プルフォウ・ストーリー   作:ガチャM

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舞台はUC0088年のアクシズ。ネオ・ジオン親衛隊のプルフォウを中心とした、ミネバ・ザビ、プルツー、プルシリーズたちが織り成すストーリーです。※Pixivにも投稿しています。


第1話「アクシズのプルフォウ」

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 漆黒の宇宙空間に幾条もの光が走る。煌びやかな光は魅惑的で、それはたしかに人の目を楽しませることもできたが、正体は全てを溶かして無にする死の兵器だった。莫大なエネルギーを溜め込んだ『メガ粒子砲』と呼ばれる重金属粒子の奔流は、これまでに数えきれないほどの人間の命を奪ってきたのだ。

 

「九時方向! 姫様、全速で回避運動を! もう少しだけ耐えて下さい、わたしが操縦をかわります!」

「苦しい、身体が重い……!」

 

 機体の急激な加速のせいで搭乗者の全身には凄まじいGがかかり、その身体を容赦なくシートに押し付けた。いまや体重は通常の五倍以上にもなり、眼球から血液が失われて視界は薄暗くなっていく。

 

「も、もう限界だ……」

 

『モビルスーツ』と呼ばれる人型戦闘マシーンのパイロットシートに座る少女ミネバ・ラオ・ザビは、呻きながら身を震わせた。

 ミネバは宇宙に浮かぶスペース・コロニー国家『ジオン公国』の姫であり正当な後継者だった。だがジオンと呼ばれた国はすでになく、彼女は幼子のころに祖国を失っていた。いまミネバはジオンを統べたザビ家の名を継ぐ唯一の人間として、宇宙要塞『アクシズ』を本拠地とする組織『ネオ・ジオン』に身を寄せている。

 そんな一国の姫が戦闘に巻き込まれるなど、本来あってはならないことだ。姫の隣に座るネオ・ジオン女性士官プルフォウは、このような状況を招いてしまった自らの迂闊さを叱責しつつ、必死にコンソールを操作し続けた。

 

  プルフォウは親衛隊に所属するパイロットで、姫の護衛として機体に同乗していた。彼女は、まるで崖を転がり落ちるように悪化していく状況に恐怖した。そう、この操縦訓練は、あくまでミネバ殿下用にあつらえられた接待用プログラムのはずだったのだ。

どうして、こんなことに! はたして彼女を無事にアクシズに連れて帰ることが出来るだろうか。姫を警護する役割を担う親衛隊としては許されざる失態だ。

が、反省している暇はない。敵のビームは発射されるたびに修正が加えられて正確さを増している。素人同然の姫の操縦では、あっさりと撃墜されてしまうだろう。

 

「操縦系が切り替わらない!」

 

サイドシートからプログラムの修正を試みているが、どうしても上手くいかない。最悪はシステムを再起動する必要がある。しかし、戦闘中に機体を停止させるなど、それこそ自殺行為なのだ。

 このままでは……!

 

 

     五日前

 

 

「キュベレイ04からアクシズ・ステーション6。リターン・トゥ・ベース。着陸許可を求めます」

『こちらアクシズ・ステーション6。キュベレイ04、着陸を許可する。ランウェイ3を使用されたし』

「了解」

 

 プルフォウは、眼前に浮かぶ[[rb:宇宙要塞 > アクシズ]]をモニターの真正面に捉えると、改めてそのスケールに驚いてしまった。『アクシズ』は火星と木星の中間地点、惑星になりきれなかった隕石が集まるアステロイドベルトに漂う巨大な小惑星を、そっくりそのまま利用して要塞化したものだ。ゴツゴツとした岩肌は、何十億年ものあいだ隕石同士がお互いにぶつかり、削りあったことを示していて、それが宇宙の深淵さを感じさせた。もう何百回も見ているが、近くを航行する戦艦や巡洋艦と比較するとあまりに大きく、このようなものが宇宙に浮かんでいること自体が信じられなかった。

 

 いや、自分は生まれてからこの隕石の中に住んでいるのだから、信じられないということはないだろう。そう、背後に位置する水の惑星こそ真に驚愕するべきものなのだ。なぜ、あんなにも青く輝いているのか? そこに水が豊富にあるからだと知識から理解していても、体験したことがないから本質的には理解できない。

 プルフォウはこの世に生を受けてから十年、ずっと宇宙暮らしなのだ。

 

「地球……」

 

 思わず水の惑星の名前をつぶやいてしまう。だが、物思いにふけるのは終わりだ。アクシズは岩盤をくりぬいて滑走路が設置されているので、着陸するのは非常に難しいのだ。プルフォウは操縦に集中し、操縦桿とフットペダルを巧みに操作して機体を着陸コースに乗せた。彼女が駆るモビルスーツAMX-004G《量産型キュベレイ》は、青白く光る炎を曳いてアクシズへと接近していった。

