Fate/Asura's Wrath 悪鬼羅刹と行く第五次聖杯戦争   作:放仮ごdz

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士郎視点も長くなったのでさらに分割。…ここまで長くするつもりは無かったのに、アサシン入れたら一気に長くなりました(汗)
アスラズラースな前回と異なり、今回はアサシンの原作な今回。型月界では珍しくないですが、Fateだと多分珍しい部類の事態に。

ついにアサシンと本格対決。主人公が否天と殴り合いしている中、士郎達は一体どうなったのか。楽しんでいただけると幸いです。


♯25:それじゃあ、カ・ン・パ・イ♪

・・・私は、悪だ。そう断言できる。

 

 私には、複数の記憶がある。記憶の中の私は全て同一人物だが、しかし全てが別人の様に生きていた。

 

 私は不義の子だ。敵国の女王に嫉妬し、その伴侶に手を出して生み落してしまった、生まれながらの悪。私が生まれたのは、母親の自己満足のためだった。…彼女は最初から最期まで、愛してはくれなかった。

 

 幼少期、赤猫の縫いぐるみを連れた老婆の魔術師に実験材料として母親に提供された。多分、その時から私は正常ではない。

 

 また違う幼少期、髪の色が違う馬鹿兄貴の描いていた絵のモデルになった。仕事以外で兄に会ったのは、兄妹の様に仲睦まじく過ごしたのは多分それが最初で最後だ。

 

 魔術師に命じられて孤児の振りをし、スパイとして敵国の三英雄の一人の養子に納まった。愛を与えられた。彼女は母親として私を愛してくれた。多分、人生で初めて与えられた愛だった。

 

 敵国の王城で、私を養子にした三英雄の一人がメイド長を務めていた事もあり、私は一介のメイドとして異母姉妹に当たる王女の下で働いた。噂好きのメイドとして王女に気に入られた。それを利用して混乱を引き起こしたこともある。

 

 数年しか居なかったが、同年代の友人ができた。怪力と優しさしか取り柄の無い馬鹿メイドと、王女のために必死に働いていた私の異母姉弟でもある召使の少年だ。王女の機嫌が悪い時は三人一緒に逃げて隠れて、笑った記憶があるぐらい、仲がよかったのだろう。

 

 片方は革命で死に、片方は道を違え敵対した。結局、私の最期の時には友人は一人もいなかった。寂しいとは思わない、私は最初から裏切っていたのだから。

 

 たった一人を、馬鹿兄貴を始めとした数多の男を恋に落した歌姫の少女を殺す事で革命を起こした。たった一人の少女の死がきっかけで、大国は滅びた。友人の姿を借りて暗殺したあの時、彼女は何を言っていたのか思い出せない。でも、誰かの名前を呼んでいた気がする。…愛を感じる言葉を最期に言えるなんて羨ましい。

 

 本当の母親からもらえなかった愛をたくさん三英雄の一人にもらった。でも、私は本当の母親に命じられて暗躍し引き起こした革命の矢先、一緒に逃げようとしていたその人を背後から刺し殺した。

 

 演技の仮面をかなぐり捨てて刺した際の、あの信じられないと言ってるような絶望の表情は、目蓋の裏に焼き付いている。…本当の母親を裏切り、彼女と一緒に逃げれていたらどうなっていただろう。狂う事無く普通に生きられたのだろうか。

 

 帰国した私は母親から褒められ、特務工作部隊の隊長として母親のために働いた。再会した友人にも手をかけたし、異父兄妹であり正規の子供で祖国の王でもある馬鹿兄貴には部下として仕えたり、敵対したりもした。

 

 その末に、私は私を無視し続けた母親を殺害し、傍にいた兄にその罪をなすりつけた。狂乱していた、何時からだったかは分からない、だが私はもう正気ではなくなっていた事だけは確かだ。

 

 それが多分、私の死因だった。死んだ際、私は兄の反撃を受けて昏睡していた。殺害したのは恐らく私を利用し尽くした、あの赤い猫の縫いぐるみを連れた魔術師だったと思う。

 

 詳しい事は覚えていない、おぼろげだ。確かに狂っていた記憶もあるし、兄に仕えていた記憶も兄に襲い掛かった記憶も、二人の母親を殺害した際の感覚も覚えている。どちらも共に、刺し殺した。だがしかし「私」からしたら全てが全て、別々のモニターで見ていたような物なのだ。

 

 

 私は誰だ。何のために生まれた。何のために生きた。何のために母親に尽くした。生きる意味があったのか。一体何者だった―――?

 

 愛して欲しい、愛してみたい。いや、私から愛なんて与える物か。ただただ欲しい、欲しい、欲しい、愛が欲しい―――!

