養護教諭の日記帳   作:蒸した揚げパン

5 / 36
衝突にやる気がなくなるのとネタ切れの2連コンボにあったせいでなかなか執筆できなかった。


5話

小島先生の両親を騙す計画 一日目

 

小島先生の彼氏(仮)になり小島先生の両親を騙す計画一日目がスタートした。まず俺は仮にも彼氏役なのにあまりにも小島先生のことをなにも知らないので、まずは連絡先を交換した上でお互いのことをよく知る必要があるということで二人で飲みにいった。

小島先生の話によれば、小島先生の両親に会うのは、五日目だそうだ。とりあえず飲みに行ってわかったのは、小島先生の生い立ちや学生時代のことや後この年まで一回たりとも彼氏が出来ず、未だキスのひとつもしたことがないということぐらいだった。

後偽彼氏期間はお互いの名前を名字で呼ぶのもおかしいので梅子先生と名前で呼ぶことになった。

 

梅子先生の両親を騙す計画 二日目

 

梅子先生の両親を騙す計画二日目が始動した。今日は雨なので、夜飲みに行く事なんてということはないが彼氏なのに梅子先生の事をよく知らないのかと言われる可能性が否定できないので今日も梅子先生と保健室で用意した宇治茶や京せんべいを食べたり飲んだりしながら互いの事をよく知るためまた昨日と同じ事をした。梅子先生の両親の事は昨日聞いたので今度は俺が両親の事について話したら大層驚かれた。どうも俺の親父殿は武道業界ではとても有名な男だそうでかつて武道四天王とかいう集団の一人だったという。

正直親父の肩書きはどうでもよかったけど梅子先生の提案で何故か親父の名前はでっち上げる事になり結局俺の親父は九鬼で働いてるという設定に落ち着いた。

 

 

梅子先生の両親を騙す計画 三日目

 

今日は計画三日目。おととい同様梅子先生と飲みにいった。今日の梅子先生は嫌なことがあったのか日頃の事や両親が持ってくる見合いのことについてずっと愚痴っていた。

俺は下手につついてもあれなのでずっと聞き手に徹していた。その日梅子先生は酒を浴びるほど飲んでいた。具体的には次の日の学校に支障が出るレベル位に飲んでいた。俺は飲みすぎて酔っ払った梅子先生を家に送ろうとしたが家の位置がわからなかったので、結局近くのビジネスホテルで寝かせることにした。

 

 

梅子先生の両親を騙す計画 四日目

 

計画の四日目。朝ホテルで目を覚ましたことで梅子先生から説明を求められたが素直に家の場所を知らないと答えたら納得してもらえた。

その後学校に向かったが今日はひどい目にあった。どうやら宇佐美先生は俺が梅子先生をホテルに連れていくところを目撃したらしくそのせいで宇佐美先生に激しく詰め寄られた。事情を説明しようとしても怒りが頂点に達したであろう宇佐美先生が話を聞いてくれるはずもなく結局実力行使で顎を殴って気絶させた。

目を覚ました宇佐美先生に事情説明したら一応の納得はしてもらえたが実はホテルに運んだ時いつかの透けブラの時の答えを確認するためにブラとパンツを確認して俺の想像通り紫のブラとパンツだったのを喜んだのは内緒にしておこうと思う。

 

梅子先生の両親を騙す計画 本番

 

計画の本番ついに梅子先生の両親と対面する日が来てしまった。多少しっかりした服を着て梅子先生の両親にあったらすぐ梅子先生の父親は俺と二人で話したいと言われ梅子先生の事を聞かれ何処が好きになったのかとか仕事のかいろいろ聞かれ同僚であることや親の職業などを答えていたら最終的に梅子先生の両親に交際を認められ何とか両親を騙す事に成功した。しかしひとつだけ予想外だったのは対面は梅子先生の実家で行って終わったら帰るつもりだったのにまさか飯の世話になって一泊することになるとは思わなかったが。

 

○月○日 晴れ

 

ついに梅子先生との偽の恋人も終了した。保健室でダラダラしてたら携帯に梅子先生からメールが来た。また定期的に酒を飲みにいこうという内容だった。宇佐美先生は相変わらずどうしたら梅子先生と結婚までこぎつける事ができるかという相談をしてくる。

俺にはいつも通りに感じたが宇佐美先生いわく最近梅子先生の魅力がパワーアップしているから今度こそ落としたいと息巻いていた。

俺は今まで梅子先生と上手くいった試しがないのに何故そんなに宇佐美先生が頑張れるのか不思議に思った。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。