彼と彼女はそうして対等になる   作:かえるくん

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 始めてSSというものを書きました。最初に言っておくと凄いきりが悪いところで終わってます。文字数の都合です。あんまり長いと読むのが大変ですからね。

 この話は八幡と陽乃がお話をする話です。かなり個人的な解釈に基づいて話を進めているので、所々設定が違っているところがあります。一部にアンチを含みます。

 あと二人のキャラ崩壊もなかなかなのである程度の覚悟をもってお読みください。無理な方はレッツ・ブラウザバック!



意を決して八幡は陽乃と対談する

 今日は土曜日。にもかかわらず俺は今、大きめのショッピングモールまで来ている。誇り高き出不精比企谷八幡の名が泣くね。明日は槍でも降るのだろうか。と、内心自虐ばかりしているが、実際読む本がなくなったのでそれの補充及び新刊のチェックのために本屋に来ただけである。

 

 秋も中頃まで来ており、なかなかに涼しくなってきた。今日も外出するには絶好の日和だろう。家を出るときは少し億劫で重かった足も今ではずいぶんと軽い。

 

 先日ごたごたがありまくった文化祭がようやく終わった。もう凄い大変だった。高校に入ってから一番頑張ったまである。うちの部長は一人で全部しようとするし周りは見えてないし、委員長は使えないし。最後の事件のせいで俺の悪評は学校中に広まるし。俺にだけ冬が早めに訪れたみたいだね。

 

 しかし、我ながら迅速で効率的でうまい方法だったと思うのだが周りはそうではないらしい。確かに今の環境に全く不快感を抱かないと言えば嘘になるが、傷ついているかといわれれば否だ。今更嫌われたところでダメージはないに等しいし、事情を知っているやつらは察して俺に深くではないがそこそこ関わってくれる。迷惑をかけているので申し訳なく思っているが同時に感謝もしている。よって今の環境に不満はない。むしろ今まで通り接してくれる存在がいることに少なからず喜びを覚えている。主に戸塚。やはり戸塚は天使だ。あと材木座とか川…、サキサキとか。

 

 平塚先生は「誰かを助けることは、君自身が傷付いていい理由にはならない」「君が傷つくのを見て、痛ましく思う人間もいる」といったが、実はそこに関してはちょっと癪だったりする。大体、今回こんな行動をとらないといけなくなった原因の一端は先生にある。まず委員長の補佐の依頼を奉仕部に持ってきたこと。普通は生徒会がすることじゃないかなと思うんだが。次に委員長の暴走を止めなかったことか。ぶっちゃけ文実があの人数になるのは異常であり、通常先生が何かしらアクションを起こすべきだろう。あの時点で委員長に指導の一つや二つしておけばこんなことにはならなかった。

 

更には、どう考えても連れ戻すのは難しいのに俺に行かせたことだろう。まず俺が正攻法をとって上手くいくと思っていたのだろうか。それは今までの俺を見ていればあり得ないことは明白だ。恐らく頭のどこかで俺があんな方法をとることは分かっていたはずだ。それでもって最後にあの言葉である。イラッと来たが少なからず恩はあるし先生なので顔には出さなかったが。

 

 雪ノ下に関しては考えるまでもない。彼女がまだ幼かったという点に尽きるだろう。あと人付き合いの不得手さが災いしたくらいか。

 

 そして一番の原因はあれだ、陽乃さんだ。委員長はいい様に乗せられ、雪ノ下は強く出れない。というか誰も止められない。あの人が作った厄介事を全部俺が処理したと言っても過言ではないだろう。なんか最後のやり方に関してはなんか満足そうな顔したけど。いつか絶対仕返ししてやろう。いや、やっぱそのあとが怖いしやめとくかな。どうしようかな。

 

