Fate/Meltout -Epic:Last Twilight-   作:けっぺん

45 / 107
今回から三章となります。ややコメディ多めでやっていきますよー。
また、本日少し前に二章のマトリクスも掲載しましたので、よりしければそちらをどうぞ。


AD.1573 封鎖終局四海 オケアノス
アバンタイトル


 

 

 黒く、淡い、海の底にいた。

 冷たい、苦しいという感覚はなく、寧ろ、何処か心地良い。

 以前感じるどころではなかったというだけで、これが本来の、この場所の感覚なのだろう。

 ふと、遠くを見ると、静かに踊る黒の少女。

 視線に気付くと、此方に微笑みかけてくる。

 彼女は――静謐の毒に倒れた時、僕を助けてくれた少女だ。

 そして、それより前に、夜に溶けた、暗い、昏い少女――

「――――」

 今度は彼女が泣きそうな顔で。

 此方にゆっくりと――駆け出したいのを我慢するような足取りで――近付いてくる。

 そして、囁きさえ聞こえるような距離、手を伸ばせば触れられる距離で。

 口を開き、何かを告げようと――

「――――――――」

 

 

「――――――――ぐっっっもーにん白斗ぉ――ッ!」

 

「ぅぐふ――っ!?」

 思い切り腹を殴られたような痛みで、思考全てが上書きされる。

「ッ、ハク!? 何事!?」

 メルトも飛び起きる。ひとまず衝撃の犯人がメルトではない事は確かなようだ。

 一体何が叩き込まれたのか――というか、現在進行形で腹に乗っているものは何なのか。

 それを確かめるべく、手を伸ばす。

「お? 何? 白斗、起き抜け早々あたしに発情? ぼでーたっちは程々にしないとメルトに――」

「何してんのよハク!」

「何で!?」

「――ぶっ飛ばされるって言おうとしたんだけどなー」

 結局何を触っていたかは不明のまま。

 いつの間にか離れていた犯人の姿さえ見る前に、メルトの痛烈な一撃を受け、二回の攻撃でその日僕は最悪の目覚めを迎えた。

 

 

