魔法少女リリカルなのは~ある転生者の新たな世界~   作:メガネ

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なろうから見てる人お待たせしました。
作中最強の2大癒しキャラが登場です。


天然とピュアは危険な組み合わせbyコダイ

 はやてが複学してきて数日……

 

「………よし、出来た」

「出来ましたね……」

 

 目の前にあるのは一冊の魔導書。

 俺の『祝風の書』に似ている茶色い革表紙の本……似てて当然だよな、コレが元だから。と言うか夜天の書だし……

 本来の夜天の書は俺が祝風の書として所有してるから、はやて用に新しく作る必要があったので、リインフォースと共に製作した。

 

「これでどうだ?」

「はい――完璧です。問題ありません」

 

 最終審査としてリインフォースに見せて合格を貰った。

 祝風の書をベースとして余計な物を取り除いただけ何だが、微調整が非常に面倒くさかった……面白かったから良いけど。

 

「色々あってコレには時間を割けなかったからな」

「本当に――色々ありました」

 

 主に俺が原因だけど……

 

「では、早速連絡しますね」

 

 リインフォースが連絡してるとやたらテンションが高いはやての声が返って来た。

 リハビリ終わるまで魔法の訓練はダメと言われて悔しがってたからな………

 連絡して10分ぐらいで家にやって来たが―――

 

「いや~デバイスが出来て嬉し過ぎて、急ぐあまり2回ほどコケそうになったわ~」

 

 急ぎ過ぎだ……

 

「はやて?!」

「落ち着けリインフォース『そう』だから未遂だ」

 

 余程溜まってたんだろうな。

 

「コレが私の夜天の書か?」

 

 早速魔導書を手渡した。

 

「と言っても管制人格?が無いから、後は――何だっけ?……後継機って言うだけあってリインフォースに聞けば分るだろ」

「コダイ君も分らんの!?」

 

 俺は夜天の書を作ってくれと頼まれただけでそれ以外は聞いても居ないからな。

 

「で、リインフォースその管制人格はどう作るんや?」

「リンカーコアを―――」

 

 リンフォースがはやてに説明をしている。

 

≪どんな子が出来るんだろうね~≫

 

 邪魔をしない為に少し離れてレイと話す。

 

「リンフォースの妹だから……容姿はリインフォース似だろう…」

≪たのしみだな~≫

「始まったみたいだな――」

 

 はやての魔力光と同じ白い光の球体が徐々に人型に形を変化していく。シルエットから髪、服とそれぞれ形作られていき。それと共に光が弱くなりその全貌が明らかとなった―――

 

「初めまして、みなさん!リインはリインフォース(ツヴァイ)といいましゅっ!!」

 

 初めから飛ばして噛んだが、管制人格が完成したようだな。名前も決まったようだな……

 青みがかった銀髪に青い目、はやてとは細部が違う白い騎士甲冑を纏う10歳前後の少女。

 リインフォースと中身はほぼ正反対みたいだな。

 

「よろしくなリイン」

「はいです!マイスターはやて!」

「あんま固くなくていいでリイン?」

「はい!はやてちゃん!」

 

 速攻で意気投合してるよ。

 

「えっと……そちらにいるのは?」

「ん?私か……私はリインフォース(アインス)、お前の姉になる者だ」

「ではねーさまですね!」

「そうだな。主コダイ、これからは私の事はアインスとお呼びください」

「2人いたらややこしいしな……ならいっその事『ス』を取ったらどうだ?アインとリインで姉妹らしくなるし」

「コダイ君それナイス提案や!と言う事で改めてよろしゅうなアイン」

「はい、はやて」

 

 名前に関しては大分前からはやてと決めてたみたいだな。

 

「じ~………………」

 

 そしてようやく気付いたのかリインが俺の方をジッと見てた……声に出てるし。

 

 

 

 

「…………かーさま?」

 

 

 

 

 おい……俺を見るなり何だ。

 

「ブホッ!!アハハハハハハッ!流石コダイ君最高や!アハハハハッ―――ゲッホゴホッ!」

 

