Fate/Asura's Wrath 悪鬼羅刹と行く第五次聖杯戦争   作:放仮ごdz

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お久しぶりです!原作が無いオリジナル展開なのでかなり時間がかかりました。主にアニメケロロ見てケロロ小隊+モアがサーヴァントだったら面白そうだなーとか妄想してましたがそんな無駄話は置いといて。

今回はクロナ対イフ、全員集合、そしてキャスターのとんでも宝具が発動します。楽しんでいただけると幸いです。


#11:皇帝率いる兵馬俑の軍勢

私にとって初めてのマスター戦となる、ドルイドを名乗る時計塔の魔術師、イフ=リード=ヴァルテルとの対決は苦戦に強いられていた。

 

 

「はあっ!」

 

「ふんっ!」

 

 

ぶつかる、黒い槍と木製の杖。槍は金属製に改造しているので強度はこちらが上の筈だが、あちらは杖の先端から火を噴いてジェット機の如く加速し、振り回され気味に放たれる重い一撃に私は押されて行く。試しに槍にしているマフラーを一度鞭にして相手の杖を奪おうとしたが逆に振り回されてしまい、溜まらずバックステップで逃れ再び槍にしたマフラーを構える。

 

 

「どうした?マジックはもう終わりか?」

 

「好きに言え!」

 

 

戦い始めてから一分…駄目だ、分が悪い。何もない、校庭のど真ん中じゃ何も小細工できない。真っ向勝負では、杖の先端から炎を出して加速させて来る彼の棒術に対抗できない。飛ばしてくる炎は土壁で防げるけど、接近戦はそうはいかない。どうしろと言うんだ!

 

 

「そろそろ終わりにしようか!」

 

「! Become a shield sword of fury.(怒りよ、剣の盾となれ)!」

 

 

今度は杖の先端に炎を溜め、杖をバットの様に扱い巨大な火球を打ち込んできたので、私は六本の黒鍵を瞬時に取り出して改造し、目の前の地面に突き刺し巨大化させて剣の壁を作り防御。熱風が私を襲うも炎の直撃は避けた。剣身も熔けて無い様だしこのまま・・・と思っていた時期が私にもありました。

 

 

Asche zu Asche(灰は灰に)

 

 

ドイツ語?を唱えながら杖を背中に戻したイフは、煙管を取り出して軽く振るい、ポッと自動的に点いた火を自身の両手に燃え移らせる。なんだ?

 

 

Staub zu Staub(塵は塵に)!」

 

 

そして炎の剣を両手に召喚したイフは大きく振り被り、私は嫌な予感がして地面に手を付ける。

 

 

Rotes Kreuz blutsaugenden killer(吸血殺しの紅十字)!」

 

「!?」

 

 

イフが放ったのは、黒鍵の壁を突き破り襲い来る十字の炎の斬撃。咄嗟に土壁を作るがそれも突き破り、その威力に冷や汗をダラダラ流した私はマフラーを伸ばしてちょっと遠くの木に巻き付け、某蜘蛛男の如く飛び出して横に逃れる。

 

 

「おっ、今のを避けるか。今まで何人もの死徒を殺してきた大技なんだが」

 

「サーヴァントの攻撃に比べれば大したことない」

 

「はんっ、そりゃそうか」

 

 

とは言ってみるも…や、ヤバい、死ぬかと思った。確かに王様やセイバーに比べればマシだけど、それでも今のはサーヴァントでも大ダメージを与えるぐらいの威力があった。あんなの瞬時に出してくるなんて冗談じゃない。あの煙管は多分、魔力のストックだ。アイツ、馬鹿な癖して無駄に策士だ。油断ならん。

 

 

「で、遠坂の魔術師よ。何時本領発揮の宝石魔術を使うんだ?」

 

「ご生憎様。今宝石が無くてね」

 

「そいつは残念だ。Ansuz(アンサズ)!」

 

 

さらに煙管を振るい、散った灰に引火させ炎の波がこちらに襲い来る。私はマフラーを弓にし、再度地面をトランポリンに改造して大跳躍、黒鍵を取り出し六本全ての柄を握り改造して番え空中で構える。

 

 

「―――――Tell my anger in an irrational world(理不尽な世界に我が怒りを伝えよ)

 

 

詠唱するは奴の炎剣と同じくサーヴァントにも通じる私の得意技。コイツは必ずこの聖杯戦争での脅威となる。生かして置く理由が無い。ここで確実に仕留める!

