と、反省しつつ後半スターです
「君にとって最後の夏のインターハイの予選でそれなりの結果を見せサッカー部はもう大丈夫だと言う姿を見せることではないのかね?
責任をとってと言うなら我々もまた責任を取らなくてはいけないのだよ?
だから大騒ぎになる前になる前にその目を潰してくれた比企谷君に大会の成績でもって応えなさい、良いですね」
実質的な処罰も朝の挨拶運動期間に校門に立ち挨拶をすることと学校が所属する地域の一斉清掃にボランティアとして参加することを言い渡されただけ
もっとも、問題のヤンキー擬き達と女子マネはそれを嫌がり自主的に退部して行きその後に別件の悪事がバレて退学処分となったのは戸部の知らない話である
姫菜が腐心していた戸部の告白を自分がナニかをする前に相談しても自分でなにもしようとしないで奉仕部に丸投げ押し付けようとした結果
女帝(雪ノ下陽乃)の逆鱗に触れ逆に独神を押し付けられた隼人と叱責を受けた結衣、雪乃を見て
「一歩間違ったらあたしも怒りを買ってたんだ…」
と、呟き暫くは生きた心地がしなかった優しい八幡は何も言わず手を差し伸べてくれたし戸部のグループ参加も葉山のようになしくずし的に押し付けずに
「戸部の事を許せとは言わんが謝るチャンスを与えてやってくれ」
そう言って頭を下げる八幡を見て葉山との決定的な違いを改めて痛感した
(隼人君ならきっとなんの責任も取る気がないクセに俺の顔に免じて戸部を赦してやってくれとか言うんだろうな…)
と、そう感じてしまったのだ
一見八幡が冷たく無責任にも感じるがその逆だ
そもそも戸部の為に八幡が頭を下げる必要はなく友を思うが故でありまた真に誠意を見せるべきは戸部の応援をしているだけに過ぎず
許すも許さないも本人がきちんと誠意を見せろと戸部の覚悟を問い掛けているのがわかったから謝罪の機械を受け入れたし相変わらずのお調子者の戸部のお陰て戸部×八を見せてもらえたのも受け入れたひとつの理由だろう
それに関してはさすがの八幡も勘弁してくれと力無く呟くだけだったのだが…
だから四者四様で八幡に感謝を込めたなにかをしたくて集まっていたのだが中々妙案が浮かばず結局は優美子に相談するしか思い付けなかった
そんな四人にひとつの回答を指し示したのは沙希で八幡と家庭科クラブの金居が放置花壇を見て勿体無いから何かしたいと話し合っていたのを教えると
今度は金居が先ずは雑草を処理して秋に向けて土作から始めたいと言われて手伝うことにした
勿論その話を聞いた八幡が大喜びしているのを見て頑張った甲斐があったと感じる四人だった
このお話を持ちまして今回の特集については打ちきりと致しますm(._.)m