 モビルスーツとは、二十メートルほどの大きさを有する人型ロボット兵器のこと。ロボット工学の発展と、レーダー波を無効にする『ミノフスキー粒子』の発見は、巨大な操り人形が戦う戦場を現出させたのである。それは“レーダーが使用できない有視界の戦場においては、兵士を拡大した巨大ロボットによる近接戦闘が有効である”という、フィクションめいた理論の体現だった。だが《量産型キュベレイ》は滑らかな羽と曲線的なボディを有していて、人型というよりは、まるで優美な生物をそのまま巨大なサイズに拡大したかのように見えた。

 

『新型はどんな感じだ?』

 

 ふいに親衛隊の隊長である姉から通信が入り、プルフォウはヘルメットの通信スイッチをオンにした。

 

「はい。この《量産型キュベレイ》は操縦性もよく機動性も高いです。モビルスーツとしてすでに完成度は高いといえます」

 

《量産型キュベレイ》は、親衛隊の主力機となるべく産み出されたモビルスーツである。量産型と呼ばれているのは、試作型にすぎなかった《キュベレイ》を大量生産向けに設計変更したからで、いまは完成に向けた最終調整段階だった。

 

『だったら良いんだがな? たいてい新型機には、思わぬ不具合があるものさ』

「それは……つまりテストでは、あえてトラブルが発生した方がよいということですか?」

『まあ、そういうことだ。優秀なパイロットは、思わぬトラブルにも対処しなくてはならないんだ。それができたら一流さ』

 

 親衛隊のパイロットとして要求される技量のレベルは高く、あらゆる状況に適用可能な肉体と精神が求められるのだ。いまはアクシズの周辺宙域を三十分ほど飛行してきたところだが、テストとはいっても今は戦争状態にあるので、機体に武装も施されている。実戦に即した訓練をいきなりやってみせるのが親衛隊なのである。

 

『まずはデータログの確認だな』

「はい。これより帰投します」

『プルフォウ、あとで話がある。ちょっとした任務があるんだ』

「任務?」

『この通信では、そうとしか言えない』

「了解しました」

 

 秘密めいた姉の言葉にいったい何事だろうかと興味がわいて、プルフォウが一刻も早く帰還しようと考えたとき、ステーションの管制官から緊急の割り込み通信が入った。

 

『キュベレイ04、着陸をアボートしてくれ!』

「どうしたのです?」

『トラブル発生だ。故障した《ガザC》がいる! あいつを先に降ろしたい。燃えてるんだ!』

「パイロットは無事なのですか?!」

『まだ無事だが、機体は分解寸前だ!』

 

 ぐるっと首を回して360度全天周ディスプレイの真後ろをみると、AMX-003《ガザC》と呼ばれるネオ・ジオンの量産型モビルスーツが、半ば分解しながら突っ込んでくるのが見えた。

 

【挿絵表示】

 

『プルフォウ、今すぐ着陸コースを外れろ。あの《ガザC》は操縦不能だ、ぶつかるぞ!』

 

冷静な姉の声も、わずかに緊張している。このままでは二機は激突し、絡み合いながら格納庫に突入することになる。

 

「キュベレイ04、着陸をアボートします」

 

 プルフォウは《量産型キュベレイ》の姿勢制御バーニアを噴射させて減速すると、操縦桿を左に倒して機体を旋回させた。旋回にともなって、両肩にアームを介して取り付けられている巨大なバインダーが、あたかも羽ばたくように可動した。その作動モーメントで機体が曲がりやすくなるのだ。

 目の前の巨大な岩塊がパッと視界から消えて、モニターが黒い宇宙で満たされた。と同時に、左前方に激しく燃える《ガザC》をはっきりと視認する。

《ガザC》は作業用マシーンから発展した簡易モビルスーツで、アクシズの戦力拡充を目的として大量生産されたモデルである。基本的に砲撃戦用として設計されていて、主に砲台に変形して運用されるためにモビルスーツとしての剛性は低い。二、三度出撃すると機体が分解すると言われているほどだ。

『セバスチャン少尉、減速だ! 減速しろ!』

 

 管制官の緊迫した叫び声が聞こえてくる。すでに機体が崩壊し始めていた。映像を拡大すると、脚部がおかしな方向に曲がり、機体後部がまるごと失われていた。頭部も取れかかっていて、コクピットは頭にあるからパイロットが心配だった。

 

「あっ?! 脱出ポッドが!」

 

 半壊した《ガザC》の頭から、突然ポンッと丸い脱出ポッドが飛び出した。全天周ディスプレイを有する球体状コクピットは、そのまま脱出ポッドになっていて、機体が限界だと自己診断システムが判断すると、パイロットを守るために自動的にコクピットを射出するのだ。