 まあ要するに、手札の少ない俺に頼るならそちらもそれ相応の覚悟をして欲しいと言うことだ。第一、痛い目を見る俺自身が気にしていないならそれで良い、とはならないのか。向こうが勝手に俺が傷付いていると思って勝手に傷付いているだけで、俺そんなに悪くなくね。え、配慮が足りないって? なら頼るなよって話。

 

 つらつらとそんなことを考えているうちにいつの間にか本屋についていた。こうやって本をひたすら眺めながら本屋を巡回するのは心底楽しい。時間が過ぎるのがあっという間である。

 

 それなりの量の本を購入して本屋を出る。さて、帰ろう。早く読みたいからさっさと帰ろう。目的は果たしたから帰ろう。帰る、いい言葉だ。こう、なんというか、安らぎを与えてくれるというか。こればかりは外に出ないと味わえないのでたまには外出するのもいいな。

 

 頭の上に音符マークが出ていそうなテンションで駅に向けて歩いていると、

 

「あれー、比企谷くんじゃん。なんかすごい楽しそうだけど。よし、そのテンションの勢いでお姉さんとお茶しよう!」

 

 後ろから突然聞き覚えのある声が聞こえてきた。つい最近迷惑かけられまくったどっかの誰かさんの声にそっくりだ。でもまあ気のせいでしょう。知らない知らない。八幡なにも聞こえない。歩みは止めてはならない。さあ進め!

 

「ぐえぇ」

 

 襟首捕まれました。逃げられなかったか。

 

「ちょっと無視しないでよ。せっかく綺麗なお姉さんが誘ってるのに。」

「どうも陽乃さん、奇遇ですね。お元気そうでなによりです。では、この本たちが読まれるのを首を長くして待っているので、それに応えるために早く家に帰らないと。またの機会に」

 

 手に持っている紙袋を掲げて見せながら再び帰るモーションにはいる。

 

「相変わらず往生際が悪いなー。おとなしくついてきてくれないと泣いちゃうよ?」

 

 いや、どこのジブリの大きな赤ちゃんだよ。

 

「それ、一番恥ずかしい思いするのあなたですけど」

「いやいや、綺麗な女と目の腐った男がいて女の方が泣いてたら周りはどう見るかな?」

 

 なにそれ理不尽。俺可哀想。そんな俺にいいことないかなー。来ないか。たった今目の前に災いがあったわ。

 

「で、何ですか? 茶くらいだったらたくさんいるお友達(笑)でも呼び出せばいいじゃないですか。俺は遠慮しときたいんですけど。」

「ちっちっちっ、こういうのは偶然出会ったからいいのだよ。というかさっきのセリフの一部に明確な悪意を感じたんだけど」

「き、気のせいじゃないですかね」

 

やばい、さっきまでしてた考え事のせいでつい出てしまった。

 

「それにさっき名前読んでくれたよね。どうしたの? どういう心境の変化かな?」

 

 さらにやばい、脳内だと雪ノ下と雪ノ下さんじゃめんどくさいしごちゃごちゃするからいつも名前で読んでたのがつい出ちゃった。てへぺろ。うへ、きもい。

 

「それもきっと空耳ですよ、雪ノ下さん。それでお茶ですが、あまり気乗りしないので丁重にお断……、いや少しくらいなら付き合いましょうか」

 

 俺の意外な返答に陽乃さんはちょっとしたアホ面をかましている。うわ、なんか可愛く見える。危ない、騙されてはダメだ。

 

「え、なんかいつになく潔いというか、素直というか。すごい不気味なんだけど、なんか悪いものでも食べたの?」

「失礼な」

 

 ただチャンスだと思っただけだ。何かしらか仕返しするにも情報がいる。この人の情報を持っていて損はないだろう。少しでもつかめればいい。本当はかなり迷ったけど、覚悟を決めよう。

 

「ま、気が変わらないうちに行こうか。実は聞きたいことあったし、すんなりついてくるならそれに越したことはないかな」

 

 いつもの魔王じみた笑みでそんなことを言う。待って、ここで会ったのって本当に偶然? なんか不安になってきたんだけど。

 

