取り敢えずアタシ達が稲毛カップに出ることだけははっきりした
その後ナゼか…いや、アタシがコスプレしてるからか…材木、キモいからな?知らん人達までわらわらと集まってきたよ
あ…材木がなんかスッゲー睨まれてヤンの、ざまぁ
イヤ、んな写メ要らんから送らんでも良いからね?彩加
だから陽乃さんの気持ちだけで良いですからアタシは要りませんから結構ですそんな写真見たくないんで
そんなやり取りをしている内に彩加がテニススクールに行く時間に成りテニススクールに向かうことになり一人離れていった
で、マイに聞かれたんだよね
「葉山くんてさなんかスゴい人気者でしょ?でも彼のファン達には悪いけどとてもスゴいとは思えないんだけど八重はどう思う?」
ってね…だからアタシは答えてあげた
「隼人?スゴいんじゃないのかな、アタシはスゴいアホだと思ってるけどね」
そう言ったらイケメンをバカにしたのがよほど嬉しいらしい材木がニヤリと笑い陽乃さんはツボにハマったらしく爆笑から未だ笑いが止まらないらしい
で、その意味がわからないで互いのかおを見合わせる女子達にあのコートでの一件をアタシがコートに着いた時からの事を話すと
「その三浦って子は敗北を素直に受け入れたんだ?」
そう言われて
「ン、おまけに気に入られたよ?そっちのケはないって思いたいけど可愛い女の子を周りに侍らせてるんだからかなり怪しいかも?
まぁ、オカン気質の持ち主だから身内には甘くアタシはあんたの娘かって突っ込みたくなった事がある
過保護って意味なら陽乃さんである妹の雪乃も似たり寄ったりでアタシを幼児扱いするのも珍しくないんだよねぇ~っ…」
ってぼやいたら
「八重ちゃんはさぁー、それが嫌なら早く大人にならなきゃ…」
と、言ったところでプッと吹き出してから大爆笑の陽乃さん
と、そこに青い顔をした隼人が優美子と姫菜に結衣と大岡、戸部、大和連れて現れたから
「結衣、今日は優美子達と一緒なのな?」
挨拶代わりにそう聞いたら
「本当はゆきのんに宿題教えて…「だからお喋りは止めて勉強に集中しろって言ったろうが…しかも勉強会一回サボりやがってどうすんだよ?
言っておくが明日明後日は家族旅行で居ないから知らんし利き腕使えん隼人は自分の事でいっぱいいっぱいなんだから迷惑掛けんじゃねぇぞ
それと誰かのノート丸写しすんのは勝手だがそのツケは中間テストで払うことになるって覚えとけよ?」」
アタシがそう宣告すると
「あーしもそう大して威張れる成績じゃないけどそのあーしから見てもヤバい領域に居るんだからさもっと自覚もてし…
正直結衣の夏休みが一体どうなるのかマジに心配になってきてるんだからさ」
そう言って溜め息を吐く優美子
ようやく登場の葉山グループですがフットサルのコートは前回以上に華やかになります
何故ならあのお方も参戦しますし八重のサポーター達の黄色い声援は隼人のファンと違い八重とチームを組むメンバーにも声援を送りますので