GATE SF自衛軍彼の地にて斯く戦えり   作:炎海

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しばらく……、この亀更新が続くかもです(がくっ)


重要な部分になると執筆速度がガタ落ちする悪癖。ホント何とかしないとですねぇ。
既にこの段階でプロットと設定修正しまくって、いろいろガタガタになりつつある現在。
ダメだこいつ、早く何とかしないと。










アイギス黒チケット配布だうほほーい!!



第十八話 灰色の平和ーWar is the essence of them

東京某所、とあるマンションの一室。

 

「警察だ、動くな!!」

 

 ドアを蹴破り、二人の男が銃を構えながら突入してきた。

 

「……誰もいない?」

 

 薄暗い室内には複雑に機器が繋がれたPCと、そこら中に置かれた書類の束が散らかっていた。男の内の一人、大柄な体躯の男が隣の部屋へ銃を向ける。もう一人の痩せ形の男が窓に近づき、外に目を向けた。

 

「逃げられた?」

「いや、まだ近くにいるさ!!」

 

 そう言うと、大男は通気孔へ銃を放つ。苦悶の声と共に、上から人が落ちてくる。

 

「隠れてたか!!」

「気を付けろ、まだいるぞ!」

 

 痩せ形の男が部屋の外へ出ると、逃げていく背中が視界に入る。引き金を引くが、放たれた弾はどれも弾かれる。

 

「9㎜じゃ弾かれる!!」

「てめえのマテバに期待しちゃいねえよ」

 

 大男はそう言うと、地面を蹴って走り出す。だが、逃げる男の曲がった角から轟音がした。

 

「犯人逮捕ー!」

「遅えぞ、なにやってやがる!!」

 

 逃げた男は、見えないなにかに押さえつけられるように地べたに這いつくばっていた。

 

「軍用強度の義体に、亜音速弾仕様の特殊拳銃。まず素人が持ってるもんじゃねえな」

「これで尻尾がつかめると良いんだが………」

 

 そう言うと、痩せ形の男はQRSプラグを伸ばし、PCへ接続する。

 

「ここ最近のデータを洗ってみる。あんたはこいつらを絞り上げといてくれ」

「おうよ」

 

 そう言うと、大男は手錠を取り出して倒れている男達へかける。それが終わると、床に散らばった書類を手にとって目ぼしいものは無いか探し始めた。

 

「こいつは………、何でまたこんなもんを」

「おい!ちょっと来てくれ」

 

 書類の1つに大男が疑問を浮かべていると、PCを調べていたもう一人が彼を呼び出した。

 

「見ろ、このファイル。こいつは………」

「やっぱり、同じ特徴の写真か」

 

 そこに写し出されていたのは、何枚かの写真。写っているものも、人の顔、洗面台などのありふれたものだ。だが、そこには本来あるべきものがなかった。

 

「やはり同じだ。この写真、どれも撮り手がいないんだ」

「俺の方も面白いもんを見つけたぜ」

 

 そう言うと、大男は一枚の書類を見せる。

 

「これって……、三年前の事件記録?なんでこんなものが…………」

「こいつは、思ってたより根が深そうだな」

 

 二人は苦々しい表情を浮かべる。この事件、思ったよりも深いところまで突っ込む必要がありそうなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これから皆さんには休暇をしてもらいます」

 

 生徒に殺し愛をさせる先生のような表情のまま、伊丹は全員にそう言った。

 

「はい、隊長!」

「質問ですか?栗林さん」

 

 元気良く手を挙げた栗林に、伊丹はエア眼鏡の位置を戻しながら指差す。

 

「いや、こんなヤバい状況で何をいっているんですか。殺られますよ?」

 

 栗林の言い分はもっともである。周囲を張っている可能性がある上に、いつ電脳に侵入されるかわからない状況で、休暇などトチ狂っているというものである。

 その事に伊丹は顔を真剣に戻すと答える。

 

「真面目な話、打開策がないんだよ。引きこもっていてもいずれはバレるさ。なら今出来る手を打つまでだ」

「それが休暇と?」

 

