断して会話を盗み聞いてアーチャーとライダーの真名を知った。
「周りを信用しない方がいいわよ?私のマスターでさえ気づくことができない程なんだから。…それで、もちろん調べたわよ。まだライダーの方は確信が行ってないけど、生前の貴方を見付ける事はできた。桜井智樹・・・この顔がお前にとって何よりも大事な顔だろ?」
そう言ってアサシンが変わったのは、ネクタイ型の学生服を着たごく平凡な黒髪で丸顔の少年。アーチャーの以前の
「お前達、どけ。…なあイカロス、命令だ」
屍兵達を退かせたアサシンは、桜井智樹は震えて全く動けないアーチャーに命令を述べる。そう、知っているから。アサシンは見てしまった。混沌の名を与えられた幼きエンジェロイドが、今の自分と同じように姿を変えてこのアーチャーを追い詰めていた場面を。ならば、それを使わない手はない。
「衛宮士郎とその仲間を殺せ」
「なっ…」
「いや、それは面白くないな。だったら自分を壊せ、まずは右腕からだ」
「…はい、マスター・・・」
セイバーは薄れゆく意識の中で見せつけられる。何の力も持って無さそうな少年の言葉で、アーチャーが自身を傷つけ、破壊してボロボロになって行く様を。それを眺めて邪悪な笑みを浮かべるアサシンの姿を。そして、無表情の中で確かに「怒り」を発現させたアーチャーの顔が、見えた。瞬間、凛の起こした爆発により正気に戻るアーチャー。
「……トモキはそんなことを言わない」
「なに?」
右腕を叩き折り、翼は折れ曲がり、両足共に踝が粉砕されて真面に立てず息も絶え絶えなアーチャーは、突如動きを止めてギロリと無表情の中で唯一怒りに燃える瞳でアサシンを睨みつける。それに、笑みを歪め首をかしげるアサシン。
「トモキは、そんな事は絶対に言わない」
「だろうな。アレは俺でも理解不能の狂人だ。エロなんて物に命を懸ける馬鹿によく従っていられたな、お前」
「トモキは狂人じゃない、普通の人間。…私とは違う、普通の人間。トモキは、そんな風には嗤わない。それに・・・」
歩けないはずの足でアスファルトを踏み締め、歩み寄るアーチャーに恐怖を感じて一歩下がり思わず元の姿に戻ってしまうアサシン。その時、彼女の本能が告げていた。アーチャーだけは敵に回してはいけないと。もはや遅いが。
「今のマスターは、トモキじゃない」
「…もしかしてエンジェロイドって、もうマスターじゃない人間には容赦しないタイプ・・・?今のは、思い出してただけ?」
「《―――自己修復完了》…
瞬く間に傷を治し、翼を広げるアーチャー・・・イカロスの弱点を調べるがあまり、エンジェロイドと言う存在については調べもしなかったアサシン。というより、地上では絶対に知り得ることができないだけであるのだが。…アーチャー、イカロスは。以前にも、桜井智樹にマスター権を切られ、新たなマスター(仮)の命令に従い深海に沈めようとした事がある。ましてや英霊になった際に繋がりは切られ、現在のマスターは衛宮士郎だ。完全に悪手であった。
「マスター・・・衛宮士郎の命令を、実行します…!」
「ちっ!やれ、お前等!」
悔し紛れに今度は士郎の姿になり、桜の時の様に自分では挑まず待機させていた屍兵を向かわせるアサシン。しかし、アーチャーはそれを圧倒。
千切っては投げ、誰もいない家屋を持ち上げて叩き潰し、翼を羽ばたかせて小規模の竜巻を作り上げて打ち上げてからアスファルトに叩き付け、胸ぐらを掴んで頭からコンクリート塀に叩き込み、拳で頭部を粉砕する。
「これほどなんて…!?」
キャスターと陶器兵を圧倒したArtemisも使っていないと言うのに行われる惨劇と共にバラバラ、グチャグチャになった屍兵により血みどろの地獄を作り上げていく光景に、戦慄するアサシン。
