貧乳派団長とリンゴちゃん   作:やーなん

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少し早いですが、書きあがってしまったので解答編を投稿します。作者は書きあがったら投稿しないと禁断症状がでるのです。
解答してくださった方は本当にありがとうございます。

今回一番苦労したのは名探偵ロール。
カーパスさんが名探偵っぽければいいのですが。


短編連作 追憶編その8

『嘘吐きの1000ゴールド 解答編』

 

 

 時間は一旦、後日へと移行する。

 

 プロテアは時間を見つけて、ある人物を尋ねた。

 

「それで、ボクに解いてほしい謎とは何かな、プロテア様」

 その人物こそ、名探偵ことストレプトカーパスだった。

 

「ええ、私自身この謎を解くこと自体はできたのですが、貴女ならどのように謎を解くのか気になったので」

「なるほど、ではさっそくどんな問題か教えてくれないか?」

「ああもう、なんでカーパスさんに餌をあげるかな」

 相棒であり助手のメギもそんなことを言いつつ、プロテアがまとめたチューリップ団長の問題の用紙を横から覗き見る。

 

「……なるほど、惨い話だ」

「名探偵と謳われる貴女にはこの問題は謎にすらなりませんでしたか?」

 一通り読み終えると、ストレプトカーパスは目を伏せそう言った。

 プロテアも、そんな彼女に淡く悲しげに微笑んで見せた。

 

「あのカーパスさん、一人で納得しないでくださいよ」

「ああ、悪いねメギ。

 君はこの問題をどう見る?」

「どうって、これだけの情報ではなんとも。

 読む人の印象しだいでどちらにも転がると思いますが」

 メギは問題用紙を手に取って読み直しながらそう言った。

 

「この問題は、構造的に少年Aの証言を中心に解き進めなければならない。

 少年Zは最後の証言まで能動的な発言が存在しないからね」

「そりゃあ、そうならないと話が進みませんからね」

 最初から少年Zが正しいのなら、事件の発生をも否定している。

 

「まず、名探偵にあるまじきことだが、早々に嘘吐きを明言しておこう。

 犯人は――」

 

 

 名探偵の指名

 :犯人は、嘘吐きは“少年A”である。

 

 

「……どうしてそうなったんですか?」

「この意図的に客観的情報を省かれた内容の証言でも、推察の余地は有る。

 嘘吐き少年は10歳ほどだからか、随分と幼稚だ。

 ここで3番目の証言を思い出そうか」

 

 少年Aの主張

 :学校が終わってから少し経ってからで、目撃者は居ない。

 

 少年Zの主張

 :自分はいつもすぐに家に帰る。寄り道はしない。

 

 

「少年Aが正しいとして、彼はなぜお金を学校に持ってきていたのか?

 少年Zに預けたとして、なぜ放課後の恐らく人通りの多いだろう道で預けたのか?

 それともわざわざ自分の家に取りに帰って渡したのか?

 そしてこの時、少年Aは少なくとも少年Zに1000ゴールドを返してもらう前提で預けた筈だ。

 返してもらえないのにお金を預ける子供は居ないだろう」

「学校でお金を持っていたのは途中で買い食いとかしたりするためじゃないですか?

 1000ゴールドくらいなら、子供のお小遣いとしても適当な範囲でしょうし」

「ここで、2番目の証言だ」

 名探偵は助手の常識的な反論に、自信満々にそう返す。

 

 少年Aの主張

 :この十字路のこの辺りで、お金を預けました。

 

 少年Zの主張

 :そんな場所には行っていないし、理由も無く行かない。

 

 

「メギ、忘れてはいないかい? この問題は先生という視点で語られている。

 先の主張と合わせると、この少年Zの主張が嘘である筈が無いんだ」

「どうしてですか?」

「仮にも学校の先生が、生徒の通学路を把握していないとでも?」

「あッ」

 そこでメギも矛盾に気づいた。

 

