記憶を失ったサイヤ人が原作介入   作:ノーブンサイ

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西の都はある意味防衛都市です!サイヤ人が多く住んでいますし人工生命体も居ます


謎の少年と大男と復活のK

惑星新ベジータから帰還後悟空たちは暗い面持ちで、ビスチェ達に報告しに行った!

「あら、悟空さんそちらの浅黒い方は生き別れの兄弟さんかしら?」

 

「いや俺はターレス!はぐれサイヤ人さ」

 

「よかったら、ここで暮らさない?ベジータさんに私の彼もサイヤ人でナッパさん、ラディッツさんも暮らしてるのよ」ターレスに微笑んだ

 

「そうかい厄介になるよ」

「あなたたち遊び相手が増えたわよ」

 

「あの?このガ…子供たちは?」

 

「カンタローと私の子供よ」

空気は沈んでいる

 

「実はカンタローは惑星爆発に巻き込まれて…すまない!オラがついていながら」

「フフフ、彼と何年夫婦やっていると思っているの?彼はこれくらいでは死なないわ、無意識にバリヤーをとセンサーを張って瞬間移動したはずだわ、瞬間移動をモノにして帰ってくるに決まっています」

 

「もしものときにドラゴンボール揃えておくぜ!誰かに願いを叶えられたら厄介だからな」悟空と悟飯は手分けしてドラゴンボールを集めていたが…

 

ある荒野にてドラゴンボールを探していると…

「ソンゴクウか?」気を感じない人形のようなヤツに気付いた

「ああ、あんたは何者だ?」

「俺は人造人間12号、お見知りおきを…」

 

「人造人間!?ってハッチャンみたいなものか?」

 

「八号から11号は平和的な考えを持った欠陥品さ」

「ドクターゲロの息子を機械的に蘇らせるという夢から俺達を生み出した」

 

「…それでオラに何の用だ?」

 

「ドクターゲロを止めてほしい、いずれ何かを起こしたときに止めてほしいだけさ」

 

「オマエはオラを憎んでないのか?」

 

「憎んでなどない、ただ…世界を旅をするために今の俺はいる!さらばだ」

 

こうしてドラゴンボールは揃ったが先代の神は語る

「カンタローは修行してからフリーザ襲来前に帰ると言っていた、ドラゴンボールは厳重に置いておけばよかろう」

 

フリーザが来るまでに各々は修行を始めた悟空とベジータは更なる変身を求め、悟飯は弟と共に西の都でトランクス、ボクサー、コルセットと過ごし修行したりしていて気付いたこの子たちは、いつのまにかあっさりとスーパーサイヤ人になっていたことに…ただ、強いかというとそうではない

 

ナッパさんとラディッツさんはまだスーパーサイヤ人には、なれないようだ!何かが足りないと感じていた

天津飯さんやヤムチャさんはクリリンさんが新婚のためクリリンさんを気遣って今回は来なくていいと伝えた!

 

宇宙からフリーザの気を感じた!

 

俺達はフリーザたちの目的地である荒野に集まった!ベジータはブルマとビスチェと子供たちに安全が確保されるまで来るなと念入りに伝え、目的地に向かった

宇宙船の前に剣を背中に装備した青髪の少年がいた

「何か用かい?地球人」

「お前たちを殺しにきた」

「ふっ!お前たちこの身のほど知らずを殺せ!」

 

大勢の戦闘員たちは少年に向かっていったが少年が通りすぎたときに剣で切り捨てられた

 

「お前が来い!フリーザ」

「こんな辺境の星に私の名を知るものがいるとは…」

「孫悟空さん以外にもスーパーサイヤ人はいるということだ!フリーザ」

 

「なるほどこれが…」

 

「たいしたことはないね!これならブロリーのほうがマシだ!」

 

「ブロリーだと!?」剣でフリーザに斬りかかるも腕で防御され剣が粉々に砕け散る「バカな!」

 

剣を破壊されたため、素手でフリーザに挑むが少年の蹴りでフリーザの首を狙うも腕で防御されると「硬い」と感じエネルギー弾をフリーザに射つも防御された

「いい準備運動になりますゃ、今度はこちらの番です」フリーザの拳が少年の腹にめり込む「ぐぁっ」と少年はたまらず声を出して倒れた

 