 

 私を無視しないで。話を聞いて。私が生まれた最悪な話を続けないで。あ、死んだ。お前が母を殺したんだお前がお前がお前がお前がお前が―――!

 

 

 例を上げたら限が無い、そんなバラバラな思いが一つになって生まれたのが私だ。最低最悪な生涯を生きた、独りの少女の記憶を有する歪な英霊。…本当の私は、誰だったかな。もういいや、考えるのはやめよう。

 

―――この身に宿る狂気に任せればいいのだから…

 

 

そう思って召喚された魔術師の下で、アサシンとして喚ばれた事に驚いたのは当たり前だろう。「私」は、誰がどう見ても狂気に支配されたバーサーカーなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サモエド仮面が敗れながらも桜の援護射撃と、決死の遠坂が放った渾身の拳により辛くも勝利した俺達。しかし、油断によって事態は動いた。

 

 

「令呪を以て命じます。来てください、アーチャー」

 

 

バゼットの言葉と共に空間が歪み、現れる赤い外套。しかしそれは、俺達の予想だにしないものだった。

 

 

「アーチャー・・・!?」

 

 

現れたのは、左半身が失われ顔半分が炭になりかけながらも、立っている赤いアーチャー。…失敗したかと思ったが、クロ姉の方はきっちりと仕事したらしい。

 

 

「…すまん、バゼット。不覚を取ってな。これ以上戦えそうにない」

 

「くっ…令呪を持って命じます、全快せよアーt!?」

 

 

再び令呪を発動しようとするバゼットを止めるべく俺達は駆けだそうとする。しかし、その必要は無かった。バゼットの左手首が突如飛んで来た矢によって切り飛ばされ、令呪を失ったから。

 

 

「バゼット・・・っ!」

 

「そんな、アーチャー・・・!」

 

 

倒れ伏すバゼットに反応したアーチャーに追い打ちと言わんばかりに襲い来る矢の雨。ただでさえ半身を失っていた体を次々と射抜かれ、バゼットの悲痛の叫びと共に吐血して倒れる英霊エミヤ。

魔力供給減を失い、単独行動できる程の魔力も残していなかったのか消え始める赤い弓兵。その一瞬の出来事に、俺と遠坂と桜は反応できず、ただ聞こえてきた蹄の音に振り向いた。

 

 

「…さすがは勇者、セイバーにしておくのは勿体ない見事な腕だ」

 

「それはどうも」

 

 

蹄の音と共に現れて赤いアーチャーの言葉に応えたのは、前にイリヤを乗せている栗毛の馬に搭乗した緑衣の剣士、セイバー。その手には弓が握られている。

 

 

「間に合った様だね、イリヤ」

 

「ええ。…令呪で呼ばれるとは分かってこっちに来たけど、まさかここまでやられているとは思わなかったわ。もし五体満足だったら今の不意打ちだって効かなかった」

 

「存分にしぶとい魔術使いにしてやられたのさ。…バゼットを、左手だけで済ませてくれて礼を言うぞ」

 

 

泣き崩れ、気を失ったバゼットを見ながらエミヤはそう述べ、セイバーとイリヤは無言でエポナから降りてそれぞれの得物を目の前のマスターとサーヴァントに向けた。

 

 

「この女マスターを殺しはしないわ。聞きたい事もあるしね」

 

「何もするなよ?その時は容赦なく叩っ斬る」

 

「お手柔らかに頼むよ。それより、私に聞きたい事があるなら早くした方がいい。長く持たないからな」

 

 

既に下半身は消滅し、もうすぐ上半身も消えようとしているエミヤに、イリヤは銃口をバゼットに向けながら口を開く。

 

 

「聞きたいことは一つだけよ。貴方はどうして召喚されたの?」

 

「…愚問だな。私は聖杯に召喚された、列記とした聖杯戦争のサーヴァントだ。アインツベルンの聖杯とは、限らないがね」

 

 

そう言ってエミヤが視線をやったのは、サモエド仮面を介抱して居る桜。なんだ…?言峰綺礼といい、桜に何があるって言うんだ…?

 

 

「…セイバー、緑のクスリを彼にやって。まだ聞きたいことがある」

 

「分かった、イリヤ」

 

 

イリヤの指示に、セイバーがポーチから緑色の液体が入った瓶を取り出してエミヤに飲ませようとした、その時だった。

 

 

「それ以上は、やめてもらえないかな?」

 

 

バサッと緑色のドレスを翻し、俺達とイリヤとセイバー、エミヤの間で気を失っているバゼットの側に降り立ったのは、宝石の様な緑色の髪をツインテールに纏めた美少女。

降り立つと同時に「ラララ~♪」と唄い、その手に取りだしたネギを突き刺すとアスファルト突き破って出現した巨大な根っこが俺と遠坂、イリヤとセイバーを薙ぎ飛ばし、それに満足気に満面の笑みを浮かべた美少女が姿を変えたのは見覚えのあるフードの人物。

俺はそいつを知っている、俺を一度殺し損ねた、アーチャーに助けられたあの夜に、今もあの時もフードを脱いで狂喜の笑みを浮かべているソイツの名は…!