だが、あんな状態で射出したら。

 

『ダメだ! 速すぎる!』

 

 減速もせずに飛び出した脱出ポッドは明らかにオーバースピードで、このままでは機体の残骸と一緒に格納庫に激突して粉々になるのは必至だった。

 

『作業員は全員退避しろ! 全員の退避が完了したら隔壁を閉鎖する! 突っ込んでくるぞ!』

「プルツーお姉さま! 逃げてください!」

『ああ、いま管制室から退避するところだ。お前は別のステーションに着陸するんだ』

「わかりました」

 

 そう応えたプルフォウは、隊長である姉の命令を実行しようと思ったが、どうしても目の前の惨劇から目が離せなかった。仲間を見殺しにして、自分だけ逃げることに罪悪感を感じたのだ。

 パイロットを助けなければ。

 

「いえ、お姉さま。キュベレイ04、《ガザC》のパイロットを救出に向かいます!」

『なんだと? やめろ、プルフォウ!』

 

 プルフォウは判断するや否や、脱出ポッドに追いつくためにキュベレイを急加速させた。

 

「ぐっ……!」

 

 高まるGに対抗するべく全身に力をいれて耐える。そう、Gだ。パイロットを救うには、暴走する《ガザC》の加速度を減じなければならない。

 

『どうするつもりだ!』

「トリモチを使います!」

 

 プルフォウは脱出ポッドと並走するように《量産型キュベレイ》を安定させると、指の付け根に仕込まれた『トリモチ』と呼ばれる粘着材をポッド前方に発射した。

 トリモチは高い柔軟性と強度を兼ね備えた修復マテリアルで、宇宙船やスペース・コロニーの応急処置に使用される。大抵のモビルスーツには装備されているが、酸素がない宇宙空間では、機体に穴が開くということは文字通り致命的なので、どんな穴でも塞げるトリモチは重宝するのである。

 液状のトリモチは、真空中に放出されると水分が蒸発して粘着性の塊へと変化し、ベチャリと貼りついて脱出ポッドを包みこんだ。

 

「やった!」

 

 トリモチがぶつかった衝撃と、重量が増えたことによるブレーキで、脱出ポッドのスピードを減速させることを狙ったのである。

 だが、まだ勢いがつき過ぎている。だからプルフォウは、次善の策を実行に移した。

 

「ファンネル!」

 

 プルフォウがそう叫ぶと、遠隔操作可能な小型ビーム砲台『ファンネル』が、キュベレイの背中の格納コンテナから射出された。

 いまの時代、電磁波を妨害する物質『ミノフスキー粒子』が、そこらじゅうに巻かれている。長距離無線や誘導ミサイルの類いは、そのほとんどが使用不能になってしまうが、特殊な脳波で遠隔操作できる兵器も存在するのである。さきほど飛び出したファンネルが、まさしくそれだった。

 プルフォウは、本来はビーム砲台であるファンネルを、直接脱出ポッドにぶつけた。塊となったトリモチにめり込ませ、姿勢制御バーニアを最大噴射させてブレーキをかける。いくつかのファンネルはぶつかった衝撃で壊れて、宇宙の彼方に吹き飛んでいった。高価な兵器だから、あとで姉から叱られることになるだろう。しかし、今はそんな心配をしている場合ではない。

 

「ファンネルに負荷がかかり過ぎている!」

 

 プルフォウがそう懸念した通り、バーニアを過剰に噴射したファンネルは高負荷状態となって、すべて弾き飛ばされてしまった。こうなれば、機体そのもので脱出ポッドを減速させるしかない。

 

「間に合うか……!」

 

 加速して一気にポッドの前方に出ると、モビルスーツの腕を使って脱出ポッドをガザの残骸ごと抱え込んだ。

 ガシーンッ!

 

「うあぁっ!」

 

 凄まじい振動がコクピットに襲いかかり、シートが基部からもぎ取れそうなほどに揺れてプルフォウは呻いた。だが揺れに耐えながらも必死に操縦桿を操作して、かろうじて機体を安定させることに成功する。続けてフットペダルを壊れるほどの勢いで蹴り飛ばし、機体の全バーニア・スラスターを全開にした。

 核融合エンジンが唸りをあげ、プロペラント・タンクから燃料と酸化剤が燃焼チャンバーに送り込まれると、レーザーによる点火を経て、ロケット・エンジンは凄まじい燃焼を発生させながら、高温高圧のガスを勢いよく噴射した。

 だが、背後にはアクシズの岩塊が急速に迫っていて、数秒後に格納庫に突入することは確実だった。

 

『緊急用ネットを展開させるんだ!』

 

