東方能開録(完結)   作:T-ruth

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どうかご了承下さい


では、(∩´。•ω•)⊃ドゾー


第十二話 ツクヨミ様の勧誘

やっちまった.......能力の使用の練習してたら思っ切りミスった.......

やべぇ、街の真ん中に立っている高いビルに思いっきり突き刺さってるよ..............

 

今は、鈴の能力を使いランスを作り、要の能力で貫通力を上げる特訓をしてたんだけど........思いっきりすっぽ抜けました。.....後で呼び出しとかないよな。

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

「拓也ぁ。ツクヨミ様がお呼びよ。」

 

 

はい、呼び出されました。永琳さんその情報は、欲しくなかったよ。ってかツクヨミって神じゃん!この世界 神が普通にいるのか。

 

 

「私も行くから早くしなさい。」

 

 

はぁ、行きたくねぇ..............

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

うぁ、近くで見るとほんとデカイな。東京スカイツリーぐらいあるんじゃねかな?

 

 

「何してんの早く乗りなさい。」

 

 

エレベーターぽっい物に乗って上へ向かう。ホントここの技術どうなってるんだ?

 

ピンポーン サイジョウカイデス

 

お、ついた。怒られるのかな..........

 

 

「ツクヨミ様、天童拓也を連れてきました。」

 

 

見るとあの駄目神と同じような格好をした金髪の女性がいた。いや、駄目神と一緒にしたらいけないな。なんかもっと神々しい。と言うか何あれ? ものすごく美人。

 

あの人になら叱られたい.......なんて嘘ですよ!!わたくし、そんな変態じゃないですよ!!おいそこの奴、引いてんじゃねぇ!!

嘘だから!!冗談だから!!

 

 

「あなたが天童拓也ですか?」

 

「あ、その、はい.....」

 

 

怒られんのかな、怒られるだけじゃなくて監禁刑とか死刑とか.....いや、考えすぎだよな?

 

 

「天童拓也さん、アナタ..........」

 

「ひゃい!!」

 

 

やべぇ、神様の後ろに漫画みたいなゴゴゴゴゴゴゴみたいな感じのが見えるよ。

 

ようしこうなったら.....走り、ジャンプし、空中で3回転しそのまま土下座。これぞ空中三回転ジャンピング土下座!!

 

 

「すみませんでしたぁぁぁあああ!!」

 

 

これでどうにかなるかな?ならなかったらどうしよう..............

 

 

 

「「え?」」

 

「.........え?」

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

「いや〜、違う違う。このビルを壊しかけたことを怒るために呼んだんじゃないよ。と言うかこのビル自動再生するし。」

 

 

どうやら俺の早とちりのようでした。.....えっ?自動再生するって言った?どんな機能だよ.....

 

 

「あっ、そう言えばなんか金属刺さってたわね。」

 

 

永琳さん掘り返さなくていいですよ。と言うか掘り返さないで!!

 

 

「で、本題に入ろうかしら.....拓也君。」

 

「はっ、はい!」

 

「私の専属ボディーガードにならない?」

 

「はい..............ってはい?」

 

「だ・か・ら、私の専属ボディーガードにならないかって言っているの。」

 

「えっ、えええぇぇぇぇぇぇええええ!?」

 

「どうして拓也を?」

 

「いや、なかなか面白い子だし。能力もなかなか強力だしさ。」

 

「な、なるほど......」

 

「で、どうする?」

 

 

俺は..............

 

 

 

 

「折角ですがお断りさせてもらいます。」

 

「えっ!?なんでよ拓也。ツクヨミ様直々に誘ってもらったのに。」

 

「理由を聞いてもいいかな?」

 

「俺は、今が楽しいんです。永琳がいて要がいて恵さんがいて教官がいて、そして鈴がいる。

この今が楽しいんです。もっとみんなと一緒に戦ったり話したり バカやったりしたいんです。だから......スミマセン。その話は受けられません。」

 

「拓也......」

 

「素晴らしいぃ!そういうことなら仕方が無い私は、諦めよう。ただ、気が向いたらいつでも来てくれよ。」

 

「はい、分かりました。」

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

「お菓子とかあるから、いつでもおいでねー。」

 

「失礼しました。」

 

 

エレベーターに乗り下を目指す。なんか、変わった神様だったな..............

ふと、時計を見ると防衛任務始まっている時間だった。

 

やべぇ、鈴に怒られる。

 

 

俺は、全力で街をかけていった。

 


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