 

 

「アサシン…!」

 

「や。二日ぶりね、衛宮士郎。そして皆々様」

 

 

そう言って「よっ」とバゼットの首根っこを掴み、左肩に抱え上げたアサシンに、ギリギリ残っていた右手に干将を投影して斬りかかるエミヤ。

 

 

「待て・・・!」

 

「ナニナニ?死に掛けでどうする気なのかしら!」

 

「ぐあっ!?」

 

 

それをあっさりと跳躍して避け、空中で桃色の長髪をフードの付いた上着で隠しローブに身を包んだ美女に姿を変えたアサシンの放った光弾がエミヤの右胸を撃ち抜き、ドッと倒れる。もうその姿は、辛うじて胸の上と右腕しか残っていない。

 

 

「バゼットを・・・どうするつもりだ…!」

 

「屍兵の材料にするのよ。あの変態侍を殴り飛ばしてしまう女よ、最適じゃない?キャハハハハッ!」

 

 

着地してそう嗤いながら元の姿に戻り、斬り飛ばされたバゼットの手首を拾い上げて平然とポケットに入れるその姿からは狂気しか感じられない。それを見て、右手に握った干将を渾身の力で投擲するエミヤ。

 

 

「その女は…渡さん!」

 

「案外しぶといわね。さっさとご退場願おうか!」

 

 

その姿を赤い鎧の女剣士に変えて手にしたレイピアで干将を弾き飛ばし、そのままアサシンはエミヤの首をレイピアで貫いた。

鮮血が舞い、レイピアが引き抜かれてゴボッとその口から血を溢れさせたエミヤは小さく「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」と唱えて干将を爆発させ、アサシンはバゼットを手放し吹き飛ばされる。

 

 

「なっ!?」

 

「…すまない、バゼット」

 

 

そして赤い弓兵は悔し気に呻いたのを最期、消滅した。それを合図に、あまりの出来事にフリーズしていた俺達は動き出す。

 

 

「デヤァ!」

 

「がっ」

 

 

ふら付くアサシンにセイバーが蹴りをお見舞いし、俺と遠坂がバゼットに駆け寄って安否を確かめる。まだ息はある、だけど抱えられた時に何かされたのか眠っている。…とりあえず、遠坂が止血したから大丈夫のはずだ。後はアサシンを・・・!?

 

 

「ちっ!最後の最期に余計な邪魔を・・・面倒な事になった、これは使わざるを得ない。いや逃げれなかったら使う気だったんだけど」

 

「デヤーッ!」

 

「よっと。ああ、無駄な魔力を使うなーってイフに怒られますね~コレ」

 

 

起き上がり様に放り投げた爆弾でセイバー吹き飛ばした暗殺者の後手に握られ、取り出されたのは何の変哲もないワイングラス。凝った装飾がある訳でもない、落とせば本当にあっけなく割れてしまいそうな一見普通の代物だ。

 

 

「ねえ衛宮士郎ー?ちょうど、貴方の天敵とも言える弓兵が死んだんだしさー。うちのマスターがいいワインを買ったんだ。乾杯しない?あ、未成年だっけ?」

 

「な、なにを・・・!」

 

「アア、いっけなーい。グラス、私の分しか用意してなかった」

 

 

しかし不気味な輝きを放つそれを頭上に掲げたアサシンは、その迫力に押されていた俺達を一瞥、いきなり自分の左手首を噛み千切った。溢れる鮮血を、空のワイングラスに注ぐ。まさかアレがワインとでも言うつもりか?

 

 

「それじゃあ悪いけど一人で飲ませてもらうわ」

 

 

赤い、紅い、生命の象徴とも言える液体が満ちたのを確認するとアサシンは満足気に頷き、魔術でも使ったのか傷が塞がった左手で頭上に掲げて満面の笑みを作って天を仰ぐ。

 

 

「ソイツ、是が非でも欲しいのよねー。だから…全力で()らせてもらうわ」

 

「なにを・・・!」

 

「それじゃあ、カ・ン・パ・イ♪」

 

 

そしてなみなみと注がれたワイングラスを傾け、アスファルトに零れてアサシンの足元に巨大な水溜りを広げていく赤い液体。それは俺達の足元にまで広がり、セイバーの馬が嫌がる様に嘶き俺達は構えるも、濡れた様な感触はしない。彼女の行動が理解できなかった。しかし、答えを示す様に突如その声は響いた。

 

 

UUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU!!!

