やはりポニーテールの彼女との恋ははじまったばかりである。【投稿再開】   作:ハク真

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こんにちは!
ハク真と申します( *´艸`)
私自身、SS書くのは初めてで拙い部分も多々あると思いますが、楽しんでごらんいただければ幸いです!

最初の作品のヒロインは私が大好きなサキサキと決めてました!
おっと、この話は長くなりすぎますね!
それではどーぞ!!


序章
意外な再会


 

一4月、別れの季節も過ぎこれからはじまる新たな出会いに人はみなこころを踊らせている。

 

しかし、大学生になったこの俺、比企谷八幡はもうそんな期待はしていない。

なぜなら俺は孤高の探求者だからだ。

………ぼっちじゃないんだからね!

 

いま俺が何をしているかと言うとあれだ、

大学のオリエンテーションの後にある新入生歓迎会という名の牢獄からかろうじて逃げ終えたところだ。

 

うん、こうゆうときは家に帰って小町の手料理をたべるしかない。

そう思い込んだが、ここで大事なことを思い出してしまった。

 

俺、一人暮らしはじめたんじゃねぇか!

これじゃ最愛の妹の手料理が食べれない……。

よし、死のう、死ぬしかない。

 

「なに、死んだような顔で歩いてんのさ。」

 

ん?おかしい。誰かが話しかけてきた気がする。

いやいや、俺にはそんな知り合いはいないし…悲しいな。気のせいだろう。

 

「きいてんの?あんたにいってんのよ、比企谷。」

 

気のせいじゃなかったらしい。誰かと思い振り返ると、そこには川越…ちがう、川…川…

 

「なんだサキサキか。」

 

「サキサキゆーな。てか、比企谷もここの大学だったんだね。知らなかったよ。」

 

「まぁな。そもそも3年の時はクラスもちがったし、知らなくて当然じゃねぇの?」

 

そう、こいつ川崎沙希とは3年でクラスが離れ、予備校でもほとんど関わりがなかったので互いの進路などは知らなかったのだ。

 

とはいえ、特に募る話もあるわけではないので手短に別れを告げ去ろうとすると、

 

「あのさ、久しぶりに会ったんだし、お、お昼でも一緒にどう?」

 

「悪いな、今から忙しいんだ。また今度な。」

 

帰って録画したプリキュア見ないといけないしね!

"また今度"ってのはいい言葉だな。それがあろうとなかろうと使える万能な言葉だ。

 

すると、川崎は見るからに落ち込んだ様子で「そっか、急にごめんね。」と言ってきたではないか。

 

く、この程度で屈する八幡ではないぞ!

 

「だがまぁ、なんだ。お腹は空いたがひとりで食いに行くのもめんどうだしな。誰かちょうどお昼の人はいないかなー。」

 

「ぷっ、比企谷ほんと捻くれてるね。」

 

「うっせ、ほっとけ。」

 

屈しました。だって普段クールな人があんなしおらしい表情してみろ?歯向かえるやついるのか。

もしいたら俺が八幡パンチをお見舞いしてやる。

 

負けますね、はい。

 

「なにひとりでジャブうってんの。ばか?ほらさっさといくよ。」

 

「お、おう。てか、どこにいくんだ?お昼っつってももう2時過ぎだぞ?」

 

「あんたが行きそうなとこ、あそこしかないでしょ。」

 

そう言って悪戯っぽく笑う彼女の後ろを俺はのそのそとついていった。

 

 





いかがでしたでしょうか?

出会いで1話というのは初めから決めていたので、今回は短めのお話になります!
次回からはもう少し長めに書いていきますね( ;∀;)

次回の舞台は八幡大好きあの場所からです!
更新は三日以内にはできると思うので楽しみにしていてください!

それではまた!!

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