 もし少年Zの通学路がその十字路を通っているのなら、彼は常にその道を通り理由が出来ることになる。

 そして先生と言う視点でその矛盾への指摘や言及が存在しないというのは、有り得ないのだ。

 

「さすが名探偵ですね、私はそこまで気付きませんでした。

 ですが……」

「うむ、だがこの矛盾は恐らく少年Aを嘘吐きと断言する証拠にはならなかったのだろうね」

 プロテアと自らの推理を否定するストレプトカーパスの表情は悲しげだった。

 

「どうしてですか? 確かに決定的とは言い難いですが」

「メギ、真実とは確かな物だ。

 しかし、そう言ったモノこそ、謎に覆われ隠されてしまうモノなのだよ」

「はぁ」

「ここで、君も迷った少年Zの最後の証言が重要になる」

 気取った調子で、名探偵は真実を突き詰めていく。

 

 少年Zの主張

 :実は、その1000ゴールドは家の棚の中に隠しました。

 

 

「まず、犯罪捜査において、殺人事件が起きた場合、最初に疑われるのは誰だろうか?」

「犯行時間にアリバイの無い関係者じゃないですか?」

「それもあるが、その人物が殺害されることで一番利益を得られる人物なのだよ。

 つまり、この二人の少年のどちらかが嘘吐きかと判断する場合、唯一判断材料と思えるこの証言で得をするのは誰か、ということになる」

「ああ、つまりこの証言が真実だろうと嘘だろうと、得をする人物が少年Aだと」

「そうだね。彼はこの証言が嘘だろうが本当だろうが、不利になる事は無いんだ。

 むしろ、この証言が嘘だった場合、少年Zは窮地に陥るだろう」

 そう言って、ストレプトカーパスはプロテアを見やる。

 

「はい、私も同じ判断をしました」

「故に、これだけの判断材料でどちらかを嘘吐きとするなら、それは少年Aだ」

 そう断言する。名探偵は。

 

「ありがとうございます。

 余計な手間を取らせてしまってすみません」

「いいや、暇つぶしくらいにはなったよ」

 プロテアに問題用紙を返却し、何でもないようにストレプトカーパスは手を振った。

 

「それにしても、少年Zが正直者だとすると、なぜ最後にあんな嘘を?」

 帰っていくプロテアを見送ると、メギは最後にそんなことをぼやいた。

 

「メギクン。名探偵は事件の裏の裏まで読むものなのだよ」

「はぁ」

 名探偵はそれ以降、特にその話について特に言及することは無かった。

 こんな残酷な話、口にしたくも無いと言わんばかりに。

 

 

 

 §§§

 

 

 

「私は、少年Zを信じます」

 時は戻り、プロテアはそう言ってから、後日ストレプトカーパスが述べたのと同じ理由をチューリップ団長に伝えた。

 

「そっか」

 彼は、その答えに心底安心したように肩を落とした。

 

「そっかぁ」

 そして大げさに俯いてそう呟いた。

 

「正解ですか?」

 プロテアは彼がさり気なく目元を袖で拭ったのを気付かぬふりをして尋ねた。

 

「そうそう、正解、大正解!!」

 団長はにこにこと無理やりな笑みを浮かべて、彼女を賞賛するように手を叩いた。

 

 真実

 :少年Zこそが正直者である。

 

 

「でもひとつだけ疑問が残ります。

 なぜ最後に少年Zは嘘を吐いたのか?

 その理由について、私の考えを言っても良いですか?」

「ええ、どうぞ」

 憂いの一切ない表情で団長は先を促した。

 

「まず二人の少年の関係性です。

 二人の間には決定的な上下関係は見られません。

 先生の前でも酷い言い合いを出来るくらいには対等ではあったと思います。

 少なくとも後から、嘘吐きの少年から何か言われる可能性を考慮しない程度には」

 プロテアはまずそのように前置きを述べる。

 

