師匠、すっかり可愛い絵柄になっちゃってww
自分も違和感が有った方ですが、まあこれはこれでありです。リンゴ団長にいじられる未来が見えますねww
ノヴァーリス様も昔生放送で一括売却で売られていくのが悲しいとか言われていたのが懐かしい、満を持しての虹レア化。
初期キャラ勢がだんだん盛り返しているのを見ると、最初期から始めている自分には嬉しいですね!!
それでは、本編どうぞ!!
『VS偽ハナモモ団長 緒戦 』
害虫襲来の報を受けて、ナズナ団長は後方で対応を進めていた。
異様に早い害虫の侵入に疑念を覚えつつも、住人の避難を優先しそれもほぼ完了している。
幸い市街地に侵入してきた害虫は散発的であり、警備の穴を花騎士で塞ぐだけで十分に対処できた。
ハナモモ団長が普段から警備隊と綿密な連絡網を敷いてなかったらこのような迅速な対応は難しかっただろう、と彼は独りごちる。
そのままナズナ団長は前線の戦況を気にしつつ、独自に警戒を強めていた。
いつもなら同僚たちの連絡が来る頃なのに、どうにも動きが鈍い。
大抵が討伐に出向いているリンゴ団長も含めて団長たち全員リリィウッドに居るはずなのに、はて、と彼は首を傾げる。
まあ何かしら事情があるのだろう、と彼は納得し、自分の持ち場を警戒しながら前線の団長たちとの連携を強化するよう指示をする。
ナズナ団長は己がブロッサムヒル出身であることを自覚しており、この国のプライドの高い貴族系団長たち相手に出しゃばらないよう気を配っていた。
それは彼の名声も相俟って、どこぞの団長のように毛嫌いされるどころか彼らから良く信頼されていた。
彼らがプライドが高く、他国の団長に厳しいのをナズナ団長は仕方ないと思っていた。
古来より、他国の軍勢が自国内に入り込むことは戦争の口実になったりしていたらしい。
誰だって知らない人間が武器を持って自宅に入り込むのは嫌だろうし。
花騎士の騎士団は国家的な役割を持たない、という原則も昔の人間の苦慮の末の決断だと言うのが伺える。
害虫討伐の為にいちいち国境を超える為に手紙のやり取りをしては時間が掛かりすぎる。
過去のスプリングガーデンの国々の意志を統一せざるを得ないほど、かつての異世界の侵略者たちはそれだけの脅威であり、害虫たちはそれだけ恐ろしい存在なのだ。
今のこの世界は、そういった先人たちの勇気ある決断の末にある。
「団長さん、アクアシャドウの資料を持ってきました」
仮設したテントの中に、バタバタとナズナが資料を持って入って来た。
前線でアクアシャドウが現れたと言う情報を耳にし、彼女に資料を持ってくるように頼んだのだ。
「詳しくは分かりませんが、どうやら今回のアクアシャドウは今までと毛色が違うみたいですね」
そのようだ、と団長はナズナに頷く。
これまでのアクアシャドウは自身の能力に自信を持っていた。
その為、害虫を使役してもそれは壁だったり、時間稼ぎにしか使っていなかった。
今回の害虫襲撃の規模からしてこの騒動の首謀者は明らかに害虫を主力にしている、と団長は分析した。
しかも今までのアクアシャドウと違い、戦術や戦略に長けているとも。
ナズナ団長がそうして資料を確認していると。
「はぁはぁ、後方の指揮所はここか!?」
「責任者は……おお、あなたか」
「ナズナ団長!! 助かったぁ」
まさに、這う這うの体と言った様子の男たちが転がり込んできた。
「団長さんたちですか!? 一体何があったんですか?」
伝令も寄越さず前線の指揮官たちが逃げ込んでくるなどただ事ではない。
ナズナが彼らを介抱しながら、事情を聞くことにした。
そして、恐るべき敵の話を聞きだした。
「ハナモモ団長さんのアクアシャドウですか?」
と言って、ナズナは本物の方を見やった。
彼女はその脅威をいまいち理解していない様子だったが、ナズナ団長の方は戦慄していた。
