とある姉サイヤ人の日記 《本編完結》   作:丸焼きどらごん

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復活のF:その六 からの第六宇宙対抗試合4 ボタモVS孫空梨

『さあ、いよいよ破壊神選抜戦、第一試合のスタートです! 第六宇宙はボタモ選手、第七宇宙からは孫空梨選手! 両者静かに睨み合っております。巨体のボタモ選手に対して、相手の空梨選手は小柄な女性。かなりのウエイト差ですが、だからと言って彼女もまた破壊神に選ばれし選手! 侮れません。いったいどんな試合が繰り広げられるのでしょうか! 第六と第七、それぞれの宇宙の選手が初めて戦う注目の一戦目です!』

 

 アナウンスが流れる中で構えていると、場外から羨ましそ~うな声が聞こえてきた。

 

「いいな~、姉ちゃん……。オラから戦いたかったぞ。なあなあ、これで姉ちゃんの後はフリーザだろ? オラ達戦えないで終わっちまったりしねぇかな。せっかく他の宇宙のすげぇ奴と戦うチャンスなのによ~」

「お、俺は何故チョキなど……! 四番目……だと……!?」

 

 変われるもんなら変わってやりたい。

 羨ましそうにじ~っと武舞台上に居る私とボタモを眺めながらベジータに話しかけたのは悟空で、話しかけられたベジータはと言えば未だに自分が出したじゃんけんの手に後悔しているようだ。チョキを形作った手を見ながらワナワナと震えている。

 

「ほっほ~う? お前んとこの選手はずいぶんな事を言ってくれてんじゃねーの。つまりあの女とフロストっぽい奴とで、こっちの選手みんな倒しちゃうかもって言いたいわけだろ? 調子に乗ってると、後で恥かくぜ!」

 

 おい悟空余計な事言うなよ! シャンパ様煽られやすいんだから!!

 

「まあ、その可能性も無きにしもあらず、だな。あのハーベストはサボり癖こそあるが、才能だけは一級品だ」

 

 そしてビルス様は何でこういう時に褒めるの!? やめて!?

 

「ハーベスト?」

「あいつのサイヤ人名だ。今は地球に住んでいるから、地球人風の名前を名乗っているがな。あれでも、もとはサイヤ人の王族なんだぞ」

「ふ~ん。ま、いいや。おーいボタモ! 王族だかなんだか知らねぇけどよー! 負けたら承知しないからなー!」

 

 シャンパ様の煽り……もとい応援を受けて、ボタモはニヤリと笑う。自信満々の笑みだが、私としてはその前に少々気になることがあった。

 

 

 

 黄色い体に、赤い服。まるまるとした体形に、熊のようなフォルム。

 

 

 

 カラーリング的にどう見ても初見の印象がクマのプーさ……いや、いけない。これ以上言うと、何か破壊神以上に大きなナニカに潰されそうな気がする。今は余計な事を考えずに試合に集中しよう。

 

 とりあえず、まず一勝だ。それを達成しなければ私がビルス様に怒られる。あとの展開はその時になったら考えるとして、今は目の前の熊もどきを倒さないとな……。

 

 そして私が構えて様子を見る中、ボタモはそのボールのような体をバウンドさせ始めた。その速度は次第に早くなってゆき、更にはこちらへと突っ込んできた。

 それを避けたら次は見た目通りの弾力のある体を活かして、縦横無尽に武舞台中を跳ね回り始めるボタモ。武舞台の上を透明なドームが覆っていることもあり、跳ねるためにそれをうまく利用している。

 しかし私だって無駄にウイス様に修行をつけてもらってはいない。感覚を研ぎすます事によって、それらの全てを半径三十cmも動かないでかわしてみせた。

 

 ふっふ~ん。何を隠そう修行によって回避能力だけは悟空やベジータよりも上になったんだ。これくらい軽い軽い!

