○月○日 曇り
3年生達も卒業し、新しい春の季節がやって来た。
今年入ってくる奴らはどんな奴かとても楽しみだ。今年も一年生限定の修学旅行があるのでいかねばならない。ホントマジでめんどくさい。さらに今年は九鬼揚羽さんの弟が入ってくるらしい。俺がヒュームのジジィにしたことが変な形で伝わってなければいいなぁ。
○月○日 晴れ
ついに入学式の日がやって来た。今年入ってきた奴らに見覚えのある顔がチラホラいた。直江くんや島津君といった風間ファミリーとかいう集団だ。他にも目につくのがチラホラいた。去年もレベルの高い女の子はチラホラいたけど今年入ってきた女の子もみんなレベル高いと思う。でもおかしいな九鬼くんの横に明らかに俺より年上の人がいるぞ。もしかしたら梅子先生より年上かもしれない。こういう人どうすればいいのだろうか。敬語使えばいいのかそれともタメ口でいいのか扱いに困る。でも梅子先生より年上そうなのにメイド服を着こなすのはすごいと思う。でも「きゃるーん☆」っていうのをやめてほしい。どこかの2代目ナビゲーターを彷彿させる上にいい年したやつが言うと爆笑を誘っているようにしか見えない。多分梅子先生が同様の事をやったら大爆笑する自信がある。
○月○日 晴れ
梅子先生と宇佐美先生が今年入ってきた一年生の担任をするらしい。宇佐美先生がS組で梅子先生がF組の担任らしい。大変そうだけど頑張ってほしい。俺は養護教諭だから、担当はないけど陰ながら応援はします。マジで頑張ってほしい。
○月○日 曇り?
宇佐美先生とだらけ部でダラダラしていると来訪者が来た。入ってきたのは今年入ってきた直江くんだった。直江くんは校内で休める場所はないかとずっとさ迷って来て偶然ここにたどり着いたらしい。しばらくいていいですかとのことだったのでお好きにどうぞと答えた。宇佐美先生は俺に毎回相談していた梅子先生をどう落とせるかという内容を直江くんにも相談していた。どうせ落とせやしないのによく頑張るなと思う。最終的に直江くんはだらけ部に加入することになった。
○月○日 晴れ
だらけ部でたまに宇佐美先生と将棋をすることがある。俺が毎回勝つが、しかし今年入ってきた直江くんのだらけ部加入で部内で一番将棋が強いのは誰だという話に発展し、直江くんと宇佐美先生と将棋で勝負することになった。最初に宇佐美先生と直江くんが勝負をしてその後俺と宇佐美先生が勝負をした後俺と直江くんで勝負するという流れになった。最初の対局は直江くんの搦め手に引っ掛かった宇佐美先生が見事に負けその後俺と宇佐美先生が対局をしていつも通り俺が勝った。最後に俺と直江くんが対局をして、いろんな手を直江くんは打ってきたが、最終的には俺が直江くんに勝った。
直江くんはいつか俺を倒してやると息巻いていた。今後も頑張ってほしいと思う。でも俺もそう簡単には譲れないものもあるのでまだ負けてやれないとも思った。
最初はこの小説を通常投稿しようとしたんだぜ