 

 

抉り破る螺旋の刺突剣(イリマージュ・カラドボルグ)・六連!」

 

「無駄だ!Ansuz(アンサズ)!」

 

 

しかし渾身の一撃は放たれた小さな火炎弾により空中で誘爆、大爆発を起こすもイフには当たらなかった。今度は小規模な火の魔術で私の爆弾矢を破壊するとは…戦い方の割に無駄に細かい性格の様だ、魔力の無駄遣いは嫌らしい。ならば、無理矢理にでも使わせる!

 

 

「―――――Altars to blow my anger, the receive.(我が怒りの一撃、その身に受けよ)

 

 

ぶっつけ本番だけど、王様の宝具を見てきた中で色々考えた…このとっておきで勝負だ。

 

 

喰らえ、黄金の斧(イリマージュ・ゴールデンイーター)!」

 

 

マフラーと15本の黒鍵を組み合わせて改造し、私の手に握られたのは黄金の刃を持つ巨大な鉞。本物と同じ重さと、雷神の力を宿してはいないがそれでもかなりの重量を誇るこれは、日本の大英雄の宝具を模した物。もちろん元が元なので宝具の神秘には遠く及ばないが、それでも威力だけなら随一のはずだ。

私はそれを両手を持って操り、放たれた火炎弾を消し飛ばし、続けて炎で加速した杖を受け止め、弾き返す。

 

 

「・・・宝具か?」

 

「そんな大層な物じゃない。これで決める・・・!」

 

 

何とか上空に鉞を投げ付け、私はクルクル回るそれに向かって跳躍、掴むと落下の勢いを合わせ、さらに内蔵されている15本のカートリッジの三本を消費して雷撃を纏い、イフに向けて渾身の力を持って振り下ろした。

 

 

「お願いだから吹き飛んで・・・・・・・・・必殺ッ!」

 

「そう来るか…!Asche zu Asche(灰は灰に) Staub zu Staub(塵は塵に)!」

 

 

ほぼ同時にイフも動き、煙管を構え先程の炎剣を生み出してこちらに向けて振り被る。真面に浴びたら負ける…だからこのまま、押し潰す!

 

 

偽・黄金衝撃(イリマージュ・ゴールデンスパーク)!」

 

Rotes Kreuz blutsaugenden killer(吸血殺しの紅十字)!」

 

 

瞬間、炎と雷がぶつかり、大爆発が起こった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その数刻前、士郎side

よし、何とか手傷を負うことなくここまで逃げれたぞ…鞄にかけた強化が思いの外、上手く行ったおかげだ。これで遠坂を撒く事ができたはずだ、早くクロ姉を探して説得してもらわないと。

 

しかし鍛錬の時は失敗ばかりなのにこんな時だけ上手く行くとかどんな主人公補正だ。念のため教室の出入口の鍵にも強化を掛けて入れない様にして置く。…籠城したところでここから逃げないと意味が無い。だがしかし、肝心のクロ姉の居場所が分からない。これならアーチャーが異変に気付いて戻って来るのを待つか…?