 そうして二人して近場の喫茶店に入り角の席に通される。どうせなら一人でコーヒーでも飲みながら本読みたかったな。

 

「なに頼むか決めた?」

「ええ、まあ」

 

 そう応えると陽乃さんは店員を呼びオーダーを済ませる。俺はコーヒーと、少し小腹がすいていたのでモンブラン、陽乃さんはコーヒー、チョコケーキをそれぞれ頼んだ。やっぱ、ついてきたはいいが気まずい。恐らく俺が一方的にだが。まあ女性と一対一でこんなところ来るなんてないから仕方ないよね。震えてないよね? こんなんで目的果たせるのかね。

 

「そういえば比企谷くん、最近学校どう?」

唐突にそんなことを聞いてくる。

「まあ、普通っすかね。可もなく不可もなくって感じですか」

 

 そう応えるとちょっと悪い笑みを浮かべてさらに聞いてくる。

 

「それ本当? あんなことしたのに特になにもないの?」

「確かにちらほら影口されたりとか噂広まったりはありますけど、俺の学校生活にはなんの支障もないですよ。なんだかんだで話しかけてくれるヤツもいますし」

「それってガハマちゃん? 浮気はよくないなー」

「確かに含まれてはいますが、他のやつらの方が俺的に嬉しいかな。あいつはいちいち俺の影口に反応して微妙な顔するので、心配してくれているのはわかるんですが逆に俺が毎度悪いことした気分になるからぶっちゃけ少し鬱陶しいです。俺は気にしてないのに、気にさせてきますから」

「なんかずいぶんと辛辣なこというのね。まあその様子ならガハマちゃんの方にいく心配はないのかな? 雪乃ちゃんと仲睦まじくやりなよ」

 

 意外、と言いたげな表情からニヨニヨ顔になって言ってくる。

 

「いやいや、それもあり得ませんね。雪ノ下と仲睦まじくなんて、第一メリットがない」

「え、私の弟になれるよ!」

 

 おい、一番最初にそれを出すのはいかがなものかと思うぞ。雪ノ下関係ないじゃん。

「いらないですよ。先の件で明確になりましたけど、自分の力量も量れずに過信してこける人と付き添うなんてしたくないですからね」

「またまた酷いこと言うね。まあ否定はできないけど。今回のことで思い知ったんじゃない?」

「さあ? それがわかるのはまた違う案件が来たときでしょう。というかそれが文化祭であれこれやった理由ですか」

「まあね、でも半分かな。あと半分は君が面白いことしないかなーと思って」

 

 なんてことをいってきた。全くこの人は、おかげで凄い大変だったんだから。

 

「そうですか、で、ご期待には添えました?」

「そこそこかな?」

 

 おい、そこそこかよ。あんなに頑張ったのにそこそこって、この人の心底面白いことって何? 地球が滅ぶとか言わないよね?

 

「そこそこって、どんだけ苦労したと思ってるんですか。てか、そこまでして妹に気づかせようってだいぶシスコン拗らせてますね」

「君だけはそれ言われたくないな」

 

 そう言って陽乃さんは苦笑いを浮かべる。そんな彼女に俺は言葉を吹っ掛ける。

 

「それ本気でいってます?」

「ん、どう言うことかな?」

 

 本当に意味がわからないといったように聞き返してくる。

 

「俺が本当に純な気持ちでシスコンやっていると思っているんですか、という意味ですよ」

「え、違うの?」

「逆にそうだと思います?」

 

 今度はがっつりアホ面をかましている。う、やっぱり可愛いな、いつもとのギャップのせいかな。そうだ、これを写真にとってしまえば弱味に……なるか? なんか逆に人気倍増しそうだな。やめとこう。

 

「なんか意外すぎて言葉がでないや」

 

