東方能開録(完結) 作:T-ruth
知らない天井だ.....
「あれ?なんかデジャブ。また死んだか、俺。」
「生きてるわよ。」
声をした方に顔を向けると、永琳が呆れた顔をして座ったていた。
「一生目覚めなければ良かったのに。」
「縁起でもないこと言わないで!!」
「まぁ、いいわ。」
よくねぇよ!?
「貴方は、あれから3日間ずーっと寝ぱなしだったわ。」
3日か.....って3日!?
「それにしてもすごい生命力ね、普通の人なら死んでいたわよ。」
「マジですか...まぁとにかく介抱してくれてありがとう。」
「そう、じゃあ.....ん。」
そう手を出してきた。
「えっ、なに?」
「お金。」
「え、とるの?」
「もちろん♪」
3万とられました.....
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帰ってきました我が家!
見ると。ポストがパンパンになっていた。
神からの仕送りか?
とりあえず、全てを家に持ち込む。
「ん?これ神からの手紙か?」
『おっす、元気か拓也。仕送りの時机が汚くて整理面倒だから色々おくったぜ(笑)そこにあるもんはすべてあげるから 神より』
ふざけてんのか?
「まぁいいや見てみよう。」
まず封筒を手に取って中を見た。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能《ギフト》を試すこと望むのならば、
嫌な予感がして手紙を投げ捨てた。嫌な予感は的中して手紙は光り輝き消えた。
あぶねぇ!箱庭に飛ばされるところだった。
ん?神からの仕送りであった、MAXコーヒーの箱ずめがない!?
楽しみにしてたのに.....
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「あっ痛っ!」
「大丈夫ですか?」
「何なんだよこれ.....MAXコーヒー?」
その後。箱庭でMAXコーヒーが流行りました。
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次は.....レポート?
「なになに、『
二万人の
うん、なんか危なそうな話だな。関わらないが吉だなこれ。
次、次。ん?感想文か?
「『青春とは嘘であり、悪である。
青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺き自らを取り巻く環境を肯定的にとらえる。
彼らは青春の二文字の前ならば、どんな一般的な解釈も社会通念も捻じ曲げてみせる。
彼らにかかれば嘘も秘密も罪科も失敗さえも、青春のスパイスでしかないのだ。
仮に失敗することが青春の証であるのなら友達作りに失敗した人間もまた青春のド真ん中でなければおかしいではないか。
しかし、彼らはそれを認めないだろう。
すべては彼らのご都合主義でしかない。結論を言おう。
青春を楽しむ愚か者ども、
砕け散れ。』」
コイツ悲しすぎだろ!?ぜって友達いねな、ぼっち最強とか言っている奴だわ。ってか何この作文なんのお題で書いたらこんなんになるの?
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「へっくしゅん!!」
「おにぃちゃんかぜ?」
「あぁ、誰かが噂しているのかもな。」
「噂してくれるような人いた?」
「.....」
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色々あるなホント。
ん?なんだかこれだけえらく未来チッイクだな。そう思い、USBぐらいの機会に触る。
『ピピッ!本人確認オコナイマス、天童拓也サマデスカ?』
「え、あぁ、はい。」
『ピピッ!声認証確認、本人度99.98%。次ハ顔ヲ認証シマス。』
『顔認証完了。本人度99.98%。本人確認終了。』
そう言って空中に画面が出てきた。
なにこれ?ハイテクすぎるたろ。
えっと.....試験合格の知らせ.....え、マジ合格したの?
よっしゃぁぁあああ!!
ん、首席.....マジ?