Fate/Asura's Wrath 悪鬼羅刹と行く第五次聖杯戦争 作:放仮ごdz
今回は多分序盤最後になる日常回です。日常回の癖して少しシリアスなのは勘弁してください。では、楽しんでいただけたら幸いです。
王様のお小言の後、父さんと色々話して眠る事にしたその翌日。
休みであることをいい事に私は昼過ぎまで熟睡していた。ねえバーサーカー?王様のバイクを手入れするのが気に入ったのはいいけど起こしてくれてもいいじゃない?夜まで暇なので衛宮邸に行くことにする。ここでじっとしていても王様の戯れの相手にされそうだし。
そんな訳で休日ではあるが桜が部活が在るのを考慮して夕方、私はタイガーが来るよりも早く衛宮邸を訪れた。既に桜は帰って来ていて士郎と共に料理をしていた。
「しかしすまないな桜、部活帰りで疲れてるってのに」
「いいえ平気です。ライダー共々居候させてもらっているんだからこれぐらいさせてください。・・・ライダーは働きませんし」
「何言ってるんだ。桜はもううちの家族みたいなものだろ?今更遠慮は無しだ、無し」
「遠慮なんかしていません。だって私、先輩のお手伝いするのが好きなんです。だから先輩の方こそ遠慮しないでくださいね」
「桜も言う様になったね、士郎?」
「ハハッ、そうだなクロ姉。クロ姉の減らず口が移ったみたいだ」
余計なお世話である。私はお茶を淹れて私とライダーの元に持ってくるアーチャーと、夕食(桜が買ってきたカサゴの煮つけらしい)を作る士郎と桜を客として居間から見ながら気になっていた事を問いかけた。
「で?士郎が使える魔術は「強化」だけとは本当なの?」
「ああ。一応解析と投影は使えるが…と言っても滅多に成功しないんだよな」
「使えない。投影が特に」
「ぐぅ」
正面でおやつを頬張るライダーを見ながら私の告げた容赦ない言葉に若干落ち込む士郎。実際、投影なんて実戦では使い物にならない。そもそも一回限りの儀式礼装を代用するとかに使う魔術だ。見た目だけで中身がすかっすかで戦闘に使う物なら簡単に壊れてしまうだろう。…私が改造すればそれなりに持つだろうがそれでも壊れやすい。…つまり実質役に立つのは「強化」だけか。
「…でも、私も使える魔術も「強化」だけだからそこは問題ない」
「え!?でも、弓矢とかは…」
「あれも「強化」正確には改造魔術だけど。桜はどう?」
「あ、はい私は魔術回路に問題があって本来出せる出力が出せず…強化と治癒が使えていい方です。サポートに徹しないといけませんね」
「実質戦えるのは私だけか」
「お、俺だって戦えるぞクロ姉!」
「五月蠅いフードのサーヴァントに一回殺されかけた奴は黙ってなさい」
「…はい」
…ふむ。この二人を勝ち残らせるのは骨だな。教会で保護した方がいいんだけどな…まあこの衛宮邸にかかっている結界の警報は私にも通じる様にしているし問題は無いか。
「ところでマスター、一つ聞きたいことが」
「何だ、アーチャー。飯を作るってのなら聞かないぞ、今日は俺の当番なんだ」
「いえそれはマスターに並みならぬこだわりがあると確認しているので断念します。マスターの魔術についてです」
「ああ、俺の魔術の事か。さっきも言った通り俺は「強化」しかできない半人前の魔術師だ。魔術の鍛錬はいつもあの土蔵でやっているんだ。アーチャーと最初に会ったところだし覚えているだろ?」
「土蔵…ですか?ではマスターを起こしに行った部屋はマスターの工房ではないのですか?」
「工房って魔術師の研究部屋だろ?俺の部屋はそんな大それたところじゃないな、あそこにはただ寝に帰るだけだ。工房って言うならむしろ土蔵が近いかな、ほら魔法陣もあったし。爺さんが研究してたんだろ、多分」
「そうですか…」