「おやおや、この程度で倒れてしまうとは情けないですね!同じスーパーサイヤ人のベジータさんやソンゴクウのほうがまだマシですよ」

「何?」少年は驚愕の表情になる(今、この世界で何が起こっている?父さんがスーパーサイヤ人になってる、一番強いのはブロリー?誰なんだ?何よりも人造人間19号と20号より遥かに強い!スーパーサイヤ人でなら倒せると思ったのに…)

「お話も済みましたし、お一人で立派に闘われました貴方にはご褒美をあげましょう!」

 

フリーザの尾で少年の腹を貫く「ぐあああ…バカなそんなはずは…」

 

「サイヤ人は一人でも殺さないとダメですね!あら、元にもどっちゃいましたか?」

「やめろ!フリーザ!」

「関係ない地球人を離しやがれ!」

 

「おや、ナッパさんにラディッツさんですか!クックック」

 

「くそったれが…」

「おめえだけは許さねえ!」日頃、世話になった妻と友人たちの顔が浮かびプツと二人が怒りスーパーサイヤ人に変化した

 

「驚きましたね!アナタたちスーパーサイヤ人になれたんですか!」

 

「ナッパ!俺がそのガキを蘇生させる!頼めるか?」

「任せとけ!」

 

「小僧騙されたと思ってこれを喰え」

 

「仙豆?あのアナタたちは一体?」

 

「とりあえずアイツをなんとかしねえとな」

 

少年はスーパーサイヤ人に変化した

 

「僕もはぐれサイヤ人ですから」

 

「な?小僧!」「お前、サイヤ人だったのか」

 

「そこの坊やとは知り合いではないのですか!実に面白いですね、坊やよりもアナタたち二人のほうが充分強いですが、まあ私には届きませんがね!」「ほざけ…」

ラディッツのダブルサンデー!ナッパの得意の口からの最高の技(口からエネルギー波)少年のギャリック砲!(この小僧!この戦いかた、ベジータにそっくりじゃねえか!?と二人は戦友と同じ気配を感じた)

 

フリーザはガードもせずにニヤリとバリヤーで防ぐ

 

「くそったれが!」「ちくしょう」「なんなんだ?アイツ」

 

「ラディッツ!」「ナッパ!」「でぇじょうぶか?」

「やっときやがった!」カカロット、ベジータ、ターレス、悟飯がやって来た

 

「待ちくたびれましたよ!お三方が私の退屈しのぎの相手をしてくれました!準備運動も済みましたし、あらアナタのお子さんもスーパーサイヤ人に…ターレスさんじゃないですか!久しぶりですね」

 

「そうだ!フリーザ!あの頃の俺とは違う!」

 

これが悟飯が到達した力…!四人全員がスーパーサイヤ人2だ!

 

ベジータと悟空、悟飯、ターレスがフリーザの相手をする!

 

悟飯がフリーザに殴りかかるも「アナタが一番強いようですが私はガキには容赦しませんよ」重い蹴りが悟飯に刺さる「ぐっ!」ターレスは蹴りでフリーザに当てるもガードされ弾かれ尾で反撃されるが寸でかわす!ベジータの攻撃が腹にめり込むも「ぐぬっ」と体勢を崩すフリーザ、そこに悟空のアッパーがフリーザのアゴを捉えた!「がぁ」フリーザがよろめいたところをサイヤ人達が見逃すはずもなく、ターレスのライトニングスピアー!がフリーザに直撃する「貴様ー」、ベジータのファイナルフラッシュがフリーザの腹部を貫き、ダブルサンデーとエネルギー波、魔閃光がフリーザのガードしようとした腕を弾く!ノーガードになり、「今だ!叩き込め」「はい!」悟飯と悟空のWかめはめ波を射つ「そんなバカなー」とフリーザは爆散した

 

残るはコルド大王ただひとり「わしの本気を見せてやろう」フロスト最終形態になり「訓練の成果をみせてやるわ」うぉおお!(力をためて少しばかり黄金)

 

シュイン!「よお!久しぶり」カンタローがしばらくぶりに地球に帰ってきた

「おっ!いいとこに来たな!フリーザがパワーアップしてな!四人がかりでやっと倒したぜ」と悟空はカンタローに説明した

 

「今の俺は修行の末に界王神代理になった!といっても北の銀河にしかいないけどな、あの界王神さんもあちこちに行っていて今は魔人ブウの復活に備えているらしい」

 

「というわけで神の気とサイヤ人の気を混ぜるとこうなった!」ブロリーの気が穏やかになりスーパーサイヤ人に変化するが違いは髪の色は黄緑になり、オーラは翠色だ!