 栗林は、合点がいかないとばかりに眉を顰める。栗林でなくとも、眉を顰めたくなるものだろう。

 

「正確には、俺達にはなくともそれを持っている人物に心当たりがある。まあ、早い話がその人に会うついでに休暇しようぜってことさ。それに、特地の面々も日本を見て回りたいんじゃないのか?」

 

 伊丹が話を振ると、見て回れることができるならばと、彼女たちは首を縦に振った。

 

「あと、休暇中に捕捉される心配ならしなくていい」

 

 そう言うと、伊丹は手に持っていた紙袋を差し出す。

 

「これって………」

「偽装用の携帯型ホロデバイスだ。特地の少女達の分だけなら、ギリギリ動くものが見つけられたさ」

 

 伊丹が差し出したのは、人相偽装用の携帯型ホロ発生装置であった。

 

「水をかぶるような場所や、特別警戒が厳しい場所でなけりゃ、こいつで周囲をごまかせる」

「…………こんなものなんで人数分用意できるのか聞きたいですけど、どうせろくでもないモノなんでしょうね……」

 

 手に持った装置を眺めながら、栗林はため息をつく。

 

「心配すんな。どうせ書類上は破棄されたものだし、気が付かれなきゃノーカンノーカン」

「余計物騒なんで止めてください」

 

 レレイ達の手首へ取り付けながら、栗林は伊丹の物騒な発言へ突っ込みを入れる。装置は腕時計に類似した形状をしており、目立つ心配はない。受け取った少女達はその効果を目にし、一様に驚いていた。

 

「わっ、姿が変わった!!」

「うーん、この格好はなんだかねぇ……」

「で、殿下のお姿が!!」

「え………、なんだこれはぁ!?」

 

 そんな彼女達の騒がしい反応を、伊丹は微笑ましい顔で見つめる。自分が使うときは大抵敵地のど真ん中であり、驚いている暇など無かったのだ。

 そして一通り扱い方を教え、皆が自由に姿を変えられるようになった頃。行き先に関する話し合いが始まった。

 

「はい!はいはいはいはい!!Hi!!」

 

 そんな元気な声を上げるのは、元妻現在ダメ人間こと梨沙である。

 

「服買いたい服買いたい服かいたーい!!」

「え、お前も来んの?」

 

 素で返した伊丹に、梨沙は頬を膨らませる。

 

「え、何これいぢめ?いぢめだよね?」

「原稿出来たんだよな?お前あれ生命線だろ」

「ぶー、終わってますよーだ!!」

 

 唇を尖らせ、梨沙は手を振り回す。どうやらついていくことは決定事項らしい。とは言え、伊丹は服に死ぬほど興味がないので溜め息をつく。

 

「もうめんどくせぇし、各々行きたい場所に別れることでいっか。但しひとつのグループは最低二人以上、必ず一人は俺達護衛がいること。異論ある人は?」

 

 誰も手を挙げない。どうやら全員賛成らしい。伊丹は頭を掻くと、各々の意見を取り始める。

 

「それでは、意見とるぞ。まず俺からの提案だが…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかってたさこれ位………」

 

 寒風の吹く空の下、伊丹は一人呟く。あの後栗林が女子陣の殆どをかっぱらい、残りも富田についていったため、伊丹は一人目的地へ向かい、池の近くでボケッとしていたのだ。

 やりたいことを含めてほとんどの用事は終わり、後は人を待つのみである。

 

「好都合とはいえ、この人望の無さは少し傷つくわ……」

 

 待ち合わせの場所となった公園には、ほとんど人が見られない。それもそうだ、このクリスマスに好き好んで戦争を思い起こさせる場所へ来るやつなどそうはいないだろう。

 

『東京平和記念公園』

 

 『ナガサキ』、『ヒロシマ』に続く、核兵器使用後に作られた平和記念公園である。元々この一帯は住宅街であったのだが、それも先の事件の際にすべてが吹き飛んでしまった。

 

「つっても池と記念碑が経ってる以外、なーんにも無いとこだがねえ………。資料館もどっかへ移転しちまったっけ。世界中で記念公園が乱立しているんじゃあ、戒めもクソもあるんだか………」

