遊☆戯☆王-ZEXAL- プロと悪魔と天使   作:空想自己満足

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三行あらすじ

ハートランド中央タワーで会議?
反省会?
俺が来た意味は?


10.ひとはそれを暗躍と呼ぶ。

4/20、土曜日14時

ハートランド中央タワーのとある部屋、4人は椅子に座っている。丸い机に緑色のマットがひかれ、その上にはよく見ている物が二段重ね担って並べられている。皆それを順番に取っていき、自分の前に並べていく。

 

 

ハートランド『

君ももしかして誰かに頼まれて『No.』を手に入れたのかい?

遊道『

、、、、(eラーさんのこと話のかな?)

ゆくボ『

そうですね。その人が誰だがいまいちわからないが。

暁『

千さん。今ある情報はこの名前だけ。ハートランドさんとはこの千さんがどういう人物なのかの情報を探してくれる代わりに、ここで働くみたいな物じゃな。

 

シリアスのような雰囲気だが、トントンと打つ音がそれをぶち壊す。

 

大助『

君たちの事だからまた別の所から探してくれてい、、、、ダブりー。

ハートランド『

まだ1局目なのにダブリー。フ、ファンタスティック、、、、。ま、まあ、暁がいったように私達の関係は持ちつ持たれつみたいなら物だよ。

 

そう、彼らは麻雀をやっている。因みに大助以外は渋い顔やらマジかよっと言う顔をしている。

 

遊道『

、、、、(何捨てたらいいのよ。あわせ打ちで様子見かな。とりあえず、今度俺は個人的に千さんの情報を集めるか。)

ゆくボ『

なるほど。

暁『

と言ってもこっちも集まってないがの。なあ、大助先輩。

大助『

まあね。、、、、1発ツモ。ダブルリーチ イッパツ ツモ ヤクハイ アカ1 ドラ1。裏ドラは、、、、なし。30006000だ。

暁『

開幕跳満、、、、。しかも親流されたのじゃが。

遊道『

(ローピンツモでサンショク乗ってバイマンってどう言う事だよ、おい。)

ゆくボ『

バイマンよりはマシ、、、、だよね。

ハートランド『

し、しかし次の親は大助なのだが、、、、、。サレンダーってありなのか麻雀は。

 

そんなこんなで男達の戦いは続いていく。麻雀初心者のハートランドの悲鳴が聞こえるがきっと気のせいであろう。

そして時間は過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わって遊羽。現在彼女はドロアと2人でハートランド中央タワーを見て回っている。と言っても一般人に見せても問題ない所だけだが、そしてもう見終わる。

 

ドロア『

どうだ遊羽。こんな物しかないが。

遊羽『

ありがとう。、、、、ねぇ、お話ししない?

ドロア『

私何かで良ければ相手になろう。

 

と言うと2人は外に出る。そこはせいぜい3・4メートル程度の幅でベンチしかないちょっとした外の小部屋とでも言うのが似合う場所だった。

 

遊羽『

ドロアは私達兄妹の事どう思う?

 

不安そうな顔をして聞いてくる。

 

ドロア『

どうって。うーん、、、、特にないかな。

遊羽『

九十九神の人間だよ?

ドロア『

あはははは。私が名前だけで判断する女に見えるか?

 

重苦しい雰囲気を消す明るい声が響く。遊羽は首を横に振る。

 

遊羽『

もういいや。

 

どこか元気になった遊羽、何かが吹っ切れたのかもしれない。家族の前では弱い所を見せてくない、心配をかけたくないと言う思いが遊羽にはあった。九十九遊馬と言う同じクラスメイトとすごしている内に彼女は変わりつつあるのかもしれない。

 

ドロア『

私の部屋でも見ていくか?