そして、血塗れでこちらを紅い眼光で睨みつけてその手に巨大な機械仕掛けの大砲を顕現したアーチャーに、士郎の姿だと言うのに震え上がり、アサシンは干将・莫邪を投影し、バゼットを抱えて逃げると言う事すら思いつかず、無様に吠えた。
「
「で、できるのか!?お、お前に!マスターの俺にそれを撃つことが…!」
「貴方の変身は令呪までは使えない。それにマスターなら令呪を使う事無く英霊エミヤの使っていた盾で防げるはず」
「アレは投擲物に対する防御だから意味が無いだろ!?」
「それなら令呪を使えばいいでしょ?」
無表情でそう言いのけるアーチャーに、アサシンは元の姿に戻り目を瞑る。もう逃げる事さえ考えることができない圧倒的なプレッシャー。もう彼女に出来る事は、マスターの令呪による強制退去が来ることを望むのみ・・・その時だった。
「やめろ!アーチャー!」
その声に振り向けば、シュトルヒリッターで電柱に切嗣を縛り上げたイリヤと共にこちらに走って来る士郎の姿が。その声を受けても返事もせず止まらないアーチャー。しかし、
「お前、そんなんじゃないだろ!」
―――・・・・・・お前、そんなんじゃねぇだろ・・・っ!
その言葉が、アーチャーを止めた。占めたとばかりに正気に戻ったアサシンはバゼットを担ぎ、気配遮断Bを申し分なく発動し、姿を消して離脱する。同時に、それぞれ動けなくなっていた特別性屍兵だけを・・・切嗣のみはシュトルヒリッターを切ってから・・・その足元に赤い液体を出現させて回収し撤退した。
残されたのは、ルビーゴーレムの破片。瓦礫の山。血みどろの空間。
力尽きている桜を気にしながらアーチャーに銃を向けているライダー、気絶した凛を抱えさせた黒ずくめの少年を傍に控え刀の切っ先を向けているサモエド仮面、共に険しい顔の二名。
セイバーのポーチから赤いクスリの入った瓶を取り出して己のサーヴァントを回復させようと動きながら心配げに視線をやるイリヤ。
呆然と立ち尽くしHephaistosを顕現させたままである血塗れのアーチャーと、その側で息を荒らげる士郎。そして。
「…何があったの?」
「…雑種如きが従えるような
バーサーカーに抱えられた姿で今になってやって来て、状況が掴めていないクロナ、その側で面白い物でも見るかのようにアーチャーと士郎を眺めるギルガメッシュのみだった。
今回はそらおと最初のシリアス回とも言える、五月田根家来訪回を元にしました。あのシーンだと誰も殺してはいないんですが、今作だととある要因で・・・
セイバー・・・時オカリンクの弱点は個人的にサリアだと思ってます。エンディングのミドはかなり応えた記憶がある。姫川漫画版もちょっぴり入ってます。
そして判明。アサシンがアインツベルン城や衛宮邸に、タイガーなどに化けて潜入していました。簡単な魔術が使えるって便利。あの、アーチャーとライダーの真名判明回のタイガーはアサシンです。そもそもサーヴァントに気付かれず縁側に居た時点で、ねえ。
それに伴いセイバーの正体や、アーチャーの弱点まで看破して攻略にかかったアサシン。しかし情報不足によりアーチャーの逆鱗に触れる事に。ちなみにアーチャーの生前でもあるこの時代ですが、ぶっちゃけ原作で言えばカオス初登場回に当たります。カオスみたいなアサシンはアーチャーには天敵ですね。
何気に空の女王最後の武装、ヘパイストスも登場。アニメは見てないのであのトンデモロボはさすがに出せません。
次回、クロナ&アスラコンビ再始動。イリヤ編に入るかと思います。感想や評価をいただけると励みになります。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。