 

 薄暗い曇天の下、伊丹はあたりもぼんやりと眺める。ベンチに座る老人、花束を持った女性、その顔は必ずしも笑顔ではない。

 

「こんな平和をうたったお美しい公園で、なんでまた物騒なメンツが集合してるんですかねえ嘉納さん?」

「そりゃあ『戒め』だからさ。きな臭いことを未然に防ぐのが、平和の第一歩だろう?」

 

 伊丹の隣に、いつの間にか一人の男性が座っていた。歳は伊丹より更に上、上物のスーツを着ていることから、相応の立場の人間だろう。そのすぐ側には、一人の女性が立っていた。日本人離れした銀髪に、豊かな肢体を包むビジネススーツ。切れ長の相眸が、じっと伊丹を見つめていた。

 

「お久し振りです、伊丹さん」

「二霞か、二ヶ月ぶりだな。今は嘉納さんの護衛をしているのか?」

「はい、次回任務の運用試験も兼ねたものです」

 

 その言葉に、伊丹は少し顔をしかめる。

 

「…………そうか。ところで十夜は居ないのか?一緒に来る予定と聞いたんだが……」

 

 伊丹の疑問に、嘉納は肩を竦める。

 

「対馬だよ。また日本海の向こうが騒がしくてな、暫く外せそうにないらしい。あの子が暴れたお陰で、不審艦数隻が火の玉だ」

「八つ当たり食らった敵さんに合掌」

 

 そう言うと、伊丹は適当な空に向けて柏手を打つ。嘉納は伊丹から目を離すと、空を見上げた。そうして遠い目をしながら、ポツリと呟いた。

 

「覚えてるか、あの日のことを………」

「やらかしすぎてどれの事やら……」

「『銀刃計画』破壊作戦の時さ。暫く音沙汰無かったってのに、突然手を貸してくれ何て言うから何事かと思ったぜ」

「その節は、どうもお世話になりました」

 

 苦笑いしながら、伊丹は嘉納に向けて両手を合わせる。嘉納も笑いながら手を振った。

 

「おうよ、お前の『口説き落とし』があったからこそ、彼女達は今も生きてる。見返りもたっぷりあったさ」

「お陰で義理の娘みたいなのが沢山増えましたがね。もう家を吹き飛ばさないでくれよ?」

「あの時は妹達がとんだご失礼を」

 

 伊丹の苦笑いに、二霞が顔を紅くしながら頭を下げる。そんな様子を微笑みながら見ていた嘉納は、ここからは真面目な話とばかりに顔を引き締めた。

 

「伊丹、とりあえずは頼まれていたものを渡す。二霞、ケースを」

「はい」

 

 そう言うと、二霞は手に持ったジュラルミンケースを伊丹へ渡す。ケースにはロックが施されており、半端な方法では抉じ開けられないようにされている。

 伊丹は微妙な表情でそれを受けとるとロックを解除し、少し蓋を開けて中身を確認する。

 

「使わないのが一番ありがたいんだがなぁ」

「そればかりは、敵さんの出方次第だな。期待しているぞ、伊丹」

「ご冗談?俺はただの一介の自衛官ですよ」

 

 よく言うよ。と、嘉納は肩を震わせて笑う。その顔に、伊丹は肩を竦めながら返した。

 

「で、バックアップは?」

「お前の古巣が担当する。交友が広くて助かったな、サーバーの五ブロック分をお前に貸してくれるらしい」

「古巣………。まさかナナシ部隊が動くんすか?」

 

 嘉納のその言葉に、伊丹は驚愕の表情で叫んだ。

 

「事はそこまで広がってるってことさ」

「第七に書類上の命令が来てる時点で予想はしてましたけどね。はあ、覚悟決めるしかないのか………」

 

 溜め息をつきながら、伊丹は頭を抱える。現状、事態は彼にとって非常によろしくない方向へと進んでいるのだ。

 

「白菊の誰かを送ることができれば良いんだが………。すまねえな、二霞は特地入りの為にこれから調整、他の姉妹達も現状東京入りすら未定な状態だ」

 