 そうしてしばらく沈黙が続く。そのうちに店員がやってきてケーキとコーヒーを置いていった。早速ケーキをつついてコーヒーを飲む。美味しい。さすがにケーキ相手にコーヒーは甘くできないからブラックだ。つついては飲むを繰り返していると陽乃さんが口を開いた。

 

「さっきのこと詳しく聞いていいかな」

 

 妙に真剣な顔をしている。これはいい感じに弱味を知れそうか。俺とて最初からなんの見返りもなしに知れるとは思っていない。それにこの人に話すことも吝かではない。

 

「ええ、構いませんよ。むしろこんなこと話せる相手は俺の知り合いにあなたくらいでしょう」

 

 陽乃さんは、俺のそんな言葉に少し驚いていたが俺が話し出すとまた真面目な顔になった。

 

「ご存じの通り俺は今まで多くのいじめを経験してきました。その原因は様々です。単に目が腐っているからとのけ者にされたこともあれば、特にこれといった理由もなくやられたこともある。中学の時のなんかは主に俺のせいですかね。さくっと勘違いしちゃったり自己顕示欲が暴走したり」

 

「まあそんないじめを誰に頼ることもできず乗りきった。先生や親は役に立たなかったし、クラスメイトは触らぬ神に祟りなし状態。まあ、人間関係築けなかったのはこちらの落ち度ですが」

 

 一旦しゃべるのをやめてコーヒーを飲む。

 

「そんな中、俺を唯一気にしていたのが妹の小町でしたよ。その行為自体は感謝しています。しかし、素直に受け取れるかは話が違う。俺は小学生に上がった頃くらいから親に甘えられなくなった。親が小町ばかり溺愛するようになったからです。それでも最初の頃は俺も一緒に出掛けたりしてました。初めは俺も楽しんでいたと思います。」

 

「しかし、いじめを経験して人を見ることに長けていくにつれ、俺と小町との扱いの間に明らかな差があることに気づいた。むしろ俺は邪魔のようだった。そう分かってからは俺はついていくのをやめました。案の定親もすんなり受け入れましたよ。次からは誘われることもなくなった。それでも自分は親の脛かじって生活してる上、一応育ててはくれているのでそれなりの感謝はしています。ちょっと話がそれましたね」

 

「で、そんな親の寵愛を一身に受けて育った小町に大丈夫か、なんて心配しているような哀れんでいるような顔をされて、それを素直に受け取れると思います?」

 

 さらに続ける。

 

「昔、小町家出したことあるんですよ。その理由が、家に誰もいないのが寂しいから、だそうですよ。もうね、笑いしか出ませんよ。そんなんで家出、おまけに俺が一人でゆっくりできた帰りの時間も奪われ、家に早く帰らないといけなくなった。そんなヤツに心配されても嫌みかってなりますよね」

 

「でも小町に罪はない、あいつが悪い訳じゃない。あいつ自身が何が出来るか考えた結果、今みたいに俺のことを理解しようとしてくれる、出来る限りそばにいてくれる。そんな存在が愛しくない訳がない。でも、それと同じくらいに妬ましく羨ましい。」

 

「じゃあどうするか、そこで俺が選んだのが、嫉妬なんかの負の感情を押し潰すくらい過剰に小町を愛でることです。そうすることでしか制御できなかった。どうです? 全然純じゃないでしょ? こんなの、誰にも言えませんよね」

 

 そう締め括ってコーヒーをすする。俺の長い独白を静かに聞いていた陽乃さんが聞いてくる。

 

「なんでこんな話を私に?」

 

 少し不安が滲んだ顔だ。いつもの仮面はどうした、漏れ出てますよ。

 

「いや、あなたも似たようなものかと思いましてね」

 

 陽乃さんは黙ったまま表情を変えない。俺はさらに続ける。

 

「昔から親の都合に付き合わされて、ろくに自由を与えられなかった。いや、そんなことを思わせないような環境で育てられた。それに対して妹は、姉の自分が大体のことを請け負っていたおかげでそれなりの選択肢があった。そのくせに妹は自分の後ばかり追ってくる。そんな妹に、こんな親に作られたような仮面の自分を追ってきてくれる嬉しさと、同時に自分の欲しかったものを棒に振っている妬まし……」