士郎達は士郎達でちゃんと教えているみたいだな。…工房、ね。確か凛や間桐は地下室が工房だったっけ。私は魔術師じゃないからそんな物持つ気も使う気もないけど…鍛錬する場所は考えないと行けないかもな。
「士郎ー、ごはんまだー?」
「待ってろライダー、今日は藤ねえも合わせて六人前だからな。時間がかかるんだよ」
「マスター。ライダーは一応敵陣営、甘やかしては駄目です」
「むっ、こらアーチャー私の飯が減ったらどうしてくれんの!」
『そこは敵扱いされたことに怒ろうよ…』
「いやアーチャーも士郎に何もしないなら喜んで歓迎するって言ってるし?」
「手を出したら抹殺します」
「おー恐っ。大丈夫、私の興味は男よりも戦いよりもごはん優先だから!」
…頭が痛い。信じられないくらい平和だなライダー陣営は。というかこの衛宮家自体が、空気をのほほんとしてくれる。…大体いつもいるタイガーが原因なのだろうか。
「…あのさアーチャー。何時までもマスターだと堅苦しくないか?俺には衛宮士郎と言う名前がある、そっちで呼んでくれればいいよ」
「いいえ、マスター。私は以前の主人に対してもこう呼んでましたので問題ありません。貴方は私の鳥籠です、マスターと呼ばせてくれませんか?」
「あ、ああ。アーチャーがいいならそれでいいよ」
「…どうかしましたか?」
「い、いや何でも無い」
…アーチャーの見せた真剣でどこか縋る様な表情に、顔を赤らめた士郎は顔を背けてしまう。青春なのかね?そういやうちのバーサーカーも「マスター」と呼んでくれたのは最初だけで最近は「お前」とか二人称しか使われなくなったな。寂しい。
「…悪いな」
「?…何がですか?」
「クロ姉と違って俺が役立たずって事だよ。アーチャーはこんなのがマスターでよかったのか?」
「マスター。私は不満は抱いていません。それに、貴方は戦えなくても問題ありません。私は貴方を守り、命令に従い勝利させるのみですから。宝具さえ使えればほとんどのサーヴァントに勝利可能だと思います」
「…ところで、アーチャーの真名って何?」
「敵マスターに教えるとお思いですか?」
「…忘れて」
どさくさ紛れに情報をもらおうと思ったけど無理だったか。でも士郎が教えられてないってのも問題なんだが。サーヴァントってのは、マスターに真名を明かしてようやく契約が成立する。まあアーチャーの場合、召喚直後がアサシンがいたり、その後もずっとライダーと一緒だから言うに言えなかったんだろうが。
「クロ姉、真名ってサーヴァントが英雄だった頃の名前の事か?」
「正確には「生前」の本名。それを知る事でそのサーヴァントがどんな能力を持つのが分かる。でも同時に弱点も知られる事になるから普段はクラス名で呼ぶことになる」
「なるほど。アーチャーから真名を教えてもらってないのは俺が魔術に対する精神防御ができないからか。あっさり引っ掛かって秘密を喋ってしまうかもしれないから、俺が真名を知らなければ喋ってしまう事も無くなるって事か。そう言う事なんだな、アーチャー」
「いえ、ただ言うのを忘れていただけですので…別に真名を知られても問題は特にないと思います」
「「「「え?」」」」
思わず私と士郎、桜とライダーの声が重なった。いやあの、知られても問題ないってそんな英雄がいるはずが…あ。
「…もしかして、未来の英霊?」
「はい。なので別段問題はありません」
「じゃあアーチャーの真名は何なんだ?」
「イカロスです」
「「「「!?」」」」
また重なった。いやイカロスってあれ?ギリシャ神話に出て来る何か蝋の翼で太陽に挑んで落下して死亡した哀れな男?…いや未来の英霊って言っているしそれは違うか。…考えられるのは同じ名前を与えられた、この時代より先の英雄って事だけども…ややこしくないか色々と。