 そう言って、嘉納は伊丹へ頭を下げる。その姿からは、旧友の力になれないことを悔いる感情が伝わってきた。

 

「いえ、これだけでも十分ですよ。それに、彼女達を積極的に巻き込みたい訳でもないですし」

「私たちでは不満と?」

 

 伊丹の言葉に、二霞は少々不服そうな表情で訊ねる。

 『白菊シリーズ』、現日本自衛軍において運用される最高戦力の一角を占める姉妹達である。ヤタノカガミ運用下において航空戦力の優位性が失われた後、再び行われるようになった軍と軍の衝突による戦争。白菊シリーズとは、その戦争において運用される『最高の兵士』として製造された少女達である。現在、その半数以上が国防の要所へ配備され、残りの少女達も各地の紛争へ駆り出されている。その背景には戦力としての信頼と、彼女達の『制御性』を心配した者達による所謂『厄介払い』も存在していた。

 

「個人的な意見さ。軍人としてはYes、だが一個人としてはNo。ま、要はおっさんのつまらん見栄さ」

 

 その言葉に嘉納が目を瞑り、二霞は溜め息をつく。

 

「伊丹さん、私達は兵器です。私達はその生き方しか知りませんし、その生き方を変えるつもりもありません」

 

 その言葉に、伊丹は少し表情を固くする。だが、すぐにその顔を明後日の方向へ向けてしまった。

 

「わかってるさ。言ったろ、これはただの『見栄』だって。君達がそう考えて結論を出したなら、俺からは口出しできないさ」

 

 顔をそらし続ける伊丹を見つめ続けた二霞は、口に手を当てて笑い出した。

 

「伊丹さん、私達は自分の意思であの場所にいます。貴方がいる限り、私達は戦えます」

「お前なぁ、そういうセリフはもっとこう………。はぁ………、なんでこんなおっさんが良いんだか皆」

「ふふっ。伊丹さん、私達はもう十分なんです。私達姉妹を受け入れてくれた、血染めの手を握ってくれた、真正面から見つめてくれた。それだけで十分です」

 

 そう言って、彼女は自身の胸の前で手を組む。微笑みながら、目を瞑った。

 

「十夜も、三月も、涅花も、他のみんなも同じです。研究所鎮圧の時、貴方は私達を撃たなかった。私達は、そうされるべき存在だったのに」

「断るね!!てめえの手で子供を撃つなんざ二度と御免だ!!ああそうさ………、二度と御免だ」

 

 二霞の、自分は撃たれるべき存在という言葉を、伊丹は吐き捨てるように切り捨てる。

 

「お前達は人間だ、家族がいて感情がある。俺はろくな大人じゃないけどさ、それだけは譲るつもりはないよ」

 

 伊丹には後悔があった。それは大戦中から今まで、ずっと残り続けているものであった。自分が白菊の少女達にしたことは、ともすればただの自己満足、自分の後悔を慰めるためのものでしかないのかもしれない。だが、それが例え慰みだとしても、彼女達をモノとして扱うなど出来はしなかったのだ。

 

「はぁ………。結局なんだかんだ言って、皆人の意見に従わなかったよな」

「伊丹さんの言ったことを、私達はその通りにしただけですよ?『やりたいことに生きろ』、なんて言ったのは誰でしたっけ?」

「わー、自分の生き方教えたつもりが、巡り巡って自分の首締めてやがらー」

 

 伊丹の溜め息に、二霞はにやにやと笑みを浮かべながら返す。だが、その顔には微かな笑みがあった。

 

「けど、どんな形であれお前たちが自分のやりたいことをしてるなら、お節介の必要はなさそうだな」

「不安ですか?」

「親代わりしといて、不安にならんはずもないだろうよ」

 

 だが、と伊丹は一言おく。

 

「見守るさ、今はな。子供のやることに親がとやかく言っちゃいけねえ」

 

