東方能開録(完結) 作:T-ruth
まぁ、楽しんでもらえれば嬉しいです
では、どうぞ
「え?」
俺がいつもどうり訓練を行こうとしてる時だった
「アナタ、教官にならない?」
と永琳に言われた
教官? って緑さんみたいな感じなことか
「また、なんで急に」
俺は、教えるより自分で戦う方がずっと得意だし、その俺になんで
「あなたの能力に目をつけたのよ」
話を聞くと能力は凄いんだけどまだまだ使いこなせていない子の能力を真似して能力をしっかり使えるようにして欲しいていうことだった
正直めんどくさい..........
「お願い」
永琳が手を合わせて頼んでくる
「でもなー」
「まぁ、ツクヨミ様の命令なんだけど」
まじかよ..........断れないじゃん
はぁ、嫌だなー嫌だな、こういう上からのプレッシャー
俺は、こう言う縦社会の理不尽をなくして欲しいです
「で、どうする?」
ニヤニヤしながら聞くな!!
「はぁ、っわかったよ」
もう、どうににでもなれ
もう諦めました
朝
その(能力の)問題児どもと会う日になった
いつもどうりの服に着替え
銀色の腕輪を左手に付ける
鈴にあげた鈴蘭の模様の腕輪だ
要いわく お前が持ってるのが一番いいだそうだ
まぁこうして毎日つけている
「拓也」
「?」
呼びかけられて止まると永琳がいた
「これ、就任祝いよ」
そう言って黄と黒の刀を投げてきた
「この刀は?」
「"月明光"っていう刀よ、光を吸収して放つ能力を持っているわ」
ほぇーそりゃすごいな
てか、就任祝いって、イヤイヤだから祝いもなくない?
「ありがたく貰っとくよ」
月明光を腰に付け目的地まで向かった
........何だこれは
目的地についたら一人しかいないし、その一人も本を読んでいて呼びかけても反応なし
コイツらガチ問題児だわ................................って考えてたら何か飛んできた!!
月明光で切り裂き方を見る
永琳ありがとう
そこには、金髪の縦ロールがかかった髪の女の子がいた
また、問題児か..........
「フフフフフ よくぞ今のを防いだ」
なんか偉そうに岩の上から喋ってる
あ、くっそ スカートの中ギリギリ見えねぇ
「我が名は
「あーはいはい」
「すごいテキトウ!?」
だって相手するのめんどくさいし..........
「私の恐ろしさを見してやる!!待ってろー!!」
お、こっちに来るか これで二人か
あれ?こない
「あの、その、おろしてください」
岩の上で少し涙目になっていた
いや、降りられないなら登るなよ
美紙を岩からおろしました
「あの、その..........」
「え?なんだって」
「....あ」
「あ?」
「アホンダラ!!」
「何なの!?」
ホントよくわからん
残りの二人は、岩の後ろに隠れていた
「えっと、わ、私は、
「私は、
二人ともオドオドしてるな..........
あれ?今。音無って
「もしかして鈴の」
「は、はい!妹です」
いやそんなにビビらないでよ
鈴の妹か確かに面影があるってかそっくりすぎだろ
違うところ身長と髪型、目付きだけしかないぞ
ていうか最初からいる奴未だに本読んでるし
「
「円ちゃん 円ちゃん まーどーかーちゃん!!」
渋谷と音無が呼びかけるが反応なし
「「あぅ」」
二人揃ってダウン
「能力使ってんじゃねぇ?」
美紙お前、のんきだな
まぁ、能力か..........
「
本を読んでるメガネ女子のところまで行き
「すぅー お-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい」
「!!」
びっくりしたのかひっく返った
「な、なんで私の能力が」
「「円ちゃん大丈夫?」」
「剛力大丈夫か?」
よし、これで四人揃ったし
「俺の名前は、天童拓也 お前らの教官だ
よろしく!!」ニィ
やるからにはこいつらを最強にする