 後ろではやてが噴き出して笑って咽た……相変わらず忙しい奴だな。

 

「俺は男だ」

「じゃあ、とーさまですか?」

「何がじゃあ、だ」

「とーさま~♪」

 

 まだ答えてないぞ。

 

≪ねぇねぇ、はやて!リインを作る時ってどんな感じだった?≫

「レイちゃん?……ん~と、リンカーコアを『ギュッ』として『キューッ』と絞って『ガチッ』と固めれば……あ、『キューッ』じゃなくて『ミューッ』やな」

 

 分るかよ、そんなので。

 

≪えっと『ギュッ』として――≫

 

 本当に実行したよ……そんなんで………え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うゆ?あれ?何か低くなってる?」

 

 

 

 

 

 皆の中心には。黒髪で青眼の推定年齢5歳前後の少女が―――それよりも。

 

「アイン。ユニゾンデバイスってあんなに簡単に……しかもはやてのバカ丸出しの説明で出来るのか」

「チョイ待ち!!何やそのバカ丸出しの説明って!!」

「あんな擬音の九割の説明で分るのはバカしかいない」

 

 と言うかレイが実体化した。

 

「それより本当にレイなんですか?」

「間違い無いだろう…アイン。その証拠にホラ」

 

 右袖をまくると青い宝石の部分が何時もより暗くなっている。

 

「しかし何で人の形を……まさかユニゾンデバイスに」

「そこまではまだ……スローナイフ」

 

 うん……魔法も使える。

 

「中身が出てるって感じだな」

 

 とすると、起動は不可能だな……

 

「コダイ~♪」

 

 レイが抱き着いて来た。

 

「にゅ~♪」

「レレレレレイちゃん!そのまま抱き着いたらアカン!」

「うゆ?何で~?」

「だってレイちゃん今裸やん!何で服着とらんの?!――――いや、それにしても何やそのオッパイは!成長期無視しとるやろ!私でも鷲掴み出来そうな程あるやん?!」

「「あ、本当だ」」

 

 レイと声が揃った。

 それに、はやてに言われて初めて気づいた。レイの胸はその背丈に似合わず俺に抱き着いて形を変えている……それぐらいは有る様だ。

 

「何で服着てないんだよ」

「うゆ?何でだろう……?」

「俺が聞いているんだが」

「そうだった!―――うゆ?服なんて着てたっけ?」

「そう言えば着てないな……なら裸なのも当然か」

「そっか!だから服着てないんだ私!」

「と言うか春先とはいえ全裸は寒くないか?」

「ん~……分んない!」

「今日初めての実体化だからか……」

「でもコダイにぎゅ~ってしてると暖かいよ!」

「それはそうだな……」

 

 

「―――って!ええ加減にやめんかそのボケ合戦!!」

 

 何かはやてがキレ出した……

 

「どうしたはやて?」 

「まずレイちゃんが裸なのと抱き着かれているコダイ君が言われるまで気づかなかったのとオチが見つからん天然なボケ合戦―――ツッコミ所満載過ぎて捌きれへん!でもそれよりもまずレイちゃんに服を着せんかい!!!」

「着せろだってそう簡単にレイのサイズの服だって―――あ」

 

 

 

 

 

「わぁ~♪コレが服なんだ~えへへ~♪」

 

 幼児になった時に着てた黒ゴスロリを胸の部分を大幅に修正してレイに着せた、髪型も整えツーサイドアップにした。

 出来栄えを姿見で見せるとご機嫌でその場で回って全身を確かめるレイ。

 

「何とかサイズ修正は間に合ったな」

 

 身長は6歳時の俺と大差無くて良かった……身長だけな。

 

「お名前は何ですか?」

「レイ・モモ・ブラットだよ!」

「レイちゃんですか~。リインはリインフォース(ツヴァイ)です!」

「リイン?」

「はいですっ!」

「………リイ~ン♪」

「レイちゃ~ん♪」

 

――ぎゅ~♪

 