「正確にはその名を持っているだけでギリシャ神話のとは別人です。エンジェロイドと言う名称で識別された、いわゆるアンドロイドですね」
「ろ、ロボットなのか!?」
「殆んど人です。人間に限りなく近い人造人間…英霊で言うならばフランケンシュタイン辺りと同じ部類になります。ちゃんと血も出ますので魔術用語で言えばホムンクルスが近いでしょうか?ただ、私の場合は遥か過去…バベルの塔建築時から活動していたので単純な未来の英霊とも言えません」
士郎の問いに淡々と答えるアーチャー。フランケンシュタインって英霊なのか。それは知らなかった、「フランケンシュタイン博士」か「フランケンシュタインの怪物」のどちらかなのか地味に気になる。…しかしバベルの塔って…かなり昔だ、バーサーカーには及ばないけど。…もしかしたら王様とも面識があるのかもしれない。帰ったら聞いてみよう。
「…とりあえず凄いんですね、アーチャーさん」
「…じゃあ私の真名も言っとこうかな、アーチャーにだけ言わせるのもずるいし。私も未来の英霊、というか生前の自分がこの時代で生きている特殊な事例。私の真名は木乃。正確に言うならば「謎の美少女ガンファイターライダー・キノ」って言う名前の正義の味方、それが私の真名。ちなみにエルメスのせいで正義の味方をやらされることになったただの女子高生ね」
「「!?」」
今度は私と士郎だけ驚いた。士郎は多分、「正義の味方」ってところだけど私は違う。いや確かに「過去・現代・未来」から英霊を呼び出すのがサーヴァントシステムだけど…父さん、これは聞いてないぞ。何で二人も未来の英霊が喚ばれてるのか。というか謎の美少女って部分も含めて真名なのか、悲しいなそれ。
「ライダー、銃マニアはただの女子高生と言わないと思う…」
『まったくマスターの言う通り』
「エルメス後で覚えてなさいよ」
…これは不味いことになった。ここに来た目的は士郎と桜の状況把握と、できたらサーヴァントの情報貰えないかと思ってたんだけど…予想外過ぎるわ。どちらとも未来の英霊、それも片方はよりにもよって「イカロス」名前の知名度だけなら無駄に高い。弱点も探れないし…しかもアーチャーめ宝具さえ使えば大体勝てると言ったんだけどもしそれが本当なら一番の強敵はアーチャーだと言うことになる。まだ一騎判明していないのに厄介な…
ズーンとちょっと沈む私を無視して会話は進む。
「…ライダーは、正義の味方…だったのか?」
『ご飯を美味しく食べる為に戦うしょうもないヒーローだったけどね』
「うっさいエルメス、本当にポイ捨てするぞサーヴァントになって無駄に上がったパワーで全力投球しちゃうわよ」
『やめてください洒落にならない』
「・・・で、なんだっけ?ああ、私は確かに正義の味方。一応あのサモエド仮面も、だけど……あと二人ぐらい仲間が居て、学園の平和を守ってたけど士郎の思う様な正義の味方とはかけ離れてるかも」
「…正義の味方って見返りを求めるものなのか?」
「さあ?むしろ何で見返りを求めないのか。それじゃただのブラウニーだよ」
「お前も言うか!」
…士郎、微妙に壊れてるね。見返りを求めないなんて人間ってかロボットだ。…言っても分からないだろうし言わないでおこう。自分で気付かないと意味は無い。
で、その後アーチャーとライダーは魔力温存のために休むことになったが、アーチャーは眠る必要が無いとの事。スキルで常に士郎と魔力が常に「共有」されている為、常時魔力を使えるんだとか。何それずるい。うちのバーサーカーだってマントラで補助しているだけで休む時はちゃんと休まないといけないのに。ライダーもご飯さえあれば休む必要はないとか。寝たい時は寝るらしいが。何なんだろう、ここの英霊は二人共卑怯すぎませんかね。未来って便利なのかそうなんだろうか。
「…そう言えばクロ姉のサーヴァントのクラスと真名は?」