 

「コラぁ、ハーベスト! 避けてばかりいないで攻撃せんか!」

 

 破壊神には評価されない項目ですけどね! っていうかこの回避方法ってビルス様のを目標に鍛えたんですけど!! もっとこう、目標にされて嬉しいとかそういった感情はないんですか!?

 

「わっかりましたよ!」

 

 やけくそ気味に叫ぶと、丁度ボタモが止まったところだったのでこちらから攻撃を仕掛ける。そして黄色い腹のど真ん中に拳を打ち込んだのだが……その衝撃にもボタモは微動だにしなかった。表情も余裕の笑みのままである。

 

「何!? ハーベストの攻撃にビクともしない……だと?」

「へえ~! すげぇなー、アイツ。姉ちゃん、今の結構全力だったよな? あれ正面から受けて動かねぇってのは、オラでもちょっと無理そうだ」

 

 弟共解説乙! けど知ってた!

 このボタモって奴に攻撃が効きにくいってのは覚えていたけど、どうやら今打ってみた感じだと「効きにくい」んじゃなくて「ノーダメージ」だ。まったく手ごたえがない。多分体質って言うより、超能力のような"能力"なんだろう。

 

 …………。

 い、いいなぁその能力……。羨ましい……。

 

「ね、ねえ」

「何だ? 自分の攻撃が効かなくて、言葉も出ないか? 第七宇宙も大したことねぇな! はーはっは!」

「ぎゃーっはっは! そうだ、そうだ! おいビルス。自慢してた割に対した事ねーんじゃねぇの? お前んとこのせーんしゅ!」

「外野は黙ってろ! これからだ、これから!!」

 

 私がボタモに話しかけると、場外が騒がしくなる。破壊神兄弟うるせぇな! 特にデブ猫!!

 っと、それよりも……だ。

 

「あの、よければ試合後にその技教えてくれたりとかしません?」

「お、教える?」

 

 予想外の言葉だったのか、ボタモがキョトンとした顔になった。今までのふてぶてしさが消えたその表情はちょっと可愛い。

 

「いや~、だって凄いよその技! ダメージ無効化なんて、なかなか出来る事じゃないって! エネルギー波相手なら私も似たような事出来るけど、物理攻撃無効化とかさ、強いよ! さっきの一撃、多分前に戦ったヤコンってやつだったら内臓ぶちまけて死んでたくらいの威力は込めたもの! それをノーダメージ? いや~、すごいな~、憧れちゃうな~!」

 

 ちなみにこれ、本心である。

 だってダメージ無効化技! なんて理想的な技なんだ! それがあったら一生痛い思いしなくてすむじゃん! これは何としてでも教えてもらいたい!

 

「そ、そうか? 俺ってやっぱり凄い奴?」

「凄い凄い! 尊敬しちゃう!」

「ま、まあ確かにこれ出来る奴は滅多にいねぇけど~」

 

 ボタモがなんか後ろで手を組んで気分良さそうにモジモジし始めた。よし、もう一押し!

 

「それでそれで~。それってどうやるの? ねえねえ、ボタモさ~ん」

「え~っとぉ、これはぁ~……」

「「お前らいい加減にしろ! 試合中だぞ!!」」

 

 しかしあとちょっと、というところで両サイドの破壊神から喝が入った。く、クソッ、あとちょっとで聞き出せたのに……!

 

「何て奴だ……! 攻撃が効かないからって、ボタモをおだてて弱点を聞き出そうとしやがるとは。こ、この卑怯者め!」

「いや、多分アレは本心だが……ええいそれはどうでもいい! 真面目に戦え、ハーベストぉぉぉぉ!!」

「さーせんっした!!」

 

 ビルス様のイライラが蓄積されてきたのを察知したので、とりあえずビルス様にペコペコと頭を下げて謝ってから、再びボタモと向き直った。けど最後にこそっと言っておく。

 

「…………試合後でいいから、教えてね」

「そ、そこまで言うなら、ちょっとなら」

 

 

 このクマ、結構いい奴かもしれない。

 

 

 

 

 しかし、試合は試合だ。お互い気を取り直して真剣に向かい合う。

 

