記憶を失ったサイヤ人が原作介入   作:ノーブンサイ

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長年愛用していたガラケーからスマホにしました。拙い作品ですが、彼らの構想はおわっていません。長く空けてしまい申し訳ありません。


それから

前回までのあらすじ。

 

超13号と機械惑星から再生されたスラッグ、フロスト兄弟、ドクターゲロを倒し、そして究極の敵セルと試合をして宇宙に旅立っていき俺たちの闘いは終結した。

 

(キャラクターたちの回想)

<カンタロー>

俺はフリーザーの言っていたことが気にかかっていた。コルドにいつか捨てられる。なぜ俺を息子にしたのか。それとドクターゲロの開発したセルと神の発見したセルは違う時代から来たようだ。トランクスのタイムマシーンがあった。最悪この時代に来たトランクスが負けたのなら、スーパーサイヤ人3以上の脅威も考えられる。先日、現地に降りたときセルの気配は感じなかった。この時代に現れたセルも言っていたように完成が早まったと言っていた。數十年後の世界から移動してきたのか?実に厄介だ。

 

<ビスチェ>

私と彼の娘セルとドクターゲロの開発したセルは、容姿こそ違えど似ている部分はある。特にこの時代のセルは容姿はともかく知性が似ていた、新しく発見されたセルはとてもおぞましい怪物だったらしい。私たちの娘に危害が及ぶ前に彼に仕留めてもらわないと不安だわ。

 

<とある洞窟より>

私は未来からタイムマシーンを奪いやってきたが、この時代はなにか違う。私の計算以上にやつらの強さが異常だ。地中で感じていた以上に得体のしれない存在に私は怯えていた。未来人特有の歴史を知るものとして歪みを感じていた。私が動ける頃にはドクターゲロは死んでいた。研究所付近にある私のコンピュータを探るとカンタローという謎の男とブルマの妹とその双子の存在だ。ラピスとラズリが改造されていないということを知り得た。私は超13号の残骸とフリーザー一族の損傷の激しい遺骸を吸収することに成功し、本来以上の完成系の私へと究極進化した。それでもだ、カンタローという謎のサイヤ人に勝てそうにあるまい。ソンゴクウのスーパーサイヤ人3以上という強さに辿りついたが勝てる気はしない。この時代の私早めに誕生し、スラッグ、超13号、フリーザー一族、異星の機械、カンタローのDNAと戦いの記録により、究極セルへと神の気を纏いカンタローのスーパーサイヤ人ゴッドグリーンとやらと対等に闘い宇宙へと旅立ったらしい。私としてはまともにやりあえるチャンスが巡るまで気を消し、地中で身を隠すことにした。

(未来世界Bセル視点終わり)

 

<カンタローの娘セル>

私は人造人間だけれど両親は私を子供として育ててくれて、双子の兄と姉も普通に妹として接してくれる。似た存在のセルに会って確信した、トランクスの世界線には私たち家族ははいない。この世界線には人の見た目のセルと怪物のセルが居るのね。おそらくトランクスの世界のセルは怪物しかいない私はヤツに危害を加えられないように力を得なければいけない。トランクスを殺したのなら、許しはしない。

 

<コルセット>

年上のトランクスもいいけれど、やっぱり悟飯くんもステキね。立派な強いレディにならなきゃ。

 

<ボクサー>

今回の闘いで僕は無力だった、目の前で母の腹が裂かれたのだから。家族を守れるように強くならなきゃ。父を超えたい。

 

<悟空>

オラ今度ばっかりは、もうダメかと思ったけど、悟飯が覚醒して13号を倒したときは嬉しかったぜ。ピッコロは驚いてたけどな。スーパーサイヤ人3より強かったぜ。

 

<ベジータ>

俺ともあろう者がフュージョンしてクウラを倒した。強さを得てやる、ターレスも同じ気分だろう。あのときの変身をイメージして強くなるぞ。

 

<ナッパ&ラディッツ>

俺たちは限界を感じてきたが強くなれるなら賭けてみるべきだ。若い世代の育成に入るとするか。

 

<悟飯>

キレた瞬間クウラを圧倒したときのような力を出せた、13号から父さんとピッコロさんを守ることができた。

 

[新章]

あの闘いから一年後サタンが開催する武術大会に悟飯、基礎から鍛えあげたカンタローの三人の子供が出場することに決めた。悟飯と梧天は荕斗雲でときどき西の都に遊びに行くが修行しにいくことは、はじめてであり、カプセルコーポレーションに着いたとき、コルセットとセルの普段見ないトレーニング着に悟飯は照れて赤くなり、「どうしたの?にいちゃん」と悟天に言われた。セルは恥ずかしがり、コルセットは悟飯に抱きついた。ボクサーはみっともないぞコルセットと呆れていた。悟飯達四人は超サイヤ人2になり稲妻がスパークし、重力室で悟飯はボクサーと組手をした。ボクサーの拳をガードすると重い蹴りが来る。戦闘スタイルが少し変わったようだ、ナッパさんのように手足に気を纏わせているようだ。コルセットといえば空中殺法に加えて蹴りに磨きがかかっていて掌からエネルギー波で牽制してからの蹴りが悟飯を的確に捉えるようになっていた。セルについては知り合いの気功波を中心に撃ってきた、なかでもヤジロベさんの気を纏わせた刀技は完成していて体術も凄い。

 

トランクスと悟天は遊んでいた。その夜、ドレスのコルセットと白衣のセルとズボンにタンクトップのボクサーと一緒に夕食を頂きコーポレーションに泊まった。悟飯の布団にコルセットが寝ていたためセルに連れて行ってもらった。




ボクサー、コルセット、セルは悟飯の二歳下です。ベジータ伯父に憧れを持つボクサーと母の容姿に憧れるコルセットとブリーフ一族の知性に憧れを持つ天才少女セル、ちなみにトランクスと悟天は同い年でボクサー達の四つ下です。

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