カンタロー夫妻の家にビスチェとトランクスは話している
「修行は上手くいったようね!トランクスくん」
「はい!ビスチェさん」
「うちの子たちも、ずいぶんと世話になったようね」
「はい、こちらこそ」
「コルなんてカッコいい彼氏ができたってはしゃいでるし」
「あははは」
「いつものことだし、気にしなくていいわよ」
「まあ、この時代にいるまでですし」
「明日、お姉さんとベジータさんとトランクスくんに会っていく?二人に正体を明かしても驚かないし、むしろ歓迎するんじゃないかしら」
「はい!会ってみます!」
翌日、カプセルコーポレーショントレーニングルームにてベジータがいる
「何?おまえが未来のトランクスだと?」
「はい!そうです、未来のお父さんは人造人間に殺されてしまいました!俺がこの歳になるまえに悟飯さんも死んでしまってピッコロさんがいないのでドラゴンボールも無くなりました」
「ブロリーなぜ黙っていた?」
「すまない!兄貴、ビスチェと相談する前は打ち明けないつもりでいた」
「三年後に人造人間が来るわけだな」
「よし!未来に戻るまえにお前を仕上げてやる」
「いいんですか?俺はスーパーサイヤ人3に覚醒したんですよ」
「構わん!」
「トランクス、ベジータ兄貴を甘く見るな!スーパーサイヤ人2とはいえ組み手相手は俺だ」
スーパーサイヤ人3に変化した俺は驚愕していた父さんはスーパーサイヤ人2だが俺を圧倒していた!
「お前は基礎不足だ!変身を解け」
父さんは重力を50倍にした俺はあまり動けなくなった!
「気のコントロールが雑だ!子供相手に得意になりやがって…全身に気を回してこの中を走り回れるようにしておけ」
「トランクス、アドバイスだ!全身に気を張り纏え…」俺はトランクスに足りないことを教える
しばらく経つと理解したのか!立ち上がり楽に歩き出した!ジャンプしたりしている
「ははっ!カンタローさん動けますよ」
「頃合いか!」俺は制御盤を300倍にした
「カンタローさん、な…何を…」
「より高めより全身に張れ…」
「ギリギリなんとか動けます」
「無理はするなよ!危なくなったらスーパーサイヤ人になっていいからな」
「だ、大丈夫です!」
やはりベジータの子だ!我慢強い!
トランクスは次第に慣れてゆき普通に行動できるようになり、俺はベジータを呼んだ
「思ったよりも早く慣れたようだな!流石、俺の子だ」
「父さん、俺を鍛えてください!」
「わかった!未来の人造人間を蹴散らせるように俺が指導してやる」
父さんは俺の顔面にパンチをしてくる鼻から血がたれる「どうしたー?そんなものか?」俺は冷静に腕をとり床に叩きつけた「ぐっ?」そのまま、三度床に叩きつけたあと父さんは起き上がり俺は殴り、蹴り、止めにカカト落としをした「ぐあっー」
「白目を剥いている」
俺はカンタローさんのように反撃がくるかと思い身構えた…しかし、いつまで経っても反撃が来ない
意識を取り戻した父さんはこう言った!「いい仕上がりだ!トランクス」
ベジータ兄貴、息子の前で強がりだな俺は重力室のスイッチを切る
「す、すごい!体が軽い!体が羽のように軽いですよ」
「これなら全力でも動けるはずだ!ベジータ兄貴は疲れているはずだ!俺が相手になろう」
「はい!ご指導ありがとうございます!」
ふむ!よく動けているが、子供らとの模擬戦のときと比べて雑さと粗さも無くなっている!スーパーサイヤ人2も纏まってはいるが、まだラディッツやナッパのほうが強いな!「もう、お前しか戦える奴はいないんだ!人造人間以外に倒せなくなったら、また来い!餞別にヤジロベー兄さんが使っていた刀をやるぜ!スーパーサイヤ人3の力を込めた斬撃ならなんでも断てるだろう」
「ありがとうございます!どうしてもダメなら頼ります、それで三年後の5月に二人の人造人間が南の都の近くの南西の島に現れるはずなんですけど…」
「とりあえず俺達は三年後に向けて修行をしているぜ!スーパーサイヤ人の壁を更に超えたいな」
「トランクスー!成長するとこーんなイケメンになるのね」あっブルマさんが来た
「ちょっと、カンタロー何で言わないのよ!」
「ベジータさんがトランクスを鍛えあげたいと言っていて、はい」
「トランクスが未来で苦労しないように…っていうのもわかるんだけど、そうだ!未来にあんたも行ってドラゴンボールを持っていってピッコロを復活させて全員生き返らせればいいじゃない…」
「ブルマさん、たしかにそれもいい考えなんだが、戻ってこれない可能性もあるぜ!それにもうひとつあるんだ、方法が…新たにドラゴンボールを守る神様になるんだ!トランクスが、一時的なもので天界の神様に跡をまかせればいいんだぜ」
「そ、そうか!その方法で未来が救えるんだ!ありがとうございます!カンタローさん」
というわけで、天界でドラゴンボール2号の守護者を新たにトランクスに設定して人造人間を倒したあとに皆を復活させ悟空には甦った直後に心臓病の薬を飲ませるそうだ!上手くいくかはわからないが未来に帰って頑張れトランクス
見送りは俺達家族にブリーフ一家の面々、ナッパ、ラディッツであるナッパとラディッツは行ってらっしゃいませ王子様と叫んでいた
コルセットは今生の別れのかのように涙を流しながらトランクスに手を振っていた…誰に似たんだ?ボクサーは俺似、セルは丁度いい感じ背中にゾクリッと悪寒が
「わたしでしょ!カンタロー」
「はっはいそうです!」
ある日、コルドからスカウターに連絡があった!お前に会わせたい人がいるから惑星コルドに来いと言われたので単身、手土産に水羊羹、酒をたくさん持っていくことにした!