 そして先に仕掛けてきたのはボタモだ。口から薄緑色の気弾を放ってきて、私はそれを避ける。

 この試合はフリーザ様の事もあるから、出来るだけ実力は全部見せたくない。かといって"格闘試合"なら観客を沸かせ、魅せるパフォーマンスは必要だろう。何より下手な勝ちじゃ破壊神たちが煩そうだ。だから超能力でボタモを持ち上げてちょちょいっと場外に落とす作戦はNG。あくまで格闘の範囲内で……場外にするとしても、せめて背負い投げとか決めなきゃならない。

 そこで私はタイミングを見計らう事にした。それまではボタモの気弾を弾き、時折攻撃を仕掛けてみては時間を稼ぐ。

 

 でもって、ようやくチャンスが来た。

 

「へっへ。なかなか粘るじゃねぇか。でも体力が結構減って来たんじゃ無いか? その状態で、またこれを避けられるかな!」

 

 そう言ってボタモは試合開始直後のように体をバウンドさせ、そして再び武舞台の上を弾丸のように跳ね回り始めた。

 

 

 

 この時を待ってた!

 

 

 

 私は真正面からボタモが迫るのを確認すると、少しだけ体をずらす。そしてタイミングを見計らい……ボタモの服を掴んだ!! そしてそのまま服をひっぱり、ボタモの力のベクトルを本人の狙いとは別方向へとむけてやる。その先は武舞台の外……場外!

 

「っらぁ!!」

「なあああああ!?」

 

 まさに一瞬だった。ボタモはまるで隕石のような勢いで場外に突っ込み、それを見た審判が一拍遅れて『ボタモ選手、場外ー! 第一試合は第七宇宙、孫空梨選手の勝利です!!』とコールした。

 

「な、なんだとー!?」

「わーっはっは! シャンパよ、お前んとこの選手はどうやら自分の力を利用されたみたいだぞ? こりゃお笑いだ!」

「ぐ、ぐぬぬ……!」

 

 破壊神兄弟が相変わらず煩い中、私は場外に落ちたボタモのもとへ行くと手を差し出す。

 

「お疲れ。やっぱあんた凄いよ。ボタモくんのスピードと試合のルールを利用しなきゃ私、勝てなかったかも」

「……よく言うぜ。俺の攻撃のメインスタイルが見切られてた時点で俺の負けさ。あんた、強いな。あれだけのスピード出してるのに、よく服だけ掴めたもんだ」

「あら、嬉しい事言ってくれるわね。どうも」

 

 そう言いつつ、互いに握手を交わす。すると何やら文句を言いかけていたっぽいシャンパ様にヴァドス様が「せっかく美しく決着がついたのです。ここで難癖付けては、シャンパ様の株が下がりますよ?」と言ってたしなめていた。するとシャンパ様はちょっと落ち込んだように耳を垂れさせてから、「次だ、次ぃ!!」と声を張り上げる。どうやら選手はまだ居ると割り切ったらしい。

 

 そしてその声を受けて武舞台に降りてきたのは、2Pカラーのフリーザ様もとい第六宇宙の選手、フロスト。

 

 

 

「素晴らしい試合でした。あなたのような方と戦えることを、光栄に思います」

 

 そう言いながら頭を下げたフロストは、なんと次いで私の横を通り過ぎると第七宇宙の観客席に向かって挨拶をした。でもって敵同士に分かれてしまったが、これは格闘試合。終わった後には私とボタモくんのように手を取り合う事が出来るだろう……みたいな、まるでスポーツ選手の宣誓のようにまっとうで清い事を言ってくれた。

 

 う、う~ん。雰囲気が妙に爽やかなだけに、初見だとこれで騙されそうだ。でもたしかこいつ、裏であくどい事やってるタイプだったよな? ……あ、フリーザ様がなんかニヤニヤ笑いながら見定めるようにフロストを見てる。流石はフリーザ様。別宇宙の自分に似た存在だから、だけではなく、きっと洞察力でもってフロストの本性を見抜いたに違いない。そして同時にそのフリーザ様を欺いていた私の部下ムーブも凄い事だったと証明されたわけだ。最近それが発揮されることは無くなってしまったが、我ながら下っ端を演じさせたらなかなかの演技力である。

