そう陽乃さんに言われて
「アタシも陽乃さんの意見に賛成、ヤマを推薦する」
そう答えると
「私もその意見に賛成、あの子には是非二代目の部長になってほしいからね?初代部長の比企谷八重さん?」
そう言ってアタシにウインクするマイに
「厚木先生と平塚先生が交わした約束でこの依頼が失敗しても責任を問わない代わりに部に昇格した暁には比企谷さんを初代女子バスケ部部長として迎えたいって…」
その話を聞いて陽乃さんを見ると思った通り値が笑いしてる…
うん、そうだよな?そんなの雪乃には屈辱以外の何者でも無いし個人的にはわからないけどアタシの学校内の居場所を増やすのはアタシを守るためでもあるのだからさ
「……アレ?結衣と雪乃はどうしたの?」
そうマイに聞いたら
「結衣なら甲斐甲斐しく一年達この面倒見てくれてるよ?雪ノ下さんも面倒見がイイ人なもんで一年達もすっかりなついちゃって…」
そう言って苦笑いを浮かべるマイに
「あるある、アタシも時々雪乃にアンタはアタシの母ちゃんか?っ言いたくなる事が有るからなっ♪」
そう言って笑うと
「基本的にはしっかり者だけど抜けたところが八重ちゃんにはあるからそうなるんででしょ?」
呆れ声で言うその声に
「彩加ぁ~それは無いだろ~っ?それ出掛けに母ちゃんにも言われてマジ凹んだんだからな?」
そう言ったら
「ならもっと自覚持たなきゃダメだよ?自分の事なんだからさ…」
そんな事を言われう~っと唸るアタシだった
既にコートには次のグループの人達が遊んでいて華やかな声が聞こえる
そんな中結衣と雪乃が一年達を引き連れて戻ってきたから
「取り敢えず近くの公園に近い公園でブランチに近い朝食にしよう」
と、言う事になり荷物を持って移動する事になった
「因みに撮影スタッフは既に撤収してるから居ない」
あたしはおにぎりと甘い卵焼きとソーセージを炒めたもので彩加はサラダとデザート
結衣は結衣ママと作ってきたサンドイッチに雪乃はだし巻き玉子重箱におかず色々
で、材木はどうやら吉牛らしくその他の同好会の面々もコンビニ弁当らしいしもちろんヒエンもだから
「皆、特に材木とヒエンはそんで足りるのかよ?あたしのはたっぷりあるから遠慮せずに食えっ!もちろん同好会の皆もな?」
アタシがそう声をあげると
「あたしのサンドイッチも朝からママに手伝ってもらってたくさん作ってきたからたべてね?」
「僕のも遠慮は要らないからねっ♪」
と、彩加と結衣が笑顔で言えば
「もちろん私のも遠慮は要らないわ」
至極真面目にそう告げる雪乃だった
やっと屋内コートを出ました