「ぎくっ」
「私達が名乗ったのに言わないなんて選択肢は無いわよね?」
『せめてクラスだけでも、ね?じゃないと共闘できないじゃん?』
「何も言わずに逃げようものならマスターの意見関係なく即刻制圧します」
「クロナさん、大人しく吐いてください」
「…味方はいないの?」
こくりと同時に頷く士郎達。図られた…だと…?どうしよう、キャスターだって苦しまぐれに言うことは可能だが多分私の勘が正しければ近い内にキャスターは顔を出すから不信感を募らせるだけでNGだ。
『ハハハハハハッ!雑種よ、そんな話題で大丈夫か?』
大丈夫じゃない、大問題だ!って不味い、王様の幻聴を聞いてしまった。でも本当にどうしよう、正直に言ったところで何でバーサーカーがここを襲ったかって話になる。いやバーサーカーだから暴走したと言えば問題ない気もするが…ん?お、ナイスタイミング。
「…その話はここまで。アーチャーは霊体化して」
「なんでさ?…あ」
「先生ですか。そろそろ来てもいい頃ですが…?」
「縁側」
「!」
ちょうどひょこひょこと縁側の扉をそーっと開き入って来た虎に、士郎はお玉を手に一閃。ぽかっといい音が響き、この場で唯一の大人は「ふぎゃっ」と悲鳴を上げて俯せに倒れた。
「コラ藤ねえ、ちゃんと玄関から入ってくれよ」
「なによぅ士郎~これぐらい大目に見なさいよ~」
「子供がちゃんとしているんだから少しは大人らしく振舞ってくださいタイガー先生」
「タイガー言うなー! あふん!?」
うがーっと虎の様に吠えて飛び掛かって来たので近くにあった孫の手のボールの方でぽかっと殴りつけてやると痛かったのかそのまま倒れた。しかし懲りずにライダーの前に置かれてあるお菓子を手に取ろうとする。このタイガーは全く…
「ねえ桜ちゃん。これ食べてもいいよね?」
「それはライダーのです。もうすぐご飯だから我慢してください藤村先生」
「えー?なによー、ライダーちゃんは食べてるじゃない~!」
「私のお腹は何時でも腹ペコなんですー」
「ずるいわよ~!」
「「「子供(です)か!」」」
士郎と桜と私のツッコミが重なった。
そんな訳で、タイガーも居た為ご飯だけ頂いて私は教会に帰宅した。よかった、バーサーカーの事を言わないですんだ。こればっかりは何時も犬猿の仲のタイガーに感謝だ。
「おいクロナよ」
「何?王様」
自室に戻りベッドに寝転がり仮眠をとろうとすると聞き覚えのある声が聞こえ、顔を上げると髪を下ろし趣味の悪い私服を着て腕組みしている王様が扉の前にいた。またか。王様は暇さえあればよく私の部屋に侵入してきてはちょっかいしてくる。最近、父さんと一緒にいるのは厭きて来たらしい。今回も存分に愉しんでらっしゃる顔だ。
「調子はどうだ?此度の聖杯戦争は面白い英霊ばかり揃っている様だが」
「王様、気付いていたんだ」
「天上天下全ての財は我の物。つまりは奴等の事もお見通しよ」
「ハイラルに伝わる勇者・リンク、天使の様なアンドロイド・イカロス、自称謎の美少女ガンファイターライダー・キノ。私のバーサーカー、八神将アスラ。…判明している四名だけでかなりの面子。この調子だと残るランサーとアサシンのみならずキャスターも大物の可能性が高い」
「そいつはどうであろうな?暗殺者の奴は歴史に名を遺した類の者ではないと思うぞ?」
「…アサシン…恐らくは士郎を襲ったフードのサーヴァントのこと?」
あのサーヴァント、逃がしてしまったけど絶対に許さない。アインツベルンより一つ下のレベルで許す気はない。士郎を殺そうとした罪、私の怒りを持って叩き潰してやる。…アサシンなら私も気を付けないと行けないが。何せマスター暗殺に特化したサーヴァントだ。それが他のサーヴァント、それも三騎士クラスと張り合えているのだから油断ならない。
