東方能開録(完結)   作:T-ruth

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第四十七話 昔の仲間、今の敵

「よう永琳!!遅れてスマン」

 

「どなた?」

 

「え?分かんない!?酷くない!?

拓也だよ、天童拓也!!」

 

「嘘よ、拓也は男よ」

 

「俺は、男だ!!」

 

「.....本当に拓也なの?」

 

「そうだと言ってるだろ....」

 

「.......」

 

「何だよせっかくの再開なんだから喜べよ」

 

拓也は、月明光をもち黒いローブに身を包んで現れた

 

「まさか、女の子になってたとは.....」

 

「うん?永琳一旦女の子から離れようか」

 

女の子にしか見えないからしょうがない

 

「まぁ、積もる話はまた後で.....ゆかりん!!」

 

「ゆかりん言わないで!!」

 

何もないところから誰かが出てきた

 

「ゆかりん、この二人を逃がしてくれ」

 

「頼みってこれだったのね、まぁいいわ師匠の頼みだしね」

 

「じゃあまた後で」

 

そのまま、拓也は、敵軍に突っ込んでいった

 

「さぁ、貴方達はこっち」

 

ゆかりんと拓也に呼ばれていた、妖怪が空間に亀裂を作る

 

「でも、まだ拓也が」

 

姫様は心配そうに言うが

 

「「大丈夫よ拓也(師匠)はそう簡単には負けないわ」」

 

妖怪とセリフが合う、この妖怪も拓也の強さを知っているのだろう

 

「では、お願いします」

 

「どうぞ」

 

私達は、亀裂の中へ進んでいった..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さーて、始めますか

 

俺がローブを着てきたのは、知り合いにバレないようにするためである

 

基礎能力(パラメーター)アップ((アタック))((スピード))Level4」

 

次々と敵を薙ぎ倒していく

 

「何なんだアイツは!?」

 

「何でもいいこっちの味方みたいだからな!!

あやつに続けぇ!!」

 

よしよし、こっちの兵士の士気も高めれたな

 

「紙符[紙創造(ペーパークラフト)(ソード))]!!」

 

!! この技は

 

迫っていた剣を避ける

剣は地面を叩き割った

 

......美紙か

 

教え子が出てきたよ、てか威力高くなりすぎだろ!!殺す気か!!

 

「くっ、外したか やりますね

でも、まだまだ、ここからです!! 行きます!!」

 

おぉ、中二病治ってる

お父さん嬉しいよ(泣)お父さんじゃないけどね

 

「紙符[紙弾(ペーパーガン)]!!」

 

おっと、流石に数も多くなってるな

 

変更(チェンジ)光速(ライトニング))」

 

「なっ!?」

 

玉を全てよけ、剣を振り下ろす

 

痛いだろうけど、みね打ちで許して

 

ガッキーン

 

ゑ?

 

「.....遮断[防御の装甲(ディフェンス・アーマー)]」

 

はい、二人目来ました、円ちゃんです

 

「ふん」

 

「うぉ、あぶねぇ!!」

 

いきなり手を横に振ってくるな!!絶対当たったら体もげてたわ!!

 

ギャー

ウォー!ダイジョウブカ?

ナンダナンダ?

 

風圧で向こうの方がグチャグチャに..........うん、もげるですまないな、塵と化しちゃうなこれ

 

「はっ!!、たぁ!!、てぃ!!」

 

危ない!!、危ねぇ!!、危ないです!!

 

おい、教官への配慮がなってないぞ!!

 

あ、教官ってわかってないか

 

「ちょこまかちょこまかとぉ 要にぃ!!」

 

えっ、ちっょと!! 要まで来るの!?勘弁してくれよ

 

「なんだ?美紙、円」

 

来ちゃったよぉーーーー来なくていいのにーーー!!

 

「要にぃ 気をつけてコイツかなり強い!!」

 

「私もやられかけました」

 

そん時にやられとけよ

 

「マジかよ.....三人で協力してやるぞ!!」

 

「「はい!!」」

 

止めて!!本当にやめてくれ!!

 

「うぉーーくらえ!!」

 

要が突撃してくる

 

拳からまっすぐ伸びる一直線上が綺麗さっぱり消える........

 

消える?

 

「うぉぉおお!?」

 

なんだよあれ?なに?有効範囲操作可能なの!?

要さんマジパネェス!!

 

「くっそ、かわされたか.....美紙!!、円!!」

 

「はい!!」

 

「まかせて!! 紙符[紙創造(ペーパークラフト)(グローブ))]!!」

 

二人同時、に殴りかかってくる

 

くっそ、そろそろ一刀じゃ限界かな

 

「鈴!!」

 

言葉に反応し剣が生まれる、そこまでイイ剣じゃ無がしょうがない

 

迫る拳を剣と刀で防ぐ

 

「「「なっ!!」」」

 

あ、やっべぇ コイツら鈴の腕輪知ってる奴らだったわ

 

でも完全には気付かれてないな..........

 

よし

 

能力模倣(アビリティコピー)模倣対象(コード)天魔(てんま)]ボソッ」

 

くらいやがれ!!

 

空気砲〜ドッカーン

 

「うぉ!!」

 

「「要(さん)にぃ!?」」

 

ちなみに非殺傷なので攻撃力は、皆無である

 

「くっそぉ 行くよ!!円!!」

 

「えぇ!!」

 

要はだいぶ吹き飛んだから帰ってくるのにもう少しかかるだろうな

 

今のうちに一人でも倒したいな

 

剣をグローブに変更させて手に金属を纏わせる

 

「鈴符[鉄拳制裁]!!」

 

「きゃぁ!!」

 

「円!!」

 

円を吹き飛ばす、まぁ防御の装甲(ディフェンス・アーマー)発動してるから無傷だろうけど

 

今のうちに気絶させるか

 

「霧符[霧の連弾(ミスト・ラッシュ)]!!」

 

うぇぇえええ!?

 

あぶなっ!!

 

と言うか今の技は.........まさか....

 

「大丈夫ですか皆さん」

 

「「霧栄!!」」

 

来ちゃったよー3人目!!霧栄さん!!

このままだと、4人目も来ちゃうよ

 

いや、考えるなフラグにしか聞こえてこないぞ、俺

 

「お待たせーー」

 

「「響!!」」

 

....................来ちゃった

 

フラグ立っちゃったよ!!あ〜もぉ〜

 

「スマン皆!!」

 

要も帰ってきちゃったし!!

 

5人は、こっちに向き直り

 

「気を引き締めて!!皆行くぞ!!」

 

「「「「はい!!」」」」

 

ヤバイ、どうしよう..........


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