東方能開録(完結)

第三十話 神無月の神のお祭り

10月

「神様の集まり？」

「そう、行かない？」

諏訪子に島根で行なわれる神様の集まりに誘われていた

「行かない」

「即答!?」

だってめんどくさいし

「そっかー美味しいご飯とかあるのにな．．．．．」

「何をグズグズしてる、早くいくぞ」

「身代わりはやっ」

メシだメシだ

「マスター私も行っていいのですか？」

「神だからいいんじゃない」

おーいっぱい居るな

日本は八百万の神って言うしな

それにしても．．．．．．．．．．

「飯うめー」

「あ、マスターずるいです私も」

「二人ともご飯は逃げないよ」

知ってるよ、でも美味しいから止まんねぇ

「拓也、酒飲まないの」

「飲まねぇよ」

昔、無理やる飲まされて記憶失ったもんな

「もしかして拓也か？」

え？俺の名前知ってるの？俺って有名人に．．．．って

「ツクヨミ様!?」

目の前には、月の神ツクヨミがいた

「いやー久しぶりだな」

「久しぶり」

「どんなもんぶりだ？」

「2億5000万位かな？」

「死んだと思ってたけどまさか神になってたなんて」

「俺も、ビックリだよ

永琳達は？」

一番気になってたことを聞く

「最初は元気なかったけど、少しづつ元気を取り戻していってるよ」

「そっか．．．．．．．．．．」

あいつらもあいつらの道を進んでいる

俺も頑張らねぇとな

さて、祭りを堪能しますか

「マスタ〜」

「たくや〜くん〜」

．．．．．どうしてこうなった

両腕にしがみついている諏訪子と光を見ながらため息をついた

「大丈夫かい？」

「神奈子、これで大丈夫に見えるなら眼科紹介するぞ」

「諏訪子の奴いつも以上に飲んでやがったしな．．．．．光は、酒に慣れてなかったのかな？」

「ダロウナ」

「楽しんでるかー!!」

「マスターも飲みましょうよー」

「断る!!もう二人とも飲むのやめろ」

酒を取り上げる

「「返して」」

「ヤダ」

「「返せって言ってんだろうが!!」」

「!?」

急に弾幕を放ってきた

あぶねぇな!!

「ちょっと待て」

「待てません 光苻[光明斬]」

光速の斬撃が飛んでくる

「ちょ基礎能力(パラメータ)アップ（速(スピード)）Level5!!」

最大速度でかわす

いつの間に覚えたんだあんなん

数撃当たりながらも耐えしのいだ

あっぶねぇー

「祟符[ミシャくじ様]」

「あ〜もう!!」

休む暇なく、巨大な蛇が襲いかかってくる

「止めろって二人とも!!」

「「アハハハハ」」

ダメだ完全に出来上がってらっしゃる

しゃーないな

「鈴!!」

声に反応して、腕輪が光り巨大な大剣を生み出した

「うぉりぁ」

大剣を振るいミシャくじ様を真っ二つにした

祟られませんように．．．．．

大剣をフルートに変換させ

「能力模倣(アビリティコピー)模倣対象(コード)［響(ひびき)］!!」

響の能力を使う

「睡曲[眠りの楽曲]」

♪。.:＊・゜.•*¨*•.¸¸♬

「すーーすーー」

「うにゃーー」

寝たか．．．．．疲れた．．．．．．．．．．

「お疲れ様」

「お前も手伝ってくれよ」

「ゴメンゴメン」

あー疲れた

喉渇いたなー

「お、丁度いいところに飲み物が」

喉が渇いていた為一気に流し込む

「おい、拓也!!それ酒」

「え？」

神奈子に言われて酒と気づく

あ、やべぇ 目が回る〜

そのまま倒れる

地面って冷たいなー

「拓也ーー!!」

それからのことは、記憶にない