彼と彼女はそうして対等になる   作:かえるくん

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 21話です。どうぞ。


親の心子知らず、逆もまた然り

 生徒会のクリスマスイベントは無事、大成功で幕を下ろし、外部からも学校からも色々な賛辞が送られた。留美も演劇をやり遂げ、友達の輪の中で笑顔を咲かしていた。

 

 そしてクリスマスは過ぎ、世間は年末年始に向けて慌ただしくなる。小町も受験の最後の追い込みで部屋に缶詰だ。俺はというと、学校が終わり冬休みに入ってからずっと悶々とした日々を過ごしていた。あれから陽乃とは都合があわなくて会っていない。今はあまり会いたくないと思いつつも素直に会いたい気持ちもあり、正直自分の中がぐちゃぐちゃで収まりがつかない。

 

 俺は適当に着込み小町に一声かけてから家を出て、とりあえず街へ向かう。外に出れば少しはすっきりするかと思ったからだ。しかし駅に近づくにつれ、いつもより人が多いことに気付く。学生達は皆休みだからだろうか。寒いし人多いしで少しばかり外出したことを後悔する。

 

 大きなショッピングセンターに入って本屋に行く。一人で来たら本屋くらいしか行くところがない。ここ最近はずっと陽乃が一緒だったから一人でこうしていてもいまいち面白くない。ついこの間までボッチだったのにな。近いところにある本を手にとってパラパラと目を通していくが、頭へすらすら入ってこない。前から気になっていた本も同様だった。

 

 俺は諦めて本屋を出る。しかし行きたい所なんてない。やっぱ帰ろうかな。でも帰っても落ち着けないんだよね。あれこれどうしようか考えていると、不意に声をかけられた。

 

「もしもし」

「え、はい…」

 

 話しかけてきた人を見て固まる。全く知らない人だった。しかしそれだけじゃない。着ている服が着物だ。更に超がつくほどのきれいな女性だ。固まったままの俺にその人は言う。

 

「比企谷八幡さんで間違いないですか?」

「はい、そうですが……」

 

 女性は俺の名前を口にする。俺は混乱の度合いが増す。何故俺の名前を知っているんだ…。の前にどちら様だ…。

 

「あ、申し遅れました。私雪ノ下月乃と申します。陽乃と雪乃の母親です」

「え、あ、はい。比企谷八幡です。娘さん達とは仲良くさせていただいてます」

 

 は? 陽乃の母さん? なんで? まじで意味わかんねーよ。でも言われてみれば似てる。あいつらにこの人の面影がある。それだけを瞬時に理解できた。

 

「あの、少しお時間いただけるかしら。お話がしたくて」

「はい、全然大丈夫です。ちょうど暇していたので」

「ありがとう。助かるわ」

「いえ、全然」

 

 は、話がある?! え、俺もう死ぬんじゃね? 陽乃が怖いって言ってたよな。陽乃がらみの話か? もしかしてもう会うなとかだろうか。それは、嫌だ。絶対に嫌だ。ここで負けたらもう終わりだな。まさかこんな形で覚悟を強いられるとは思ってなかった。怖いなんて言ってられない。

 

「ではついてきてくれるかしら」

「はい…」

 

 俺は前を歩く雪ノ下母の後ろをついていく。しばらくするとモールの出入り口に来た。

 

「外、出るんですか」

「ええ、ここらは人が多いし。静な所で話したいじゃない」

「そ、そうですね」

 

 そのまま外に出て高そうな、いや絶対にくそ高い車に乗せられる。キョドりっぱなしなのは言うまでもない。車は動き出す。

 

「あの、どこに向かっているのでしょうか」

「あ、まだ言ってなかったわね。私の行きつけの喫茶店よ。個室があってとてもくつろげるの」

「そうなんですか」

 

 個室あるんだって。まあ家ってわけじゃないからまだ大丈夫か? いやもう大丈夫の基準がわかんなくなってきた。そわそわびくびくしちゃうのは仕方ないよね。

 

 そんな俺をよそに車はゆっくりと停まる。ドアが勝手に開き、と思ったら外から運転手さんが開けてた。雪ノ下母の後に俺も降りる。運転手さんに軽く礼を言う雪ノ下母につづいてお辞儀をして、二人で店に入る。オーナーっぽい人が出てくると奥の個室に通される。

 

 雪ノ下母が先に席につき、俺に正面に座るように促す。俺はそれに従って静かに座った。

 

「比企谷さんは紅茶飲めますか?」

「はい、飲めます」

「なら大丈夫ね。さっき私がいつも頼むものを二人分頼んでしまったから。先に確認しなくてはいけなかったのにごめんなさいね」

「いえ、全然」

 

 紅茶は飲めますが、それが喉を通るかは定かじゃないですけど。

 

「では、いきなり本題なのだけれど」

「はい」

「比企谷さんは陽乃ととても親しくしてくれているそうで…」

「はい」

「その、そういう関係だったりするのかしら」

「……はい?」

「だから、お付き合い? 彼氏彼女?のような関係よ」

「……………は?」

 

 ま、まじで? いきなりそういう聞き方してくんの?

