ガールズ&パンツァー 運命改変できるらしいけどどうしようか。   作:シロヤユウ

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死ぬほど多忙でした。
たった1000文字ちょっと書くのに2ヶ月かかるとか何やってるんですかね…。


新しい朝です!

「………んん?」

 

気がついたら見渡す限りの白い空間。

ここって神様とはじめてあった時の場所だよね?

…あれ?俺また死んだのか?

…嘘だろ…?まだ本編までたどり着いてないn…「君が…西田きほ……だね?」

「うわっ!?」

 

状況が理解出来ないでいると背後から声をかけられ、反射的に振り向くとそこに居たのは

 

「…あ、愛里寿…ちゃん…!?いや、違う…?」

 

確かに雰囲気や顔は愛里寿ちゃんに似てるけど…別人みたい。

髪の色も明るめだけど栗毛だし。

 

…とりあえず、この空間にいるってことは…もうこの娘も亡くなっているんだよね。

残酷だけど…伝えてあげた方が良いよな?

 

「えと…その…ここはね、なんか神様が作った空間らしくてさ、実はオレはここに来るのは2回目で…」

 

「知ってるよ、ボクはここへ来るのは3回目だからね。」

 

…は?

という事は…まさか!?

 

「キミも…オレと同じ転生者…?」

「まぁ、そういうことになるかな。」

 

「じゃあ、もしかしてキミがオレをここへ呼んだのか!?神様はいったいどこに!?」

 

しかし、俺の質問には答えず、目を瞑り淡々と話し始める。

 

「…色々ボクに聞きたいことがあると思う。

でも、時間が無いんだ。…ボクの話を聞いてもらえるかな?」

 

まぁ下手に断ってコッチが聞きたい質問に答えてもらえないのは困るからね。

 

ここは頷く一択。

 

 

「ありがとう。

…キミもわかっていると思うけどこの世界は本来の道から大きく外れようとしているんだ。…このままだとみほちゃんが…ううん、みんなが悲しむ結果になる。」

 

本来の道?

…というとガルパン原作か?

 

この娘の頼みが本来の道…原作と同じ展開へ持っていって欲しいって頼みなら俺なんかじゃあ原作…いや本来の道には正せない。

 

丁重にお断りしようと声を出そうとしたら先に彼女が話を始めた。

 

「…正せるさ、キミは本来の道から外すことが出来るし本来の道に戻す事も出来る。

…それがキミの運命改変(チカラ)だからね。」

 

前言撤回。

 

コイツはそこまで知ってて俺がしてしまったことを知らないのか?

 

俺は2つの命を助けられなかったんだぞ?

 

なにがキミの運命改変(チカラ)だよ…

何がキミなら本来の道に戻せるだよ…

 

「お前なんかに…お前なんかに何がわかるんだよ!!!!!!!」

 

しまったと思った時には遅く、俺の口から無意識にその言葉は飛び出していた。

 

しかし、彼女は俺の言葉を聞いて不快そうな素振りを全く見せることなく

 

むしろ母親のように優しい笑みを浮かべたあと、ゆっくりと口を開いた。

 

「ーーーーーーー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………という夢を見たんだ。

 

あの後、何か…その…重要な事を俺に言っていたような気がするけど残念な事に夢だからかぼんやりとしてて思い出せない。

 

けど、なんか気持ち心が軽くなった気がする。プラなんとか効果だと思うけどね。

 

時計を見ると現在時刻はなんと5時。俺らしくない早起きである。

「すー…すー…」

まぁ早起きしても今日は特にはやる事が無いので二度寝でも…

 

 

……ん!?

まて!?俺の部屋になんで俺以外の声がするんだ!?

 

慌てて声のした方向を向き飛び込んできた光景を見て俺は…

 

……考えるのを辞めた。





【挿絵表示】

作者が考えるきほくんちゃんのイメージ。
絵のクオリティはまぁ…うん…。

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