自分や他の三人は居なかったか、と彼は団長たちに尋ねた。
団長たちは息を整えながら首を振る。ナズナ団長はひとまずホッとした。
だがそれもつかの間、彼は警戒を厳にするように他の場所に伝令を送った。
その後、貴族系の団長たちに判断を仰いだ。
ナズナ団長がそうすると、彼らはばつの悪そうに顔を見合わせた。
「我々はここまで無様にも逃げ込んできた」
「負将は兵に語らず、だ。他国の団長である貴方に頼るのは不甲斐無いが、貴方の知恵を借りたい」
「祖国の危機だ、我らも戦力をかき集め、団結せねばなるまい」
意外にも物わかりのいい彼らに、ナズナ団長は安堵の息を吐いた。
「だけど、相手は害虫を利用してすごい勢いでこっちに進撃しています。どのように対処すべきか……」
ハナモモ団長が懸念を示すと、ナズナ団長は少し考えてこう言った。
害虫との戦いではなく、対軍の戦略を用いてはどうか、と。
偽ハナモモ団長は既にリリィウッドの喉元にまで迫っていた。
無人の商業地区を抜け、城下町の前に位置する大橋の前まで進行していた。
花騎士たちも、ここが最終防衛ラインと理解しているのか、決死の防衛線を敷いていた。
ここに至って、花騎士たちの動きが目に見えて変わった。
元々リリィウッドは防衛に地理的に向いており、ここから先を侵攻するのは非常に難しい。
そして何より。
「ああもう、うっとおしい!!」
先ほどから執拗に、偽ハナモモ団長に対して長距離狙撃が行われていた。
ここから先は身を隠す場所も無く、狙撃手を排除しなければ撃たれ放題になる。
「なら対処不可能なほどの害虫を送ってやる!!」
「敵アクアシャドウの後退は見られない。
やはり害虫を支配できる範囲は限られるようだ」
「でなければ馬鹿正直に姿を前線に現す必要もあるまい。
また、遠距離の害虫に対しては大雑把な指示しか出せないのだろう」
「害虫の知能では伝令を送って命令を伝えるなどできようはずもないしな。
或いは、害虫の支配と言ってもそこまで高度な命令は出せないのかもしれん」
貴族系の団長たちは、現状と以前のアクアシャドウの資料を見比べながら分析をしていた。
「その可能性は高いな。これまでのアクアシャドウは害虫を陽動や壁にしか使っていない。
やはり元々からある程度の誘導程度しか出来ないのかもしれん」
「とりあえずこちら側に送り込めば、害虫どもは勝手にこちらに攻撃するだろうしな」
「そもそも害虫の完全な支配などが可能なら、水影の騎士など作らんだろう」
一応の結論を見て、彼らはナズナ団長に進言した。
「ナズナ団長、遠距離からの飽和爆撃の集中攻撃にて敵アクアシャドウを葬り去るべきだ」
その合理的な判断に、この人たち指揮官より参謀の方が向いているんじゃないかな、とナズナ団長は思うのだった。
「くそ、あいつらめ!! 一目散に逃げた癖に!!」
偽ハナモモ団長は敵が害虫の対処を最小限にし、自分を狙うように花騎士たちが大技を繰り出して来るようになったことを察した。
「伏兵ども、出ろ!!」
彼はこう着状態を打破すべく次なる一手に打って出た。
「大変です、幾つかの方面の湖から害虫が出現したって報告が!!」
「ちッ、水棲タイプを仕込まれていたか」
ハナモモ団長の報告に憎々しげに舌打ちをする他の団長たち。
恐らく陽動だ、防衛戦の背後を取られないように対処しよう、と答えたナズナ団長に全員は頷く。
「硬い、思った以上に……」
害虫を惜しみなく使い潰している偽ハナモモ団長だが、地の利は向こうに有る。
いつどこから、という攻撃側の利点は既に無く、戦力を集中し始めていた。
彼は切り札の大型害虫で一転突破を狙っているが、無効は先ほどからそれだけは許さんと魔法を連発してこちらを牽制している。
こう着状態が続く、そう思っていた。
「もっと絶え間なく攻撃して、疲弊させてやる!!」