王様は私の怒りを見据えたのか、口元に笑みを作ると満足気に頷いた。
「ああ、そうであろうな。まだ姿を見せていない者がキャスターで間違いあるまい。ほれ、テレビでちょうどやっているぞ」
「テレビ?」
言われてテレビを付けてみると、どこかの一家が全員殺害されたんだとか言うニュースが流れた。場所は衛宮邸の近く、深山町の様だ。犯行に用いられたのは巨大な刃物…の様な物。様な物ってのは、まるで巨大な爪痕の様な傷が残っていたんだとか。
…これ、間違いなく聖杯戦争に関係があるな。今頃士郎もこれを見て危機感を抱いているかもしれない。…恐らくはタイガーや桜、ライダーと夕飯の片付けを終えた頃だろう。アーチャーは隠れているのかそれとも何とか誤魔化せたか…まあどうでもいいことだ。
「これがキャスターの仕業?」
「ああ。気を付けろよ、クロナ。前回のキャスターはただの外道であったが…此度のキャスターめは
「…見て来たの?」
「ああ。奴だけは我が手で粛清せんと思ったが、貴様に釘を刺されていたのを思い出してな。見物だけにしてやった。そして確信したぞ、バーサーカーでもそう簡単にはあの男には勝てん」
そう言われてショックを受けた。バーサーカーはあの英雄王とまで言われた王様が認める程の英霊だ。それが、そう簡単に勝てないなんて…勇者リンクやアーサー王、ヘラクレスにも匹敵する英雄って事か…?
「バーサーカーが勝てないって、もしかして知名度が高い英霊…?」
「いやなに、知名度ならば奴は
バーサーカーなら蹴散らせる?…軍隊を呼び出す宝具って事か?でもその程度だったらバーサーカーは慣れっこだ。だとしたら…無尽蔵に軍隊を呼び出す?そんなこと、できる宝具があるのか…?王様の王の財宝は例外だろうし…
「
「…うん。王様の力は借りない、そう決めた。私とバーサーカーだけでこの聖杯戦争を勝ち残らないと意味が無い」
私の決意をそう述べると、王様は心底嬉しそうな笑顔を浮かべ高笑いする。
「クハハハハハッ!いいぞ、それでこそ
「勝手に愉しめばいい。でも王様、私達は王様の予想さえも超えて見せる。人類最古の英雄程度に見透かされる運命であっていいはずがない。私の怒りは、世界さえも陵駕する」
「いいぞ、見せてみよ!
「当り前。怒りが尽きるまで、私は死んでも死にきれない」
この王様は父さんよりも過保護な私のもう一人の父親だ。この人は何時だって私を守り、諭し、叱ってくれた。多分私の人間性が士郎みたいに失われないで済んでいるのはこの王様のおかげだと思う。
だから改めて誓おう。この人は多分、この愉悦のために私を育てて来てくれたのだから。…親より先に死ぬのは親不孝でしょ?
私は、この怒りが尽きるまで、絶対に死なない。死んだりなんか、するものか。…父を、母を、弟を、友人を、恩人を。…全てを無情に殺した聖杯と魔術師を、私は絶対に許さない。
「あ、そうだ。バーサーカーが王様のギルギルマシーンを弄ってたよ」
「なにぃ!?王の財に手を出すとは許さん!」
「…程々にしてね」
この後庭でめちゃくちゃ暴れて王様とバーサーカーは父さんに怒られた。なんだろこの感情、愉悦?…つまらん。
AUOの口調があっているのか微妙に分からん。何か違う感が凄い。キャスターを見物しに行っている王様マジ黒幕。活動報告でアンケートしてまで難航した最後のサーヴァントは行動派系キャスターに決まりました。次回出ます。
そんな訳でアーチャーとライダーの真名判明。だって隠す必要が無いんだものこの二人。ばれた所で弱点ばれないし便利な未来のサーヴァントである。ただし知名度が無いのが痛い。後で設定に追記して置きます。
次回、深夜のクロナVSキャスター。未知の強敵相手にクロナとバーサーカーはどう挑む?次回も楽しみにしていただけたら嬉しいです。