 

「いえ、別にそういった関係では…」

「あら、違うの?」

「まあ、まだちょっと…」

「…まだ?」

「あ」

 

 最近ずっとその事ばっか考えてたからポロっと出ちゃった。俺は慌てて誤魔化す為に話の方向を変える。

 

「と、とりあえず、なんでそんなことを俺に聞くんですか?」

「あ、そうよね。いきなりこんなこと聞いても意味わからないわよね」

「びっくりはしました」

「ごめんなさい。この前の話なのだけれど、私陽乃に見合いするようにいったのよ」

「はあ」

「でもその時陽乃ったらものすごい複雑な顔したのよ。今までも言ったことはあったのだけれど、その時は普通に嫌がってるだけだったの。それで何かあるのかと思って陽乃の執事に聞いてみたら…」

 

 雪ノ下母は俺に目線を向ける。俺は察したことを口にする。

 

「…俺の話が出てきたと言うことですか?」

「そうなの。これまで陽乃のそんな話聞いたことも、素振りを見せたこともなかったから驚いてしまって。それで気になったものだからつい…」

 

 いや、ついって。そこで俺の所に来るか普通。行動力が斜め上じゃないかこの人…。陽乃達から聞いてイメージしていた人と全然違うぞ。

 

「直接は聞かなかったんですか?」

「だってあの娘、私のことあまり好きじゃないでしょう? 絶対話してくれないって思って。だからあなたに会って聞くことにしたのよ」

 

 確かに陽乃が話すとは俺も思わないけど、俺に聞きに来ることに繋がる意味はわからない。でもこうやって顔を合わせることができたのはチャンスだ。もともとこの件は最悪タイマンはるつもりだったし、ここで逃げたら一生後悔するだろう。戦え、俺。

 

「その、陽乃のお見合いをなしにしてください」

 

 俺は頭を下げて雪ノ下母に頼む。

 

「なぜかしら」

「陽乃が苦い顔で嫌だって言ってました。やめさせるって約束もした。ぶっちゃけ俺自身がさせたくないってのもあります。けど一番は、陽乃には普通の笑顔でいてほしいから。あんな張り付けた、苦しそうな笑みはさせたくない。そのためなら俺は色んなもの敵に回しても構いません」

 

 俺は言い終えると雪ノ下母の目を見る。しばらく沈黙が続くが雪ノ下母が口を開く。

 

「そう。わかった」

「………へ?」

「陽乃のお見合い取り消すわ」

 

 雪ノ下母は淡々とそう答えた。表情は心なしか柔らかい。あれ? あっさりすぎやしませんかね。俺はもう二波瀾くらいあるかと思っていたのですが。

 

「にしてもやっぱりあの子いい人見つけてたのね…。そうならそうといってくれればいいのに。そうしたら見合いしろなんて言わないわよ」

 

 あっけない幕引きに呆然とする俺をよそに、雪ノ下母は何かをボソボソと呟いていた。その独り言は俺の耳に届くことはなかった。そんな俺はすんなり雪ノ下母の返答を飲み込むことができず確認する。

 

「あの、本当ですか?」

「ええ、もちろん」

「なんか、あっさりですね」

「それは、娘があんな顔した理由もはっきりしたし、見合いさせる必要もなさそうだから…」

 

 そう雪ノ下母は言った。なんというか、この人もしかして…。

 

「あの、つかぬことをお聞きしますが」

「なにかしら」

「……娘さん達、大好きですか?」

「当たり前よ。私が生んだ娘だもの。嫌いなわけないじゃない。昔から家のこと強いてしまってるせいか嫌われているけど。でも仕方ないのよ、家のことをないがしろにするわけにもいかないし…、あ、だからといってあの娘達をないがしろにしてるってわけじゃないのよ? いや、結果的にそうなってしまっているのかしらね…」

 

 雪ノ下母は頬に手を当ててため息をつく。この人はこの人なりにあいつらのことを考えているのか。不器用で上手くできてないみたいだけど。そのせいであいつらも誤解してるんじゃないのか? 近すぎるからこそ、言いにくいことや聴きにくいことがたくさんある。結局ただの意志疎通不足なのではないだろうか。

 

「い、板挟みで大変なんですね…。あの」

「はい?」

「ちゃんと娘さん達と話してみてはどうですか? 自分の思ってること言って、あいつらの思ってることも聞いて。互いの誤解や無知を解消すれば、きっと改善するって俺は思います」

