○月○日 曇り
ついに冬という季節がやって来た。透けブラも胸チラもない季節の到来だ。この時期は強風によるパンチラとニットのお姉さんのおっぱいと太股に目がいく時期だ。
ここ最近は根城である保健室に生徒達が暖を取りに来て、俺の普段から持ち歩いているお菓子を食らいに来るせいで所持金も少なくなってきた。
勘弁してほしい。俺の金はもう少ない。
○月○日 雪
ホケンシツデセックスシナイデベッドカピカピニナルダレガアトシマツスルトオモッテイルノオレダヨ。
ツギモクゲキシタラモンドウムヨウデブッコロシテヤル
○月○日 曇り
百代が保健室に友達を連れてきた。
名前を南条・M・虎子というらしい。どうやら聞いていた感じでは彼女は骨法部の一員で一年生でエースをはる存在だそうで今の目標はこの川神学園の生徒会長になることらしい。頭についているトサカみたいなのは気になるけどなかなかに覚えやすい特徴をした子だから生徒会長にはきっとなれると俺は思う。
○月○日 晴れ
保健室でエロ本を読んでいたら、最上旭が訪ねてきた。仮にも生徒なので、見られるわけにはいかぬと隠そうとしたらあらメイドが好きなのねと所持していたメイドもののエロ本を見られてしまった。
別に持っているのがばれるのは大した問題ではない。問題は中身を見られることである。このエロ本は毎回ひとつのシチュエーションに徹底的に拘りそれだけを本にまとめたエロ本であるということである。つまり中身を見られるようなことになれば自ずと自分の性癖が露出してしまうのが真の問題なのである。まぁ俺は毎週購読してるから大したことにはならないだろうが。
○月○日 雨
最上にエロ本の中身を見られてしまった。以前読んでいたメイドものとは違う今度はスカートのたくし上げが特集されたのを読んでいたら、再び最上が訪ねてきて、俺が持っていたエロ本を力ずくで奪い取って中身を見た。
しばらく無言でペラペラめくってエロ本を閉じて最初に最上が放った一言はそんな見たいなら見せてあげようかという衝撃の一言だった。
正直見せてくれるなら見せてほしいと思うのが男としては当然の欲求なのだろうがなんとかこらえて別にいいと断ることが出来た。
しかし、夜家に帰って来たときにやっぱ見せてもらえれば良かったと後悔したのは内緒だ。
○月○日 曇り
最近町もすっかりクリスマスシーズンが近いからなのかサンタのコスでケーキを販売している人等をよく見かけるようになった。それに合わせるようにカップル達の浮かれ具合といちゃつき具合も一気にパワーアップしていた。我が川神学園もその例に外れず恋人がいる奴らは浮かれて、逆にいない人たちはその日どう乗りきるかを考えていることだろう。一部の奴らはそのクリスマスというイベントでどれだけ浮かれた連中を殲滅できるかなんて作戦をたてていたりする。
俺は恋人なんていないので、12月24日は一人寂しく鍋をつつき悲しいクリスマスを迎えることになるだろう。寂しくなんかないけどね別に寂しくなんかないけどね
12月22日 晴れ
12月24日の一人鍋のメニューを買いに行き一人寂しく過ごすと思われたクリスマスはベニさんのお陰でなんとか回避された。なんと七浜にある久遠寺家でパーティをやるらしく、俺はベニさんや南斗星さんに招待されたのだ。どうやら聞けばベニさんの主の久遠時森羅さんが許可を出してくれたそうだ。とてもありがたいお話なので是非行ってみたいと思う。
12月24日 雪
ついにこの日が来た。学校の仕事を早く済ませ、早速久遠寺家に向かった。久遠寺家に着いたときに迎えてくれたのは、ここの執事である錬くんと皆に大佐と呼ばれる執事田尻耕さんに案内され、久遠寺家の中に入った。
聞いた話だとどうやら錬くんはここの主の久遠寺森羅さんの妹で次女の久遠寺未有さんの専属執事兼恋人らしい。そしてさらに驚いたのが錬くんとベニさんは同い年らしい。今日来て一番驚いたのがそこだった。
ベニさんや錬くんのお姉さんである美鳩さんが作った和風料理や洋食を食べてあまりの美味しさに舌鼓をうってしまった。最後はケーキを食べた後に森羅さんとワインの飲み比べをし、圧勝した後帰ろうとしたら今日は泊まったいけという大佐さんの好意に甘えて今日は久遠寺家に泊ることにした。 田尻さんに来客用の部屋を貸してもらったが俺の部屋の近くでしてるのか錬くんとSEXしている未有さんの喘ぎ声のせいでほとんど寝れなかった。