 目を閉じて減速Gに耐えるなか、姉の声が耳に入った。緊急用ネットは、故障して減速できないまま着陸する機体を包み込んで、強制的に停止させる装置だ。だが、たとえネットを使ったとしても、あまりに危険な速度だった。機体は重く、スピードが出すぎていて、さらに脱出ポッドを抱えている。

プルフォウの脳裏に、機体が格納庫で大爆発するビジョンが浮かんだ。

 

『全員格納庫から退避ーっ!』

 

 アラートブザーが鳴り響き、格納庫のメカニックや作業員たちが隔壁の向こう側に退避していく足音が、通信機越しに聞こえてくる。彼らも自分と同じことを想像しているのだろう。だが、自分はこのまま爆発に巻き込まれて死ぬつもりはない。

 

「緊急パージ!」

 

 プルフォウはコンソール脇の黄色と黒で縁取られた透明カバーを開いて、その中の赤いスイッチを思い切り叩いた。もう核融合炉を停止して、動力を切り離している時間はない。機体が爆発する危険性もあるが、爆発する確率より格納庫に激突する確率の方が高いのだ。

 スイッチが押されたコンマ数秒後、《量産型キュベレイ》の巨大な肩バインダーと背中のファンネル・コンテナ、そして下半身が火薬で一気に切り離された。キュベレイ・タイプはモジュール構造を採用していて、各部が独立した構造になっている。だから、上半身だけでも可動できるのだ。

 切り離されたパーツはクルクルと回転しながら飛んで行き、アクシズの岩肌に激突するとバラバラになった。

 あれが自分の運命なはずはない。

 《量産型キュベレイ》は上半身だけになって格納庫に突入した。重量が半減して軽くなったので、激突時の衝撃は軽減するはずだ。プルフォウはそう願った。

 ドガーンッ!

 機体は展開された緊急ネットを何枚もつき破りながら、凄まじい音を立てて滑走路を滑っていく。もはやどうすることも出来ないので、プルフォウは脱出ポッドを潰さないようにすることだけを考えた。機体が火花を散らせながら滑走路を滑るとき、プルフォウはわずか数秒が何分もの時間に引き伸ばされたように感じた。命の危険が迫っているときには、これまでの人生が走馬灯のように思い起こされるというが、彼女の人生はそれほど長くはなく、何も浮かばないことに驚いてしまう。

 ついに《量産型キュベレイ》は格納庫奥の、気密エリアと外部を分ける隔壁に勢いよく激突した。

 

「きゃあーっ!」

 

 そのあまりの衝撃に、プルフォウは軍人らしからぬ情けない悲鳴をあげてしまう。

 隔壁に激突した《量産型キュベレイ》は、機体がバラバラになりそうなほどに激しく格納庫を跳ねまわる。外板はへしゃげ、つぶれて、《キュベレイ》なのか一般兵士用モビルスーツ《ガルスJ》なのか、その形がわからなくなっていく。そして何回転かした後、機体は整備車両を巻き込みながらようやく停止した。

 激しい振動に揺り動かされて意識を失いかけたプルフォウは、それが現世に別れを告げる兆候でなかったことに安堵した。

 

「生きている……?」

 

 各部から煙があがり、モニター上には機体の異常を示す表示がいくつも点滅している。おそらく機体は酷い状態だろう。でも、自分は脱出ポッドを守って無事に着陸したのだ。

 機体が停止するとすぐに消防エレカが飛び出してきてネオハロン消化剤を吹きかけてきた。まだ燃料が残っているので、酸素を遮断して消化するのである。そして上半身だけになった《量産型キュベレイ》が消化剤だらけになって火災の心配がなくなると、一瞬の静寂の後、管制官と作業員から拍手と歓声が湧き起こった。

 

「お見事!」「すごい操縦だったぞ!」

 

 プルフォウは自分でも控えめな性格だとは思っていたが、いまは自分の技量を誇らしく思った。だが歓声に応えようと思っても、力が抜けてもう言葉もだせない。しばらくぼおっとしていると姉から通信が入った。

 

『プルフォウ無事か?』

「……はい、お姉さま」

『命令違反だぞ。機体は全損だ。もう廃棄するしかないほどにな』

「……」

 

 プルフォウは姉の言葉に落胆し、心が沈むのを感じた。確かに命令違反ではあるが、ほとんど死にそうになりながら《ガザC》のパイロットを助けたのだ。たとえ、それが自己満足な行為だとしても非難するなんて。思わず目が潤みはじめる。

 

『……だが、よくやった。腕をあげたな?』

「お姉さま!」

 

 姉は厳しいが、努力はちゃんと評価してくれる。

 プルフォウは姉に褒められたことが何よりも嬉しくて、目をいっそう潤ませることを我慢しなかった。


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