 つくづくメルトの性質から、痛みに多少慣れていて良かったと感じた。

 それが無ければ今頃もまだ悶絶し、確実に次の特異点攻略に支障が生まれていたことだろう。

「それで……いつ起きたの、カグヤ」

 腹を抑えながら、騒ぎの張本人に問う。

「ん? 今さっき。そしたらなんか面白そうな事になってんじゃん? 詳しく聞きに来た訳ですよ」

「それであんな目にあったのか……」

 にへへ、と妙に無邪気さを感じさせる表情で笑う女性。

 均整のとれた体とやや幼さを残す顔つきが織り成す絶世の美。

 その服装は近代的――彼女に言わせてみれば「イマ風」であり、兎の耳がついた薄ピンクのパーカーとショートパンツにニーソックス。

 手入れの整った煌びやかな黒髪は、その服装と微妙にミスマッチだが、それでもマイナスと感じさせない魅力を振り撒いている。

 こんな出で立ちながら――彼女はれっきとした英霊である。

 真名、カグヤ・ライトムーン・キリングビューティー。ちなみに「ライトムーン」から先は自称である。

 あくまでそれを真名と言い張るが、本人の意向を抜きにすれば、知られた名をかぐや姫。

 日本の昔話に語られる、月の姫である。

「で? で? 何があったワケ?」

「あぁ、それは……」

 ――カグヤは、このムーンセルの前管理者である。

 月と最も適合性の高い英霊としてムーンセル全権限を委譲され、気の向くままに月を統治していた存在。

 自身の概念が生まれるよりも前、未来の英霊として召喚され――僕たちが中枢(ここ)に辿り着くまで管理を続けていたのがこのカグヤである。

 メルトがムーンセルの力を吸収し、管理権限を掌握してからは、僕たちに全てを委任し、眠りについた。

 それから数年おきに目覚めては、文字通り好き放題の限りを尽くしている、一切頼りにならない先輩である。

「……ふーん。そう。未来の消失ねえ……ねえ、今何年?」

 簡単に状況を説明すると、カグヤは首を傾げながら聞いてきた。

「2042年だけど」

「あ、そう。随分早いなあ……そんな可能性が無かったワケじゃないけど……」

「え……?」

 どうにも釈然としない、そんな表情で、カグヤは腕を組んでうんうん唸る。

 無意識かもしれないが、それは――明らかに何かを知っているような呟きだった。

「カグヤ、何か知っているのか?」

「知ってるというか何というか……あれ? 知ってるのかな? ……んー、無理。なんか曖昧。まだ寝ぼけてるかなー……ちょっと待ってもらっていい?」

「……どのくらい?」

「一年くらい」

「さて、行きましょうハク。相変わらず最高に頼りにならないわ」

 辛辣なメルトの意見は、この上なく賛同できた。

 一年も待っていられないし、多分彼女はその前に次の眠りにつく。

 この気紛れはそもそも、思い出す気すらないと思う。つまり、頼るだけ無駄だ。

「むー。なーんか、ある気がするんだけどなー」

 部屋を出る。ぶつぶつと呟きながらカグヤもついてくる。

 また複数の特異点が、解決された。

 死者は相変わらずない。これだけの規模の戦いとしては奇跡とも言えよう。

 だが、この時点でこの戦いから脱したマスターは少なくない。

 無理強いはしない。寧ろ、ここまで戦ってくれたことに感謝する。

 残るマスターたちで、以降の特異点に挑んでいく。まだ、先は長い。

「……なんか、随分と賑やかになったわね」

「マスターだけじゃなく、英霊たちもいるからね」

 マスターたちには一人一騎サーヴァントがいる。

 その分、現在ムーンセルの人口も増えている。

 前方に立つ三人も、そんな客人のようだ。

「おや」

 ――だが、少し不自然だ。

 マスターと見られる少女が一人なのに対し、サーヴァントは二騎。

 どちらかは、正式に彼女が召喚したサーヴァントではないようだ。

「君らが月の管理者か。探してた」

「僕たちを……?」

 マスター――少女は、まるで機械だった。

 一切の無表情。その目にも感情はなく、ただただ冷たい。

 例えるならば、雪のような、氷のような人形。

 整えられていない白の短髪。同じく純白に、紫の糸で刺繍が施されたワンピース。

 温度を感じさせない肌も相まって、雪で作られた芸術のようだった。

「どうか、私に協力してほしい。バグダッドだ」

「え?」

「すみません。我がマスターはどうにも口下手でして。私が説明しましょう」

 意味の判然としない言葉に苦笑したサーヴァントの一人が近付いてくる。

 マスターと同じく白い髪。そして、対照的に色黒の肌。

 修道服の上から羽織る赤い外套とストラ。

 年若い――あまり僕たちの外見と変わらない年齢と思しき少年だ。

「君が、彼女のサーヴァント?」

「ええ。天草四郎時貞。不肖ルーラーとして招かれました」

 天草四郎時貞――江戸時代初期、圧政、重税から巻き起こった巨大な一揆、島原の乱の主導者か。

 様々な奇跡を以て人々を魅了した彼が召喚されたクラス、それは――

「ルーラー、ですって……?」

「はい。どうやら此度、主は私を裁定者として選んだようです」

 エクストラクラス・ルーラー――セラフの長い歴史においても、召喚された記録はない。

 聖杯戦争の裁定者。調停を行い、不正をただすクラス。

 無限の並行世界、地上で聖杯戦争が執り行われた世界では、そういった結果もあるかもしれない。

 だが、少なくとも出会うのは初めてだった。

「協力してほしいことですが、彼女の宝具についてです」

 言いながらルーラー――天草が指すのは、もう一人のサーヴァント。

 黒のドレスに身を包む、退廃的な雰囲気を纏う女性。

 妖艶な笑みは此方を品定めするようで、決して油断をするなと全身が警鐘を鳴らす。

「アサシン、セミラミス。月の民ならば、我が真名も知り得ような?」

「――」

 頷く。セミラミスと言えば、世界最古の毒殺者として伝わるアッシリアの女帝だ。

 産まれて間もなく母たる女神デルケトに捨てられ、鳩に育てられたという。

「良し。我が『虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)』は宝具としてちと特殊でな。その発動には、現存する材料が必要なのだ」

「現存……それは、実在する地上のものか?」

「然り。霊子世界由来の召喚であれば或いは、とは思ったが、どうやら無理らしい。よって、貴様たちに協力を依頼したい」

 ――現存する素材を利用しなければならない宝具か。

 確かに、そういうものがあってもおかしくない。

 この世の素材を用いて組み上げる絶対の陣地。それが、彼女――セミラミスの宝具のようだ。

「……つまり、三人をバグダッドに転移させろ、と?」

「いえ。そうは言いません。このセラフ内で該当する材料を再現してほしいのです。霊子世界での発動であれば、それでクリアできるようなので」

 なるほど。時代、場所が分かれば、ある程度の権限があれば再現は可能だ。

 彼らもまた、この世界の危機をどうにかせんと集ってくれた存在。ならば、僕たちから出来る協力もまた惜しまない。

「一つ、聞かせなさい。アマクサシロウ――貴方はそっちのマスターに召喚されたとして、セミラミス、貴女はどういう立場の英霊なのかしら」

「私たちが最初に訪れた特異点に召喚されていました。今は二人同時契約となっています。他にも数人、特異点で依り代を作り、引き続き協力をしてくれている英霊もいるようですよ」

