貧乳派団長とリンゴちゃん   作:やーなん

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活動報告で後三話書きたいとか言いましたが、ちょっと無理そう。
それはそれとして、メリークリスマス!!



それぞれのクリスマス

 三年前。

 

「諸君、とうとうこの日が来てしまった」

 騎士団長に就任して日が浅い頃だったチューリップ団長は、薄暗い部屋で沈痛な面持ちをしていた。

 

 部屋の明かりは八本のろうそく。

 それもクリスマスケーキの上に突き刺さっていた。

 

 

「なぜ、我々はこんな想いをしないといけないのか?

 なぜ我々は、このような屈辱を味わわなければならないのか?

 それは、クリスマスが有るからである!!」

 暴論だった。

 しかし、薄暗い闇の中に息づく無数の眼光は同意を示すように頷いた。

 

「クリスマス!! 別に俺はそれを否定しない!!!

 子供たちに夢を与え、暖かな食事を家族で囲み、団らんしながら胸を躍らせ翌日を迎える!!

 そして子供たちの枕元にはプレゼントが……素晴らしいことじゃないか!!

 だが、だが、だが!! ()くあるべき日は、交際中の若い男女が街道を出歩き、人目を(はばか)らずにイチャイチャ……そして最終的にベッドインして猿のように交わる!!

 そんな馬鹿な話があるだろうか!! 俺たちはむさくるしくもこうして男同士で集まっているというのに!!」

 身振り手振り、暗闇の中であったがその仕草はその場に集った百人近いモテない男子に伝わっていた。

 

「いくぞ諸君、今こそ奴らに思い知らせてやるのだ!!」

 応!! と凄まじい意気込みで、彼らは集会場を出た。

 

 

「クリスマス中のカップルの往来を条例で禁止せよー!!」

「「「禁止せよー!!」」

 

「カップル向けクリスマス商戦反対!!」

「「「反対!!!」」」

 

「子供たちとその家族にのみ笑顔を!!」

「「「笑顔を!!」」」

 

「お母さん、あれなーに?」

「しッ、見ちゃダメ!!」

 と、百人の男たちはプラカードを持ちながらリリィウッド市内を白い目で見られながらも練り歩いていた。

 

 だがそうしているうちに、同じくモテない女子や面白半分の人間など、賛同者を増やし主義主張も知らずに参加する人間を含め、当初の予定の二十倍以上の規模となっていった。

 

「止まれー、こちら治安維持隊だー!!

 この集団を解散しろ!!」

「ふざけるな!! このデモは然るべき申請に基づいた保護されるべき正当な権利である!!

 それがなんで治安維持隊が、どういう権利を持って阻害する!!」

「貴様らの行いはこの美しきリリィウッドの景観を台無しにするのだ!!

 この無意味な行進を即刻解散せよとの命令だ!!」

 先頭に立ってデモを主導していたチューリップ団長は、その言葉に激怒した。

 

「おのれ、貴族の手先め、許さないぞ!!」

「かかれー!!」

 その後、数時間の乱闘の末に、二千人に及ぶデモ隊は解散と相成った。

 

 なお、決定打となったのは騒ぎを駆けつけてきたホワイトチューリップによるものだったと記録されている。

 

 

 

 そして二年前。

 

「徹底抗戦だ!! 俺たちの主張は、踏みにじられた!!

 我らの権利は権力によってないがしろにされた!!」

 チューリップ団長は全国から集まった同士たちに向かってそう呼びかけた。

 

「デモ申請は却下された。このような無法があって良いはずがない!!

 向こうもその気なら、こっちも思い知らせてやるのだ!!」

 彼が呼びかけると、高い給料に釣られた独身の花騎士たちが無数に登場した。

 彼が個人的に雇った護衛である。

 

「魔女狩り隊も総動員だ!!

 思い知らせてやる!! 俺たちの熱い想いを!!」

 チューリップ団長がそう主張したその時だった。

 治安維持隊が雪崩れ込んできたのである。

 

「治安維持隊だ!! また貴様らか!!」

「なんだと、俺たちはまだ何もしてないぞ!!」

「こちらに反乱の企てがあると通報があった、ホワイトチューリップさんからだ!!!」

「げぇ!? 裏切ったな白姉さん!!」

 もしこの場に彼女が居たら、賛同なんてしてません、と声を荒げたことだろう。

 

「おのれ、おのれ、許さんぞ、政府の犬め!!」

「確保ーー!!」

 こうして、バカ騒ぎは事前に収束したのだった。

 

 

 そして今年。

 

「いやぁ、俺も若かった。活動家の真似事なんて馬鹿だったよ」

 それを聞いた彼の直属の部下たちは安堵していた。

 だが、彼女らはもっとバカなことをさせられようとしていた。

 

 

