寿司ネタの話から大きくずれます因みに注文はは大将のおまかせを陽乃さんが注文済みです
そんなやり取りを経て店内へと案内された訳なんだけど、アタシは思いっきしキョドってるから溜め息吐いた小町が
「皆さんにあらかじめお断りしておかなきゃいけない事なんですけど…」
そう言って一同をみまわし
「うちのお父さんは幼く見えると言うか小さい頃の小町そっくりなお姉ちゃんに駄々アマで外食とかに連れ回したいのに本人がさっき言った理由で外食
特にこう言った敷居の高そうに見えるお店を嫌がるんですよね」
そう言って溜め息を吐き
「 お母さんはその辺りを理解してるからバーガーショップやイートインコーナーの在るパンさんとかお姉ちゃんが入りやすい場所をチョイスするから断られたのはラーメン屋さんくらいですね 」
それを聞いた彩加が
「 アレ?八重ちゃんってラーメンが好きなんじゃ…
あ、でもラーメン屋さんに誘ってたけどあまり良い顔はしてなかったような… 」
そう言って首をかしげる彩加に
「 戸塚さん… でしたか? それなんと言うお店なんですか 」
「 ○○飯店って言うお店でテニススクールの帰りによく立ち寄るお店なんだけど… 」
そう答える彩加にヤレヤレと言った表情で
「 もしかしてそのお店って辛口料理専門店として有名なお店じゃないんですか?
しかもそのお店って、男の子向けのボリュームが自慢のお店ですよね?
まず辛口についてですけど、川崎さんってもしかしたら川崎大志くんのお姉さんですよね?
ならわかっていただけると思うけど、お姉ちゃんの味覚って完全にお子様舌なんですよ
もっとも、主治医の葉山先生は味覚の初期化と言って香辛料等の刺激物に対する耐性が幼児並に下がっているため受け付けないんだそうです
だから家はカレーの日は二種類のカレーを用意するんですよ?アタシや両親が食べる中辛とお姉ちゃん用のカレーの王子さま 」
そう言われて苦笑いのアタシを見てまた溜め息を吐くから頬を膨らませたら
「 八重さん、貴女… 気付いてないんでしょうが仕草の幼児退行化が進んでるわよ?特にその無意識にしてる仕種は完全に幼児のそれね 」
と、雪乃に言われて
「 普段は子供扱いしたら怒るのにマックじゃ平気な顔してハッピーセット食べてますもんね 」
「 特にオマケがプリキュアグッズの時がひどいですね… 期間中毎日買ってきては食べせっせと集めてましよ?『 食べ飽きた~っ 』 って良いながら食べ続けてましたね
もっとも… 器用なお姉ちゃんは食べ飽きてきたらデミグラスソースやカレーソースにチリソースとかで煮込んでアレンジして食べてますから本当の意味では食べ飽きるなんて事はないんですけど」
そんな事を言われて 『 い~っだっ 』 と、言ってから落ち込むアタシに追い討ちをかける一言
「 うちの年中さんの末妹ですらそんな子供っぽい仕種はしないよ… 」
って…