 

 

 と、それより試合試合。

 

 

「では、よろしくお願いしますね」

「あ、はい。よ、よろしく」

 

 差し出された手を握り、握手。…………別人と分かっていても、なんかすさまじく違和感。フリーザ様と握手とか絶対おっそろしくて出来ないからな。

 

 そして両者握手をほどくと、適度な距離をとった。それと同時に試合開始の合図である銅鑼が鳴り、その瞬間フロストは躊躇することなく一気に距離を詰めてきた。私もすかさず退避するが、その時フロストと目が合う。……動きを読まれたか!

 

「ふっ」

 

 フロストが体を捻ると、移動した私の方に奴の尻尾が飛んでくる。それを防御しようと腕を前に出す私だったが、なんと尻尾は腕を打ち付けることなく巻き付いてきた。そしてフロストは尻尾を引き寄せる事で方向転換をし、今度は私の頭に足を絡める。そのまま加わる回転力に、慌てて回転と同じ方向に体を捻る事でその勢いを利用して、更に気弾を放つことで別方向からの力を加えて離脱を計る。その試みはうまく行ったようでフロストの脚から脱出することは成功したが、少々目が回った。

 

「ずいぶんと、器用な事をする」

「そうですか? ふふっ、でも貴女もなかなか。最後まで技を決めきる前に抜け出されるとは、思いませんでしたよ」

 

 若干くらくらする頭で話しかければ、追撃を加える事も無く紳士的な態度で褒められてしまった。

 う、ううん……もにょる。

 

 

 

 

 そうして、私がフロストの態度に奇妙な気分を味わっていた時だった。

 

「おい、オメェもフリーザみてぇに変身出来んだろ? だったら早く変身しといた方がいいぜ。最終形態にさ!」

 

 なんか外野から聞こえるんだけど。

 

「フンッ、そうしておいた方が身のためだぜ。その女は今の形態で倒せるほど甘くない」

 

 おい、なんか外野。

 

「フム。私も第六宇宙の同族の変身には興味があります。私も試合の時は最終形態まで一気に進める気ですので、よければあなたも出し惜しみせずに披露しては? 彼女もまだ実力の半分も出してはいませんよ」

 

 フリーザ様までも!!

 

 明らかにフロストの全力を見たいがために言っている悟空、ベジータに加えてまさかのフリーザ様からも変身催促とか!! おい、やめてやれよ。なんかフロスト、ぽかんって顔してるぞ。絶対これ秘密にしてたパターンだろ。初対面の相手から奥の手を暴露される心境も考えてやれよ可哀そうだろ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、私としては実は願ったりなんだけども。

 

 

 

 

 

 

 

「……なるほど。どうしてそのことを知っているのかと思えば、そちらの宇宙にも私と同じ種族の方がいらしたんでしたね。その方が最初から全力を見せるというなら、私も様子見などしていては失礼でした。…………では、私も出し惜しみなどせずに全力をお見せいたしましょう!!」

 

 言うなりフロストは「ハァ!!」と気合を入れ、強い気を放出しはじめる。そして衝撃波が襲ってきたかと思うと、その後にはつるっとした見慣れた姿。

 最終形態のフリーザ様とそっくりな姿のフロストが立っていた。

 

『おおーっと!? フロスト選手、まさかの変身です! 実は先ほどフロスト選手の変身について情報が入ったのですが、この姿は「突撃形態」と呼ばれるフロスト選手の姿とはまた違った姿! 戦争撲滅のために紛争地へ突撃形態で自ら赴くフロスト選手ですが、まさか更に秘めた力を隠していたというのかー!? これは期待、期待です! 軍を率いて紛争鎮圧、戦後の復興支援を行うフロスト選手は宇宙平和賞を三回受賞しております。そんな彼の活躍は、正に第六宇宙の誇りと言えるでしょう!』

