魔法少女リリカルなのは~ある転生者の新たな世界~ 作:メガネ
今度こそ完結させたいです。
プロローグ
「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」
え?なにこの状況?
今、俺の目の前で羽を生やした女が土下座をしてガタガタ震えている。
「…………何これ?」
周りは白い空間でここにいるのは現時点で俺と女の二人だけしかいなかった。
「……おい」
「ヒィッ!ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」
今、この現状を把握したいがこの女は謝罪と土下座ばっかで聞いていない。
……この際無視だ。とにかく自分に何が起きたのか整理しよう。……確か死んだ?死因は……覚えていないが自業自得だろ。……なのになんで生きている?両手両足を動かしてみる…異常なし。
動けるなら問題ない、動けなくても動かせばいい、この白い空間を歩けば手掛かりぐらいはあるだろう。そう思って立ち上がった…………
「あっあの!待ってください!お話があるん「やだ」ってえぇっ!」
出鼻を挫いたこの土下座女(仮名)を無視して、探索を始める。
「この空間は私がいないと出られないんです!だからどうかお話を聞いてください!」
「何故先に言わない」
「無視して言わせてくれなかったじゃないですか!」
「真っ先に無視していた奴に言われたくない。あそこで謝らずに話を始めればよかっただろう。今はそんな事はどうでもいいから早くここから出せ、正直目が痛い」
全部が真っ白で壁があるのかどうか分からない。ここを普通に入れる奴の色彩感覚を疑う。
「そうですね、流石に疲れちゃいますね。これから向かうのは俗に言う天界です。えっと私の事は名前は特に無いんで天使って呼んでください」
「天使か…捻り無いな」
「放っといてください!!」
確かに天使の容姿を見ればわかる、ウェーブの入った金髪と白い羽。まさにおとぎ話の天使をそのまま引っ張ってきた感じだ。
「…で天界にはどう行くんだ?」
「私の手を握ってください。後は私がします。……そういえばまだ名前を聞いてませんでしたね」
「名前は――――――――」
天使の手を握る。
「とてもいい名前ですね」
そう言って俺と天使は天界へ消えた行った。
転移してきました。
此方は不定期になるかもしれません。
後、話を追加したりと色々変わる所があるかもしれませんが、基本は変わらないと思います……多分。
~次回もお楽しみにしてください~