 伊丹は、彼女たちが戦場へ向かうことにいい気はしなかった。それは今でも変わらない。だが、それでも彼女たちが続けるというのであれば、せめて最後まで受け入れてやるつもりでもあったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、伊丹が嘉納たちと会ったのは、何も思い出話に浸るためではない。現状、すなわち今追われている状況を打開するためである。

 

「それに関してはこちらに策がある」

 

 この件に関しては嘉納側でも対応しているらしい。もっとも、伊丹が彼と接触したのはそのためでもあったのだから当然ではあるが。

 嘉納は、伊丹の旧友であると同時に防衛大臣と特地問題対策大臣を兼任している人物でもある。今回の件に関しても、より多くの手を打つことのできる人物でもある。

 

「伊丹耀司二等陸尉には、予定したルートに復帰してもらう。事前ルートにあった例の温泉旅館だ」

「情報漏れは?」

「情報部がおおよそ割り出した。だが公安のある部署も類似の捜査を進めていたらしくてな。そこにも協力要請をかけている」

 

 公安、その単語に伊丹は疑念を浮かべる。彼が拘束した駒門もまた、公安畑の人間であったからである。

 

「安心しろ、マルキュウだ。あそこがだめならもうほとんどが制圧されているだろうよ。それに原因もおおよそ分かった」

「確かな確証が?」

「極めて恥ずかしいことだがな………」

 

 そう言って、嘉納は頭をかく。その仕草は伊丹とどことなく似ている部分があった。

 

「まあ、深くは追及せんときますよ。………要は囮をやれと?」

「言葉なんぞ飾っても無意味だから言うが、早い話がその通りだ」

 

 目を瞑りながら、嘉納はそう返す。その返事に、伊丹げんなりとした声を返してベンチへもたれ込んだ。

 

「勘弁してくださいよ全く………。まあ、マルキュウにナナシがいるならまだましでしょうがボーナス弾んでくださいよ……」

「仕事だぞ公務員」

 

 旧友に返すものとは思えないえげつない仕事を与える嘉納に、伊丹は肩をすくめる。少なくとも、ここで引きこもっているよりかは事態は動くだろう。

 嘉納は伊丹の方を振り返ると、真剣な眼差しで見つめてくる。

 

「伊丹、こちらからもできる限りの支援はする。…………死ぬなよ」

 

 その言葉に、伊丹は手を振ってこたえる。

 

「なるべくは、全力で生き延びますよ。死んだら後が怖そうだ」

 

 

 

 




『用語集?』

『ホロ偽装デバイス』
手首にまくタイプの、携帯型ホロ発生装置。姿を隠す必要のある任務においては重宝され、光学迷彩と共に愛用される装備である。民間においても、仮装などの用途に用いられることもあり、珍しいものではない。だが、値段が張ることもあり、個人で複数個持つことはまれ。

『白菊シリーズ』
日本自衛軍が極秘に進めていた、『銀刃計画』により開発された生体兵器の一種。姿は人間に酷似しているものの、身体技能を始めとしたあらゆる点で超人的な能力を有する。
元々は民間で行われていた研究を、戦時中に自衛軍が接収して引き継いだものが『銀刃計画』である。この計画は本来ESP(Extra-sensory perception)やPK(psychokinesis)などのいわゆる『超能力』を研究するものであったが、自衛軍接収後はより軍事に特化したものとして、生体実験や身体改造すらも行われた。
この計画によって完成した少女達『白菊』は、いずれも『絶滅宣言』に投入され、凄まじい戦果と夥しい死体を生み出した。
戦後は『銀刃計画』の解体とともに自衛軍各部署に配備され、対テロ戦争や国境防衛に駆り出されている。





さーてどんな罵声が来るかの覚悟はできております。優しくシテね(ガクブル)。
いや、わかってますはい。やりすぎたこともわかってます。何だよ銀髪美少女型殺戮マシーンって、完全に趣味反映しただけじゃんブルオッホイ!!中二感ここに極まれり、こうなったらイくところまでイッキま~す(あひい)。


で、キモさ全開でわびたところで今回はこれにて終了です。
こんな残念な作者が書いておりますが、どうか今後もこの小説をよろしくお願いいたします。

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