「「わ~い♪わ~い♪」」

 

 ………どうやらお互い人見知りはしないタイプの様だな。

 抱き合ってその場でクルクルと回っている。

 

「ご機嫌な所悪いが早速本局に行くぞ」

「へ?」

「はやて……お前のデバイス何だから本局に登録しないと。今日ってマリエルに予約したし……」

「…………あ~!そうやったそうやった」

 

 デバイスの事で頭一杯だったな。

 今日は嘱託試験の勉強でマテリアルズはいないし。

 行って帰るだけなので、軽く身支度をして家に取り付けた転送ポートで向かう事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが本局ですか~」

 

 リインが物珍しく辺りを見回す。今は人間大のサイズでは無くて全長約30cmに縮んではやての肩に乗っている。

 はやて曰く『妖精モード』リイン本人曰く『省エネモード』と呼ぶらしい……纏めろよ。

 

「アインは出来ないのか?アレ」

「しようと思えば出来ますが、私はコレが基本設定なので此方の方が楽ですね」

 

 ユニゾンデバイスって本当に良く分らない。それに――― 

 

「わぁ~!すっごぉ~い!」

 

 何度も通った事があるのに初めて見た様にテンションが高い、実体化したこの馬鹿(デバイス)は更に訳が分からない。

 

「レイちゃん、走ると転ぶで~」

「大丈―――うゆっ!!」

 

 はやての方を振り向き、言い切る前に転んだレイ……予想通りだな。

 

「イタタタ―――はわぁっ!?」

 

 直ぐ起き上がったが勢いを付けすぎて今度は後ろに転んだ……

 

「何やってるんだ?」

「恐らく実体化してまだ肉体の感覚が掴めていないのかと……」

 

 確かにレイが産まれて丁度1年位経つから、アインが言う事も強ち間違ってはいないな。

 

「うゆ~ぅ」

「レイちゃ~ん!」

 

 はやての肩に乗ってたリインがレイの元まで飛び人間サイズになって手を差し伸べた。

 

「転ぶと危ないので手を繋いで一緒に行きましょう!」

「うゆ?……うん!ありがとうリイン!」

「いえいえ~♪レイちゃん、走ったら危ないので歩きましょうね?」

「OK♪」

 

 レイがリインの手を取って立ち上がり、手を繋いだままリインと歩き始めた……

 

「何だコレ?あそこだけ空気が違う。何かマイナスイオン的な物が出てる気がする」

 

 他の女性局員の頬が緩んでるし…………それと。

 

「貴様は何をやっている」

 

 俺が目を向けると、何故かサングラスを掛けると言う奇行に走っているはやてがいた。

 

「リインとレイちゃんのやり取りがピュア過ぎて、薄汚れた私には眩しすぎるねん」

「その年で薄汚れてるのかよ」

「本ばっか読んでたから知識ばかりが先行するんや」

 

 つまり耳年増と言う訳か。その基準で行くと俺ドス汚れているんだけど?今に始まった事じゃないけど。

 

「レイ、リイン、デバイスのメンテナンス室はこっちだから戻って来い」

「「は~い♪」」

 

 部屋の前で呼ぶと、少し小走りで戻ってくるレイとリイン、少しは慣れたのか?

 

 

 

 

「マリエル居るか?朝言ったはやて達のデバイスを持ってきたぞ」

「お~!コダイ君待ってたよ~」

 

 メンテナンス室に入ると管理局の制服の上に白衣を着た眼鏡をかけた女、マリエル・アテンザが出迎えてくれた。

 

「一応リインフォースさんのデータを参考にしてユニゾンデバイス用のメンテナンス機材を取り寄せたけど……で、はやてちゃんの新しいユニゾンデバイスは?!」

 

 途端目を輝かせるマリエル。

 そう言えばデバイスの事となるとコイツ性格変わるってエイミィが言ってたな。

 

「目の前だ」

「へ?……まさか」

 

 俺の後ろのアインを指す。

 

「違う下だ」

「下?…………?!」

 

 今度は下を向き、俺の前に居るレイとリインと目が合い固まった………

 

「初めまして!リインフォース(ツヴァイ)です!リインと呼んでください!」

「レイ・モモ・ブラッドです!レイって呼んでね!」

「かっ――――――――」

 

 満面の笑みで手を上げて自己紹介を始めてたリインとレイ。

 それにマリエルは………あれ?震えてない?