「リリィウッド内の商業区域、デートスポットにてイベントを開催するぞ。

 クリスマス限定のブランド品など各種大安売りだ。当然カップルは進入禁止、でも進入規制はしない。

 ただし、恋人たちにはその愛を試す試練が訪れるのだ!!!」

 自分が作成したチラシを見ながら、チューリップ団長は悦に浸る。

 二度の経験を経て、彼はより狡猾に成長していた。

 そこはかとない嫌な予感を、彼の部下たちは感じていた。

 

 

 

 

 クリスマス当日、リリィウッドの商業区域では大きな盛り上がりを見せていた。

 

「彼女、早く来ないかな……」

 そこで待ち合わせをしている、若い男が一人。

 彼はこれからできたばかりの恋人とデートの予定だった。

 

「あ、おーい、こっちだよ!!」

 恋人の姿を認め、手を振る彼の元に、悪魔の刺客が忍び寄る。

 

 

「ごめんなさい、待った?」

 手を振る腕にするり、と絡まる見知らぬ女性の腕。

 えッ、と彼が振り向くと、レッドチューリップが笑顔を浮かべて寄りかかってきていた。

 

 

「あははは!! 見てみろよ、流石姉さん凄くいい仕事してるよ!!」

 駆けつけてきた恋人と言い争いになる姿を見て、大笑いするチューリップ団長。

 非常に悪趣味だった。部下達が呆れた視線を向けている。

 路上には、捨てられたこの日のチラシが落ちている。

 

『クリスマス大特価!! ただし男女二人組のカップルは進入禁止!!!

 それでもなお来るのなら、愛を試す試練が訪れます!!』

 と言った内容で。

 

 

 程よく言い争ったところで、レッドチューリップが種明かしをして仲裁し、意気揚々と次のターゲットを探しに行った。

 魔女と言うか悪女の所業である。ものすごく楽しそうだった。

 

 そうして早くも疲れ果てたカップル二人に、更なる刺客がやってくる。

 

「はーい、そこのお姉さん。

 飲んだら今日一日彼氏がどんなわがままでも聞いてくれるお薬はいかが?」

 イエローチューリップだった。

 彼女は紙コップの乗ったトレイを持っていた。その中身は白い液体で、湯気が立ち上っている。

 

「と行っても、中身はただのホットミルクだけど。

 でもこれを飲んだ人間は何でも言うこと聞いてくれるわ。本当に愛があるなら、彼女の為に飲めるわよね?」

 にやにや、と堕落を誘う魔女のように彼女はにじり寄る。

 

 彼氏の方はあからさまに恐れをなしているが、彼女の方は少しだけ興味を引いていた。

 

 男にとってそれは悪魔の選択だった。

 これを飲まないということはクリスマスと言うその日に、我がままを聞いてくれる度量が無いと知らしめるものだからだ。

 逆に飲んでしまえば、彼女のどんなわがままも受け入れるしかなくなる。

 そしてこれを飲んだ男が何かを渋れば、その男の底が知れることになる。

 たったホットミルク一杯で、楽しいクリスマスは数倍気疲れする代物となるのだった。

 

 これらと似たようなことを、そこらじゅうに配置された部下たちがやっているのである。

 

 

「さあ、最後の刺客、紫姉ちゃんにより“その子来年世界花の加護を受けるよ”の宣告でトドメを差すんだ!!」

「団長さん」

「うん? なんだよ……って、白姉さんじゃないか」

 チューリップ団長が振り返ると、ホワイトチューリップが肩を震わせ俯いていた。

 

「見てみなよ、クソ忌々しいバカップルどもが、重圧を受けて帰っていくさまをさ!!

 なんだって異世界でまでクリスマスなんてあるのさ!! 万年ボッチの俺への当てつけかな!!

 これ見よがしにいちゃつきやがって!! 大人しく家に居ればいいものを!!」

 謎の情熱を燃やすチューリップ団長。

 そんな彼にホワイトチューリップは組みつくと、その細腕からは想像もできない関節技を試みた!!

 

 

「バカは、あなただーーーッ!!!!」

「あぎゃあああぁぁぁ、なんで、どうしてぇええ!!!」

 

 その後、適当に満足したところで帰ってクリスマスパーティをするチューリップ一家だった。

 

 なお、来年には彼に見事彼女ができて掌をひっくり返すなど、誰も想像していなかったのだった。

 

 

 

 

 §§§

 

 

「皆さん、メリークリスマス!!」

「メリークリスマス!!」

 

 さて、我らがリンゴ団長率いるブラックサレナ部隊も、例に漏れずクリスマスパーティを行っていた。

 多くの花騎士が家族と今日という日を過ごすなか、彼らはほぼ全員がこの場に残った面々とこの日を楽しんでいた。

 

