養護教諭の日記帳   作:蒸した揚げパン

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新作を投下しました。原作はインフィニット・ストラトスです。でも最初に執筆し始めたのはこっちなので基本こっち優先です。


第5話

4月24日 晴れ

 

クリスが川神学園に転校してきた。それを受けて川神一子が歓迎という名目で決闘をクリスに挑んでいた。結果はクリスが勝ったが川神一子は重りをつけてクリスと戦っていたらしいので多分総合的にはぶっちゃけクリスと川神一子はほぼ同じくらいの実力だと思う。決闘が終わった後傷を治す力ではなく時を操る力と判明した力で川神一子の受けたダメージを巻き戻した。でもこの力はこれだけじゃない気がする。多分時を巻き戻すこと以外もできるだろう。今後いろいろ試していこう。

 

4月25日 晴れ

 

これといってすることがなにひとつなかったので今日仕事がない天衣と家の中でずっとダラダラしていた。なにかと甘えてくる天衣を抱きしめたり頭を撫でたりしながら一日中ダラダラ過ごした。

 

4月26日 晴れ

 

インターネットで久々に「 」さんとチェスで勝負をした。何十時間に渡る激闘の末なんとか俺が勝利をもぎ取った。この人と戦うとめちゃくちゃ頭を使うから正直疲れる。はぁもう眠い。明日学校だし寝よう。

 

4月27日 晴れ

 

放課後になって保健室で昨日使いすぎて疲れた頭を癒していたら急に百代が入ってきた。何事かと思ったらいきなり保健室のベッドに押し倒されてキスをされた。その後上の服を脱ごうととしたので慌てて止めた。

訳もなく百代がこんなことをするはずがないので理由を聞いたら、昨日川神院で鍛練していたら鉄心さんと天衣を倒した武士娘の話になったらしく、そのときふと天衣がどこにいるか気になったので聞いたら、今俺の家に住んでいるということを知ったらしい。しかしそれだけではなぜキスをしたのか理由がわからないので聞いたら、百代は顔を赤くして泣きそうな顔をしながら小さい頃からずっと好きだった。初めて遊んだときからずっとと答えられた。最初はなんのことか分からなかったが小さい頃遊んだという言葉で何となく察した。名前はあのとき聞かなかったが恐らく俺が川神に行ったときに一緒に遊んだ二人の内の黒髪の幼女は恐らく百代なのだろう。

その後本当に泣きはじめてしまったので俺は百代を安心させるように百代を抱きしめたり頭を撫でたりした。しばらく続けていたらいつのまにか俺に抱きついたまま眠ってしまったのでとりあえず保健室のベッドに寝かせておいた。しばらくはベッドに眠る百代の頭を撫でていたら、珍しく親の顔をした鉄心さんが保健室に入ってきた。そしたら百代のことを頼むというすごく責任重大なことをいった後保健室から去っていった。

その後は目覚めていつも通りの調子に戻った百代とたわいない会話をしながら完全下校時刻になるまでダラダラと過ごした。




「 」さん 敢えて名前は語るまい・・・

次はあんまり出番がないあの子のターンです。

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