東方能開録(完結)   作:T-ruth

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拓「古代編長くない?こんなに長いの見たことないんだけど」

T「まぁ、あと3、4話で終わるから気長に待ってよ」

拓「うーんそれでも長い」

T「古代編最後拓也くんボロボロになるから」

拓「それなら. ...ってちょっと待った
ふざけんな」

T「まぁまぁ、許してチョンマゲ」

拓「..........開放『(あやかし)獣の腕(クリィチャーハンズ)

T「ちょっと待って!!それまだ出てない」

拓「消し飛べ」

T「ギャア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

ピチューン


第二十三話 響かせる音

 

「チームー強化、今日でラストだー

やっと休めるぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

「何言ってんの?」

 

「え?どういう意味?永琳さん?」

 

「どういう意味って、教官は一年間つくものよ」

 

「嘘だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って、事があったんだ」

 

「言わなくていいですし、どんなけ働きたくないんですか」

 

音無響と雑談をしていた

 

最初の方はオドオドしていた響だったがだいぶ慣れてきたみたいだ

 

にしても、ホント鈴にそっくりだな

 

違うのは、鋭くない目つきに髪をサイドテールにしてるぐらいだ

 

「どんなの見せてくれるんだ?」

 

「ふっふん よくぞ聞いてくれました

私の能力『音を操る程度の能力』を使って私の歌声を強化して 癒しの歌 にするんです」

 

そう言って響は、ない胸を張った

 

「.....何か失礼なこと考えませんでした?」

 

「ナンデモナイヨ」

 

怖っ

 

「じ、じゃぁ 早速頼むよ」

 

「むー なんかいいように話をそらされた感じがします....まぁ、いいでしょ では」

 

どんな歌かな

 

「ボェ~~~~~~~

 

「!?」

 

な、何この歌?

 

酷い酷過ぎる

 

「ちょ、響!! ストップ!ストップ!!

......って聞こえてないし!!」

 

ちょマジでヤバイこの歌

 

地面えぐれて浮き上がっていってるし、草木は枯れてきた、天気も変になってきた...って 雹が降ってきたし

 

何が癒しの歌だよ!!これじゃ破滅、いや滅びの歌だよ!!

 

「どうでした?癒されました」

 

「あぁ、今 この普通が素晴らしいなって思うよ...」

 

「答えになってない気がしますが」

 

いやー いろんな意味で凄かったな

 

「いつも歌うと皆んな癒されすぎて眠ちゃうんですよ」

 

それ多分 失神しているだな

 

「だからその後にみんなが起きて元気が出るように本気で歌うんです」

 

君は、その人達を永遠の眠りにつかすつもりかい?

 

「響」

 

「なんですか?」

 

「練習しよ?」

 

「なんのですか?」

 

ダメだこりゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「拓也さん、なんで私バケツ被ってんですか?」

 

「これも訓練だ、そのまま歌え」

 

バケツをかぶると音痴が治りやすいって言うし

これは、自分の声が聞きやすいから、自分の現状もわかるだろう

 

バァン

 

ん?

 

バケツ破裂したよ.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コイツ一番厄介だわ

 

どうすれば.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、どうすればいい?永琳」

 

「いや丸投げなの?そこ」

 

えーだって考えるの面倒だし

 

「頼れるのが永琳しかいないんだ」

 

「そ、そう?な、なら仕方ないわね」

 

よしゃ

 

「そうね、楽器を使うなんてどうかしら?」

 

「それだーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで

 

「フルート作ってみた」

 

「何でですか?」

 

「これを使えは 綺麗な音 を広範囲に伝えやすいからな」

 

「むー なら私の歌声で「却下」何でですか!?」

 

下手だからて言ってもも納得しないだろうしな

 

んーどうしよう

 

「お前の歌声は、効き過ぎてしまい逆に危険なんだ

だから、楽器で抑制しようってことだ」

 

これならどうだ

 

「そういうことなら仕方ありませんね」

 

納得してくれた

 

「早速吹いてよ」

 

「分かりました」

 

 .•*¨*•.¸¸♬ .•*¨*•.¸¸♬♪。.:*・♬*•*¨.♪̊̈

 

イヤ、上手すぎたろ

 

「んーイマイチですね」

 

「いやすごい良かったよ、吹いたことあるの?」

 

「いや、初めてですけど」

 

マジかよ.....

 

「まぁ、もっと良くなるように頑張ります」

 

「あぁ」

 

これ以上良くなったら凄いぞ

マジで

 

「癒しの笛以外もあった方がいいな」

 

「そうですね、一緒に考えましょう」

 

「おう」

 

さて、どんなのが良いかな

 

「うーん.....滅びの笛なんてどうですか?」

 

「それは、もう間に合ってるんで大丈夫」

 

「?」

 

もうあの歌は、聞きたくないな

 

 

 


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