 

 司会の熱い解説が入り、目の前の彼の活動がますますフリーザ様とは真逆の物だと知れる。思わず観客席を見れば、みんなフリーザをじっと見つめながら微妙そうな表情をしていた。そしてこれにはさすがのギニュー隊長とジース君も、地球では似たような活動をしているだけにちょっと複雑そうな顔をしている。その手に第二のフリーザ様応援幕が用意されているのは流石だが。

 

「まさか、この姿を早々にお見せすることになろうとは。……実はこの姿、パワーの制御がとても難しいのです。私はこの姿で一度、殺す必要のない悪党を殺めてしまいました。それ以来この姿は封印してきましたが……。そちらの宇宙の私が言うのであれば、この姿で戦う事もやぶさかではありません。空梨さん、存分に受け止めてください! 期待してますよ!!」

「もちろん! 来い!」

 

 言うなり私もスーパーサイヤ人に変身して、最終形態のフロストを迎え撃った。ここからが本当の勝負の始まりである。…………そう、本当の!

 

 

 

 それから数分間戦った私たちであるが、見たところフロストの戦闘力はナメック星時代の最終形態フリーザ様とどっこい。つまりジャネンバの時、天界で私がワンパンKOしたフリーザ様と同じくらいの強さなのである。

 自分の力に絶対的な自信があったフリーザ様に対してフロストは妙に小回りがきいて芸達者な事もこなすので厄介と言えば厄介だが、それだけだ。スーパーサイヤ人になってしまえば、どうという事のない相手。…………う~ん、こういう相手と戦った時、やっと自分が結構強いんだなって実感できる。普段の相手といえば最近はもっぱら悟空とベジータ、ウイス様だからな。ちょっと感動。

 

 でも。

 

「私は、負けるわけにはいかないんです……!」

 

「戦争撲滅のため、復興支援のため! 試合に勝って、シャンパ様に援助してもらわなければ!」

 

「どんな時でも、諦めずに立ち上がれ……。そう子供たちに言い聞かせてきた、責任が、私には、あるんです!」

 

 どんなに傷つこうと、倒れようと、フラフラになっても立ち上がるフロスト。

 宇宙のため、子供たちのため、平和を勝ち取るために負けるわけにはいけないのだと頑張るフロスト。

 

 

 

(やっり辛いわ!!)

 

 

 

 

 フロストの善人ムーブがレベル高すぎてこっちの罪悪感をチクチクと刺激してきやがる!! 視界の隅に爆笑してるセルとブウ子と口元を押さえてプークスクスしてるフリーザ様が居なかったら攻撃の手を緩めそうなんだけど!! おら来いやぁぁ!! そんなんどうでもいいからさっさと来いやぁぁ!!

 

「負けるわけには……いかないんだぁぁぁーーーー!!」

 

 そして、最後の力を振り絞るかのようにして拳を振りぬくフロスト!! 次いで私を襲ったなんか眩暈のような感覚!!

 

(毒針キター!!)

 

 薄れゆく意識の中で、私はひそかにガッツポーズを決めた。そして偶然にも、偶然にも戦闘が武舞台の端で行われていたため迫りくる場外!!

 

 

『空梨選手、なんと今度は彼女が場外です!! 破壊神選抜戦第二試合、勝者は不屈の英雄フロストせぇぇぇぇん手!!』

 

 

 

 

 

 

 

 フェードアウト完了。

 

 計画通り……!!

 

 

 

 

 

 私はぼんやりする意識の中、ニヤリと笑った。

 

 

 




ちなみに主人公、ナメック星の時にボッコボコにされたせいか当時のフリーザ様にちょっとフィルターかかっちゃってます。そして作者もフィルターかかっちゃってたぜ! 感想でご指摘いただけるまでフロスト>神コロさんという図が完全に頭からすっぽ抜けてました。

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