「この問題の真実は、嘘吐き少年の狂言です。

 その為、彼が預けたと言う1000ゴールドは、正直者……いえ、被害者の少年にとっては全く身に覚えのない、存在しないお金になるわけです。

 そしてその存在しないお金を、彼が自宅の棚に隠したと証言した理由で、考えられる可能性が一つあります。

 ここで、団長さんに質問します」

「はい、どうぞ」

「この二人の言い合いは平行線にしかなり得ません。

 そして彼らを取り持つ先生には問題解決能力が有るとは思えないんです。

 それで、結局この話し合いはどれだけ長引いたんですか?」

「そうですね……」

 団長は、少し思い出そうとする風に首を傾げ。

 

「二十日は掛からなかったとは思います。

 でも、確実に二週間以上は掛かったんじゃないでしょうか?」

 彼は肩を竦めてそう答えた。

 

「やっぱり、そんなに時間を掛けたんですね」

 痛ましそうに、プロテアはその少年を想った。

 10歳の少年が毎日毎日、大人に心当たりがないことについて尋問されれば誰だって気が滅入る。

 それから逃れたいと思って嘘を吐いたとしても、どこもおかしくはない。

 だが、プロテアの予想はより残酷に上回られていたと、彼女はすぐに知る事となる。

 

「その後、彼はどうなったんですか?」

 在りもしない1000ゴールドを隠したと証言した被害者の少年。

 分かっていても、プロテアは尋ねなければならなかった。

 

「では、俺の知るこの話の全体像を教えしましょう」

 改めて、団長は彼女はそう言った。

 

 

 :真相

 

「ある日、彼は突然に担任の先生に呼び出されました。

 先生の隣には彼のクラスメイトが居ました。調子の良い事ばかり言う、軽薄で信用のならない、そして彼を見下しているだろうクズ野郎です。

 先生は彼がそのクラスメイトから1000ゴールドを預かっているのかどうのこうのと言って、彼はそれを否定します。

 当然ですね。だって彼には身に覚えのない話しですし。

 彼はそのクソ野郎が自分を見下しているのは知っています。そんな相手からお金を預かるほど、彼は落ちぶれていません。

 当然、そのクズもわざわざ彼にお金を預けたりするようなこともしないでしょう。ありえない話です。

 

 なぜそのゴミ野郎が彼に1000ゴールドを預けたなんて寝ぼけたことをほざいたのか、そしてそれがなぜいきなり学校で呼び出される始末になっているのか、彼は興味も無かったし話題にもならなかったので、最後まで分からなかったことを先に言っておきますね。

 

 先生と彼とバカの三人は、放課後まで話がもつれ込みました。

 それでも、彼とあのゴミクズと会話が成立するわけもありません。

 次の日も、次の日も、次の日も、放課後に残って意味の無い事情聴取が続きました。

 

 ところでプロテアさん、学校の教師って意外に忙しいんですよね。

 毎日毎日、担任の先生も彼らの進歩の無い話にばかり付き合ってられません。

 だからここで、代わりに他の先生がしゃしゃり出てくるわけですよ。

 

 彼も毎日代わる代わる、時には二人の先生に、時には嘘吐きとは別室で、放課後に二時間から三時間も同じような説明を繰り返すなんて拷問みたいなもんですよ。

 まあ職務に忠実で熱心な先生方にすれば、そんなの苦にならないのでしょうけど。

 

 だけど、彼は耐えられなかった。

 

 大体一週間ぐらいたってからでしょうか。

 彼はいい加減うんざりで、早く家に帰って遊びたかった。

 そんな、軽い気持ちで彼は嘘を吐きました。

 

 ――――実は家の棚にその1000ゴールドは隠してます。

 ですって!! 嘘を吐くにしてももっと上手いのがあったと思いません?