コルド星に着くまで重力室でひたすら修行してスーパーサイヤ人グリーンが遂に3にまで行った気がする髪が長くなった!
着いたらコルドの元まで案内された「よく来たサイヤ人の息子よ!とお前を呼んだのは他でもないある忠告をしよう魔人ブウと破壊神ビルスには手を出すな」
「わかった!忠告を肝に免じておこう!俺を呼んだ理由は?」
「破壊神ビルス様とその従者ウイスがもうじきこちらに来られる!失礼がないようにな」
いままで感じたことがないような!強大な神の気を感じた!ゴォォォー
「やあ!コルドどうだい?ボクの好きそうな食材は見つかったかい?」巨大な気の正体はこれか?
「久しぶりです!ビルス様、こちらは地球でフリーザに代わる息子を手に入れました地球の名でカンタロー、サイヤ人としての名はブロリーです」
「ブロリーそうですか!貴方が南の銀河を攻めていたブロリーですか」ウイスさんが俺を見ていた
「申し訳ありませんが誤解です!私は地球の神でありサイヤ人ながら界王神代理の者です」
「界王神だと!?」ビルスは少しイラついていた「この料理もうまくないし」
「申し訳ありませんビルス様」腰が低いコルドを初めて見た
「ビルス様こちらの地球の手土産をお受け取りください」水羊羹を渡すとビルスとウイスは美味しいしか言わなくなった!酒を飲ませ四人で盛り上がり、ビルスとウイスは帰っていった
「お前を呼んで正解だったぞ!カンタロー」
「ああ!これからもよろしくな親父殿」
「ワシは新たな変身が出来るようになった」
「俺も新たな変身が出来るようになった試してみないか?」その日互いの変身をした二人は激突したが決着はつかなかった
トランクスの未来編
17号と18号は町を破壊している、最近ウザイ奴がいなくてちょっと物足りないようだ!
「久しぶりだな!人造人間」スーパーサイヤ人2になる
「トランクス、お前…なんだ?その力は」
「お前たちの破壊活動はここまでだ!」17号に向かいエネルギー弾を発射し吹き飛んだ
「あたしたちはずっと不幸だったんだ!あんたみたいな温室育ちが憎いんだよ」18号はトランクスに全力のエネルギー波を孫悟飯を殺した技だ!トランクスは全力を出しエネルギー波を消し去った!
「お前たちは人を殺し過ぎたんだ!優しい人と巡り合っていればこんな未来はなかっただろう」トランクスは魔閃光で18号を吹き飛ばした
「これはどういうことだ?トランクスお前が17号達を殺したというのか?」
「お前は誰だ!それになぜセルと同じ気を…」
「たしかに私はセルだが、そうか貴様過去に飛んで私を見たのか?」
「貴様と違って可愛らしかったよ!彼女の技で貴様を葬ってやろう!」スーパーサイヤ3の全力の刀による斬撃を振りおろす
「とトランクスーごへっ」セルはスーパーサイヤ3化したトランクスの斬撃で消し飛んだ!
「やりましたよ!父さん、カンタローさん、いでよシェンロン願いを叶えたまえ、人造人間に殺された皆と孫悟空さんを生き返らせてください」
「たやすいことだ!今、この場に召喚してやろう」
これは一体?何年経ったんだ?成長したようだなトランクスあの世でおめえをみていたんだ!
「悟空さん、心臓病の薬です」
カンタローさん、未来は救われました!ありがとうございます。
未来編終?
次回から三年後