 

いや、駄目だ。サーヴァントの気配がしたから彼奴は行ったんだ、今頃戦いになっていても可笑しくない。だったら俺一人でこの状況を切り抜けるしかない。せめてクロ姉の場所が分かれば…

 

 

「・・・・・・!?」

 

 

そこでふと、窓を見て思わず吹き出してしまう。…クロ姉が何かパラグライダーを広げて飛んでいた。思わず窓際まで詰め寄ると、校庭に着地したクロ姉目掛けて、俺の頭上・・・つまり屋上から黒づくめの男が飛び出してきて杖片手にクロ姉に追撃していた。

 

 

「…なんでさ?」

 

 

クロ姉も戦っていたのか?ヤバい、どうする、クロ姉の助けに行かなきゃだけど・・・その前に、遠坂を説得する手段を失ってしまった。いや、クロ姉がピンチだから助けに行こうと言えばいいかもしれないが、「だったら早く貴方を倒す」とか言われたらそれで終わりだ。本格的に不味いぞこれ。

 

 

ゴォン!

 

「!」

 

 

とそこで、閉めてある出入り口である扉から轟音が轟き、穴が拉げた。さらに続けて轟音が轟き、どんどん拉げて行く。遠坂が来たみたいだ、あの魔術で壊そうとしているらしい。…遠坂の魔術は強力だ、持ってあと数秒か。…だけど、それだけあれば・・・!

 

 

「ウオォオオオオッ!」

 

 

俺は鞄を持って廊下側の窓に向けて突進、強化した鞄を盾にして頭を守って突き破り、すぐ左側で扉に向けて左腕を構えていた遠坂の意表を突く事に成功する。

 

遠坂の左腕、そこに浮かんでいるアレが魔術師の家に伝わると言う「魔術刻印」に違いない。何でも切嗣(オヤジ)も持っていたらしいが血縁にしか移植できないらしく、俺には受け継がれなかった。それは今はいい。問題は、刻印を持つ者はそこに魔力を通すだけで彼らが代々修めて来た魔術を使うことができる、という点だ。遠坂が呪文の詠唱もせずに魔術を連発できるのもそのおかげだろう。ならば!

 

 

「このっ・・・!?」

 

「遠坂ァアアッ!」

 

 

その腕を封じてしまえばいい!俺は鞄を振るって光弾を防ぎながら突進、鞄を投げ飛ばして遠坂の視界を奪い、そこに詰め寄り遠坂の両手首を握って壁に押し付けることに成功する。何か犯罪染みてる気がするが命に係わるんだから勘弁してもらいたい。

 

 

「・・・さすがね。強化なんてマイナーな魔術でよくここまでできるもんだわ、クロの弟分ってのは本当みたいね」

 

「・・・ああ。クロ姉のおかげだ」

 

 

主に思考の速さだが。

 

 

「聞いてくれ遠坂!俺は聖杯が欲しいから戦う訳じゃ無い、無関係の人達を護れればそれでいいんだ!新都でも深山町でマスターが犯人らしい事件が起こっている。俺が戦うのは聖杯戦争と関係ない人達に危害を加えるマスターを倒すためだ!

それに俺達がここで戦う理由は無いはずだろ、俺はお前やクロ姉たちの邪魔をするつもりなんてこれっぽっちもない。だからここは退いてくれ、クロ姉が危ないんだ!」

 

「・・・なんですって?」

 

 

やっぱりだ、反応した。先日のクロ姉の言い分から魔術師と組む訳がないクロ姉が助けられたと聞いて、昨夜クロ姉と何か取引でもしたんだと思ったんだがビンゴらしい。共通の目的なら、一緒に動いてくれるはずだ。

 

 

「クロ姉は今、校庭で正体の分からない魔術師と戦ってる!俺達がこんなことしている場合じゃないだろ!」

 

「・・・アイツ、確かサーヴァントが動けないとか言っていた癖に何戦ってるのよ・・・」

 

「なんだって!?」

 

 

・・・昨夜の戦闘でクロ姉のサーヴァントが深手を負ったって事なのか?なのにクロ姉の奴、俺や桜に何も言わないなんて・・・

 

 

「なら猶更だ遠坂!力を貸してくれ!」

 

「・・・衛宮君、ちょっとでも疑ってみた事は無いの?私がその事件の犯人かも知れないって」

 

「えっ・・・?」

 

 