 なんですぐバレる嘘を吐くかなぁ。

 

 勿論、彼はすぐに己の吐いた愚かで浅はかな嘘の結果を思い知ることになります。

 彼が家に帰ると、既に連絡が行っていた彼の母親が狂ったように家じゅうの棚をひっくり返していました。

 その姿に、彼は後悔しました。なんて馬鹿な嘘を吐いたんだろうって。

 

 彼は母親に言いました。あれは嘘だよ、1000ゴールドなんて無いよって。

 でも、彼の母親は信じませんでした。なんとか彼から1000ゴールドの在り処を聞き出そうと問い詰めます。

 彼は恐怖のままに自分の部屋に逃げ帰りました。

 

 翌日から、標的を彼に絞った先生方は、何とか彼から本当のことを言うように迫りはじめました。

 いや、迫ると言うほどではなかったかな。覚えてないや。

 それと言うのも、彼も己の愚かさを知り、涙ながらに己の無実を訴え始めたからです。

 当然、優秀な先生方は嘘吐きの彼の言葉や涙なんて取り合ってはくれません。

 

 涙が枯れ、このバカどもが自分の言い分を聞き入れはしないと学習した彼は、泣き真似や適当なことを言い始め、時間を稼ぐようになりました。

 その脇であのクズのクラスメイトが、母親が心配しているから、とかいう連絡が来て悠々と帰っていくのを見ながら。

 

 そんなこんなで大体二週間以上経った頃でしょうか。

 彼は夕食を食べようとして、自分が食べ物を受け付けないことに気づきました。

 

 彼がストレスで食事を吐き出す姿を見て、漸く彼の母親も役立たずの先生方に、これ以上放課後に残したりするのは止めてくれと訴えたのです。

 

 おわり」

 

 

「おわり、ってそれ以降はどうなったんですか?」

「おわりはおわりです。それ以降一切、誰もその話題に触れなくなったんです。

 仮に先生方になにかしらの話し合いがあったとしても、彼に知る由はありません」

「そんな無責任な!!」

 馬鹿馬鹿しい話でしょう、とでも言わんばかりの団長に対し、プロテアが憤って立ち上がった。

 

「大の大人が複数で囲んで食事を取れなくなるまで子供を追い詰めておいて、結局なにも解決させずに事態を掻き回すだけ掻き回して放置するなんて、そんな人たちが子供に何かを教える資格なんてありませんよ!!」

「まあまあ落ち着いて、プロテアさん。

 ほら、親衛隊の人たちもびっくりしてるって」

 プロテアの怒鳴り声に駆けつけてきたキリンソウ達を追い返しながら、団長は何でもないようにそう言った。

 

「教える資格なんて無い、なんて酷いこと言わないであげてください。

 彼らは学校では教えることのできないことを、ちゃんと彼に学習させたんですから。

 そう、この世には教職者を名乗るに値しない役立たずの無能どもが平然と跋扈しているってね」

 さらりと痛烈な皮肉を言う団長に、彼女も不満そうに口を結んだ。

 

「当時の彼もバカでしたから。

 そうなってから、ああやっとこれで解放されたなーってな感じでしたんで。

 プロテアさんが彼の為に怒ってくれるのは嬉しいですが、もう終わったことですから」

 本当に団長はそう思っているのか、穏やかに微笑みながらプロテアを宥めた。

 

「ああ、でも、何年か後に一度だけあのクソ野郎とこの話を蒸し返したことがあったそうなんです。

 その時、奴は少しも反省せずに全部彼の所為だと言ったそうです。

 彼もそのクズの図々しさを少しでも見習うべきだったとは思いませんか?」

「そんなこと言わないでください」

「あ、はい」

 険しい表情のプロテアにそう言われて、冗談っぽく笑っていた団長は笑みを引っ込めた。

 

「俺は彼からその話を聞いて、思うんですよ。

 この話で本当に悪いのは誰か? 勿論、全員悪いに決まってますが、彼が苦境から逃げたいが故に吐いた浅はかな嘘はそんなにも邪悪だったのかって」

「少なくとも、彼は被害者でした」

 それだけは揺るがない真実であると、プロテアの表情は語っていた。

 

「そしてこの話で一番得をしたのは、間違いなく彼です。

 自分のモノですらない1000ゴールドぽっちのお金で、いかに大人たちが信用できないか、いかに安易な嘘は身の為にならないのか、どんなに少量の金額でもお金は身を滅ぼすということ、悪は決して裁かれるわけではないと言うことを学べたわけですから」

