東方能開録(完結)   作:T-ruth

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豊聡耳神子さん登場!!

遅れて申し訳ないですworking1期から見返してました

次は、もっと遅れるかもしれません
スミマセンm(_ _)m


第三十二話 聖徳太子って男だよね?

少しの間村でお世話になった

 

門から出てくのが見えた

 

あれは.....この前助けた子のお母さんだ

 

「何処へ行くんですか?」

 

「あ、神様でしたか この前は、娘を助けていただいてありがとうございます 私は、今から都に行って買い出しと聖徳太子様に相談に行こうかと.....」

 

「俺もついて行っていいですか?」

 

「いえ、別に気を使ってくださわなくても」

 

「俺が行きたいだけです」

 

「それなら、分かりました」

 

いやー今、聖徳太子がいる時代だったんだな

歴史上の人物に会えるなんてラッキー

本当に十人の人の話をいっぺんに聞いたり、飛鳥文明アタッークしたりするのかな? 楽しみだー

 

 

なんか忘れてるような.....まぁいいか

 

 

 

 

 

 

その頃、光は

 

「マスターどこですか」

 

置いてかれたことに気付いてなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇーここが京都か」

 

「それでは、私は、聖徳太子様にお話をしてきます」

 

前方を見ると人がだいぶ群がっているところがあった

 

あそこに聖徳太子がいるのかな?

 

覗いてみるとヘッドホンを付けた変わった髪型の女の人が中心で話を聞いていた

 

え?聖徳太子って女!?

俺の記憶が正しければ、ちょびヒゲのおっさんだったハズだけどな

っか、なんでヘッドホン付けてんの?この時代にあるわけ無いじゃん!?

それに何あの髪型!?耳なのか?耳だろ?耳だよね?

 

「太子様、うちの村は水がありません、どうすればいいでしょうか?」

「太子様、害虫がお米をダメにしてしまいます、どうすればいいでしょうか?」

 

いろいろ聞いているな....ちゃんと答えられるのか?

 

「そちらの方は、村の近くの川にダムを造りなさい

そちらの方は、害虫を食べる生き物を使いなさい」

 

おー ちゃんと答えてる答えてる

 

「太子様、息子の成績がのびないのですが....」

「太子様、髪の毛が伸びないのですが....」

「太子様、筋肉がつかないのですが....」

 

ちょ、そんな相談も受け付けてんの?

流石にこれは答えられんだろう

 

「そちらの方は、息子さんをベ○ッセに入れてみてはどうですか?

そちらの方は、リー○21を試してください

そちらの方は、ラ○ズアップへどうぞ」

 

答えられるのかよ!?ってか、絶対この時代にベネッ○もリ○ブ21も、ライズ○ップも無いよな!?

 

聖徳太子が、こちらを見てきた

 

「あなた、どんな悩みを持っているのですか?」

 

「いや、俺は聖徳太子ってどんな人か見に来ただけだから」

 

「そうですか」

 

ちょっと、残念そう..........なんで?

 

それにしても人気だな....聖徳太子って

太子様、太子様って

 

ん?なにか飛んでくるって

 

「危ない!?」

 

「きゃ」

 

聖徳太子を突き飛ばす

 

「何をするのじゃ貴様!?って.....」

 

近くにいた護衛?が叫ぶが声を詰まらせるそれもその筈、俺の腕には、矢が刺さっている

急すぎて能力使ってる暇がなかった

 

「大丈夫ですか?痛くないですか?」

 

太子が立ち上がり駆け寄ってくる

 

「大丈夫、大丈夫」

 

まぁ、流石に痛いけど.....

 

「まぁ、こんなぐらいなら回復能力(リカバリィ)アップ」

 

「凄い!!傷が治っていく」

 

これ、体力少し使うんだよな

ちょっと疲れた..........

 

「凄いですね、あの助けてもらったお礼に家に招待させてもらえませんか?」

 

「いいんですか?」

 

「はい」

 

ついて行こうかな、どうせ暇だし

 

それにしてもなーんか忘れてるような.....まっいいか

 

 

 

その頃、光は

 

「マスターマスター」

 

森を駆け回っていた

 

 

 

 

 

 

 

「本当にありがとうございました、改めて自己紹介させていただきます、私は、豊聡耳神子と申します」

 

「とおさんとみみのみそ?」

 

「豊聡耳神子です!?」

 

聖徳太子って名前じゃなかったんだ

 

「俺は、天童拓也です」

 

「よろしお願いします拓也さん」

 

おぉ、いきなり名前呼び

 

「豊聡耳さん、十人の人の話をいっぺんに聞くことできるって本当ですか?」

 

「はい、私は『十人の話を同時に聞くことが出来る程度の能力』を持っているので」

 

なるほど、能力持ちか

 

「あのー太子様 そろそろ、本題に」

 

緑ぽっい着物を着た女の子が手を上げる

 

「そうね屠自古、では、拓也さん私を守ってくれないですか?」

 

「えぇ、良いですよ」

 

即答、これには豊聡耳さんも驚いたようだ

 

なんで受けたかって?そんなもん女の子が困っていたら助けるのが男だろ!!

 


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