遊羽『

うん。

ドロア『

よし、行くか。

そんなこんなでまた時間はすぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって、麻雀をやっている4人。

 

ハートランド『

ハートバーニング!!ツモ。4000オールの4本場は4400オール。

暁『

ま、、、、、また。点棒がなくなるのだが。

遊道『

、、、、(初心者って、何だっけ)

ゆくボ『

何とか2位だけどツモあがりで暁が飛びそう。

大助『

リーチかけられるだけまだマシ。そう思え。

 

現在、東3局5本場に入ろうとしている。ハートランドが1位で2位の遊道と30000点も離れている。麻雀は最後まで何があるか分からない、そう言う所は遊戯王とにているのかも知れない。

 

ハートランド『

誰もこの私を止めるとこは出来ないのだ!!って、本題を忘れる所だった。

暁『

何だかんだでワシら熱心してたからじゃな。本題ってことは『No.』関連の事件か。

 

口では真面目な話だが、皆手元の牌を手で混ぜていく。

 

大助『

先週に入ってから『No.』に操られていたと思われる事件が多発して、ハートランドの治安が悪くなってることか。

ゆくボ『

どの位増えたの。

 

ジャラジャラと牌が混ざり、組み立てたいく。

 

暁『

前年度のこの月と比較したときの10倍。しかもまだ今月は半分ちょっとしか終わってないからの。もう大変大変。はっはっはっ。

遊道『

、、、、(笑い事じゃなくね、それさ。)

ゆくボ『

お、おう。麻雀打ってて大丈夫なのか。

大助『

こんな真っ昼間から活動したらばれるのじゃが。カイトにはオービタルがいるから問題ないみたいだけど。オービタル時止め出来るみたいなんだよ。

 

そう言うと大助は遊道の方を見る。

 

遊道『

、、、、(あー、お前)

ゆくボ『

作れんぞ。

ハートランド『

まあ、君に頼みたいことは『No.』カードを回収し続けて欲しいと言うぐらいかな。そうそう、ワールドデュエルカーニバルには絶対出て貰うことかな。後、サイコロサイコロ。

 

ハートランドは緑色のマットの上にあるサイコロ2つを取ってそれを振る。今回のドラを決めているのだ。

 

遊道『

、、、、(えーと確か50周年のイベントだったよね)

ゆくボ『

ハートランド50周年記念のイベントか。

暁『

あれ、ワシらその事話したかの?

ゆくボ『

遊姉さんの件の時言ってたよ。

ハートランド『

ドロアの時か。よし、また上がるぞ。

遊道『

、、、、(強制かな?)

ゆくボ『

それって出ないと行けないのか?

 

遊道は暗そうな顔をして話す。

 

ハートランド『

何か理由でもあるのかい?

ゆくボ『

うん、まあ。遊姉さんが、、、、。

暁『

遊華プロか。、、、、頑張れ。

 

暁や大助は何か察したような感じだが、ハートランドはどう言うとこだ?って感じになっている。そしてハートランドはこれ以上降れない方が良いかなと考え、麻雀を打ち始める。

 

そんなこんなでまたまた時間は過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方花道、現在ある修道院みたいならところ。彼女は月曜日の遊道とのデュエルのためデッキ調整をしている。因みに輝もいる。

 

輝『

。。。花、出来た?

 

眠たそうな顔をして輝は聞いてくる。

 

花道『

うーん、これで大丈夫ですかね。

???『

どれ。私が見てやろう。

花道『

すいませんVさん。

 

花道が尋ねている相手、名をVと呼ぶ。ここの修道院の管理人らしい。

 

V(ブイ)

兄弟は英数字の名前で呼ばれているのにブイと呼ばれている。確かトロン一家の長男でトロンの側近だったと思う。1番のトロンに対しての忠誠があり、兄弟の中でリーダー格だったと思う。町中でも中々見かけないような長い銀髪と青い瞳を持つ高身長の青年で体型もすらっとしている。男性キャラクターの中でも屈指のイケメンキャラかな。後少しニート気味だったような気もするけど、、、、。ちゃんと働いてくれる、、、、はず。

 

???『

V?何やってるのって、誰のデッキ。僕にも見せて!!

輝『

トロンくんだ。えーと、こんにちは。

 

輝は目をしばしばさせながら話す。その相手の名はトロン。

 

トロン

トロン一家の家長であるにもかかわらず、その姿は一家で最も幼げ。目と口元のみを露出した少年っぽい姿に不似合いな分厚い鉄仮面を常に被っている。確か顔半分がとんでもないことになっているはず。長いブロンド髪をおさげにした少年、という異様な外見をしている。体格もⅢよりさらに一回り小さく、容姿だけで見るなら間違いなくトロンが最年少であるが、一家の長男Vが絶対の信頼を寄せているほどである。と言うかお父さんじゃなかったか。

また右手にはⅣ達と同様に謎の赤色の紋章があり、さらには左目がいつも赤く染まっていてしかも時折発光したりもしている。こちらにも紋章と同じく謎の力が備わっているはず。

 

花道『

おや、もう準備の方はできたみたいですね。

トロン『

まあね。そっちは月曜日のお祭りどうなの?僕はのぞき見するけどね。

輝『

まあ、遊道先輩のデッキは墓地や除外して始めて強さを発揮するデッキだからね。デッキや手札に戻したり効果を重要な無効化させればそれほど脅威じゃないよね。逆に耐えようとするとますます不利になる。

V『

なるほど。でもなぜこのカードを入れる?