当然ながら、偽ハナモモ団長は害虫を操る特性上、自分の周囲にどれくらいの害虫がいるか察知できる。
彼の走狗となるべく引き連れてきた害虫の気配が、急速に消えて行くのを感じていた。
「周辺の害虫どもが居なくなっている……まさか!!」
「そのまさかですわ!!」
いち早く姿を現したのは、ハナモモ率いる本物のハナモモ団長の部隊だった。
「橋を攻める時、どうしても遊兵が生じますわ。
だったら戦力が集中している最前線より、後方で待機している戦力の供給源を叩くのは当然ですわ!!」
害虫たちがどのように動いて攻撃している流れは実に単純で、その奥で攻撃に参加できずに待っている害虫に彼女たちは奇襲したのだ。
別に殲滅するまで戦う必要は無い。アクアシャドウの害虫が操れる範囲は限られているのだから、適当に追い散らすだけで十分だった。
「貴方の負けですわ!!」
「まだだ、まだ負けてない!!」
偽ハナモモ団長は大型害虫と周囲の害虫に命令し、ハナモモたちに差し向ける!!
「みなさん、
ハナモモは全力で波状攻撃を仕掛け、大型害虫の消耗を狙い始めた。
そうしている間にほかの害虫を追い散らしてきた部隊が合流し、同様に波状攻撃を仕掛けていく。
やがて、集中攻撃を受けた大型害虫の巨体がぐらりと倒れる。
「くそッ、くそッ、この役立たず!! 僕が、僕が負けるなんて!!」
「あなたがあたしたちの団長さんの現身なら、こうなる事ぐらいわかったのではないのかしら?」
まだまだ害虫は残っているが、指揮官はもう無力化も同然だった
「違う!! 僕は一人で出来たはずだ!!
あんな奴らに頼らなくても、僕はこんなところ破壊しつくすことぐらい!!」
「もうやめろよ!!」
無様に喚く彼に、ハナモモの同僚の一人が声を荒げた。
「あの人はあんたみたいに自分の弱さを認められない人じゃない!
その顔で、その声で、私らにそんなみっともない姿を見せないでくれよ!!」
そしてそれはハナモモが一番言ってやりたい事だった。
「くそ、くそう、僕は、僕は……」
彼女の言葉に打ちのめされた偽ハナモモ団長は項垂れ、戦意喪失した。
間もなく、橋を攻めていた害虫たちが殲滅され、この周辺全ての害虫が滅ぼされた。
「どうやら、作戦は成功したみたいですね」
そのようだ、とハナモモ団長と共に前線に現れたナズナ団長は頷く。
決して弱い敵ではなかったと、ナズナ団長は思う。
所詮指揮官型の害虫は戦術を扱うとはいえ、それは人間の真似事に過ぎない。
彼らが最終的に自分たちを苦しめるのは物量差なのだから。
つまり指揮官が自分で物事を判断し、臨機応変に害虫を戦術で用いることができるというのは、それだけ恐ろしい事なのだ。
彼がもっと経験豊富な団長であったら、今頃城下町は地獄絵図と化していたかもしれない。
だからこそ、ナズナ団長は解せなかった。
そう、もっと害虫を幅広く運用する為の人数が居なかったことに――――。
「無様だなぁ、“まとも”クン」
突然聞こえたその声に、偽ハナモモ団長はギョッとして顔を上げる。
それと同時に、突如として彼の周囲に三つの水柱が経った。
彼を見張っていた花騎士たちは咄嗟にその水柱から距離を取った。
ざばん、と水柱が消えると、そこから三人のアクアシャドウが姿を現した。
「水鏡の住人どもよ、見事我ら団長四天王の一角を倒して見せた」
「くくく、だがこやつは我らの中でも成功作……」
「最強の能力を持った水影団長さ!!」
見覚えのある姿をした男たちは、格好を付けてそんな微妙なことを言い放った。
それにがくりとなったのはハナモモ団長だけではなかったが、ナズナ団長は油断なく彼らを見つめていた。
「た、助けに来てくれたんですか!!」
「いや別に。このタイミングで割り込むのが最高に恰好いいだろ?」
偽ハナモモ団長の言葉に、偽リンゴ団長は軽く返答した。
唖然とする彼をよそに、偽リンゴ団長は花騎士たちに向き直る。