 色とりどりに飾られた仮宿舎の多目的室は、豪勢とは言えないが工夫を凝らした料理が並び、何よりもその場を彩っているのは花騎士たちだった。

 

 

「えー、皆さんにお知らせがあります」

 リンゴが壇上に立って、皆に告げる。

 パーティを楽しもうとしていた面々は、彼女の声に耳を傾けた。

 

「実は、年末の大討伐作戦ですが、私たちは戦闘に参加しないことになったそうなんです」

 それを聞いて困惑する者、周囲の反応を窺う者、ざわめきの一部となる者、それぞれだった。

 

「それは、上からの命令ってことなのかしら?」

 サクラは疑問を持った者だった。

 

「はい、団長さんが普段懇意(こんい)にしている方々から、偶には後輩たちに花を持たせてやれってことで……」

「大作戦で突出した戦果を出してしまったら、ほかは何やってるんだって話になってしまいますもんね」

 何となくペポはその辺の事情を察してしまった。

 

「うそぉ、じゃあ私たち戦っちゃダメってことなの!?

 あんなにいっぱい訓練したのに!?」

「そういうことになります」

 愕然とするランタナに、リンゴは頷いて見せる。

 彼女に限らず、今月に入ってから皆は訓練に力を入れていた。すべては大作戦に備えてであった。

 

 それが無駄になったとは思わないが、皆は肩透かしを食らったような気分だった。

 

「ですので、各自礼服の用意だけはしてください。

 私たちは団長さんの護衛として現場に赴くと思うので」

 はーい、とみんなはどことなく気の抜けた声で応じた。

 

「ところで、団長はまだ来ないの?」

「それが……」

 リンゴはキルタンサスの問いに口籠った。

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、害虫、害虫殺したい、殺したいよー」

 団長は自室のベッドで呻いていた。

 大作戦に参戦するなという上からの命令を聞いた瞬間、このように()せってしまっていた。

 

 

「いつまで無様を晒している気だ……」

 その様子に呆れた視線を向けているのはクロユリだ。

 成り行きで彼女が看病をする羽目になっていた。

 

「私はもう帰るぞ」

「うあああ、クロユリが看病してくれないと死ぬよぉ、死んじゃうよぉ」

 席を立つ彼女を見て、突然じたばたし始めた団長。

 

「寝言か? なら仕方ないな」

「いや待て、待てよ、どうせお前クリスマスパーティに出ないんだろう?」

 むくり、と悪ふざけを止めて起き上がる団長。

 

「だったら俺に付き合えよ、寝たきりってのは暇なんだ」

「よく言う」

 クロユリはため息を一つ吐くと、しぶしぶ椅子に座り直した。

 

 

「お前はパーティに出ろとは言わないんだな」

「強制するもんじゃないだろう?

 それに俺は、二人きりの方が良い」

 そうして良い雰囲気になりそうだったのだが。

 

 

「うっぽぽーーーーい!!」

 どばん、とランタナがドアを開けるとそのまま団長にダイビング!!

 

「うぼぉ!?」

「だーんちょーー!! 大丈夫かぁ!!

 このランタナがお見舞いに来て上げたぞ!!」

「おう、さんきゅ……」

 ダメージを受けながらも必死に取り繕う団長。

 

「何やってるのランタナちゃん!! 団長さん、今凄い声聞こえたけど、大丈夫ですか!?」

 遅れてペポがやってきて、ベッドから引きずりおろす。

 

「平気だ、こいつのタックルは慣れたもんだぜ」

 引きつった笑みを隠せない団長だった。

 

「それよりもだんちょ!!

 私からのクリスマスプレゼント、受け取って!!」

 そう言ってランタナが取り出したのは、いつぞやのペポちゃん人形のようにデフォルメされながらもディティールが凝っている二頭身の人形だった。

 

「名付けて、リンゴちゃん人形だよ」

 その人形はリンゴを模していた。

 

「部隊の皆の分作ったんだ!!

 スカートやズボンの中身も、ちゃーんと私がスカートめくりして確かめたんだから!!

 パーティ会場で皆に受け渡しするんだ!!」

「うえッ、マジで!! こうしちゃおれん、今すぐそっち行くぞ、クロユリ、お前もだ!!」

 バッと毛布を投げ捨てて、ランタナを抱えて団長は部屋を出て行った。

 

 

「……はぁ、どうせこうなると思っていたよ」

「あははは……一緒に行きます?」

「好きにしろ」

 

 その後、例のサンタ作戦を敢行しようとした団長とリンゴだったが、早々にサクラに出くわし普通にプレゼントを配るだけで終わったそうな。

 

 

 

 

 §§§

 

 

 

「悪いな、このような喜びの日に」

「気にしないでください」

 キンギョソウ団長は執務室で仰々しいスーツに袖を通していた。

 