 

「かかってこい!」とコルドはブロリーを挑発するが「わかった全力の勝負をしようと」ブロリーは返答した

 

互いに拳を出しクロスカウンターのようになる!互いに「ぐっ」と言っていた

コルドの蹴りがブロリーの頭を狙うが腕でガードされる!ブロリーは飛び上がりダブルハンマー(両手組み)をコルドの頭に炸裂させる「ぐふ」よろめくコルドは尾でブロリーの腹めがけて打ち付けようとするがブロリーはそれをガードする!「アンタやるな」「小僧こそ!わしの息子にならんか?」「悪くないかもな、ちょうど親父はいないし…」「ならどうする?」「考えさせてくれ」「我ら二人がいれば天下無敵どうだ?」「アンタ想像以上に武士道精神があるな」「息子二人は地上げ屋のクズばかり相手を見下している…わしは既に引退しておる、ビルスの前で東の界王神と御前試合をやった!それが誇りだ」「このまま続けてもこの繰り返しだどうする?」「わかった!わしが退こう!問題ないか?」「ああ、感謝する」

 

こうして、コルドは一人宇宙に帰っていった…

 

「コルドと和解した!」「カンタローがそれでいいならそれでいいよ」と悟空は何も言えない

 

「ところでお前は誰なんだ?」とベジータは少年に語りかけた

 

少年は遠く離れたところで話したいと言い悟空と頭の良さそうなブロリーを指名した

 

「俺は遠い未来から来ました名前はトランクスです!まだ父さんと母さんには言わないでください!気まずくなって俺が産まれないと困るんです!一年後に産まれるはずなんですけど」

 

「いや、トランクス、もう生まれて二年経つんだけど、ベジータとブルマが親だよな」

 

トランクスは「えー」と年相応の少年のように驚いていた

 

「あのあそこにいるスキンヘッドのヒゲの人と髪の長い男の人は?」

 

「あれはオラのアニキのラディッツとナッパだよ!」

 

「え?確かピッコロさんが倒して父さんが花火にしたはずじゃ…」

 

「花火?ってなんだ?」

 

ブロリーは黙って考えている

 

「父さんと悟飯さんは既にスーパーサイヤ人になれてるんですがいつから?」

 

「ベジータは一年前地球でフリーザと戦ったときから悟飯は11か月前から」

 

「えーそんなはずは、ナメック星でスーパーサイヤ人に覚醒したんですよね?」「ナメック星?何言ってんだ?」

 

「そんな…そんなこれでは、俺のいた未来とは…」トランクスは頭を抱えた

 

「歴史が違うんだろう?」とカンタローが一言告げた「あっ」とトランクスは俺を見ていた「アナタは誰なんですか?」と俺を見ていた、それにクリリンさんもいないし…クリリンさんも実在しないんですか?

 

「クリリンは結婚したさ、俺はヤジロベーの弟カンタローであり、惑星ベジータ爆発直前に悟空の母ギネに助けられ地球に送られたサイヤ人ブロリーだ!妻はブルマの妹ビスチェ、子供はボクサー、コルセット、医療マシーンcellから誕生したセル、ドクターゲロを超えた生物学の権威がビスチェだ、知っているか?」

 

「…」愕然としてこちらを見るトランクスは少し落ち着いて言葉を開いた

 

「そんなはずはない、母さんに妹は居ないし甥や姪もいない、それにセルってなんですか?ふざけるな!」

「ふざけてなどいない、これが真実だ!トランクス、嘘だというなら未来に帰る前に我が家に寄ったらどうだ?」

「わかりました、偽名は名乗ったほうがいいですか?」

「そのマークはマズイだろ!服を脱げ!俺の服を着ればいい、名前はロー・ライズのローでいいだろう!」

「ローでいいです」混乱した頭のトランクスはただ頷いた

 

次回一年ぶりの我が家

 




コルド大王が死ななかったのは初めてですかね

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