「これが、団長さんがお金の嫌いな理由ですか」

「ええ、俺はリンゴ団長が害虫への恐怖を忘れないように、お金に恐怖し、溺れないように嫌悪しています。

 お金は身内同士でさえ人心を惑わし争わせる、恐ろしいものですから」

 危険物のように、細心の注意を払って扱うのだと、団長は言うのだ。

 

「そしてあの教員免許なんて薄っぺらい紙切れを持ってるだけの連中にとって、二人のお金なんて高が1000ゴールドぽっちのどうでもいい他人事だったんでしょう。

 誰が正しいとかどうとではなく、自分たちが信じたい事だけを信じて、さっさと解決したいだけだったんでしょう。

 彼らは、どうしてそんな嘘を吐いたのか? とすら問うてはきませんでした」

 団長は思い返す。あの日、リンゴ団長に言われたあの言葉を。

 

 ――――どうせ、他人事なんだろう? 異邦人のお前にとっては。

 

「だから俺は、その話を聞いた俺は、周囲が彼にそうしたように見て見ぬ振りは決してしまいと、騎士団長になった時、姉さん達に誓ったんです」

 だが、本質は全く変わっていないことを、リンゴ団長には見抜かれていた。

 彼が軽蔑し、失望している連中と同じなのだと。

 あの男と出会わなければ、彼の人生はまた別の物になっていただろう。

 

「彼は、その後、どうなったんですか?」

「ろくな人生を歩まなかったようですね。

 恋は失意のうちに破れ、親友だと思っていた相手には裏切られ。

 ですが、そんな彼だからこそ、今ではお金に困った人を助ける仕事をしているようです。

 まあ当分会ってないので今はわかりませんけど」

 団長の話は、それで終わったのだった。

 

 

 

「あのー、プロテアさん、ちょっといいですか?」

 後日、プロテアのところに団長が訪ねてきた。

 

「どうかしましたか?」

「民間の保険に関してのモデルケースとしてうちの騎士団で試験的に実施しようと思うんですけど、対象は怪我や病気以外には何があるといいかな、と」

 彼女は最近彼がより忙しそうにしている理由がそれか、と察した。

 

 スプリングガーデンにも保険制度はあるが、それは国家が戦死者などに支払う見舞金ぐらいなものだった。

 常に戦禍に見舞われる可能性のあるこの世界では、民間レベルでの保険は浸透しなかったのだろう。

 

「とりあえず、害虫被害以外から始めてみてはどうでしょうか」

「あ、そうですよね、仕方ないとはいえ害虫被害を入れたら保険は成り立たないか。

 とりあえずそれを前提として、徐々に皆の意見を取り入れながら適用範囲を広げていって……」

 そうして基本資金をどこから調達すべきだろうかと思案しながら去っていく団長の後ろ姿を見ながら小さく笑った。

 

「団長さんは本当にお金のことばかり考えているんですね」

 彼のような金の亡者ばかりだったらいいのに、とプロテアはあーでもないこーでもないと悩んでいる彼を見て思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 




チューリップ団長の話は実体験を元にしていますが、多少大げさに誇張したり、忘れている所は適当に補間したりしています。何分、軽く十年以上昔なので。
食べ物を受け付けなくなったところとか、実際は嫌いな食べ物を食べて戻したのを母親が勘違いした感じなのでww
でもその勘違いが無ければもっとあの責め苦が続いたんだと思うと、ファインプレーだったのでしょう。

子供ながら、誰もこの話に振れなくなった時は、それでいいのか、とは思いましたが当時の関係者を恨んではいません。そもそも名前や顔を覚えていないっていうね。
勿論、目の前で崖にぶら下がって助けを求めてたら遠慮なく蹴り落としますが。

若さや幼さからくる軽率な行動は罪なのでしょうか?
少なくとも私は、当時の先生たちのようにそれを許す器量はないということですが。

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