 

 

 

 

「かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

――ギュ~!!!

 

「「ふぇっ?!」」

 

 突然、2人を抱き締めて頬擦りし始めた。

 

「何ですかこの可愛い生き物は~!プニプニですよ!もう一方はポヨポヨですよ!」

「あぅ~!」

「うゆ~!」

 

 突然の事で逃げ出そうとしてるが大人対子供、俺では無いので勝てる訳無く頬擦りを受けるだけだった。

 

「えっと、名前からしてリインがはやてちゃんのデバイスで、こちらのレイは?」

「俺のデバイス、何か実体化したから診て貰おうかと」

「オッケーオッケー!なら早速検査しよう!そして余った時間でお茶しよう!」

 

 2人を頬擦り体勢のまま立ち上がり、そのまま走って行った。

 

「相変わらずやなマリーさん」

「私の時もそうでした……」

「そうやったな~」

 

 お~い、八神家だけで納得すんな。

 

 

 

 

 

 

「検査結果纏まったよ~」

「はぅ~」

「うゆ~ぅ」

 

 2人の検査をして約1時間後、肌がツヤツヤしているマリエルとは対照的に目を回しているリインとレイ。

 どんなふうに連れ回されたのか目に見えて分る。

 備え付けの緑茶と煎餅を用意され、そこら辺の椅子を引っ張り出して座って報告を聞くことにした。

 

「えっと、まずリインフォース(ツヴァイ)

「はい!」

 

 呼ばれて手を上げるリイン。

 

「手を上げなくても良いよ~……ユニゾン適正ははやてちゃんは当然としてシグナムさんにヴィータちゃん、それにプログラムの一部を取り込んだコダイ君がユニゾン可能ね」

「コダイ君もユニゾン出来るんですか?」

「適性はアインさんより低いけど、低すぎる事は無いから可能よ」

 

 ユニゾンは一度もやっていないな……以前聞いてみたが、防衛プログラムが無力化するまで控えた方が良いとアインに言われた。

 

「魔法はコダイ君が魔導書をコピーしてくれた事もあって、以前と同じように使えるから問題なしね」

「良かった~一から魔法入れないととか思っとった……」

 

 ミッド、ベルカ、ベアトリス……あれだけの量を入れるのは個々は簡単でも骨だな。

 

「次にレイ・モモ・ブラッド」

「はい!」

 

 だから手を上げなくても良いって。

 

「レイはユニゾンデバイスと言うよりは本当に人型になっただけ。恐らくコダイ君が夜天の書を取り込んでその時のアインさんのプログラムを利用して実体化したんだと思う」

「聞いてみれば随分頭のいい話だが、こいつにそんな知恵があるとは思えない。未だに左右も分らない奴だぞ?」

「ヒドイ?!」

「え、え~っとそれはともかく。ユニゾン機能が無いユニゾンデバイスって考えた方が良いね、サイズも変えれるし魔法も使える……勿論ベアトリス式だけね」

 

 レイが何か言っているが、話を進めているマリエルも否定できる要素は無いと思っているみたいだな。

 

「それに何あの抜群のスタイル、あの肉体年齢で巨乳ってすごいわよ?」

「体を作ったのはレイ自身だからレイの願望だろう?」

「う~ん……そう言われると益々意味不明なデバイスね~」

 

 それについては使用者の俺も一切分らない。

 ロストロギアから生まれ変わってるし肉体と一体化してる。そんな事を行ってしまえば、さっきのあのレイとリインの反応だ………解剖されかねない。

 登録の際は出自が出自なだけあってリンディ達がコッソリやってくれたから良いがな。

 