「やめて! ……もうやめて…わかってるから…」

 

 突然俺の言葉を遮るように声を上げた陽乃さんが弱々しく続けた。急な大声に少しばかり店内がざわめくがすぐに落ち着いた。

 

「ごめん、急に大声出して」

「いえ、こちらも無神経でした、すいません」

 

 落ち着きを取り戻した陽乃さんが謝ってきたのでこちらも謝り返す。ちょっとやり過ぎたか。ここまで取り乱すとは思わなかった。

 

「図星を突かれて取り乱すなんて私もまだまだね。まさか比企谷くんにここまでやられるなんて思いもしなかったなー。仮面を一発で見抜いたときはなかなかやるかなと思ったけど、ここまでとは」

「いや、そこまでじゃないですよ。なんとなくあなたの立ち位置や妹への態度が俺と重なるところがあったからそう思っただけです」

「それでもだよ。こんなこと生まれて始めてよ。それで君はこれに関してどう思う?」

「どう思うとは?」

 

よくわからなかったので聞き返す。

 

「君はそんな気持ちで妹ちゃんといるわけじゃない? 自分が嫌になったり、やってられるかってなったりしないの?」

 

 なんかものすごく意外なことを聞いてきた。陽乃さんでもそう思うことがあるんだろうか。なんか陽乃さんの魔王像が崩れていくな。

 

「なるほど、確かにこんな気持ちでいることに申し訳なくは思ってます。が、別に俺はできた人間ではないですから、綺麗な折り合いの付け方なんてわからない。それに矛盾してるのに折り合いがつくわけがないですからね。それなら両方とも飲み込んでプラスでマイナスを押し潰そうってなったんです。今では時間がたったってのもあって普通に出来るようになりましたし。といってもたまに再発しますけど」

「そうなんだ、君は大人なんだね」

 

 そういって、私はどうしたらいいのかな、とボソッと呟いた。

 

「別に今のままでいいんじゃないですか?」

 

そういうと少しムッとしする。

 

「今困ってるからいってるのに」

「困る要素ありますかね。妹の成長のためにあれこれやってるみたいですけど、それと同時に羨んでても妬んでてもいいと思いますけど」

「んー、でもなんか嫌なんだよね。自分が負の感情を抱いちゃうのが嫌なのかな」

「つまりは純な気持ちで妹を思いたいと?」

「まー、そういうことなのかな?」

「大体、人間が純で人と関われるわけないじゃないですか。どんなに良好な関係を保っている相手でも何かしらの負の感情は抱くものですから」

「確かにそうだけど、んー、納得いかないなー」

「なんでそこまで純に拘るんですか?」

「ふむ、なんでだろう。ちょっと当ててみてよ。あーそれだ、ってなるかも」

 

 そういってクスクスと笑う。またこの人は唐突に無茶なことを言うんだから。

 

「え、あまり期待しないでくださいよ。それと鵜のみもしないって約束するなら。俺のせいで勘違いしてどうのこうのとかやですから」

「それでいいよ。さすが自己保身には抜かりないね」

「俺の特技のひとつですから」

「その割にはこの前の文化祭は捨て身が多かった気がするけど」

 

そんなことを小馬鹿にしたように言ってくる。

 

「誰のせいですか誰の。だいたい文化祭中止とか前代未聞でしょ。それに仕事でしたから、全体を中心に考えたまでです」

「まあそれは置いといて、どうしてだと思う?」

「そうですね……」

 




 ちょっと文字数が多くなったので一端ここで切ります。きりがかなり悪いかもしれないけど勘弁してください。本当はこのくらいの量で終わるつもりだったのに。出来る限り早く続きを上げたいです。評価、コメントに関しては自由にしてもらって構いません。自分も多くの意見を知りたいので。

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