「いやまあ、でも実際見事な連携だったよ。
森に紛れて背後の害虫を追い払い戦力を削ぐなんて、よく考えた物だ」
ばちゃんばちゃん、と手を叩き言葉とは裏腹に表情は嘲るように偽リンゴ団長はそう言った。
そこに花騎士たちの脇をすり抜け、ナズナ団長が前に出た。
一体なぜ全員で一度に来なかったのか、と彼は問う。
「え~、だって、なあ?」
「いや、俺に振らないでくださいよ」
嫌そうにする偽チューリップ団長の様子を見てから、偽リンゴ団長はにたにたとナズナ団長の言葉に答えた。
「だってそれじゃあ、つまらないだろう?」
「つまらない、ですって?」
近くに居たハナモモが警戒を露わにしたまま偽リンゴ団長を睨む。
「貴様らを一息に滅ぼしてもつまらぬ、ということだ」
代わりに、偽キンギョソウ団長が尊大に答えた。
「この当て馬君のスペックは計ったか?
俺たちの存在を知らないまま、恐怖も感じず一斉に滅ぼされるなんて面白くない。
ちゃんと準備をさせてやる、しっかりこちらの戦力を計らせてやる。
その上で滅ぼしてやる。結果が同じなら遅いか早いかの違いだ」
小馬鹿にするような態度で述べられた偽リンゴ団長の言葉だったが、恐らく最初から一斉に掛かられていればその言葉は現実のものとなっていただろうことは事実なので、ナズナ団長は歯噛みする。
彼らは今までのアクアシャドウとはあらゆる意味で別物だった。
「ば、バカにして!! そんなことできると思ってるんですか!!
こっちには、まだまだ戦力は残ってるんですよ!!」
とりあえず何か言い返そうという感が滲み出ているハナモモ団長の言葉に、三人の偽団長は可笑しそうに笑った。
「な、何がそんなに可笑しいんです!!」
「ところで、我らの本物はどこだ? そろそろ駆けつけて来ても良い頃ではないか?」
その偽キンギョソウ団長の言葉を聞いてハッとなったナズナ団長は、しまったと叫んだ。
「え? どうしたんです、ナズナ団長!!」
「我らは本物の現身、水に映る、うつし鏡。
有名な呪術のひとつに、水鏡越しに相手を呪う方法が有る。
であれば、我らが自らを通じて本物を呪うことなど実に容易いことだ」
くつくつ、と笑う偽キンギョソウ団長の言葉に、ハナモモ団長だけでなくこの場の花騎士たちの背筋が凍る。
「それぞれ本物たちには、十一連ガチャで銅鉢しか出ずに苦しむ呪い、スタミナがあと50くらいで満タンだけどどうせ全部回復しないだろうと思って探索したら溢れて苦しむ呪い、周回用高速パーティがスキル事故を起こして敵を倒し損ねてもやもやして苦しむ呪いを掛けてやった」
「うわー!! やめてぇ!!」
聞くだけでおぞましい呪いの数々に、ハナモモ団長は聞くに堪えず耳を押さえた。
横にいたナズナ団長にもダメージが行き、苦しそうにうめく。
「ちょっと、団長さんたち!! そんなことでダメージ受けないでくださいよ!!」
様子を見に来たナズナが団長たちを起こそうとしていると。
ジッと、彼女は水影団長たちに見られていることに気付いた。
「な、何ですか?」
「いいや~。こいつが君に惚れたってよ」
「はぁ? 僕が会いたいのは違う人ですよ」
「さて、顔合わせはこれくらいで良かろう」
「そうだな」
慄くナズナたちに、代表して偽リンゴ団長が宣言した。
「明日の正午、俺たちは今度こそ一斉にリリィウッドを攻め落とす。
せいぜいそれまでに英気を養い、戦力の統合を済ませておくことだ」
彼らはそれだけ言うと、偽キンギョソウ団長が魔法で空中に水鏡を作りだし、その中へ入って消えて行った。
「あ、ちょっと待ってって!!」
勿論、偽ハナモモ団長も水鏡が消える寸前に入って行った。
「た、大変なことになってきましたわね……」
これまで以上の激戦を思い浮かべ、ハナモモは気を引き締めるのだった。
§§§
「あのですねぇ、なんでわざわざ襲撃を予告するんです?