「確かにそうね。でも、あの娘達の前に出るとつい強がってしまって素直になれないのよ。……けどそれでなんとかなるなら頑張るべきよね」

 

 なんか雪ノ下と陽乃を混ぜたような人だな。まあ母親だし当然か。店員がやって来て注文していたらしい商品をおいていく。紅茶のいい香りが漂い出す。この人が娘思いなのはわかったが一つだけ腑に落ちない点があるので聴いてみる。

 

「そう言えばなんで陽乃に見合いさせようとしたんですか?」

「私、見合い結婚なのよ。親にするように言われて、最初の頃はあまり気が進まなかったのだけれど今こうやって幸せになれてる。だからあの娘もと思ったのだけれど、私の物差しであの娘の幸せを考えるべきではなかったわね」

「そうだったんですか」

 

 別に家柄どうのこうので見合いを勧めていたわけではなかったのか。この人はこの人なりに陽乃のことを考えていたのだ。しかし陽乃の思いにまではたどり着けなかった。なんというか、親子ってのは難しいんだな。ずっと育ててきたからって何でもわかるわけではない。ちゃんと話すべきなのだ、親と子は。きっと俺と親父達も…。

 

「でも比企谷さんがちゃんとした人でよかったわ。手を汚さずにすんで」

「え……」

 

 突然とんでもないことを雪ノ下母が言うので、手に持っていたカップを落としそうになる。

 

「陽乃がたぶらかされているのではないか確認したかったのよ。もしそうだったら全力で潰してたわ」

 

 そう言って雪ノ下母は笑う。やっぱ怖いわこの人。あ、でも陽乃にもこういうとこあるよな。雪ノ下が彼氏連れてきた時とかこんな風になりそう。

 

「わかりませんよ。俺がいい人なんて証拠ないでしょう?」

「私、人を見る目は自信あるのよ。それにさっきの言葉を聞けばね…」

「……」

 

 そう言えば気合い入ってかなり恥ずかしいことを言った。しかも当人の親の前で。思い出して顔が熱くなるのを感じる。

 

「さて、聞きたいことも聞けたことだし出ましょうか。自宅まで送りますよ」

「いえ、そこまでしてもらわなくても」

「でもここ何処だかわからないでしょう?」

「あ……」

「いいのよ、私が連れてきたのだし気にしなくて」

「では、お願いします」

 

 店を出て車に乗り込む。俺が住所を伝えた後、ゆっくりと発進した。しばらくして窓の外が見慣れた風景になる。そして一つの家の前で停まった。礼を言って降りた後、外からもう一つ気になっていたことを聴く。

 

「あの、そういえば今日なんで俺がいる場所わかったんですか?」

「……ふふっ、秘密、よ」

「え…」

 

 呆気にとられる俺を置いて車は去っていった。ゆ、雪ノ下家ってそんなこともわかっちゃうもんなの? 信じ難いがそうなのだろうか。俺はあれこれ不思議に思いながら玄関を開けて家に入る。

 

「ただいまー」

 

 俺の声を聞いてか小町がとたとたやって来た。

 

「おかえり!」

「おう」

「会えた?」

「…ん? 何が?」

「あれ? 陽乃さんのお母さんと会わなかったの?」

「いや、会ったがなぜお前が知っている?」

「お兄ちゃんが出た後電話がきたから、お兄ちゃんが行くっていってたところ伝えて…」

「…なるほど。それであの人俺がいる場所わかったのか」

 

 じゃあなに、普通に小町に聞いてたから知ってただけで全然すごい理由でもないじゃん。秘密って、俺あの人にからかわれただけ? 親子揃って…。

 

「どしたのお兄ちゃん」

「いや、別に、似てんなーって思っただけだ。ちょっと疲れたから俺寝るわ」

「うん、わかった。晩御飯前に起こせばいい?」

「頼む」

「了解です!」

 

 俺は着込んでいた服を脱ぎ捨てベッドに倒れこむ。そして目を閉じた。

 

 

   _____________ 

 

 

 

 小町に起こされ飯を食って部屋に戻ると、携帯のランプが点滅しているのに気付く。画面をつけると陽乃からの着信だった。その通知を押して電話をかける。

 

「あ、八幡!」

「ん? どうした?」

「どうしたじゃないわよ! お母さんに会ったんだって?」

「ああ、話したのか?」

「うん。さっき雪乃ちゃんと一緒に呼び出されて何事かと思ったら…。最後に私だけ残されて八幡の話出てくるし。正直今も整理ついてなくてぐちゃぐちゃよ」

「見合いもなしって聞いたか?」

「うん」

「俺から言うべきことじゃないと思ったから連絡しなかったんだが、すまん」

「いや、八幡の言わんとすることもわかるからいいんだけど。それよりショックというか、やるせなさの方が大きいのよ」

「というと?」

「だって私が長い間一人で抱えてたものが、ただの意志疎通不足からくる誤解のせいだなんてかなりくるものあるわよ。まあ本当はちゃんと愛されてたって知ることができたのはすごく嬉しいけどさ」 