 

 

鳴り響く、呻き声の様な地響きの様な低い音。呼応するかのように紅い水たまりが波打ち、それは現れた。

 

 

「ウゥゥ…」

 

「ウゥゥ…」

 

「ウゥゥ…」

 

 

まるで水中から出て来たかのように、顔を見せたのは漂白されたかの様な全身と虚ろな眼窩が特徴的な異形の者達。まるで屍の様な、いや本当に屍か。見れば骨に少しだけ肉を付けた様な奴や、一見全身に肉を付けているがあばらの肉がごっそり無くなっているような奴もいる。髪がうっすら残っている奴もいれば、完全に剥げて骨が見えてる奴までいた。しかし例外なく総じてタンクトップなどの薄着だった。生ける屍の軍勢、なのか…?

 

 

「本当は全裸なんだけどマスターの意向で服を着せてやったわ。死体でお人形ごっことかさすが魔術師よねぇ」

 

「死体、だって…?これは全部、元々生きていた人間だって言うのか…!」

 

「そりゃそうよ。死体ってそう言う物でしょ?ちなみに動物もありだけど趣味じゃないから作ってありませんよ?」

 

「人間の、尊厳は…!」

 

「そんなもの、死んでしまえば皆意思なき物、材料じゃない。有効活用して何が悪いの?…ああ、状態が悪いまま出した事にキレてる?さすがに死んで時間がたった物は肉をちょっと再生させるだけで限界でね。原型が完璧に残っていたのは魔術刻印を持っていた奴と、つい最近死んだ奴ぐらい?」

 

 

その言葉で、俺は聖杯戦争初日のアサシンに殺されかけた時の事を思い出す。アレは、そう言う意味だったのか。

 

 

「……これが、アンタが俺を刺す時に言っていた「屍兵」って奴か」

 

「そうよ?本当は貴方もこの一員、というか一人目にしてあげるつもりだったんだけどなぁ。これが嫌なら、殺されなくてよかったわねー」

 

 

するとそこまで黙って警戒していた遠坂が反応、嫌悪感をにじませながら口を開いた。

 

 

「…まさかアンタ、柳洞寺の裏の霊園から・・・!」

 

「そうだけど?いい素材がいっぱいあって、仕上げるのに一週間もかかりましたわ。つい昨日、必要な魔力が集まって起動したって訳。それが何か?」

 

 

続々と血だまりから出て来る生ける屍・・・奴の言うところの「屍兵」に、イリヤとセイバー、桜とサモエド仮面がそれぞれ構える中、俺と遠坂は怒りに震えていた。…俺は今、赤いアーチャーにクロ姉がやられた時以上の怒りでどうにかなりそうだった。…アサシン(コイツ)だけは、絶対に赦せない。

 

 

投影、開始(トレース・オン)!」

 

Ein KOrper ist ein KOrper(灰は灰に 塵は塵に)―――!」

 

「よっと。おいたは嫌いよ?」

 

 

俺が投影し、投擲した干将・莫邪と遠坂の握ったトパーズから放たれた火炎弾をアサシンが宙返りで避けるのを合図に、戦いが始まった。




信じられます?これでまだ、宝具の真名解放してないんですぜ…?

ランサー脱落に続き、エミヤ脱落。
セイバー陣営到着でバゼットの左手が斬り飛ばされ、クロナとの戦いで満身創痍だったところにセイバーの矢の雨を受けて尚、立ってバゼットを守るために奮闘し消えて行ったエミヤ。弁慶かな?妙に打たれ強いのは、このエミヤがアヴァロンをアーサー王に返しそびれているからです。ちまちま回復してたから即死級でも直ぐに死ななかった訳ですね。

まだ詳細不明ですが、今回登場したのはアサシンの宝具・・・の力の一端。死体に「仕込み」をし、打たれ強く怪力を持つ屍兵にして操る。生前である原作と違い、直接墓場から呼び起こすのではなく召喚する事が可能になってます。
死体を道具として扱う外道な行いに士郎は激怒、激突必至です。しかし「死体」を生き返らせるこの宝具、士郎、凛、イリヤにとっては最低最悪の宝具です。どうなることやら。

冒頭の独白はアサシンですが、一体誰でしょう?と彼女の真名を比喩する謎かけでもあります。生まれながらの悪。生まれちゃいけない悪。魔術師に狂わされたのはクロナとの共通点とも言えますが…?

次回、アサシン&屍兵VS士郎達。外道全快なアサシンに士郎はどう挑むのか。感想をいただけると励みになります。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。

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