 

「アム………ん!リイン、この白いお煎餅美味しいよ!」

 

 自分の事なのに呑気に煎餅を食べているレイ。今食べているのは『雪の宿』か……

 

「本当ですか?!リインも……ってあ~っ!もうありませ~ん!」

 

 煎餅は様々な種類がバラバラにあって雪の宿はレイの一枚しかなかった様で落ち込んだリイン。

 

「ちょっと待ってて……っと」

 

 レイはその一枚を丁寧に力を入れて半分に割り大きい方をリインに渡した。

 

「はい!はんぶんこ!!」

「わ~い!ありがとうございますレイちゃん!」

「いいよ~♪」

 

 

 

「はぁ~和む、むっちゃ和む……リインとレイちゃんが出す空間で緑茶が甘く感じるで~」

「あ、はやてちゃんそれ私の湯飲み……」

「あばぁっ!!!」

 

 変な悲鳴を上げて噴き出した。間違って隣のマリエルの湯飲みと取ったみたいだ。

 ―――よく見ればマリエルの傍に開封済みの小型カップのガムシロップとクリームが数個………

 

「貴様も入信済みか」

「入信って酷いなぁ……頭使うと糖分が必要なの」

 

 こいつもリンディと同じお茶の飲み方をしていた。しかも俺が言った改善法で……

 

「あれ?でもコダイ君も飲んだってリンディ提督行ってたよ?」

「飲めはするが砂糖入れる位なら紅茶にするかそれ以前に抹茶を飲む」

「う~口ん中が物理的に甘ったるい~」

「はやて、このお茶は安全です」

 

 涙目のはやてにアインが自分の緑茶を差し出した。

 

「オホン。検査報告は以上だけど。ユニゾンデバイスは物凄く珍しいからまだ不安要素があるの……そこで―――詳細を調べるために10日位私の家で預かっても良い?」

「何か嫌な予感がするので遠慮します」

「家と言ってる時点で何かする気満々に見えるので断る」

 

 はやてと即答で返すと物凄く落ち込んだマリエルであった………

 

 

 

 

 

 

「「すぅ……すぅ……」」

 

 本局から家に戻り、一緒に遊んでいたレイとリインが静かになったと思ったら、2人で向かい合って猫の様に背を丸めて眠っていた。

 

「……………」

 

 それに毛布を優しく掛け………そして携帯を持って物凄い形相になっているはやて。

 

「何やっている」

「この状況を写真に収めたいんやけどシャッター音で起きてしまいそうで……何で携帯のシャッター音は消せないんや」

「今まさにその意味を体験しているんだけどな」

 

 答えは盗撮防止。

 

「さて、今の内に夕食の仕込みでもするか。はやて、今日は泊まって行け、仕事で家に誰も居なんだろ?」

「ホンマ?ありがとうコダイ君。あ、そうや……せやったらお祝いせぇへん?」

「お祝い?」

「リインとレイちゃんのや、翠屋でケーキ買ってな」

「だったらここで小さいの2つ作った方が安上がりだぞ」

「ええやんたまの贅沢」

 

 こっちは食費が人数の3倍はかかると知って言っているのか?

 

「良く考えろ未来の特別捜査官。翠屋に行くって事はレイとリインの事が知られるんだぞ?」

「知られてもええやろ?」

「もっと細かくだ、あそこに知られるって事は関係者全員に知られるって事だ。つまり…………俺と同じ位面倒臭いのを4人も相手しないといけない、お前は捌けるか?俺は助けないけど」

「………………やっぱり静かに祝おうか、手伝うで」

「2つの意味で協力感謝する」

 

 

 

 翌日、レイとリインを翠屋に連れて行くと。案の定俺が言った4名に見事に玩具にされた2人だった……




レイの見た目のイメージは黒髪で青い目になったToLOVEるの金色の闇です。

桜日紅葉雪様、頭翅様、松影様、龍雅0118様、夢物語様、感想を有難う御座います。

~次回もお楽しみにしてください~

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