「そうか。俺は…、どうなんだろう…」

「八幡の両親?」

「ああ、俺は親父やお袋にとってなんなんだろうって思ってな。お前のことがあったからもしかしたらって、でもとてもじゃないけど聴けないぜこんなこと」

「そう……」

「なんか悪いな、しみったれた感じになって。ちょっと風呂でも入るわ。かけ直す」

「いや、ゆっくりでいいよ。八幡のタイミングで。またね」

「またな」

 

 俺は電話を切り着替えをもって部屋を出る。すると目の前に、親父がいた。

 

「お、おお。ふ、風呂わいた、ぞ」

「わ、わかった」

 

 電話聞かれたか? かなり気まずいので急いで風呂へと向かう。

 

「やっぱり待て、八幡」

「なんだよ」

「話を、しよう」

「なんの?」

「……頼む」

「…………わかったよ」

 

 俺達はリビングに行く。小町もお袋も自分の部屋にいるのか、俺と親父の二人きりだ。テーブルを挟んで向かい合って座る。

 

「さっきの電話、聞いてたのか?」

「ああ、偶然だが。それで、な」

「なんだよ」

「少し俺の話を聞いてくれて」

 

 親父は一息つくと独白を始める。

 

「お前が小学生上がってしばらくしてからだったか、お前の雰囲気が急に変わった。俺も母さんも学校で何かあったのか、俺達が何かしてしまったのかたくさん話したんだ。でもお前が何も言ってこなかったから問題ないのかと思ってしまった」

 

「ただそんなお前にどう接していいかわからなかった。そんな時だった、お前が俺達の誘いを断ったのは。あの時無理にでも誘うべきだったのか正直今でもわからない。しかしそこから俺達とお前の間に明確な距離が生まれ始めた」

 

「俺達も仕事が順調にいきだして家にいることが少なくなった。だからお前がボロボロになっているのにも気づけなかった。いや、違うな。俺達はお前から仕事に逃げたんだ。実を言うとお前がひどい目に合っていたと知ったのは最近だった」

 

「俺達は本当に後悔した。なんでもっとお前に踏み込まなかったのかって、嫌われるくらいしつこくしておけばよかったって。でも全部手遅れで、お前はたった一人で乗りきっていた。それを強いてしまった」

 

 親父は頭をテーブルに擦り付ける。

 

「本当に、すまなかった。許されるとは思っていない。ただ今まで何もしてやれなかった分を、これから受け取ってもらえないだろうか。虫のいい話だってことはわかっている。言い訳ばかりなのもわかっている。でもそうでもしないと、俺達はお前に合わせる顔が、ないんだ。お前の家族だと、ちゃんと言えるようになりたいんだ。本当に、すまん」

 

 親父は言い終わっても顔を上げない。すぐに何か答えることはできず、しばらくの沈黙の後俺はそんな親父に感情をぶつけることしかできなかった。

 

「今更、何謝ってんだよ」

「…すまん」

「今そんなこと言われても遅いんだよ! 俺がどれだけ苦しんだと思ってんだよ!」

 

 無理矢理親父の胸ぐらを掴む。親父はただただ申し訳なさそうな顔をするばかりだった。でもおそらく俺がここで親父を責め立てるのは間違っているのだろう。俺に踏み込めなかったのが親父達の親の罪なら、親父達を頼らなかった、手を伸ばさなかったのは俺の子としての罪なのだ。親父達も俺も、両者がきっかけ作りをしなかっただけ。きっと俺が決めつけず相談の一つでもすれば、親父達が諦めずに踏み込めば、こんなことにはならなかったのだろう。結局ただそれだけなのだ。

 

「悪い、かっとなった」

「いや、殴られても仕方ないと思っているから。逆に、殴らないのか」

「そんなことするわけないだろ。でもわりぃ、ちょっと外出てくる。ちゃんと帰ってはくるから」

「…本当か?」

「ああ、一人になりたいだけだから」

 

 俺はリビングを出て着込み、携帯をつかんで家を静かに後にする。しばらく歩き、近くの公園までくる。夜中といいこともあって人は全然いない。冷たい空気だけがそこにはあった。俺はどかっとベンチに座るとため息を吐く。空には満月が浮かんでいて、月明かりが俺を照らす。

 

 陽乃のいっていたことがわかった気がする。あいつもこんな気持ちだったんだろうか。いや、今もなのかな。俺は携帯を出し履歴の一番上を押す。数回コールがなった後に声が聞こえる。それに俺は一言だけ返す。

 

 

「今から会いたい」

 

 




 読んでくださりありがとうございます。おそらく次回が最終回です。

 では、また次回。

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