花道『

うふふ。それは先輩の手を進ませないためのキーカードの1つ。

 

花道は軽く頬笑む。それをトロンは不思議そうな顔をしている。

 

トロン『

キーカード、、、、ね。『No.』カードは?

V『

エクストラを見た限りあるにはあります。これです。

トロン『

へぇー、『No.81』か。

輝『

ねぇ、トロンくん。先に知っちゃたら楽しみなくなっちゃうよ?

 

輝の言葉にトロンは反応する。確かに楽しみがなくなるのは嫌だからだ。

 

トロン『

うん、そうだね輝。今日は先戻るよ、V。ⅢとⅣのこと任せたよ。

 

そう言うとトロンは出て行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでまたまた例の部屋

 

 

現在オーラス。1位は変わらずハートランド。2位は暁、3位大助、4位遊道である。点差は2位とは約5000点差と縮まり、4位との差も約12000点差とまだまだ逆転可能。

 

遊道『

、、、、(張った。最低でも チンイツ ドラ2 。ドラツモ上がりでサンバイマン。けどハートランドのあのステ牌、、、、国士無双か字牌混じりのチートイか?とりあえず捨てれる牌でよかった。)

暁『

(先輩達の手牌が絶対やばい。まあ、ハートランドさんの国士無双は恐らくブラフじゃな。何せ『西』が盤面に一つ、そしてワシが残りをアンコウで持ってる。高めサンショクチャンタのマンガン、ツモればハネマン。リーチかけたいけど2面待ちの残り5牌じゃが、九マンは多分遊道先輩が持ってるしドラだから無理かの。)

 

静かな空気、ただ麻雀を打つ音だけが聞こえる。

 

大助『

(、、、、ツモらない。)

ハートランド『

(降りたいけど、、、、。)

 

ハートランドはちらりと大助や遊道を見る。

 

ハートランド『

(大助が字牌の3副露で『中』『白』『東』。もう手元の19字牌は切れない、『発』なんてもってのほか。マンズは遊道が構えてる。そんなとき九マン引くなんて、、、、。通れ!!)

暁『

ロン!!

 

ヤクハイ チャンタ サンショク ドラ1 8000!!

 

今回はワシの勝ちじゃな。

遊道『

、、、、

ゆくボ『

ロン

暁『

ぬ!?

 

遊道の手牌が倒れる。

 

ゆくボ『

親倍。 チンイツ ドラ3 24000!!

 

しかし、大助の手牌も倒れ皆それをみる。

 

大助『

ロン

 

大三元 32000。

 

こうして男達の戦いは終わる。大助の大三元単騎待ちが決まり、大助1位でおわる。ハートランドは放銃によって飛び。

 

遊道『

(俺の記録が正しければハートランドの上司に当たるドクターフェイカーが確かバリアンとの契約を果たすためにハルトを使ってアストラル世界を攻撃しているはず。そしてその攻撃を上げるために『No.』カードを集めているまず。まあ、今は月曜日のデュエルに備えよう。花道の強さはこの世界だと異常だ。少なくとも俺ら麻雀部のメンバーは相当強いと思う。遊馬にもあって話さないと行けないか?、、、、デュエルカーニバルの時でいいか。)

 

気付けば16時を超えている。暁や大助達はこれから仕事である。月曜日の事を少し相談していると、遊羽が戻って来た。また時計を見ると17時、そのため帰るとこにした。さて、一体月曜日には何が起こるのかたのしみである。

 

 




、、、、ああ。ここの会話っているのかな?まあ、書いてしまったからしょうがないか。とりあえず夏風邪治さねば。伏線回収が面倒いのよね、うん。

後次回予告として、vs花道か?って事で。

さて、デュエルどしよう。

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