 確かに今、ムーンセル内では、マスターの人数に比べサーヴァントの人数の方が若干多い。

 それは今のセミラミスのように、特異点でマスターと契約を交わし、以後も戦ってくれると宣言した者たちなのか。

「……ハク」

「ああ。構わない。すぐに手配するよ」

「感謝します。私たちは宝具の用意のため、次特異点攻略には参加できませんが――」

「分かった。それも含めて、オペレーターの皆に言っておく」

 オペレーターたちに通達をしつつ、材料の手配をする。

 そうしているうちに、次の特異点への移動のため、集合が掛かった。

「それじゃあ、僕たちは行くよ。三人も、急がなくて良いから、確実に宝具を完成させてほしい」

「言われるまでもない。我が造る以上、一片の瑕疵なく完全でなければならぬ」

「それではマスター。行きましょう」

「ああ。――そうだ。忘れていた」

 感情の無い声のまま、少女は何かを思い出す。

 ――と、僕もまた、大事な事を忘れていた。

「アルカナスフィール・フォン・アインツベルン。アインツベルンの白き現身――どうか、ルカと呼んでほしい」

「紫藤 白斗だ。よろしく、ルカ」

 互いに自己紹介を終える。

 これが、この白きマスター――ルカとの出会いだった。

 

 

