まぁ。親父の仕事の事はどうでも良いんだけどね?アタシには縁の無い業界だからマジでどうでも良い
なので味噌汁も使用鍋登録番号と味噌汁温め直しを選択すれば後は勝手に適度な温度にしてくれるがその辺りのプログラムをプロの調理人(社員食堂の料理長)と共に開発したそうだ
自分で言ってて内容はさっぱりなんだが気にすまい
世の中そんなもんだと思うからな
まぁ、そう言うわけだから後は仕上がりを待つだけでお茶の支度をしてリビングに運んでから
「小町、リビングにお茶置いとくから後は頼むな飯は三人分揃ったら呼ぶ」
そう言ってさっさとキッチンに引っ込んだ
付け合わせの漬け物を刻みコールスローを盛り付けトマトとスライスした茹で玉子が彩って…る?
温め直しが終わりカツの解凍の間に親父にビールのつまみにマグロの短冊をカットする
解凍が終わりカツ丼を作り始め…
母ちゃんは
どんぶり鉢とどんぶり小鉢にご飯をよそい一気に仕上げにかかる
カツの卵とじをご飯に乗せ親父のにはパクチーを散らすと蓋をして出来上がり
ハンバーグのご飯をよそい三人分の味噌汁もよそってセッティングが終わるとリビングに行き
「ご飯できたから…」
そう言って返事も待たずにキッチンに帰還し調理器具を洗い明日の弁当の支度を始める
四人が席に着き小町の前には刺身が盛り付けられたマグロの刺身がおかれているのを見て驚くから
「今日安かったから短冊買ったんよ、パパはビール飲むご飯の後なら?刺し身も後にするけど?
二人は刺し身平気なら出すよ?アタシは苦手だから他人がどうかわからないから聞いてから出そうと思ってチルド室にしまってあるんだけどね
それといるならパクチー散らすけど刻んだ大葉とどっちが良い?」
そう聞いたら
「パクチー散らして、それと刺し身もお願いします」
最初に口火を切ったのはヒエンで
「飲みながら食う」
後にしたら刺し身を食われてしまうのがわかっているから慌てて親父も答え
「私もお刺身お願いします」
そう答えたから刺し身を出してビールとコップを用意すると一杯目はアタシが注ぐと
「「「「いただきますっ!」」」」
の、一言で三人の晩ご飯が始まった
アタシは既に明日の小町と母ちゃんにね親父の朝ご飯と八人分の弁当の下拵えに一応のおにぎりも要るな…と支度を始めた
食事後ミドリヒエンの順で風呂に入って貰い風呂の使い方は小町に任せた
親父は二本目のビールを開けているし小町は親父のつまみの甘い卵焼きをくすねているんだけど太ってもアタシは知らんからな?
まじめ長引いてますよ、これ…