そう言って遠坂は俺の腹部を蹴り付け、俺の拘束が緩むとそのままドロップキックで蹴り飛ばされてしまった。振り返ると、そこには左腕をこちらに向け怖い顔をした遠坂が。どういうことだ?まさか遠坂が・・・?いや、そんなはずはない。

 

 

「せっかくだから教えてあげるわ。サーヴァントはね、霊体だから人の霊魂を喰らう事で強くなるのよ」

 

「そんなことが・・・?……でも、やっぱり遠坂は犯人じゃない」

 

「・・・なんでそう言いきれるの?」

 

「俺を助けてくれたのは、遠坂なんだろ?」

 

 

そう言い切った俺に、遠坂は怯む。あの夜、アサシンと思われるサーヴァントに殺された俺を助けて蘇生したのは遠坂だ。俺には確信があった。

 

 

「あの夜、俺が見たのはアサシン・・・とランサーだ。ランサーのマスターは遠坂なんだろ?俺の知る限り、あの夜校舎に居たのはあのサーヴァント二人とそのマスターだけだ。アサシンの方は俺を刺して来たから違うとして、後はランサーのマスターしか居ないんだ。遠坂だけだ、俺を蘇生できたのは」

 

「・・・だったら何?私がいい奴だから無関係の人を巻き込むはずがないって?」

 

「ああ。遠坂はいい奴だって俺は知っている。むしろそんな魔術師達を嫌う人間だろ、アンタは」

 

「・・・負けたわ」

 

 

考え込んだ様に見えた遠坂はそう言って左腕を下ろしてくれた。助かった・・・と考えてよさそうだな。

 

 

「その通り。私は犯人じゃないわ。クロとは犯人を倒すまでって条件で手を組んだ。甘い奴だと思ったけど見直したわ、今回は勘弁してあげる」

 

「できればこれからも勘弁してくれ」

 

 

とその時、爆発音と共に振動で校舎が揺れ、もう夜が近付いていると言うのに昼の様に眩い光が窓から注がれる。今のは・・・クロ姉か?

 

 

「…ってそうだ、クロ姉が!」

 

「ええ。急ぐわよ衛宮君!」

 

 

遠坂を先導に、校庭に向かう俺達。そこで待ち受けていたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにその数刻前:弓道部近くの木々の中

木々の間を駆け抜けながら、ぶつかる拳と剣と大剣。今ここは乱戦と化していた。

 

赤髪の女騎士の姿でアーチャーを相手するアサシンは同時にセイバーのマスターソードも大剣で防ぎ、蹴りで応戦。さらに傍の木を砕いてその破片を飛ばす攻撃からイリヤを庇って盾で防ぎ、ブーメランを投げてアーチャーとアサシンの気を引き、そこに斬り込むセイバー。

 

少し前、アサシンがここに呪刻を刻んでいたところにアーチャーが来襲。戦闘になったのがだが、そこに下校時の士郎を狙いにイリヤ達セイバー陣営も乱入。こんな乱戦になってしまったのだ。

 

 

「ああもうこの人形に緑男・・・いい加減にしろッス!」

 

「アサシンこそ・・・観念しなさい」

 

「アーチャー、アンタもだ!」

 

「・・・私は引っ込んどこう」

 

 

英霊同士の対決に自身の存在が重しになると思ったのかそそくさと退避するイリヤを見届け、セイバーはマスターソードをしまいダイゴロン刀を取り出してアサシンの大剣とぶつけ合う。するとアーチャーが近くの木を引っこ抜いて大きく飛翔、二人の頭上数十メートルまで浮かぶとそれを振り被った。

 

 

「覚悟してください」

 

「「!?」」

 

 

凄い速さで落ちてくる大木に、二体のサーヴァントが思わず叩っ斬ろうと各々の得物を構え・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、士郎の帰りが遅い事に危機感を覚えた桜はライダーの駆るエルメスの後部座席に乗り込み、風を受けながら見慣れた校舎に急いでいた。

 

 

「・・・ライダー、聞こえた?」

 