「あ、ハクトさ――うっ……」

 集合場所に着くや否や、次特異点のオペレーターたるカズラは至極微妙な表情に変わった。

 理由など言うまでもない。まだ付いてきているこのマイペースな姫である。

「お、カズラ。お久お久ー」

「……お久しぶりですカグヤさん」

 限りなく、関わりたくないという様子でカズラは返す。

 多分、今のこの月の住民で、カグヤに苦手意識を持っていない者はいない。

 いざ目覚めれば、言峰や藤村先生など比べ物にならない大災害も起こしかねない、災厄の予兆ともいえるのが彼女なのだ。

「カズラは何してんの? 特異点の攻略に参加?」

「いえ。私はオペレーターとして、ハクトさんたちのサポートをします。物資の補給や健康管理など――」

「へー。面白そう。ねー、あたしにやらせてよ」

『え゛』

 僕、メルト、カズラ。三人の声が重なった。

 いや……正直、全力でお断りしたい。

 まだ言峰と藤村先生に、同時にオペレーターを受け持ってもらった方がマシなレベルだ。

「さ、流石にそれは……私が任命された役割ですし……」

「……」

「……えっと……」

「……」

 笑顔のまま、無言でカグヤはカズラに圧力をかける。

 ……未だに残るカグヤの権限は、僕やメルトとは違う上位性を持つ。

 カズラは勿論、僕たちでさえ、その決定を覆すのは難しい。

 その笑顔を前に、拒否していたカズラの声は段々と小さくなっていき、その大きな目には涙が浮かび始める。

 居た堪れない。仕方ないが……諦めるしかないか。

「……カズラ。此処の次の特異点のオペレーターを頼む。攻略が終わるまで休んでて」

「……は、はぃ……」

 目元を擦りながら、カズラは去っていく。

 その背中からは、悲愴がうかがえた。

 そしてこの瞬間、次の特異点で僕たちが災厄に見舞われることも確定した。

「……お前ら、相変わらず変なことしてるよな」

「――っ」

 ――しかし、それでも良い事というものはある。

 その再会は、間違いなく僕が待ちに待ったことだった。

「――シンジ!」

「久しぶりだな、紫藤。自力で来れなかったのは残念だけど、困ってるみたいだから助けに来てやったよ」

 前と同じアバターのまま、旧友――間桐 シンジは救援に応じてくれた。

 懐かしい笑みからは、しかし以前とは少し異なる、成長した雰囲気が感じられた。

「来てたのね。久しぶりじゃない、シンジ」

「ああ。お前も、紫藤も、変わんないな。そっちの次のオペレーターっぽい奴は見た事ないけど」

「ん、あたしの名前はカグヤ・ライトム――」

「カグヤだ。ちょっと厄介だけど……仕事は、してくれる……と思う」

「……なんか凄い不安になったんだけど」

 とりあえず、シンジへの被害は最小限にしなければ……。

 力を貸してくれるのだ。出来るだけ迷惑はかけたくない。

「お父さま、お母さま」

 続けて、三人目――カレンも転移してくる。

 カレンとも、マケドニアに続き同じ特異点へと向かうことになった。

 次の特異点では僕、シンジ、カレンの三人で攻略が行われる。

「ふーん……遠坂とラニから話は聞いてたけど……やっぱ本当だったのか。お前らの子だってこと」

 シンジの驚愕は、あまり大きなものでもなかった。

 どうやら事前に話は聞いていたらしい――そして、今聞いたその名は――

「ラニも、来てるのか」

「来てるよ――ああ、そっか。実働側にいるなら、お前らが知らなくても無理ないか。ラニが来ない訳ないだろ。多分救援依頼があったら誰より早く来るよ、アイツ」

 そうか……ラニも――聖杯戦争で、幾度となく力を貸してくれた彼女も、来てくれたのだ。

 今は会えないが、そのうち同じ特異点へ行くことが出来れば――そんな期待が生まれた。

「初めまして。わたしはカレン・ハクユウ――貴方は……お父さまとお母さまの友人ですか?」

「ん……まあ、そうだよ。間桐 シンジだ。よろしく」

 少しやりづらそうに、シンジは自己紹介した。

 ……あの事件で、AIのカレンにシンジは多少なり苦手意識を持っていた。

 外見は同じだ。内心はどうにも複雑だろう。

「さて、と。カグヤ。次の特異点は?」

「ん、ちょ、ちょっと待って。えーっと……これを、こうして……」

「……なあ、本当に大丈夫なんだろうな。あのオペレーター」

「……」

 不安だ。シンジも多分、同意見だろう。

「はぁ……とりあえず、先に僕の今回のサーヴァントを紹介しとくよ」

 大きな溜息をついたシンジが言うと、その周囲に現れたのは――四騎のサーヴァント。

「――」

「アンシャンテ! シンジの友達ね? 私はマリー。マリー・アントワネット――バーサーカーよ。何でかしら?」

「キャスター、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだ。今回はマリアの専属音楽家として付き合ってる。腐れ縁もまた一緒だけどね」

「誰が腐れ縁だ。それと僕は音楽家じゃない……失礼。シャルル・アンリ・サンソン。アサシンです」

「シュヴァリエ・デオン・ド・ボーモン、クラスはセイバー。お見知りおきを」

 それは、一人を中心としたフランスの象徴のような四人だった。

 言わずとしれたフランスの華たる少女、マリー・アントワネット。

 その()()ドレスはややイメージとは異なるが、薔薇の装飾はそれらしかった。

 世界有数の音楽家モーツァルト。マリーに忠義を誓いながらも、時勢に圧されその首を断つことになったサンソン。王家のスパイにして騎士として王命に生きた白百合のデオン。

 驚いた。シンジは四騎もの英霊を連れていたのだ。

「最初の特異点がフランスでさ。三人がマリーに付いてきたんだ。今は僕が契約してるけど、魔力供給はムーンセルからのを借りてる」

「そうか……凄いな。四人の英霊との同時契約なんて」

「三人はマリーに従ってるようなものだけどな……で、カグヤだっけ? まだ終わらないのか?」

「ん! 終わった! 終わったよ! 第八特異点、舞台は1573年、えっと……具体的に場所が定まってるワケじゃないね」

「どういう事?」

「見渡す限りの大海原、特異点を中心に地形が変化してるみたい。あちこちに島はあるけど……変だね、これ」

 今回は、地形そのものが特異点の影響を受けているようだ。

 そして、場所は海――この月の世界という虚像の海ではなく、真実の大海原か。

「海、か……」

「降りたら海にドボン、なんて事はないわよね、カグヤ」

「あーうん。大丈夫。そこはちょいちょいっと設定して、ちゃんと足場のある場所に転移するようにしとくから」

 ……どうにも不安だが、カグヤに任せることしかできない。

 性能で言えばAIより遥か上を行くのだし、その辺りはきちんとしてほしいが……。

「それじゃ、準備はいい? 始めるよー」

 暢気な声で、作戦の開始が発令される。

 気を引き締める。海が舞台となれば、これまでとまた勝手も違うだろう。

 より慎重に向かわねば。

「あら、海? 泳げるかしら。水着の新調はまだしてないのだけど」

「王妃……遊ぶ時間はないと思いますが」

 楽しそうに笑うマリーは、何処かへ遊びにでも向かう子供のようだ。

 ……此方も少し不安だが、それでも彼女らを率いてシンジはこれまでの特異点を解決してきた。

 その顔には彼女らへの不安はない。きっと大丈夫だろう。

「第八特異点、追記開始!」

 

「全行程クリア! 時空干渉、始まり始まりーっ!」




新キャラクター大勢でお送りしました。
カグヤ、ルカ、天草、セミ様、そしてCCCから続投のシンジ(18)、マリー(?)、アマデウス、サンソン、デオンとなります。よろしくお願いします。
カグヤはハクたちが管理者となる前、月の管理を行っていたサーヴァントです。
あくまで名目上のもの。アルキメデスのように、その役割として起用された存在と思ってくだされば。

そして第三特異点はハク、シンジ、カレンでお送りします。
海賊の戦い ~フランスを添えて~といったところですね。何というか、頑張れハク。

>>シロセミは いいぞ<<

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。