あなた達は他の花騎士たちの水影の騎士とは違って合理的判断を元に行動して敵と戦ってくれるよう作られている筈ですが?」
偽団長たちは森の中に戻って早々に監視役の偽ナズナに小言を言われていた。
「俺たちにとって、こうするのが合理的ってだけだ」
「わざわざ彼を当て馬にしてですか?」
偽ナズナが偽ハナモモ団長を指差し、へらへら笑うリンゴ団長を睨みながらそう言った。
「次は、次は僕がちゃんとやります!!」
「あなたにはもう期待していません。先ほど提案された次の本命の作戦で他の誰かについて行って補佐をしてください。
所詮害虫なんて当てにならなことはよくわかりましたから」
監視役に吐き捨てるように厳しい言葉を投げかけられ、偽ハナモモ団長は屈辱に手を握りしめた。
「それで、次の本命の作戦ってなんですか?」
自分が除け者にされている間にそんなものがされていたと知り、怒りを内側に押し留めながらも彼は問う。
「相手の防衛能力は大よそ計れた。
貴様は先と同じことをすればいい。我らは我らで動く」
「まあ、そういうことで」
「もっと協調性を持ってくれませんか?」
偽キンギョソウ団長と偽チューリップ団長があまりか足らないので偽ナズナが苦言を呈すが。
「気に入らないのなら、いつでも俺たちの頭を弄くればいいじゃないか。
作戦はもう既に伝えただろう? お前一人でどうにかできるってならそうすればいい」
どこか挑発的に、偽リンゴ団長は彼女に言った。
「……もういいです、しっかり働いてくれさえすれば」
二人の間に流れる険悪な空気を振り払ったのは、彼女の方だった。
「ああ、仕事は果たすさ。……仕事はな」
偽リンゴ団長は含み笑いを仲間たちに向けた。
他の二人もにやりと笑う。
「はあ、脳なんて無いはずなのに頭が痛い」
偽ナズナは呼吸をしているわけでもないのに、外の空気を吸ってくると席を外した。
「木の葉を隠すなら森の中っていうだろう、ナズナちゃん。
本当の悪意を向ける時は、別の悪意に包み隠しておくもんなんだぜ」
邪悪に笑う偽リンゴ団長は、明日の展望を思い浮かべる。
「……ああ、明日が楽しみだ」
本物の団長たちは、オリキャラばかりではあれなのでダウンしてもらうことにしました。
私が書きたいのは花騎士だからね、オリキャラばかりじゃないからね。そこを間違えないように自戒している所存です。
今回の偽ハナモモ団長、実はさっさと今回で退場させる予定でしたが、それじゃあちょっとあっさりしすぎたかなぁ、となったり。
書きたい物を書こうとしても書きたい物ができるとは限らないのが作者の妙と言いますか、創作の面白いところと言いますか。
おおよその終着点は出来上がっているので、これからはナズナ団長たちではなく花騎士たちの視点で偽団長たちの戦いが進んで行く予定です。
それでは、また次回!!