「うん、桜。爆発音に剣戟の音、そしておまけに学校全体に人除けの結界!間違いなく、戦闘が行われてる!」

 

「急いでライダー、エルメスさん!」

 

「合点承知の助!」

 

『もう、走るのは僕なんだからね!』

 

 

ちょうどその時、人気が少ない事をいい事にギャーギャー騒ぐ彼女達は気付かなかったが、傍の住宅の屋根の上を駆ける大柄な人影があった。

 

 

「なんだ、この嫌な気は・・・!」

 

 

教会で待機しているはずのクロナのサーヴァント、バーサーカーだ。彼は持ち前の第六感とも言うべき危機察知能力から嫌な予感を覚え、自身のマスターの元に急いでいた。念話だとギャーギャー「来るな」と反論して来るので無視しており、場所だけ聞いてとにかく急ぐ。しかしそのためなのか気付かなかった・・・

 

 

ライダー、桜、バーサーカーが学校の敷地に入った瞬間・・・ちょうど、他の場所でも場面が動こうとしていたその瞬間、六のサーヴァントとマスターが出揃い、

 

 

「今だ、キャスター。やれ」

 

「ふん、やっとか。…目覚めよ!」

 

 

手頃な空き教室のロッカーで魔術で気配を消し身を隠していたその人物の傍で、霊体化して待機していたキャスターが姿を現し五行・・・木・火・土・金・水の球体を浮かばせ、それを高速回転させて大魔術「固有結界」を発動し世界を書き換えて行ったことに。

 

 

「出でよ、我が軍勢!万里の長城を迎えて無敵と化せ!」

 

 

広がるは、広大な砂漠。強制的に集められた六騎のサーヴァントと六人のマスターの背後には延々と続く壁・・・万里の長城が存在し、ちょうど広大な砂漠の真ん中にある巨大な石像の上に立っているキャスターに挟まれる形となる。それぞれ・・・特に大技がぶつかり、その余波で吹き飛んで半ば意識が飛んでいたクロナとイフは、大いに混乱し、キャスターは高らかにその名を告げる。…彼が最強最悪の皇帝たる所以の代物を。

 

 

 

「――――――皇帝率いる(フゥァンディ・リュ・)兵馬俑の軍勢(ビンマーヨン・ジュンシー)!」

 

 

 

そして、砂漠のあちこちがゴゴゴゴゴゴッと言う擬音と共に開き、そこから兵馬俑と呼ばれる、数えるのも馬鹿らしくなるほどの数の完全武装された土製の陶器人形の軍勢が規則正しく編成して行進、六組のサーヴァントとマスターの前で止まった。

 

 

「ここで決めるぞ、キャスター。手加減無しだ、全員潰す気でやれよ」

 

「誰に命令している。命令するのは私だ、仮初のマスターよ」

 

「ああもう!勝手にしろ、僕のサーヴァントは最強なんだ!そうだろ、皇帝サマ?」

 

「くどいぞ」

 

 

これぞ、彼の前に立ちはだかった冒険者たちと決着をつけた際の彼の目に焼き付けられた光景。皇帝が誇る、最強の大軍勢であった。

 

 

今、規格外のサーヴァント達と世界最大最強の軍勢がぶつかる…!




キャスターの対軍宝具にして大魔術「固有結界」、皇帝率いる(フゥァンディ・リュ・)兵馬俑の軍勢(ビンマーヨン・ジュンシー)、発動。他の陣営全てと激突です。キャスターのマスターは何時姿を現すのやら。


※一応念のため。クロナが使った技はFate/GrandOrderのバーサーカー、坂田金時の宝具っぽいもので、イフが使った技はとある魔術の禁書目録のステイル=マグヌスの技です。相性良かった。ちなみにクロナが使った剣の壁はプリズマイリヤツヴァイのクロエが使った奴です。


クロナの方は引き分け、士郎の方は何とか勝利。しかし全員集まったところを狙われました。固有結界で確かこういう使い方された事無かったはず!

次回は決戦。まさかの六陣営全ての共同戦線です。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。

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