「まだまだ僕は若い騎士団長ですから、こういう日も任務があることは仕方がないです」

「そうか」

 そう答えたハナモモ団長に、彼は重々しく頷いた。

 

「我はこれから夜会だが、そちらも夜の闇に気を許さぬようにな」

「はい、油断はしません」

「団長さん、早く行こうよ!!」

 ドクロの髪飾りに包帯を模した奇抜なドレスで着飾ったキンギョソウが己の団長を急かす。

 今日、この二人は大事な貴族のパーティが控えていた。

 

「分かっている、ではな」

「はい」

 

 

 

 

「ごめんね、皆。クリスマスまで付き合わせちゃって」

「気にしないでくださいよ団長さん」

「そうよ、私たちまだ経験が浅いし」

「こういうことって若い連中がやるものだし」

 と、彼の部下たちは好意的に返事をしてくれた。

 もうすっかりリンゴ団長にどやされていた頃の甘さや半端さが抜け、一端の花騎士として花開き始めていた。

 

「それで、僕たちの担当はどうなっているの?」

「はい、ええと、こちらになっておりますけれど、こんなルート初めてですわね」

「えッ、見せてくれる?」

 彼はハナモモから巡回ルートの掛かれた用紙を受け取った。

 それを彼の部下たちも脇から見る。

 

「けっこう遠いけど、この辺って、巡回する必要ってありましたっけ?」

「なにも無い森しかないけど……」

「いや、僕に心当たりがある」

 え、と部下たちは己の団長を見やった。

 

「キンギョソウ団長も、粋なことするなぁ」

 彼はそう呟いて少し微笑んだ。

 

 

 

 ハナモモ団長一行が向かった巡回ルートには、地図上には近くに森しかない辺境だった。

 だがそこに人家の灯りを見て、彼女らは驚きを露わにする。

 

「こんなところに村が有りましたの?」

「うん、僕の故郷だ」

「えッ、そうでしたの!?」

 ハナモモ団長の言葉に、ハナモモも驚きを隠せない。

 

「ここって、害虫の住む領域ですわよ!?」

 そう、ここは端っこの方とはいえ一般的に人が住めないとされている領域だった。

 巡回ではなく討伐で訪れる場所なのだ。

 彼女らも害虫勢力圏内に入って、ようやく気付いた。

 

 人家が有るとはいえ、その数は多くない。

 近くに寄ってようやくわかるが、その家々はどれもが掘っ立て小屋レベルのみすぼらしいものばかりだった。

 畑や井戸はあるものの、とても自給自足できる環境ではない。

 それどころか、まともに生活できるかも怪しい。

 

 

「ここは害虫に襲われて全てを失って逃げた人たちが作った場所なんだ。

 お金も、行く場所も無く、あるかもどうかわからない明日に怯えながら、身を寄せ合って生きるしかない、そんな人たちが暮らしているんだ」

「そんな、じゃあどうしてここに巡回が来ないの……」

「人手が足りないのと、あと多分税金とか払ってないからじゃないのかな?

 国から見れば僕たちは見て見ぬふりをするしかない、流民みたいなもんだし」

 それは、自分は国民ではないと卑下しているようにも見えた。

 そう言ってハナモモ団長の冗談っぽく笑う表情が痛々しかった。

 

「こんな場所だけど、こんななにも無い場所だけど、時々花騎士が来て食べ物とかを分けてくれたりするんだ。

 こっちも何とか森でお金になるものを探して、それを交換してお金にしたりするんだ。

 僕も彼女たちには子供の頃はよく遊んでもらったりしたよ。

 だから僕も、彼女らにいつか何か返さないと思ってた」

「ですから、団長さんになったのですか?」

「まあ、それもあるけれど、単純にお金が欲しかったし」

 即物的な理由だったが、それこそ死活問題だったのだろう。

 こんなまともな設備も無いような場所では。

 

 

「あ、兄ちゃんだ!! 帰ってきたの?」

 村の子供が、一行に気が付いてやってきた。

 

「やあ、ちょっと違うけど、まあそんな感じかな。

 それよりこんな時間にどうしたの?」

「それより、見てみて、これ、クリスマスプレゼント!!

 ヒメサマーとか他にも何人かが来てくれてさ!!」

「うん、よかったね」

 ハナモモ団長は彼の頭を撫でると、笑みをこぼした。

 

 

「どうせだから家族を紹介するよ。

 と言っても、村の皆全員が家族みたいなもんだけれど」

 そう言って、彼は肩を(すく)め笑った。

 

 その後、彼女たちは村人たちに歓迎され、村は久方ぶりの活気に包まれた。

 

 

 

 





クリスマス、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私はちょっとハッピーとは言い難い状況ですが、何とかやっています。
定期更新は難しいですが、これからも続けていきたいと思います。
それでは、また次回。


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